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「SDGs未来都市」豊島区が「SDGs 未来都市推進アドバイザー」に「BEYOND2020 NEXT FORUM」代表幹事の一木広治氏を任命

2021.05.28 Vol.Web Original

 昨年7月に内閣府からSDGsへの優れた取り組みを行う自治体として「SDGs未来都市」に選定された豊島区が5月28日、「SDGs 未来都市推進アドバイザー」として内閣府認定事業「BEYOND2020 NEXT FORUM」代表幹事で早稲田大学客員教授の一木広治氏を任命した。

 SDGs未来都市というのはSDGsの理念に沿った取り組みを推進しようとする都市・地域の中から、特に、経済・社会・環境の3側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域を選定するもの。また、その中で特に優れた先導的な取り組みについては「自治体SDGsモデル事業」として選定して支援し、成功事例の普及を促進していく。

 豊島区はこの「自治体SDGsモデル事業」にも選定されており、ダブル選定は東京都では初。2021年度の「SDGs未来都市」が5月20日に発表されたのだが、墨田区も前年の豊島区に続きダブル選定されており、東京都ではこの2区のみとなっている。

 この日は豊島区役所内で高野之夫区長より一木氏に委嘱状が渡された。高野区長は「昨年7月にSDGs未来都市の選定を受けたが、まだまだこれから。いろいろ連携を取って、SDGs未来都市としてモデルになるような都市を目指したい」と話した。

 豊島区としては、SDGsを先導する自治体として豊島区の特徴を生かし、豊島区らしさを際立たせたSDGsの構築に向けて、一木氏には世界や国などのSDGs展開の最新情報の収集、研修等のSDGs教育、施策へのさまざまなアイデアや助言を求めていく。

 一木氏が代表幹事を務める「BEYOND2020 NEXT FORUM」では世代や業界を超えて有識者や企業、団体が集い、未来の子どもたちのためにコミュニケーション本来の力を駆使して平和な社会づくりに積極的にチャレンジするアクション&オピニオン参加型プロジェクト「SDGsピースコミュニケーション」を展開。

 SDGsのさまざまな課題に取り組む一環として、各界の識者を集めてのフォーラムや、総勢23カ国の小学生たちが未来について議論をかわす「子ども未来国連」の開催、東京・有明にあるテーマパーク「SMALL WORLDS TOKYO」と連携しての「SDGsピースコミュニケーションシティ」創り、よりよいSDGs教育のための「SDGs学習カリキュラムの構築」といった活動を行っている。

日本サッカー協会がSDGs推進活動の一環として海洋資源保護活動「RUN FOR THE OCEANS」に初参画

2021.05.26 Vol.Web Original

「JFA 2021 CHALLENGE」で走行距離2021kmの達成に挑む

 日本サッカー協会(JFA)は5月26日、日本代表のオフィシャルサプライヤーであるアディダス ジャパン株式会社が全世界で推進する「RUN FOR THE OCEANS」の取り組みに賛同し、その活動を通じた海洋資源保護活動に初めて参画することを発表した。

「RUN FOR THE OCEANS」は、アディダスが 2017年にスタートした海洋プラスチック汚染に対する取り組み。今年は5月28日(金)~6月8日(火)の期間中、「走行距離1kmごとにプラスチックボトル10本相当の海洋プラスチックごみをアディダスが海洋環境保護団体とともに回収する」という試みを全世界で展開する。

 JFAはかねてからSDGs(持続可能な開発目標)の推進活動として、エコ製品の推進、省エネを意識した大会運営、発達障がいの子どもを対象にした「センサリールームの設置」など、社会の発展や環境に配慮した施策を実施している。

 今回はサッカーファミリーが一丸となって、日本代表戦2試合での走行距離2021kmの達成に挑む「JFA 2021 CHALLENGE」を実施し、海の豊かさや環境の保護活動への貢献を目指すとともに、このムーブメントの啓発にも取り組む。

「JFA 2021 CHALLENGE」はサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)や、U-24日本代表はもとより試合関連スタッフ(ボールパーソン等)、ファン・サポーターが一丸となり、期間中に合計走行距離 2021kmの走破を目指すプロジェクト。

 日本代表は5月28日にワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼AFC アジアカップ中国2023予選でミャンマー代表と、U-24日本代表は6月5日に国際親善試合でU-24ガーナ代表と対戦するのだが、試合で選手たちが実際に走った距離を特別に RUN FOR THE OCEANS の走行距離としてカウント。また、この2試合のボールパーソンや、業務にあたるスタッフの走行距離も「アディダス ランニングアプリ」を使ってカウント。ファンやサポーターもこのアプリを使ってこの活動に参加できる仕組みになっている。

LGBTQが最も生きづらいのは「職場」。全国5千人の調査で判明。仲間の困り事にどう気づく?

2021.05.26 Vol.Web original

 6月は「プライド月間」と呼ばれ、世界各地でLGBTQの権利について啓発を促すイベントやパレードが行われる。26日、P&G「LGBTQ+とアライ(理解者・支援者)に関する全国調査&アライ育成研修発表会」が都内にて行われ、当事者とそれ以外の人たちが考える認識のギャップや、アライ(理解者)の大切さについてトークセッションを展開した。

 P&Gジャパン合同会社が行った15歳~69歳の5000人を対象にした全国調査によれば、LGBTQは全体の9.7%だった。このうち、約半数が「自分らしく生きられない」(44.9%)と答え、最も生きづらいコミュニティは「職場」だったことがわかった。

性的な差別や偏見を学び考える第1回「にじいろシネマ」開催【LGBTQ】

2021.05.17 Vol.web Original

 5月22日にオンラインイベント第1回「にじいろシネマ」が開催される。同イベントは、令和3年度さいたま市男女共同参画推進センター公募型共催事業「にじいろシネマ」として全4回開催を予定。LGBTQ(性的マイノリティ)を題材とした映画の上映と映画監督のトークセッションが行われる。

綾瀬はるか「小さな積み重ねが大切」 地球に優しい選択を呼びかけ

2021.05.13 Vol.Web Original


 綾瀬はるかが13日、自身がアンバサダーを務める日本コカ・コーラのサスティナビリティー戦略発表会に登壇した。

 クイズ形式で、新しく生まれ変わったPETボトルや、同社が推進する使用済みPETボトルを回収し新たにPETボトルとして再生する「ボトル to ボトル」、SDGsについてトーク。「SDGsをテーマにした雑誌の撮影があったりとか、さまざまな企業がSDGsに取り組まれていたり、世界全体的にそういうことに感心があるんだなという事を感じています」と、綾瀬。

 イベントでは、使用済みのペットボトルの回収機も体験した。

「みなさんに愛されている商品が、1人ひとりの協力によって、地球に優しく、環境に優しくなる。こういう小さな積み重ねが大切なんだなと思いました」と話す。

 そのなかで自分自身が挑戦していきたいことを聞かれると「自分にできる選択をしっかり考える」とのこと。「環境に優しい製品を私たちが選ぶ。コカ・コーラ製品100%リサイクル!というのが目標ですね」と、加えた。

 日本コカ・コーラは、2018年1月に「容器の2030年ビジョン」を発表。2030年にPETボトル容器を100%サステナブル素材に切り替えることを目標に掲げ、22年には同社の清涼飲料事業におけるリサイクルPET樹脂の使用率50%を目指している。20年の実績は28%。

俳優・要潤が審査員で参加! 企業ブランディング映像の祭典「BRANDED SHORTS 2021」今年のテーマはSDGs

2021.05.13 Vol.Web original

 企業や広告会社が制作したブランディングを目的としたショートフィルムの祭典「BRANDED SHORTS 2021」が6月16日に開催されることが決定。俳優の要潤らが審査員を務めるほか、当日はハローキティと岡田武史氏がゲストとして登壇する。

「BRANDED SHORTS」は、国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)」が行う企業や広告会社が制作したブランディングを目的としたショートフィルムの祭典。今年は世界の企業や団体から集まった500本以上の応募作品があり、イベント当日は、審査委員長・高崎卓馬(クリエーティブ ディレクター/CMプランナー)、要潤、クリエーティブディレクターの木村健太郎、篠原誠、ドラマ・映画プロデューサーの森谷雄、映画監督の山戸結希が審査員を務め、厳選されたノミネート作品から「シネマチック」「ストーリーテリング」「アイデア」など7つの視点をもとに選定、審査された最も優れたブランデッドムービーを表彰する。

 

ライオンズが「SDGs」をテーマに2年ぶりのフェス開催決定

2021.05.08 Vol.741

 西武ライオンズは4日、メットライフドームで開催したオリックス・バファローズとの試合終了後に、2年ぶりに開催する夏恒例の大型シリーズ企画「ライオンズフェスティバルズ2021」(7月13日〜8月29日)の期間中、計17試合で監督・コーチ・選手が着用する限定ユニフォーム「彩虹(さいこう)ユニフォーム」の発表会を行い、選手の源田壮亮、森友哉、平良海馬と次長課長・河本準一が同ユニフォーム姿を披露した。

 同ユニフォームは今年のライオンズフェスティバルズのテーマ「SDGs」に合わせ、ライオンのたてがみに「SDGs」カラーをあしらったデザイン。イベント期間中は吉本興業とタッグを組みSDGs啓発イベントなども実施する。

 イベント初日の7月13日千葉ロッテマリーンズ戦では、彩虹ユニフォーム(非売品)を来場者(ビジター外野除く)に配布する。

LGBTQの発信拠点「プライドハウス東京レガシー」に橋本会長訪問。アスリートのカミングアウトなど意見交換

2021.04.27 Vol.Web original

 東京2020組織委員会の橋本聖子会長が27日、東京・新宿のLGBTQ情報発信拠点「プライドハウス東京レガシー」を訪問。LGBTQ当事者であるメンバーらと交流し、多様性への取り組みに理解を深めた。

 プライドハウス東京レガシーは、2020年10月11日に開設された日本で初となる常設の総合LGBTQセンター。性的指向・性自認に関係なく、安心して繋がりをもてる場所を作るため、企業や自治体、大使館、スポーツ関係者などが連携してオープンした。

 2010年バンクーバーオリンピック開催時に、地元NPOが期間限定で立ち上げたホスピタリティ施設「プライドハウス」がはじまりとなった本プロジェクト。その後、ロンドン、リオ、平昌大会などに引き継がれ、日本では2019年ワールドカップラグビー開催時に「プライドハウス東京2019」が期間限定で設置された。東京2020大会の公認プログラムとして組織委員会認証となるのは、世界のプライドハウス史上初めて。

全部植物由来!渋谷ロフトに新たなジャンクフードを提案するカフェ「トゥーフーズ」オープン

2021.04.17 Vol.Web Original

 渋谷ロフトに、注目のプラントベースドフード(植物由来原料)をテーマとしたカフェ「2foods(トゥーフーズ)渋谷ロフト店」がオープンした。「2foods」とは、「Yummy(おいしい)」「Healthy」かつリーズナブルな“ヘルシージャンクフード”がコンセプトのプラントベースドフードブランドで、渋谷ロフト店は同ブランドの旗艦店となる。

麦ちゃんもしっかり分別!ゴミ箱じゃない!自販機の横にあるボックスの名前は?

2021.04.15 Vol.web original

 

 自販機の横でよく見られる青や白のボックス、あなたはいつも何と呼んでいますか?

 実はあのボックスはゴミ箱ではなく、「リサイクルボックス」という飲料容器専用の回収容器です。一般社団法人全国清涼飲料連合会が2020年9月におこなった「リサイクルボックスに関する消費者意識調査」によると、自販機の横にあるボックスがゴミ箱ではなく、飲料容器専用の「リサイクルボックス」であることを「知らなかった」人が42.4%と、“ゴミ箱”としてとらえていた人が約4割もいるという結果になっています。ペットボトルはペットボトルとして再生利用する“水平リサイクル”が「新しい資源を投資せず繰り返し利用できる」という点で環境にやさしい手法なのですが、ペットボトル以外の異物が多くなると、回収されてもリサイクルの妨げになります。そのため繊維やトレイになったり、燃やされてしまうことでペットボトルとしての生涯を終えてしまいます。こうした現状から、回収するペットボトルの品質を向上させること、回収量を増やしていくことが今後の課題となっています。

 そんな中、4月12日にサントリー食品インターナショナル株式会社がペットボトルの水平リサイクルを啓発する「ボトルtoボトル」ペットボトルリサイクル取り組み発表会を開催しました。

 

Pontaポイントも貯まる! ゲーム感覚でSDGsアクションを応援するアプリ登場

2021.04.12 Vol.web original

 

 国連の掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」アクションを応援するスマートフォンアプリ「Green Ponta Action(グリーンポンタアクション)」が4月12日にリリース。

 共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(東京都渋谷区。以下LM)が、SDGs達成に向けた活動として展開する「Green Ponta Project」の一環として配信される。

「Green Ponta Project」の開発にあたりLMでは、生活者のSDGsに対する意識調査やグループインタビューを実施。その結果、気候変動やエネルギー気候変動、エネルギーといった社会課題に対して高い関心があることが分かった一方、これらの課題解決につながる行動を起こしても結果を感じにくい、これから行動していきたいという人が多くいることが分かったという。

 そこで同アプリにはゲーム要素を取り入れ「知る」「買う」「あるく」「宣言する」という日常生活の中にあるアクションを通じてスコアをため、楽しみながらアクションを続けられるコンテンツを開発。

 ユーザーは「Green Ponta Project」の趣旨に賛同した企業の持続可能な未来に向けた取り組みに関する情報を「知る」ことや、各社が提供するサステナブルな商品を「買う」、低炭素な移動手段「あるく」、その日に取り組むアクションをアプリ内で「宣言する」ことでスコアを貯めることができる。

 貯めたスコアに応じてステージが1から7まで上がり、ステージが上がるとPontaポイントが貯まる・応募できるプレゼントの選択肢が広がるなどの特典がある。

 同時に、LMはユーザー全体の合計スコアに応じてSDGsに取り組む団体などに寄付を行っていく。第一弾として、音楽家・坂本龍一が代表を務める一般社団法人more tressと協働し「Pontaの森」作りとして植林を行うとのこと。

「Green Ponta Project」をダウンロードして初めてアクションを行った人はもれなく100スコアがもらえるキャンペーンを9月30日まで実施中。対応機種はiPhone(iOS12.2以上)。

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