GENKING「生まれ変わった私が発信することで受け入れやすく」フェムテック啓発イベントで

 女性の活躍支援とフェムテックの普及を目的としたイベント「Femtech Womans FESTA2022」が10日、都内で行われ、タレントのGENKINGが登壇した。

「Femtech Womans FESTA2022」に登壇したGENKING(撮影:堀田真央人)

「フェムテック」とは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけ合わせた造語で、女性が抱える健康課題を解決するためのテクノロジー、それを使った商品やサービスを指す。同イベントは4月10日が日本で初めて女性の参政権が行使された「女性の日」ということにちなんで開催され、インナービューティブランド「エステプロ・ラボ」が主催。

 2015年から同社のブランドアンバサダーを務めるGENKINGは、4年ほど前からフェムテックアイテムでデリケートゾーンのケアを行っているといい「具体的には美容クリニックで専門的なレーザーやハイフを当てたり、自宅では専用のソープや美容液を使ったり、顔と同じようにケアをしています」と告白。

 ケアの効果について「今までは心配ごとや自信が持てないこともあったんですけど、全体的なケアをするようになっていつ誰に見られても不安がなくなり、自信が持てるようになりました。顔と同じように、ケアすればするほど変わってくるので、皆さんもぜひフェムテックを取り入れてみてください」と笑顔で明かした。

 イベント後にGENKINGは「生理周期や年齢によってホルモンバランスが崩れるなど、女性特有の悩みを持っている方は多いけれど、デリケートで触れにくい話題でもありますよね。女性に生まれ変わった私が発信することで、女性の方にも受け入れてもらいやすいかなと思っています。そうした悩みをケアすることによって、女性がより自分に自信が持てるようになればうれしいです」と、フェムテックの正しい知識や思いを発信する意義を語った。

 この日はフェムテックに関心の高い著名人やインフルエンサー50人が参加。2020年に発足した「フェムテック振興議員連盟」会長の自民党・野田聖子氏からビデオメッセージが寄せられ、医師の岩本麻奈氏やパーソナルトレーナーの吉田千鶴氏による講演などが行われた。

「フェムテック振興議員連盟」会長の自民党・野田聖子氏
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