アルコール消毒による「手荒れ」はどう防ぐ?皮膚科専門医に聞いた

手荒れは放っておくとどうなる?病院に行く目安は
 「手荒れ」は放っておくとどのような悪化が考えられますか

川島「最初は、皮膚がかさかさと乾燥してくるのですが、強い刺激が加わってくれば、いわゆる赤みを帯びたり、皮膚がぽろぽろと剥がれる手湿疹に進行します。こうなるとさらにバリア機能が落ちてしまうので、炎症を繰り返して悪循環になってしまいます」

 では、病院に行く目安やタイミングはあるのでしょうか

川島「乾燥や皮膚のかさかさが気になっている時には、保湿クリームを使うことで、もとの状態に戻すことは可能です。ポイントは、常に“今自分の肌は外からの刺激に弱い状態になっている”という意識を持って、何かを補って膜を作っておくことが大事ですね。さらに赤みやかゆみが出てくるとか、保湿クリームだけでは治らない場合は、それなりに強い塗り薬が必要になってきます。赤みやかゆみのほか、皮膚がジュクジュクするなど、手荒れから手湿疹への移行が出てきたら、皮膚科へ行った方が良いですね」