前RIZINバンタム級王者の朝倉海（JAPAN TOP TEAM）が「UFC 310」（12月8日、アメリカ／ネバダ州ラスベガス・T-Mobileアリーナ）でUFC世界フライ級王者のアレシャンドレ・パントージャ（ブラジル／アメリカン・トップチーム）に挑戦した。
試合は2R2分5秒、リアネイキッドチョークでパントージャが朝倉に一本勝ちを収め3度目の防衛に成功した。朝倉はこの試合がUFCデビュー戦。デビュー戦でタイトルに挑戦するのは宇野薫、桜井“マッハ”速人に次いで3人目で、勝てば日本人初のUFC王者という偉業をかけての試合だったが、王座には届かなかった。
1R、パントージャが右カーフ。朝倉が飛びヒザもパントージャが組み止めバックを取る。すぐに離れる朝倉。パントージャはパンチを振って前に出ると左フックをヒット。そしてタックルから朝倉に尻をつかせるが、朝倉はケージを使ってすぐに立つ。朝倉が体勢を入れ替えケージに押し込むが、パントージャは足をかけてテイクダウンに成功し上を取る。パントージャは朝倉のアゴの下に頭を置いて様子をうかがうが、攻防が止まり、パントージャが朝倉を立たせる。朝倉はインローからパンチ。打撃の攻防の中で朝倉がヒザをボディーに入れる。パントージャは右フックを返す。パントージャは圧をかけるが朝倉は飛びヒザを見せる。じりじりと圧をかけるパントージャに朝倉は飛び込んで左フック。パントージャは前に出てワンツーも朝倉はかわす。朝倉が左ハイ。パントージャはパンチから右インロー。パントージャはパンチで前に出てタックル。朝倉はバックステップでかわす。パントージャは左ジャブから右ミドル。パントージャは詰めてパンチ。朝倉はジャブを突くがパントージャもパンチを返す。パントージャはパンチで前に出て右ミドル。