目黒区長選に立候補の伊藤ゆう氏が「区長にならないと実現できない課題がある」と訴え。小池百合子東京都知事と国民民主党の玉木雄一郎代表が応援演説

伊藤氏を推薦する国民民主党の玉木雄一郎代表(右)も駆け付けた

 小池知事は「伊藤さんは都議の提案による条例を5本成立させた。これは素晴らしいこと。今回区議会選に出馬すると聞いて、都議会から伊藤さんが抜けるのは本当に痛いと思った。活躍度合いはトップ」などと都議会議員としての伊藤氏の業績を評価。そして「その伊藤さんが今度は区長選に出る。“目黒を大改革していきたい”という思い、私が今日、応援に駆け付けたのもその一点。改革をしていかないといけないというのは国民民主党の皆さんも同じ。今回の伊藤さんの戦いは“4つのK”を掲げている。それはまず教育、環境、介護、そして公園。林試の公園をはじめとする緑を、そして安らぎの場である公園を守っていこう、もっと育てていこうというもの。そういう伊藤さんの思いがしっかり詰まっているのが4つのK」などと伊藤氏の基本政策を紹介。最後は「目黒はさんまで有名ですが、お魚でもマグロは目が黒く“目が黒”から“マグロ”になったという説を聞いたことがある。このマグロという魚はずっと泳ぎ続けないとダメになる。マグロというのは常に動いている。都市もマグロのようにずっと動き続けるからこそ生きている。街づくりと人作りと一緒。伊藤ゆうさんがこれからも区民のために、マグロのように泳ぎ続けて結果を出していく。そんなことを期待しようじゃありませんか」などと締めくくった。

 同区長選には伊藤氏のほかに、現職で6選を目指す青木英二氏(69)、新人で元区議の河野陽子氏(61、自民推薦)、新人で会社員の滝下隆行氏(41)、新人で元都議の西崎翔氏(40、立憲民主推薦)が立候補している。投票日は4月21日。

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