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MAOが緊急決定のUNIVERSAL王座戦でクリス・ブルックスに狂乱のリングアウト勝ち「あとはKANONと納谷。ギリギリで楽勝してやる」【DDT】

2023.12.03 Vol.Web Original

 DDTプロレスが12月3日、東京・新宿FACEで「D王 GRAND PRIX 2023 in Shinjuku【DAY2】」を開催した。シングル最強を決めるリーグ戦のBブロックでは、MAOが緊急決定したDDT UNIVERSAL王座戦でクリス・ブルックスに狂乱の勝利。MAOは王座V2に成功するとともに、2勝1敗で勝ち点を4に伸ばした。

 両者はD王での前々回の対戦ではクリスのリングアウト勝ち、前回はMAOのリングアウト勝ちで、戦前、2人とも場外での戦いを宣言していた。第2試合終了後、リングインしたMAOがこの一戦をUNIVERSAL王座戦にするよう要望。さすがに今林久弥GMは渋ったが、クリスが受諾したため、D王公式戦がタイトル戦になる異例の事態に発展。

KO-D無差別級王者・上野勇希が因縁深き佐々木大輔と30分時間切れドロー。飯野雄貴を破った遠藤哲哉が「あいつにシンパシー感じてる」【DDT】

2023.12.03 Vol.Web Original

 DDTプロレスが12月3日、東京・新宿FACEで「D王 GRAND PRIX 2023 in Shinjuku【DAY2】」を開催した。シングル最強を決めるリーグ戦のAブロックでは、KO-D無差別級王者・上野勇希が因縁深き佐々木大輔と30分時間切れドローに終わった。

 両者はかつてDDT UNIVERSAL王座を巡って抗争を繰り広げた間柄。11月22日の開幕直前会見では「酒はやめた」と言う佐々木に“誕生日プレゼント”として上野が缶ビールを渡し、それを佐々木が飲んでしまうという駆け引きもあった。

 奇襲をかけた佐々木は足を徹底攻撃。上野は反撃するも、セコンドのMJポーの介入でペースがなかなかつかめず。上野の投げ捨てジャーマン、佐々木の投げ捨てドラゴン・スープレックスの応酬に。上野は場外めがけたムーンサルトアタック、フロッグスプラッシュとたたみかけるも、上野と木曽大介レフェリーが交錯。佐々木が木曽レフェリーをボディースラムで投げて昏倒。

“優勝候補”遠藤哲哉がHARASHIMAに痛恨の黒星発進「残り全勝で優勝する。その先にKO-D無差別級が待ってる」【DDT】

2023.12.03 Vol.Web Original

 DDTプロレスが12月2日、東京・新宿FACEで「D王 GRAND PRIX 2023 in Shinjuku【DAY1】」を開催した。同団体のシングル最強決定リーグ戦のAブロックでは、優勝候補の一角と見られている元KO-D無差別級王者の遠藤哲哉が“ミスターDDT”HARASHIMAに敗れ、痛恨の黒星スタートとなった。

 今年いっぱいでバーニングから秋山準が脱退することもあり、優勝を至上命題に課している遠藤。開始早々、プランチャーを決めるも、なかなかペースは握れず。HARASHIMAは遠藤の腹を踏み潰し、変型コブラツイスト、腹部にチョップを見舞うなど、遠藤のスタミナを奪っていく。遠藤はサスケスペシャルを敢行し、スワンダイブ狙いもHARASHIMAが蹴りで撃墜。HARASHIMAは雪崩式ブレーンバスター、ファルコンアローもカウントは2。エルボーのラリーから、HARASHIMAがミドルキック連打。遠藤はオーバーヘッドキックから、小橋建太氏直伝のローリング・チョップ、エクスプロイダーもフォールは奪えず。さらに遠藤はテツヤ・イン・ザ・スカイ、旋回式ト―チャーラックボムからバーニングスター・プレスでトドメを刺しにいくも、HARASHIMAは剣山で迎撃。HARASHIMAは蒼魔刀、バズソーキックからつるべ落としを決めて3カウントを奪取した。

納谷幸男が斉藤レイとのメガトン対決制し「D王」開幕2連勝「何がなんでも優勝する。この歩みを止めるつもりはない」【DDT】

2023.12.03 Vol.Web Original

 DDTプロレスが12月2日、東京・新宿FACEで「D王 GRAND PRIX 2023 in Shinjuku【DAY1】」を開催した。同団体のシングル最強を決めるリーグ戦のBブロックでは、昨年度準優勝の納谷幸男が‟巨漢双子“斉藤ブラザーズの弟・斉藤レイ(全日本プロレス)とのメガトン対決を制して、開幕から2連勝を飾り、勝ち点を4に伸ばした。

 納谷は201センチ、110キロ、レイは192センチ、145キロ。超大型選手同士の対戦で、両者は開幕前から互いを強く意識していた。試合はのっけから激しいショルダータックル合戦。場外へ転じると、レイはイス攻撃、鉄柱にぶつけるなどラフ殺法。リングに戻ると、納谷はエルボー連打、串刺しボディーアタック、エルボードロップで猛攻。レイもブレーンバスター、サイドバスターで逆襲。納谷がニーリフト、レイがラリアットの応酬で意地の張り合い。レイがドリル・ア・ホール・パイルドライバーもカウントは2。納谷はヘッドバット、張り手、ニーリフトから世界一のバックドロップを決めて勝負あり。

SASUKEがTKOで2度目の防衛。2年連続RTU1回戦敗退から「戦いだけのためにすべてを尽くしてきた」【修斗】

2023.12.03 Vol.Web Original

 プロフェショナル修斗公式戦「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」(12月2日、東京・豊洲PIT)のメインイベントで行われた「世界フェザー級チャンピオンシップ」で王者SASUKE(マスタージャパン東京)が田中半蔵(FUN’S)を相手に2度目の防衛戦に臨んだ。試合はSASUKEが3RでTKO勝ちを収めた。

 SASUKEは2021年に工藤諒司との王座決定戦を制し世界王座を獲得。今年3月には飯田健夫を破り初防衛に成功している。修斗での戦いの一方でSASUKEは「ROAD TO UFC」にも参戦。2022年に行われた「ROAD TO UFCトーナメント」(RTU)では、試合中に右腕を負傷してしまい無念の1回戦敗退。10月にはワンマッチで勝利を収めたものの、今年5月に再度臨んだRTUトーナメントでは1回戦で涙を飲んだ。

 田中はパンクラスでも活躍した41歳のベテラン。昨年5年ぶりに修斗に復帰すると2連勝でランキングを上げ、今回の挑戦を実現させた。

初参戦の岡見勇信が薄氷勝利「42年間で一番キツい5分3Rでした」【修斗】

2023.12.03 Vol.Web Original

 元UFCファイターの岡見勇信(EXFIGHT)がプロフェショナル修斗公式戦「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」(12月2日、東京・豊洲PIT)で修斗初参戦を果たした。岡見はキム・ジェヨン(韓国/NOVA MMA)と対戦し、2-1の判定で薄氷の修斗初勝利を挙げた。

 岡見はUFCでは日本人最多の21試合に出場し、日本人最多の14勝を挙げているレジェンド的な存在。今回は昨年11月にONEでアウンラ・ウサンに敗れて以来の再帰戦で、日本での試合は2019年のONE両国大会以来となる。

 対するジェヨンは韓国で2つの王座を獲得した41歳。“日韓レジェンド対決”ともいえる対戦となった。

 1R、サウスポーの岡見にオーソドックスのジェヨン。岡見が圧をかけるとジェヨンはローを飛ばす。ジェヨンが圧をかけると岡見は右ジャブで牽制。ジェヨンがパンチを振って前に出て左フックをヒット。岡見は組み止める。プッシュして打撃の攻防から岡見が組み付き押し込み、足をすくってヒザをつかせるがジェヨンはすぐに立つ。岡見は引き倒しヒザをつかせサイドバック。ジェヨンが立ち上がるが岡見は後ろからコントロール。足をかけ、倒してスリーパーを狙うがジェヨンはつぶして正対するとグラウンドでパンチを連打。パンチを受けながらも立ち上がる岡見。打撃の攻防になるとジェヨンのパンチが岡見にヒット。岡見は右ジャブで対処。

修斗初の2階級制覇のマモルが引退エキシビション。3人目のXは佐藤ルミナ【修斗】

2023.12.03 Vol.Web Original

 プロフェショナル修斗公式戦「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」(12月2日、東京・豊洲PIT)でMOBSTYLESのサポート第1号選手のマモル(STGY)が引退エキシビションマッチを行った。

 マモルは修斗では初代世界フェザー級、世界バンタム級の2階級を制覇。当時、修斗で2階級を制覇したのはマモルが初めてだった。その後、パンクラスでもフライ級を、アメリカのKOTCでも世界ライトフライ級の王座を獲得した。

 今回の引退エキシは1分ずつ3人と戦う形式。1人目は2009年にパンクラス代表として修斗に乗り込み、マモルと対戦した清水清隆。マモルとは14年ぶりの対戦となる。

 清水は開始早々ドロップキックを放ったかと思えば、タックルから足を取るとドラゴンスクリューまで見せた。

猿丸ジュンジが安芸柊斗にTKO勝ちで有終の美「5年後、10年後、自分の弟子を連れて戦いにくる」【修斗】

2023.12.03 Vol.Web Original

 プロフェショナル修斗公式戦「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」(12月2日、東京・豊洲PIT)で前世界ストロー級王者の猿丸ジュンジ(修斗ジム東京)がKO勝ち後のマイクで引退を発表した。

 この日、猿丸は安芸柊斗(MMAZジム)と対戦。猿丸は昨年9月に新井丈を相手に初防衛戦に臨み、1RでKO負けし王座陥落。今回は試合前に「今回が最後」と公言した中での試合だった。

 対戦相手の安芸の父・安芸佳孝とは2008年9月に新人王トーナメント2回戦で対戦し猿丸が1RでTKO勝ちを収めている。

リオン武が約4年5カ月ぶりの試合で復活勝利「意味のある大会、意味のある対戦相手だったらまたやりたい【修斗】

2023.12.03 Vol.Web Original

 プロフェショナル修斗公式戦「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」(12月2日、東京・豊洲PIT)で元修斗世界フェザー級王者のリオン武(RISING SUN)が約4年5カ月ぶりの試合に臨み、内藤太尊(roots)にTKO勝ちを収めた。

 リオンは2000年代に2度、世界フェザー級王座を獲得。2011年の大晦日にはDREAMフェザー級王者の高谷裕之に挑戦するも判定負けを喫し、そこから試合のペースが落ち、2018年には3試合に出場も斎藤裕、朝倉未来に敗戦。今回は2019年にデュアン・ヴァン・ヘルフォートに敗れて以来の試合だった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。スタンドでの探り合いからともにローを当てていく。内藤がスイッチを繰り返しチャンスをうかがう。内藤の左フックを交わしたリオンが組み付きテイクダウンに成功。しかし内藤はケージににじり寄り立ち上がる。残り30秒でリオンが左ジャブで飛び込んでからパンチを連打。押し返す内藤を組み止めるとそのまま右のパンチを連打。

パンクラス女王となったソルトが久々の参戦でTKO勝ちも「力みすぎて雑になってしまった」と反省【修斗 COLORS】

2023.12.02 Vol.Web Original

 2度目となる修斗の女子のみの大会「COLORS Produce by SHOOTO Vol.2」(12月2日、東京・豊洲PIT)現ストロー級クィーン・オブ・パンクラシストのソルト(マルスジム)が約1年5カ月ぶりの修斗三選を果たし、ホ・ジュギョン(韓国/TEAM J)にTKO勝ちを収めた。

 1R、ともにオーソドックスの構え。いきなり距離を詰めての打ち合いになるとソルトのパンチがジュギョンの顔面をとらえる。ソルトがパンチの連打とヒザをボディーに打ち込むとジュギョンは防戦一方。しかしなんとか組み付きケージに押し込むがソルトがすぐにプッシュ。ソルトは前蹴り、ヒザでボディーを効かせ下がらせるとパンチを連打。ジュギョンはなんとかガードも動きが止まり、レフェリーが試合を止めた。

 会心のTKO勝ちではあったがソルトは試合後のマイクで「王者になって、いいところを見せたいと思って力みすぎて雑になってしまったので、この経験を次の試合に生かして、次はもっといい試合をします」と反省の弁を口にした。

澤田千優が中村未来を破り初防衛に成功「世界で戦っていけるように頑張っていきたい」【修斗 COLORS】

2023.12.02 Vol.Web Original

 2度目となる修斗の女子のみの大会「COLORS Produce by SHOOTO Vol.2」(12月2日、東京・豊洲PIT)のメインイベントで行われた「世界女子アトム級チャンピオンシップ」で王者・澤田千優(AACC)が同級1位の中村未来(マルスジム)を破り初防衛に成功した。

 澤田は2021年から2022年にかけて行われた女子アトム級のインフィニティリーグで優勝を果たし、初代王座に輝いた。その後、ONE、CONBAT GLOBALで試合を行い2戦2勝。プロ戦績を6戦5勝1分とした。

 中村はインフィニティトーナメントの初戦で澤田に判定負けを喫し、結局2位に終わるがその後4連勝を飾り、この日の挑戦にこぎつけた。

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