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“令和の反則王”シナ・カリミアンがMMAに初挑戦。前戦の皇治戦では目立った反則はなしも…MMAルールは大丈夫なのか!?【RIZIN】

2025.05.16 Vol.Web Original

 初代と第3代のK-1 WORLD GPクルーザー級王者で“令和の反則王”シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)がRIZINの2度目の札幌大会に参戦することが5月16日、発表された。

 RIZINはこの日、インスタライブで「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(6月14日、北海道札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の追加対戦カードを発表。カリミアンは荒東“怪獣キラー”英貴(パラエストラ大阪)との対戦が発表されたのだがルールはRIZIN MMAルール。5分3Rの−120.0kg契約で行われる。

 カリミアンの前戦は「RIZIN男祭り」(5月4日、東京・東京ドーム)での皇治(TEAM ONE)とのRIZINスタンディングバウト特別ルールでの一戦。この試合は幸いなことに目立った反則行為はなかったのだが、カリミアンは昨今、K-1ではクラウディオ・イストラテと泥仕合を繰り広げ、昨年12月の木村太地戦では自身のローブローでノーコンテストとなるなど、K-1では昨年は3戦1敗2無効試合。大晦日には「RIZIN DECADE / 雷神番外地」で安保瑠輝也とRIZINスタンディングバウト特別ルールで対戦するも反則のバックハンドブローを連発し、もつれた際に止めに入った和田良覚レフェリーにも誤爆のパンチを放ってしまうなど大荒れの試合の中、判定負けを喫した。年が明けて4月6日にはGLORYで行われたヘビー級トーナメント「Last Heavyweight Standing」に参戦しトーマス・モズニーと対戦。ブレイクがかかった後に放った右フックでダウンを奪うというダーティーファイトを展開するも判定負けを喫し1回戦で姿を消している。

 荒東はGRACHAN無差別級王者でRIZINには2023年10月に参戦し貴賢神にTKO勝ちを収めている実力者。

 カリミアンは果たして前戦の皇治戦から心を入れ替えたのか? またもとの狂乱の反則ファイトに逆戻りか? そもそもMMAルールへの対応は? いろいろな意味で注目の一戦となりそうだ。

新居すぐるが山本空良に顔面ボコボコTKO勝ちの強豪と対戦。「口は禍の元というのはこういうことなんだな」とぽつり【RIZIN】

2025.05.16 Vol.Web Original

 RIZINが5月16日、インスタライブで「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(6月14日、北海道札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の追加対戦カードを発表した。

 北海道出身の新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)がイルホム・ノジモフ(ウズベキスタン/Tiger Muay Thai)と対戦する。

 大会への出場が決定していた新居はかねてからSNSに「怖い相手とやる」と投稿。前日に榊原信行CEOが新居がセキュリティーを務めるクラブを訪れ、この日のインスタライブでカードを発表することを予告していた。

 対戦するロジモフは空道やボクシング、レスリング、柔道、コンバットサンボとありとあらゆる格闘技を経験したうえで2015年にプロデビュー。RIZINには2023年11月の「RIZIN LANDMARK 7」で初参戦しホアレス・ディアに判定勝ち。2戦目となった2024年4月の「RIZIN.46」では新居と同じ北海道出身の山本空良の顔面をボコボコにしたうえで2RでTKO勝ちを収めている。

 新居は2022年7月のパンクラスでのハンセン玲雄戦から2023年大晦日のRIZINでの弥益ドミネーター聡志まで5連勝を飾るも、昨年は7月の「超RIZIN.3」での摩嶋一整、大晦日の武田光司と連敗を喫し、今回は捲土重来を期しての参戦となる。

 榊原氏は「希望通りごりごりの相手を用意した」と自信の笑顔。インスタライブの途中からコラボして画面に登場した新居は予想を超える強敵に「口は禍の元というのはこういうことなんだなと思いました」とぽつり。

 これに榊原氏は「“怖い相手がいい”って言ってたし。ここでノジモフという大きなヤマを越えると。ごっつい相手だけどチャレンジも必要」と檄を飛ばす。

 新居は「北海道が悲鳴で大歓声になる…。昨日の段階で絶対に強い人のフリだとは思っていたんですが…チャンスをありがとうございます」と少しずつ前向きに。最後は「僕がもし北海道のビザが下りなかったらノジモフと戦えないんで、そこは申し訳ないです」と言いつつも「必ず倒します」と締めくくった。

 この日は合わせて「シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)vs 荒東“怪獣キラー”英貴(パラエストラ大阪)」、「山本空良(パワーオブドリームジム)vs. 鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)」、「遠藤来生(パワーオブドリームジム)vs ザーシ・バーディン(中国/拳風破浪総合格闘技)」の3試合も発表された。カリミアンはMMAルールに初挑戦となる。

皇治プレゼンツの「能登半島復興支援チャリティースペシャルEXマッチ」に矢地祐介も参戦【修斗】

2025.05.16 Vol.Web Original

 RIZINを主戦場に国内外のさまざまなプロモーションで活躍する格闘家の矢地祐介(フリー)がエキシビションマッチながら約12年ぶりに修斗に参戦することが5月16日、発表された。

 修斗は18日にプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.3」を東京・ニューピアホールで開催。同大会では当初、世界ウェルター級暫定王者決定戦「墨吉涼太(同級環太平洋王者・世界1位/誠流会館)vs住村竜市朗(同級世界3位/TEAM ONE)」が行われる予定だったのだが、墨吉が右ヒザ前十字靭帯損傷のため欠場することになり、この試合は中止に。これを受け住村が所属するTEAM ONE代表の格闘家の皇治(TEAM ONE)の提案により、住村との「能登半島復興支援チャリティースペシャルEXマッチ」が行われることが発表されていた。

 その後、皇治から「デカくて面白い選手、ベッピンにモテててしゃーない奴連れて行きますわ」と修斗側に連絡があり、矢地もエキシビションマッチに加わることとなった。

 この日の大会は昼夜の2部制で行われ、このエキシビションマッチは第1部で行われる。なおTEAM ONEでは100万円分のチケットプレゼントを実施。皇治はファイトマネーは能登半島復興支援団体へ寄付する。詳細は皇治と住村のSNSから。

皇治が修斗“初参戦”。試合中止の住村竜市朗と能登半島復興支援チャリティーエキシで対戦【修斗】

2025.05.14 Vol.Web Original

 格闘家の皇治(TEAM ONE)が修斗に“初参戦”することが5月14日、発表された。

 修斗は18日にプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.3」を東京・ニューピアホールで開催する。この日は昼夜の2部制で、第1部では世界ウェルター級暫定王者決定戦「墨吉涼太(同級環太平洋王者・世界1位/誠流会館)vs住村竜市朗(同級世界3位/TEAM ONE)」が行われる予定だったのだが、墨吉が右ヒザ前十字靭帯損傷のため欠場することになり、この試合は中止となった。

 これを受け住村が所属するTEAM ONE代表の皇治と大会を主催するサステインの坂本一弘代表が会談。坂本氏が皇治に今大会への協力を要請したところ、皇治が「修斗・格闘技をさらに盛り上げ、そして、能登半島の復興支援につながるチャリティーマッチであればぜひ協力したい」と返答。第1部の大会で皇治と住村による「能登半島復興支援チャリティースペシャルEXマッチ」が行われることとなった。

 なお皇治は今回のファイトマネーは能登半島復興支援団体へ寄付するという。

那須川龍心がISKA世界ストロー級王座決定戦で3階級上の現役王者と対戦。その先に大﨑一貴戦を見据える【RISE】

2025.05.14 Vol.Web Original

 RISEが5月14日、都内で会見を開き「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)の追加対戦カードを発表した。

 RISEフライ級王者の那須川龍心(TEAM TEPPEN)がISKA K-1ルール 世界ストロー級(-51.5kg)王座決定戦でハマダ・アズマニ(モロッコ/アルティメットファイトスクール)と対戦する。この試合がメインイベントになることも合わせて発表された。那須川はビッグマッチでメインを務めるのは初めて。

 那須川は昨年11月に数島大陸を1RKOで破り王座を獲得すると1カ月を切るスパンで参戦した12月の幕張大会ではペットマイ・MC.スーパーレックムエタイに2RでKO勝ち。今年3月のビッグマッチ「RISE ELDORADO 2025」では兄・天心が判定勝ちに終わり、RISE世界バンタム級王者の志朗が判定負けを喫しているクマンドーイ・ペッティンディーアカデミーにKO勝ちを収めた。2月に行われた年間表彰式「RISE’s PRIZE」ではMVPを獲得するなど、名実ともにRISEの顔といえる存在となっている。

 アズマニはプロ戦績は32戦23勝(3KO)8敗1分のISKA K-1ルール 世界フェザー級の現役王者でもある。伊藤隆代表によると「53kgがベストと聞いている。かなり絞っての試合となる」とのこと。

蝶野正洋が夏の6連戦のアンバサダーに就任。注目選手は「これから勉強する」も那須川龍心については「あれはすごかったよね」【RISE】

2025.05.14 Vol.Web Original

 プロレスラーの蝶野正洋がRISEの6月から8月にかけて行われる6大会の公式アンバサダーを務めることが5月14日、発表された。

 RISEはこの日、都内で「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)の追加対戦カード発表会見を開催した。

 会見では6月21日の横浜大会から8月31日の大阪大会まで、この期間に後楽園ホールで開催されるナンバーシリーズ、8月2日のRISE WORLD SERIES 2025(東京・大田区総合体育館)など6大会を「RISEサマーファイトシリーズ2025」と名付け、蝶野が公式アンバサダーとしてPR活動をしていくことが発表された。蝶野は6月と8月のビッグマッチに足を運び大会に華を添える。

 会見に出席した蝶野は「もともとは家内がゴールドジムで先生のポスターを見て“キックを習いたい”と。何を目標にしているのかと思ったら“打倒あなただ”と。それをきっかけに伊藤先生からキックボクシングを学んでいるので、どうしても私からは伊藤先生なんです」と伊藤隆代表との縁を紹介。妻に続き、自身も伊藤代表からキックを学んだという。「昔からの知り合いということもあり、今、非常に大きな大会を続けておられるとも聞いているので、自分が協力できるところで一緒にやっていきたいなと思うのでよろしくお願いします」と意気込んだ。

乾貴士・楽しむ心【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2025.05.14 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

8分戦王座の初代王者は46歳の大石真翔。次期挑戦者に三富兜翔を指名。飯伏幸太、前口大尊も名乗り【PPPTOKYO】

2025.05.14 Vol.Web Original

 博報堂出身の異色プロレスラー、三富兜翔が代表を務める新進気鋭のプロレス団体「PPPTOKYO」の団体としては初の王座となる「Emperor of Party-The Moment Championship-」の初代王者決定戦が「PPPTOKYO 『BigBang Journey-終わりなき宴-』」(5月13日、東京・新宿FACE)で行われた。

 同王座は「クルーザー級戦士たちによるハイスピードな闘い」をコンセプトに81.8kg以下の選手によって争われるもの。2月の新宿大会から予選がスタートし、勝ち上がった提唱者の大谷譲二、元DDTのベテラン大石真翔、ムエタイ戦士の高橋幸光が、この日、3wayマッチで対戦し大石が高橋から3カウントを奪って初代王座に輝いた。

 試合はスピーディーかつ戦略性あふれる展開に。大石と大谷が戦っているところに高橋が蹴りを放つが、かわした大石は2人まとめて丸め込む。大石と高橋の局面では高橋がニールキックで場外に吹っ飛ばし、プランチャーも自爆。リングに戻り大谷が高橋にアッパーからDDT、そしてノーザンライトスープレックスもカウント2。大石のミラクルエクスタシーをフランケンシュタイナーで切り返す高橋。そこに大谷が大石にフロッグスプラッシュもカウントは2。

八須拳太郎が三富兜翔から直接タップを奪い師匠超え。田中将斗にはZERO1「火祭り」への出場を直訴【PPPTOKYO】

2025.05.14 Vol.Web Original

 博報堂出身の異色プロレスラー、三富兜翔が代表を務める新進気鋭のプロレス団体「PPPTOKYO」の「PPPTOKYO 『BigBang Journey-終わりなき宴-』」が5月13日、東京・新宿FACEで開催された。

 同団体所属の八須拳太郎がメインイベントで行われたタッグマッチで三富から直接ギブアップを奪い、師匠超えを果たした。

 八須は大門寺崇とタッグを組み、三富、田中将斗組と対戦。田中は八須が若き日に夜逃げしたZERO1の先輩で八須にとってはいわば師匠タッグ。

 試合は八須と田中でスタート。レスリングの攻防、腕の取り合い、エルボー合戦でも互角の動きを見せる八須。パワーで押し込む三富には身軽にドロップキック。しかし場外戦になると三富に積み上げたパイプいすの上に垂直落下式ブレーンバスターを食らうなど一気に劣勢に。リングに戻ると三富と田中が八須の左腕に集中攻撃。悶絶する八須にコーナーから檄を飛ばしていた大門寺がたまりかねてリングイン。カットするかと思いきや、至近距離で大声で檄を飛ばす。その後も三富のえぐい腕攻めが続くが八須は腕を極められながらも三富を担ぎ上げバックフリップで脱出。代わった大門寺が2人を相手に大立ち回り。その間に回復した八須。終盤は師匠タッグに一歩も引かないファイトを展開する。

ちゃんよたがアジャコングと初対決。アジャの「一人で俺を倒せるようになってから来い」に「一人でアジャさんと戦う気でいる」ときっぱり【PPPTOKYO】

2025.05.14 Vol.Web Original

 女子プロレスラーのちゃんよたが5月13日、所属するPPPTOKYOの東京・新宿FACE公演「PPPTOKYO 『BigBang Journey-終わりなき宴-』」で女子プロレス界のレジェンド、アジャコングと初遭遇を果たした。

 ちゃんよたはZONESとのマッスルシスターズでアジャ、リアラ組と対戦した。

 ゴング前、はやるちゃんよたはアジャを指名。リアラが出てくるとZONESがいさめて、ZONESとリアラで試合はスタート。ZONESがパワーでリアラを吹っ飛ばし、ちゃんよたにタッチ。ちゃんよたはアジャに突っかけ、2人がかりでリアラを攻め込む。スリーパーホールドを掛けながらコーナーのアジャを意識するちゃんよた。ここでZONESが飛び出しアジャに突っかけるがびくともしないアジャ。

 リアラとタッチしてリングインしたアジャに額を押し付けにらみ合うちゃんよた。ロープに走ってショルダータックル、そして胸板にエルボーを連打もびくともしないアジャ。そして張り手一発でちゃんよたをダウンさせる。立ち上がったちゃんよたが走り込んでラリアットもアジャは倒れない。ここでZONESが入り、ちゃんよたが首にZONESが足へのサンドイッチラリアットでやっとアジャを倒すことに成功する。

前K-1王者の軍司泰斗が元ラジャ王者を相手にOFG戦に初挑戦。将来的なONEムエタイへの参戦もアピール【KNOCK OUT】

2025.05.13 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)がKNOCK OUTに初参戦し、オープンフィンガーグローブ(OFG)で戦うKNOCK OUT-REDルールでタイのペットルンルアン・ソーチャルワン(ソーチャルワンジム)と対戦することが5月13日に発表された。

 KNOCK OUTはこの日、都内で「THE KNOCK OUT」(6月22日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の第2弾対戦カード発表会見を開催。ここで軍司の参戦が発表された。

 軍司は2021年12月に椿原龍矢を破りK-1フェザー級王座を獲得し、2022年に行われた「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」では圧倒的な強さを見せて優勝。その後は海外の強豪相手に4連勝。昨年3月に行われたRISEとの対抗戦ではRISEフェザー級王者の門口佳佑と対戦し、延長の末、判定勝ちを収めたが、9月に寺田匠を相手に防衛戦に臨むも延長の末、敗れ王座陥落。そこからわずか20日間という短いスパンで臨んだ「能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」でクリスチャン・ボグダン(ルーマニア)を破り、ISKAインターコンチネンタル スーパーフェザー級王座を獲得している。

 軍司はその後、試合をしないまま4月30日付でK-1との契約が円満に満了となったことが発表され、その動向が注目されていた。

 軍司は「K-1を辞めて、僕の第2章はオープンフィンガーのムエタイだと思っている。その中でKNOCK OUTさんからオファーをいただいて、出ることになった。しかも現役のムエタイの元王者を当ててくれたことにすごい感謝をしている。8か月ぶりの試合でどうなるか分からないが、しっかり倒して勝つ」と決意を述べた。

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