肥満と肥満症の違いとは? 肥満症は治療が必要な慢性疾患。専門家は「肥満は怠惰だけが原因ではない」と肥満の人への偏見や差別に警鐘
その後に行われた見取り図の2人とのトークセッションでも宮崎氏は盛山の肥満ゆえに他の出演者と違う衣装が用意されていたというエピソードに「これは肥満の人に対する差別。テレビの中だからそれはしようがないのかもしれないけど、一般だったらスティグマになる」と指摘。また盛山の「自分がでかいから迷惑かけてるんじゃないかと思ったりした」という言葉には「肥満の人はどうしても太っている時には自己肯定感が低い。自分はこんなに太って、ダメな人間だというふうに思ってしまう。自己肯定感が阻害されて本人の発展を抑制している。世の中は分け隔てなく暮らしていくというのが非常に重要」などと語った。
盛山は昨年、企画で3カ月で104キロから84キロに大減量したのだが、宮崎氏は「我々が勧めているような減量方法よりも、かなり過激な方法。我々は約6カ月くらいで2キロから3キロのペースで減らしてくださいと言っている。急激に体重を減らすとリバウンドがどうしても起こりやすい。若いうちはまだいいかもしれないが、中年とかになると体重を減らすときは脂肪が減るが筋肉も減る。さらにリバウンドすると一緒に脂肪と筋肉が増えるかというと、筋肉のほうは増えずに脂肪だけが増えていく。リバウンドを起こせば起こすほど筋肉は細くなって脂肪が増えていく。同じことを繰り返すとかなり早く老化が進んでしまう。やせられたのはよかったが、過激なダイエットはちょっと危険だということは申し上げたい」と指摘した。
またここでも、ただ体重が多い「肥満」と健康障害を伴う「肥満症」は違うものであるということを強調し、「何らかの病的な異常があるかどうかをちゃんと病院に行って調べていただく。ためらわずに遠慮せずに病院に行っていただくということが大事」などと医師による診断を勧めた。


