“SDGs未来都市”豊島区の高野区長、水道がいらない手洗いスタンド「WOSH」実証実験に意欲

豊島区にて実証実験を行う水循環型手洗いスタンド「WOSH」

 実際に「WOSH」で手を洗った高野区長が「あえてドラム缶型にしたのは何か意味があるんですか?」と質問すると「物づくりもなるべくサステナブルにしたくてドラム缶を利用しています」と前田代表。実は同社の創業地は豊島区南大塚で、一木氏は「WOSHの話を聞いて、豊島区の目指すところとコンセプトが一緒だと思った」と今回の訪問の意図を明かす。

「WOSH」は今後、実証実験として豊島区に提供されるといい、高野区長は「“SDGsってなあに?”と聞かれた時に、こうして目に見える機器があるのはいいことですね。区民の方が一番活用できる方法を検討し、もっと機能も勉強していきたいです」と意欲を見せた。