キリンビールとオイシックス、食べチョクが企業横断プロジェクト!果実のフードロス削減と果実農家支援で

キリンビール株式会社、オイシックス・ラ・大地株式会社、産直通販サイト「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデンは4月23日、三社で協働し、果実のフードロスの削減と果実農家支援を目指す企業横断プロジェクト「モッタイナイ!を、おいしい!に。プロジェクト」をスタートさせた。
このプロジェクトによって、2027 年までに年間250tのモッタイナイ果実削減を目指すとともに、100軒の生産者のプロジェクトへの賛同・参加、 商品の購入やイベント参加などを通じて1200万人にプロジェクトに参加を目指す。

その取り組みの第1弾として、規格外果実の活用・価値創造に取り組む。三社は、それぞれのネットワークで果実農家とつながって、規格の問題で廃棄される「モッタイナイ果実」を見つけ出し、商品として届ける。
キリンビールは、モッタイナイ果実を使用した「氷結 mottainai」コラボ商品を年内から発売することを目指す。
ビビッドガーデンは、生産者と連携し、産地やモッタイナイ果実についてより深く知ってもらう目的で、規格外品を販売する「モッタイナイ!を、おいしい!に。マルシェ」を4月24・25日の2日間、JR新宿駅ミライナタワー改札外にて開催する。また、発売に向けて産地ツアーの実施、消費者と生産者が食品ロスについて語り合えるコミュニティの立ち上げなどを推進する。
オイシックスは、モッタイナイ果実を使用した主力商品のミールキット「Kit Oisix」を開発し、年内にオイシックスの定期会員に販売することを目指すという。