気づいたら5年以上同じことも…本当の枕の使用期間とは?

 高温多湿な日本で5年以上使用した枕は、ダニやカビの温床となることが明らかになった。にもかかわらず、一度購入した枕を5年以上取り替えていない人も多いのだという。枕の適切な使用期間と取り替え時期はいつなのか、「ブレインスリープピロー」を開発した株式会社ブレインスリープの道端孝助代表取締役に聞いた。
株式会社ブレインスリープの道端孝助代表取締役(撮影:上岸卓史)
 枕は使用年数が経つにつれてダニやカビが増えているとのことでしたが、一般的にどのくらいの期間使用されているものなのでしょうか。

道端孝助(以下、道端)「今回の調査で一番多かった例では、5年使用した枕から最大で12〜13万のダニやカビが検出されています。生活上の特徴として、特にペットを飼っている方はダニの検出数が多い傾向にありました。

 私どもの『日本の睡眠偏差値』調査によると、40%以上の方が5年以上同じ枕を使用しており、枕の買い替え時期が5年以上という方は45%に上りました。中には10年以上使っているという方も……。私もそうなのですが仕事などで疲れて帰ってくると、お風呂に入らずベッドに直行してしまうこともありますよね。こうしたデータを見ると本当に怖いなと感じてしまいますし、枕は消耗品で一般的には2〜3年くらいで買い替えるのがベストなのですが、そうした適切な使用期間が存在していることはもう少し発信していきたいですね」

 では、枕の使用期間はどのように設定しているのですか?

道端「『ブレインスリープピロー』は中材をお湯で丸洗いできる特性があり、一般的な枕よりも清潔で衛生的な状態に保ちやすいのですが、それでも2年程度で取り替えていただくことをおすすめしています。中材が洗えることに加えて繰り返し使えるエコ素材でもあるので、買い替えの際も捨てるのではなく回収して再利用できます。回収後に工場でもう一度ペレット(樹脂成形材料)に戻し、新しい枕として再生させる事業モデルを来年からスタートさせます。今後は2回目以降の購入をする方に、お求めやすい価格で新しい枕を提供することも考えています」
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