「秋の夜長」に良質な睡眠を取るには?米スタンフォード大 西野教授が語る寝具選び

「秋の夜長」とはよく言うけれど、秋から冬にかけては特に夜が長く感じられ、実際に「夜長」は秋分から立冬までに使われる秋の季語でもある。冬至にかけてだんだん日照時間が短くなり、気温も下がってくる今の時期、良質な睡眠を取るコツはあるのだろうか? 先ごろスリープテックベンチャーの株式会社ブレインスリープがオンライン発表会を行い、同社代表取締役および最高研究顧問で米スタンフォード大睡眠生体リズム研究所所長、書籍『スタンフォード式 最高の睡眠』著者の西野精治教授はこう明かした。
「秋の夜長」に良質な睡眠を取るには、就寝中の温度や寝具選びも重要だ(写真はイメージです)
「“春眠暁を覚えず”と言いますが、春はポカポカした陽気の影響で休息に働きかける副交感神経が優位になり、昼間についウトウトしてしまうことがありますね。反対に“秋の日はつるべ落とし”と言って、秋は井戸の底につるべが落ちるように急速に日が暮れていきます。すると、人によっては就寝時間が早くなったり、慣れてしまえば今度は夜更かしになったり、睡眠時間を固定するのが難しくなるのです。できるだけ同じ時間に眠ることで、一定の時間帯に体温が下降し、寝つきが早くなって深い睡眠が訪れます」

 就寝中の温度も大切だといい、寝具選びにも言及する。

「気温の変化に応じた室温の調節も重要です。寝室を暖める暖房器具は、以前は光熱費などの問題もあって局所暖房が主体でしたが、現在は省エネモデルのエアコンもありますし、年間を通じてできるだけ同じ室温にしたほうが質の良い睡眠が取れるでしょう。ただし、外気温との寒暖差が激しくてもいけないので、冬は温度設定をなるべく低めに、夏はなるべく高めにするなど年間で変化のない室温で過ごせるように工夫します。寝具もそういった環境に応じて選ぶ必要があると思います。軽くて通気性が高く、コンフォータブル(快適)なものが良いですね」
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