世界初!「わたしのチカラ Q10ヨーグルト」発売 知花くらら出演CM1日から放送

 化学メーカーのカネカは25日、独自の発酵技術を生かして量産化に成功した素材「還元型コエンザイムQ10」を100mg配合した世界初の新商品『わたしのチカラ Q10ヨーグルト』を全国のスーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストア、ベーカリー、一般小売店のほか同社ECサイトにて発売した。

 同社のサプリメント素材と乳製品を組み合わせた商品の第1弾となる『わたしのチカラ Q10ヨーグルト』は、還元型コエンザイムQ10を100mgのほかビフィズス菌と3種の乳酸菌を配合し、砂糖と脂肪分の使用はゼロ。体内のコエンザイムQ10は20歳頃をピークに加齢とともに減少し、食品からも摂取がしにくい。一般的なサプリメントなどに含まれるコエンザイムQ10には酸化型が多く、体内で還元型に変換する必要があるが、カネカのみが製造・販売している還元型コエンザイムQ10には、より効率的にエネルギーを生む働きが期待できるという。
『わたしのチカラ Q10ヨーグルト』を発売するカネカの田中稔社長
 先に新商品発表会が行われ、カネカの田中稔社長は同社の多岐にわたる事業の中で「世界が直面しているクライシス(危機)に対して貢献できる重点分野を環境・エネルギー、食料、健康の3つと定めました。カネカの物づくりの原点となる技術のひとつが発酵、バイオ。この新型コロナウイルス感染症拡大の中で、消費者の皆さんの健康意識は非常に高まっています。世界でカネカのみが保有する還元型コエンザイムQ10をはじめとする製品を用いて世界的なニーズの拡大に対応しているところ」と説明。

 さらに「ヒトの細胞は約37兆個あるといわれ、細胞1個につき300〜400個のミトコンドリアが存在し、ヒトの体重の約10%を占めています。ミトコンドリアは、食べた栄養分を使ってヒトの身体が元気に働くためのエネルギーを作るという極めて重要な仕事をしている。近年ミトコンドリアの数は年齢とともに減少し、その働きが悪くなることがいろいろな病気に関連していることが分かってきました。ミトコンドリアが人間の体内でエネルギーを作るうえで、重要な役割を担っている物質のひとつが還元型コエンザイムQ10なのです。

 また今、“脳腸相関”という言葉がクローズアップされています。脳と腸が常に情報を交換し合って影響を及ぼし合う、つまり腸が健康な時には健康なシグナルが脳に送られ、腸が不健康な場合は不安などのマイナス信号が脳に送られる。腸の健康が人間の健康をコントロールすると言っても過言ではなく、このため人間の健康には乳酸菌が密接に関係しています。私たちは還元型コエンザイムQ10に加え、グループ会社のAB-Biotics SA(スペイン)が保有する特長ある乳酸菌のグローバルな展開を進めます」と今後の展望を語った。

 健康意識の高まりから2020年に再び成長トレンドとなった国内ヨーグルト市場。カネカは今後も同社のサプリメント素材と乳製品を組み合わせた商品を積極的に市場に投入していく。なお、同社のイメージキャラクターを務めるモデルで女優の知花くららは「私も愛用している還元型コエンザイムQ10がこのたびヨーグルトになりました。このQ10ヨーグルトはコエンザイムQ10を手軽に補給できて、同時に腸活もできる今にぴったりな商品だと思います」とメッセージを寄せた。知花が出演する『わたしのチカラ Q10ヨーグルト』のCMは2月1日から放送予定。
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