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新しい音楽フェスで2025年のライブはじめ「rockin’on sonic 」

2024.12.01 Vol.760

 音楽雑誌の『ロッキング・オン』と人気夏フェス『サマーソニック』を主催するクリエイティブマンが新しい洋楽フェスをスタート。2025年年明けに幕張メッセに話題の海外アーティストたちが集結する。ロックな出演90年代のきらびやかなロックシーンをけん引したバンドを軸にしたラインアップで、初日はPULP、PRIMAL SCREAM、JIMMKY EAT WORLDなど、5日はWEEZER、DEATH CAB FOR CUTIE、MANIC STREET PREACHERS、THE JESUS AND MARY CHAINらが出演。公式サイトによれば「長い洋楽リスナー経験のある人たちが慣れ親しんだ信頼度の高いアーティストたち、そして若いリスナーに指示されなおかつコア層からも高く評価されている若手アーティストたち」にオファーしたという。

 キャパ2万人の〈GALAXY STAGE〉、キャパ8000人の〈COSMO STAGE〉の2ステージ制で、アーティストの被りなしで展開。すべてのアーティストのライブを見られるという。

 2025年のライブ始めにいかが? 

日本工芸の技で表現するポケモンの“美”「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」

2024.11.28 Vol.760

「ポケモン」と「工芸」との出会いが新たな感覚を生み出す、他では体験できない工芸展。人間国宝から若手まで20名のアーティストが参加。それぞれの視点、技法や技術、素材を駆使し、ポケモンとその世界観を表現する作品約80点が集結。

 ポケモンの姿かたちからしぐさ、気配までを呼び起こした作品。進化や通信、旅の舞台、効果抜群のわざなどゲームの記憶をたどる作品。そして日々を彩る器、着物や帯留など粋な装いに誘い込まれたポケモンたちまで、かつてない工芸作品たちに感動必至。

黒田勇樹がジョン万次郎をモチーフに「世界は広くて美しい」ということを描く舞台が12月3日から上演

2024.11.22 Vol.760

三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.17 『いつの日か、また会おう!』

 作家・演出家・映画監督、そして俳優として活躍する黒田勇樹が作・演出を務める舞台『いつの日か、また会おう!』の上演が12月3日から始まる。

 三栄町LIVEとは東京・四谷三栄町にある三栄町LIVESTAGEを拠点に年間20公演以上を行う企画団体。“観客、業界関係者との出会いやコンタクトの場”というコンセプトを掲げ、この現場を通じて次の仕事を勝ち取る役者を量産することをテーマとして掲げるという個性あふれる団体で、黒田と三栄町LIVEは2018年から「三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュース」という形で舞台制作に取り組み、今回で実に17作目となる。

 この三栄町LIVE独自の姿勢と黒田のパイオニア精神がうまく噛み合い、他ではなかなか見られない作品を数多く生み出している。前作『GEMINIでございま〜す!』は実験演劇と銘打ち、AIに脚本を読み込ませ、コミュニケーションを取りながら修正を繰り返し演劇を作るという試みに挑戦。第1部では黒田が書いた脚本、第2部ではAIに書き直してもらった台本で演じるという摩訶不思議な世界を作り出した。

 もちろん、そういった突飛な試みばかりではなく、きっちりと物語性の強い作品も。今回は“日本に初めて民主主義を伝えた男”といわれるジョン万次郎をモチーフに「世界は広くて美しい」ということを描く作品。今年2月に上演の予定だったのだが、訳あって10カ月経って日の目を見ることとなった。さて、どのような作品に仕上がったのか。

【明日何を観る?】前代未聞のエンターテインメント超大作『八犬伝』

2024.10.24 Vol.759

 世界に誇る日本ファンタジー小説の原点『八犬伝』を、八犬伝の物語を描く“虚パート”と、作者・滝沢馬琴を描く“実パート”を交錯させながら実写映画化した前代未聞のエンターテインメント超大作。

“実パートでは滝沢馬琴に役所広司、葛飾北斎に内野聖陽、馬琴の息子・宗伯(鎮五郎)に磯村勇斗、宗伯の妻・お路に黒木 華、馬琴の妻・お百に寺島しのぶと日本映画界を代表する実力派が集結。“虚パート”では伏姫に土屋太鳳、玉梓に栗山千明、さらに八人の剣士に渡邊圭祐、鈴木仁、板垣李光人、水上恒司、松岡広大、佳久創、藤岡真威人、上杉柊平。加えて重要な役どころで河合優実、塩野瑛久と旬な顔ぶれがそろう。

推定4.5億円!『オズの魔法使』“ルビーの靴” 銀座で公開へ 米オークション大手日本上陸で

2024.10.23 Vol.Web Original

 世界最大級のオークションハウスで知られるヘリテージ・オークションズ戦略発表会が10月23日、都内で行われ、1939年公開のミュージカル映画『オズの魔法使』で使用された “ルビーの靴” を公開した。

洞口依子、渋谷でデビュー40周年記念「洞口依子映画祭パート2」開催!自選作品上映&トーク

2024.10.21 Vol.Web Original

 米エミー賞史上最多18部門を受賞した『SHOGUN 将軍』(ディズニープラス)で桐の方役を演じるなど、近年も重要な作品への出演が続く俳優の洞口依子。彼女のデビュー40周年を記念した映画祭「洞口依子映画祭パート2」が、渋谷・ユーロスペースにて10月23~27日の5日間で開催される。

【劇場に行こう!】主演・宮沢りえ『そのいのち』

2024.10.20 Vol.759

 本作は俳優の佐藤二朗がミュージシャンの中村佳穂の楽曲「そのいのち」(2018)にインスパイアされて12年ぶりに脚本を手掛けたもの。物語は介護ヘルパーとして働く山田里見と里見の雇い主である障がいを持った相馬花とその夫の和清の穏やかな日々と、あることをきっかけにその穏やかな関係が徐々に狂い始めていくさまを通じて「持つ者」と「持たざる者」の間にある埋めようのない「溝」を描くという。

 相馬花役は佳山明と上甲にか。佳山は脳性まひの後遺症がありながら、上甲は筋ジストロフィーという難病と闘いながら女優として活躍。ともに車いすのハンディキャッパーなのだが、8月29日に行われた制作発表会見で宮沢は「自由に体が動いている人の心が不自由かもしれないし、体が不自由でも心はとても自由で、健やかに生きようとする人がいたり。健常者と障がい者を区別することって何なのかなという疑問がさっきわいてきた。そういう意味でもお二人と作品を作るということは私にとって大きな経験になると思う」などと語った。

 東京公演後は11月22〜24日に兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール、11月28日には宮城県の東京エレクトロンホール宮城でも上演される。

【私の秋、み〜つけた!】映画を愛する市民が作る映画祭! 『第34回映画祭 TAMA CINEMA FORUM』

2024.10.16 Vol.759

 行楽の秋、勉強の秋、スポーツの秋、食欲の秋……本当にいろいろな秋がある。2024年の秋もあなたの “秋を満喫したい欲” を満たすプランがいっぱい! あなたはどんな計画で今年の秋を楽しみますか?

松永玲子、佐藤真弓、有森也実出演の舞台『片づけたい女たち』が18日から上演。人生の分岐点にさしかかった3人の女たちの物語

2024.10.15 Vol.759

 松金よね子、岡本麗、田岡美也子による演劇ユニット「グループる・ばる」の公演として2004年に初演された『片づけたい女たち』が10月18日から新宿シアタートップスで松永玲子、佐藤真弓、有森也実の顔ぶれで上演される。

 同作は二兎社主宰で劇作家・演出家の永井愛の代表作の一つで、今回は演劇プロデュースユニット「ムシラセ」の主宰・作・演出で舞台写真家としても活躍する若手クリエイター保坂萌が演出を手掛ける。

 登場人物は高校のバスケ部からの友人であるツンコ、おチョビ、バツミの3人。付き合いはもう30年以上で年齢も50歳を過ぎ、人生の分岐点にさしかかったところ。最近、電話もメールもつながらないツンコを心配したおチョビとバツミが新年の三が日もすぎた夜中、ツンコの家を訪ねると、そのマンションの一室はゴミだらけ。仕事始めを直前に控え、ツンコのピンチを放っておけないおチョビとバツミは、腕、膝、首の痛みに耐えつつ、片づけを手伝うことに。そんな時に限って思い出話は尽きることなく出てくるもので、ちょっとの片づけだったはずが、それぞれの生き方が見えてくる…といったお話。

 登場人物たちと同世代の人たちに限らず若い世代の人たちにも大きな共感を呼ぶ作品で、これまで120回以上も上演されたグループる・ばるの代表作。またる・ばる以外でもさまざまな劇団やユニットで通常の演劇公演として、そしてリーディング公演としても上演されているのだが、出演者や演出家によってそれぞれ違った趣を感じさせてくれており、今回の保坂と3人の女優たちがどんな作品に仕上げてくるのかにも注目が集まる。

 上演は24日まで。

【明日何を観る?】『2度目のはなればなれ』

2024.10.10 Vol.759

 お互いに2度のオスカー受賞という名優マイケル・ケインとグレンダ・ジャクソンが『愛と哀しみのエリザベス』(75)以来50年ぶり2度目の共演にして2度目の夫婦役を演じる話題作。89歳の退役軍人が6月ノルマンディ上陸作戦70年記念式典に参加するため、老人ホームを抜け出した実話を基に描く感動の物語。

音楽、アート……カルチャーの秋を体感する『MEET YOUR ART FESTIVAL 2024「NEW ERA」』

2024.10.05 Vol.759

 国内最大級のアートとカルチャーの祭典『MEET YOUR ART FESTIVAL 2024「NEW ERA」』が10月11〜14日、東京・天王洲運河一体で開催される。アートを軸に、音楽、食、ファッション、ライフスタイルといった隣接するカルチャーが集まるイベントで、それぞれの魅力に気づいたり新しいカルチャーとの出会いを提供することが狙い。今年のテーマは「NEW ERA」で、国内に留まらずにアジアを中心とした海外のアートやカルチャーの新しいムーブメントを体験できるという。

 音楽はこのイベントの軸のひとつで、三浦大知を筆頭に、MURO、大沢伸一、Night Tempoらが出演する。台湾のデュオ、南西肯恩も来日し、パフォーマンスする。三浦はパフォーマンスだけでなく、森山未來とトークセッションも行う。

 DJ、ライブパフォーマンスの観覧はすべて無料で楽しめるが、状況により入場制限を行う可能性もある。

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