季節の不調に摂り入れたい『食薬習慣』

腕利き宣伝マンが猛プッシュ「コレよ、コレ!」
書籍PR 村上智基 さん
 暑さは少し落ち着いてきたけれど、季節の変わり目にはなにかと不調になりやすいことも。書籍PRの村上さんが紹介してくれたのは『1週間に1つずつ 心がバテない食薬習慣』という本。6月発売ですでに6万部を達成して売れ続けているとか!

「メンタルを支える栄養がしっかり摂れる食材を季節ごとに紹介しています。季節によって心の落ち込み方が変わるのですが、たとえば9月はなにも挑戦できないとか、寂しさを感じやすい月。夏の終わりとともに行動力が低下していき、だんだん寂しい感じになって、お腹も弱り気味になっていくんです」

 そんな時にはどうすればいいんですか?

「感情を豊かにするホルモンが腸にあるので、9月はお腹に気をつけたほうがいいですね。1週間ごとにおすすめの食材を1年分紹介していて、9月の第2週目はリンゴがおすすめ。合わせて食べるとよい食材はきな粉で、リンゴは放っておくと酸化して色が変色しますが、著者の大久保愛さんによればきな粉をかけてしまうと色を気にせず両方の食材を摂ることができます」

 それならかんたんにできそうですね!

「欄外にはやる気が出なかったり、ダルかったりする時に“軽く息を止めてみよう”とか、運動の方法などのワンポイントアドバイスが1年分あるんです」

 必要なところを拾い読みできるのも便利です。

「季節によってイライラしたり落ち込んだり眠れなくなったり、病院に行くほどではない不調を食べ物で補いましょう、と。この本では漢方の考えをもとに食べ物を紹介しています。脳内のホルモンを作るのは結局は栄養、つまり食べ物からなんですよ」

 一家に1冊の常備薬のような本なんですね!
村上智基 さん

「1週間ごとなので摂り入れやすいですよ。かわいいイラストで、手に入りやすい食材を紹介しています。個人的なおすすめは11月の第4週目の手作りドレッシングです」
『1週間に1つずつ 心がバテない食薬習慣』
【著者】大久保愛【発行】ディスカヴァー・トゥエンティワン【価格】本体1500円(税別)