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線虫がん検査「N-NOSE」HIROTSUバイオサイエンス、福岡ソフトバンクホークスのオフィシャルスポンサーに

2022.09.23 Vol.Web Original

 線虫がん検査「N-NOSE(エヌノーズ)」を開発・販売するベンチャー企業「HIROTSUバイオサイエンス」と、現在パ・リーグ首位のプロ野球「福岡ソフトバンクホークス」がオフィシャルスポンサー契約を締結したことが発表された。

都医師会・尾﨑氏、全数把握見直しに「漏れた方がそのまま放置されることがないように」

2022.09.13 Vol.Web Original

 東京都医師会は13日、都内で今後の感染症対策について定例記者会見を行った。

線虫がん検査「N-NOSE」のHIROTSUバイオサイエンスが日本相撲協会とオフィシャルパートナー契約 親方や力士に年1回無償で提供

2022.09.07 Vol.Web original

 線虫がん検査「N-NOSE」を開発・提供する株式会社HIROTSUバイオサイエンスは1日、公益財団法人日本相撲協会とオフィシャルパートナー契約を締結したことを発表した。

「N-NOSE」は、嗅覚に優れた線虫という生物が人の尿中に含まれるがんの匂いを検知することを利用したがんの一次スクリーニング検査で、今回のオフィシャルパートナー契約では、ステージ1の早期がんにも反応する「N-NOSE」を親方や力士など協会員に年1回無償で提供するというもの。

 今月国技館で開催される大相撲九月場所では、初日から千秋楽までの15日間、国技館2階正面に特設ブースを開設し、「N-NOSE」検査キットを販売。がん早期発見の重要性を啓発する。

 日本相撲協会の芝田山広報部長は「このたびは日本相撲協会のオフィシャルパートナーに参画していただき、誠にありがとうございます。1500 年の歴史を誇る神事としての伝統文化の継承と発展を使命とし活動していますが、相撲協会員の健康だけではなく、世の中すべての人々が健康であることが、その活動の原動力になると考えております。HIROTSUバイオサイエンスの「N-NOSE」によってがんの早期発見、皆様の健康な生活ができることを祈念しております」とコメント。

 HIROTSUバイオサイエンスの広津崇亮代表取締役は「今回、日本が誇る伝統文化である日本相撲協会様とオフィシャルパートナー契約を締結することができ、大変光栄に思います。当社は今回の取り組みを通じて、世界中の相撲ファンの方にがんの一次スクリーニング検査である“N-NOSE”の特長をまず知っていただき、その上で皆様の健康管理に取り入れていただける存在になることを期待しています」と、コメントを寄せた。

都医師会・尾﨑会長「全数把握すでに破綻」「国として新しい対策打ち出して」待機期間解除後初の会見

2022.08.17 Vol.Web Original

 東京都医師会は16日、尾﨑治夫会長が新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者となったことで延期していた定例記者会見を都内で実施した。

都医師会の尾﨑会長が新型コロナ「濃厚接触者」に 9日予定の定例記者会見は中止

2022.08.09 Vol.Web Original

 東京都医師会は8日、尾﨑治夫会長が新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者に該当すると発表した。そのため、9日に予定されていた定例記者会見は急きょ中止となった。

 尾﨑会長は「都民の皆様へのお願い」と題した文書の中で、現在の感染状況を「東京都では、毎日3万人台の感染者が報告され、医療・介護の現場は逼迫してきています」とコメントし、「そのなかで、医療従事者の感染が次々と報告され、医療機関の戦力ダウンが次々と起きているのも事実です。私のクリニックもついに仲間入りです」と自らのクリニックにも言及。

 さらに「行動制限をしないからといって、やるべき感染対策をしないことは、間違っていると思います。皆さんや皆さんのご家族が、新型コロナ診療以外も含めてきちんと医療が受けられるよう、私たちと一緒に自らの感染対策を今一度見直しましょう」と感染対策の徹底を訴えた。

 そのうえで尾﨑会長は改めてワクチン接種の予防効果を「高齢者で新型コロナワクチンを4回接種した方は、リスクを抱えていても、普段自立した生活を送っている方であれば、感染しても80代・90代の方でもほとんどの方が軽い症状で治っています」「活発に動き回っている10~30代の皆さんの3回目接種率が60%を超えると、感染者数は有意に減ってくるものと思います」と示し、3回目ワクチンの未接種者に向けて追加接種の検討を求めるメッセージを送った。

「アルパカ抗体」オミクロン株含む全ての新型コロナウイルスを中和 京都大学などの研究グループ

2022.07.15 Vol.Web Original

 京都大学などの研究グループは14日、新型コロナウイルスの「オミクロン株」を含むすべての変異株に対し、これまで使用されてきたどの治療用抗体製剤よりも中和活性が高いナノボディ抗体(アルパカ抗体)を創出したことを発表した。

 現在主流の新型コロナウイルス(SARSCoV-2)である「オミクロン株」は、これまでに比べてスパイク蛋白の変異箇所が圧倒的に多く、以前感染した人やワクチン接種者にも感染。また、出現前に開発された治療用抗体のほとんどが効かなくなることが問題となっていた。

 京都大学の高折晃史医学研究科教授らの研究グループは、免疫したアルパカ遺伝子から最適な創薬候補をコンピュータで選択する独自技術をもとに、「オミクロン株」を中和するナノボディ抗体を樹立。アルパカ抗体はヒト抗体の10分の1の大きさで、ヒト抗体が到達できないスパイクタンパク質の深い溝に入り込むことができる。この深い溝は宿主による抗体免疫系の選択圧がかからないため、新型コロナウイルスのほぼ全ての変異株において変異の見られない共通の構造だという。

 また、抗体は新型コロナウイルスへの結合力が極めて強く、環境安定性も高いため、下水などの環境中のウイルスを濃縮し、検出する用途にも応用することが可能。さらに遺伝子工学による改変がしやすく、ヒト抗体よりも数千倍安価に生産できるといい、今後はより中和活性の高い改変ナノボディ抗体を作成して臨床応用を目指す。

 高折教授は今回の研究に対し「ナノボディ技術を使用することで、従来のヒト抗体では成し得なかった広い中和活性をもつ抗体を開発し、そのエピトープを同定した。今後、新たなCOVID-19治療薬の開発につなげると同時に、本技術を新たな感染症治療に対応可能なパイプラインにしたい」とコメントしている。研究成果は7月6日に英科学雑誌「Communications Biology」にオンライン掲載。

都医師会「第7波」に向け3回目接種が急務「超高齢化社会の日本独自のコロナ対策を」

2022.07.12 Vol.Web Original

 新型コロナウイルスの感染者数が急増し、感染拡大「第7波」が指摘される中、東京都医師会は12日に都内で拡大防止対策などを説明する定例記者会見を行った。

熱中症対策できるのはスポーツドリンクだけじゃない!? 最近では、紅茶や果汁飲料もその仲間入り。

2022.07.11 Vol.web Original

 今年の夏は例年より更に厳しい暑さになるとの見通しを気象庁は発表した。各地の梅雨明けは平年より3週間近い早さを記録し、最高気温30℃以上の真夏日が連日続いている。関東においては35℃以上の猛暑日の地点が多数観測されているほどだ。行動規制が緩和され、外に出かける頻度が増えたこともあり、早くも猛烈な暑さに体がついていかない。そこで怖いのが熱中症だ。

 夏になると、話題に挙がるのが熱中症対策。年々、熱中症対策への意識が高まることから、携帯できる小型扇風機や、塩入りの飴など、毎年メーカー各社が趣向を凝らした新商品を、こぞって出してくる。そこで今回、注目したいのは「水分補給」と「塩分補給」できる飲料についてだ。

 熱中症対策できる飲料と言ったら何を思い浮かべるだろうか。汗で失われた塩分の補給のために、「アクエリアス」や「ポカリスエット」などのスポーツドリンク(以下、スポドリ)が一般的かと思うが、どうやら最近ではいつもと違った味で熱中症対策できるらしい。

都医師会・尾﨑会長、新型コロナ「新しい分類作っても」マスク着用「同調圧力なくして」

2022.06.14 Vol.Web Original

 東京都医師会が14日、都内で今後の感染症対策について定例記者会見を行った。

 尾﨑治夫会長は、現在の感染状況を「一週間の平均が約1600人で推移し、増加比が約0.8%くらい。このままいくと、7月に入って1000人を割る感染者数になることも予測される」と説明。

 そのうえで岸田首相が13日、国会で新型コロナの感染症法上の分類について「今の段階で動かすことは現実的ではない」と発言したことを受け「いきなり2類を5類に見直すのは今の時点では難しいと思うが、2類と5類しかないわけではなく、現状に即した新しい分類を作ってもいい。そういう意味でそろそろ指定感染症2類相当から脱却したほうがいいと考えている」と提言した。

 また、国産経口薬の緊急承認に「富士フイルムのアビガン、シオノギのS-217622というプロテアーゼ阻害薬、興和のイベルメクチンの3種類に重症化予防の効果があるかどうか治験を行っている最中。国産経口薬の承認が現在どういう状況で今後の見通しはどうなっているのか、途中経過を含めて明らかにしていただき、使えるのかどうかを議論していただきたい。ここで重症化予防に使える経口薬が増えれば、だいぶインフルエンザに近づくといいますか、新型コロナの状況がいい方向に向いていくのではないか」と言及。

 高齢者や重症化リスクが高い人への4回目接種がスタートしたが「医療従事者や介護従事者に追加接種をという話もありますが、やはり2日間高熱が続くなど副反応がネックとなる場合もある。そういった意味で4回目接種に米ノババックス社製のワクチンを使えるような形もぜひ認めていただければ」と注文をつけた。

 さらにマスクの着用について「私どもは屋外でのマスクは不要であろうと思っているが、現実として“マスクをしたい、外したくない”という方もかなりの数いる。今後はマスクをつけていたい方はつけている、もう外しても構わないという方は外すということで、それに対してお互いに“何であなたはマスクをしないんだ”“何であなたはマスクを外さないんだ”ということは言わない。マスクをつける、つけないは自己判断に任せる」。

 続けて「感染の恐れとして屋外ではつける必要はないと思っていますが、もうつけなくてもいいと考える人はつけなければいいし、やはりつけていたいと思う人はつけていればいい。これからはつける、つけない両方の人がお互いを尊重し合って、少なくとも同調圧力はもうなくそうという形に持っていくのが一番いい」との考えを示した。

 抗原定性検査の活用についても「PCR検査に劣らない成績が出ているので、そろそろ必要な場合には検査を多用して、世の中を動かしていくことをもう一度考えるべき」と訴えた。

広がり見せるフェムテック・フェムケア業界の今

2022.05.07 Vol.Web Original

 フェムテックと呼ばれる業界が今、日本で大きく成長してきている。2012年頃から世界で広まったこの言葉は、もともとAIやアプリで、月経など女性特有の課題を解決するテクノロジーのことを指していた。現在は女性の社会進出やフェミニズムの潮流も後押しし、さらに広く女性が抱えるさまざまな課題をケアするものとして「フェムケア」という概念も広がってきている。テクノロジーに留まらず、女性の課題を緩和しているフェムケアグッズも増えている。最新のフェムケア事情を追いかけてみた。

新生活スタートの春に健康茶で手軽な健康習慣

2022.04.25 Vol.web original

 

 4月以降、最高気温が20度を超える日が増え始め、身体も外に向けてうずうずしてくる時期になってきた。また、春は新年度や新生活スタートの時期でもあり、自分自身の生活や健康習慣を改める時期としても最適だ。

 ここ数年続くコロナ下で、自分の健康について考えたり、健康習慣を見直す人も多いと思うが、一方で、コロナ下以前に取っていた健康習慣をやめてしまい、自分の健康に不安を感じている人も多いはず。例えば、働き方が在宅ワークにシフトしたビジネスパーソンの中には、それまで会社に通勤すること自体が運動であったり、通勤の途中に、特定保健用食品や機能性表示食品の健康茶を購入し、仕事や食事の合間に飲むといった習慣が、実は自身の健康習慣の一部だったが、やめてしまったというケースも。

 特定保健用食品や機能性表示食品は、それを摂取するだけで、健康になれるというわけではない。むしろそういったものを日常生活に取り入れることがきっかけとなり、生活自体にリズムができ、健康的な行動の意識づけにつながるという面が期待できる。その中でも一番お手軽なのが飲料だ

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