KNOCK OUTが5月23日、6月に開催されるビッグマッチ「THE KNOCK OUT」(6月22日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の追加対戦カードを発表した。
5月18日に行われた後楽園ホール大会で王者・大谷翔司(スクランブル渋谷)を破りKNOCK OUT-BLACKライト級王者となった大沢文也(ザウルスプロモーション)が-63.0kg契約のUNLIMITEDルールで元修斗環太平洋バンタム級王者の祖根寿麻(ZOOMER)と対戦する。大沢は大谷戦後のマイクでUNLIMITEDルールでの代々木大会参戦をアピールしていた。
大沢は同ルールでは昨年12月にバズーカ巧樹と対戦し、3-0 の判定勝ちを収めている。
祖根はHEAT、GLADIATOR、パンクラス、修斗、RIZINとさまざまな団体で活躍。2018年には王座決定戦で魚井フルスイングを破り修斗環太平洋バンタム級王座を獲得している。MMAでは金太郎、佐藤将光、元谷友貴、岡田遼、ジャスティン・スコギンズ、石原夜叉坊、太田忍といったそうそうたる面々と手を合わせるなどし44戦23勝21敗。キックボクシングでは2021年にRIZINで皇治とも対戦し、ダウンを奪われたうえでの判定負けを喫し、戦績は2戦1勝1敗。2022年の「RIZIN.36」で引退式を行った。今回は1試合限定での現役復帰となる。
またKNOCK OUT-BLACKウェルター級王者の中島玲(ハイブリッドアカデミー)がケガにより欠場となり、予定されていた初防衛戦が中止となった。
対戦相手だったユリアン・ポズドニアコフ(ウクライナ) はKNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級暫定王者の漁鬼(SHINE沖縄)と対戦する。この試合はKNOCK OUT-BLACKウェルター級で行われる。
漁鬼は5月の後楽園大会で中島弘貴(NEXT LEVEL 渋谷)を破り暫定王座を獲得。試合後のマイクで中島とユリアンの勝者との対戦をアピールしていた。