「育毛剤」と「発毛剤」の違いって? 正しく理解している人はわずか6%

 秋風が吹くようになると寂しく感じるのは、どうやら気持ちの問題だけではないらしい。体毛の生え変わりや猛暑のダメージ、疲労の蓄積やストレスなどさまざまな要因から、夏から秋にかけては1年で一番抜け毛が増える時期だと言われている。

 そんな中で、予防医学を取り入れたエイジングケア商品で知られる「アンファー」が行ったインターネット調査で、気になる結果が判明した。20〜60代の男性を対象に、薄毛や抜け毛の悩みに対する対処法「育毛剤」「発毛剤」についての理解度を調査したところ、それぞれの効果や効能を正しく理解している人はなんと6%にとどまったというのだ。
「育毛剤」と「発毛剤」は効果が違う?
 今回の調査では、まず「ヘアサイクルに直接働きかけて発毛効果を発揮すると思われる成分」について質問。「ミノキシジル」と答えた人は全体の約25%、対象を育毛剤または発毛剤を使用している人(N=101人)に絞ると約50%に上ることが分かった。この結果から「ミノキシジル」という言葉は、一般的にも徐々に浸透していることが窺える。

 次に「育毛剤」(医薬部外品)と「発毛剤」(医薬品)それぞれの効果や効能に関する質問を実施したが、正しく理解できている人はわずか6%という残念な結果に。さらに「発毛剤」について、壮年性脱毛症における発毛の効果があると回答した人は全体の20%程度。つまり、80%の人は「発毛剤」には壮年性脱毛症における発毛の効果がないと誤認しているのだという。
アンファー「育毛剤や発毛剤の理解度に関する調査」より
 ちなみに「育毛剤」(医薬部外品)とは、頭皮の血行を促したり頭皮に栄養を与えたりすることで、ハリやコシのある抜けにくい健康的な毛髪へと導き、頭皮を健やかに保つ効果やふけやかゆみなどの頭皮トラブルの予防にも役立つため、薄毛や抜け毛に悩んでいる人だけでなく、幅広い人が使うことができる。

 一方の「発毛剤」(医薬品、外用剤)にはミノキシジルが配合され、壮年性脱毛症の人が新しい毛髪の発毛と成長を促す効果が期待できる。毛周期(ヘアサイクル)の中で成長期にあたる毛乳頭細胞に直接働きかけることで毛母細胞を活性化させ、すでにある毛髪を強く成長させるだけでなく、新しい毛髪を発毛させたのちに、その毛髪を育てて定着させるのが「発毛剤」の効果とされる。

 一説には日本の成人男性の1/3程度の人が薄毛や抜け毛を意識していると言われている。正しい薄毛、抜け毛対策を行うためには正しい情報を集めて理解することが重要なのではないだろうか。

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