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繊維の街・一宮×ファッションの街・渋谷“スペシャルコラボカフェを展開”

2017.12.11Vol.701グルメ
 毛織物の街一宮市の魅力が楽しめるカフェが渋谷に期間限定オープン。さまざまな展示やオリジナルメニューを展開した。  渋谷のkawara CAFE&DININGとコラボレーションした「BISHU CAFE(びしゅうかふぇ)」では、愛知県一宮市で生産される『尾州(びしゅう)毛織物』の魅力を広く紹介。『尾州毛織物』は英ハダースフィールドや伊ビエラと並ぶ高級毛織物の世界三大産地の一つで、そのウール生地は海外のファッションブランドでも服地として多く採用。高品質な素材として世界から、高く評価されている。店内にはこの『尾州毛織物』の生地を天井や壁などに使用して店内を装飾し、「シャトル」や「チーズ」といった毛織物を製造するために必要な用具なども展示。さらに毛織物関連の書籍や毛織物製造工程の映像も上映。『尾州毛織物』の魅力を知ることができる特別な空間を展開した。オープン初日には、中野正康一宮市長も来場し、「繊維の街一宮を、渋谷でアピールできる絶好の機会をいただき、大変うれしく思います。2年前に市長になってから、繊維の街として一宮を盛り上げようと動いてきました。渋谷区の長谷部区長の奥様が一宮出身という事もあり、今回ファッションに敏感な若い人が集まる渋谷で、このようなコラボレーションイベントがで開催できた。この機会に、一宮の毛織物の良さを若い人に知っていただきたいと思っています」と挨拶。  また、応援に駆け付けた長谷部渋谷区長に店内を案内しながら展示物の説明し、尾州毛織物で作った小物をプレゼント。長谷部区長は、「伝統ある一宮の毛織物を渋谷で紹介できるご縁に感謝します。渋谷に来る若い人が興味を持ってくれたらと期待します」と今回のコラボレーションの実現を喜んだ。また、店ではモーニング発祥の地としても有名な一宮にちなみ、オリジナルのモーニングメニューも提供。食べた人は、ボリュームと味に「とてもおいしいし、お腹いっぱいになって大満足」と絶賛していた。

【編集部オススメ舞台】劇団桟敷童子『標〜shirube〜』

2017.12.11Vol.701エンタメ
 劇団桟敷童子は手作りの大掛かりなセットと骨太で猥雑な群集劇に定評がある。  その物語は演出の東憲司が生まれ育った炭鉱町や山間の集落を舞台としたものが多く、絶望や陰鬱とした出来事に直面しながらも「それでも生きていく」という人間の強さだったり、性といったものを描き切る。  今回は東の得意とする因習・風習といった非現実的な要素に、戦争によって引き裂かれた愛する人を待ち続ける人々という現実的な要素を融合。戦争のもたらした悲劇にもがき苦しみながらも一縷の望みを残し懸命に生きる人々の姿を怒り、悲しみ、喜び、そしておかしみといったさまざまな感情を交えながら描く。  東はこれまで演劇集団円で2作品の作・演出を担当。そのときに主演を務めた朴璐美が今回は東のホームに参戦。朴の繊細さ、可憐さが桟敷童子の世界観とどう融合するのかも見もの。 【日時】12月12日(火)〜25日(月)(開演は12〜14・21日19時、15・19・22・25日14時、16・23日13時/18時、17・24日13時、18・20日14時/19時。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前)【会場】すみだパークスタジオ倉(錦糸町) 【料金】指定席 一律3800円/自由席(予約番号順に入場)前売一般3500円、前売学割3300円(要・学生証)/墨田区民割引3300円(要・証明書)/当日券 一律3800円/割引day(12・13日19時の回)2800円(全席自由。前売り当日とも一律2800円) 【問い合わせ】劇団桟敷童子(TEL:03-3375-8288 [HP] http://www.sajikidouji.com/ ) 【作】サジキドウジ(東憲司) 【演出】東憲司 【出演】朴璐美/板垣桃子、原口健太郎、稲葉能敬、鈴木めぐみ、外山博美、川原洋子、もりちえ、新井結香、大手忍、深津紀暁、升田茂、内野友満、丹野奏恵、柴田林太郎、三村晃弘/石原由宇(演劇集団円)、平野潤也(演劇集団円)、山本亘

落語と宝塚が異色のコラボ 元タカラジェンヌが落語に初挑戦!

2017.12.11Vol.701エンタメ
 TOKYO MXで毎週金曜日11時から放送中の人気番組「TAKARAZUKA CAFE BREAK」のスピンオフイベント『TAKARAZUKA CAFE BREAK presents〜「落語×宝塚」大湖せしるが落語に挑戦!』が11月22日、都内の会場で行われた。  イベントでは、宝塚ファンとして知られる落語家の立川らく次が宝塚落語を披露し、元タカラジェンヌの大湖せしるが、人生初の落語に挑戦した。

東京スカイツリーやスターバックスから「明かり」がなくなる!? /12月11日(月)の東京イベント

2017.12.11Vol.Web Original東京ライフ
 本日11日19時より京都議定書採択20周年を記念し、首都圏の1都3県5政令指定都市で構成される九都県市と、スターバックス コーヒー ジャパンがライトダウンイベント「“Nothing” is “Charming”」を開催。  明かりをなくして省エネや地球温暖化対策について思いをはせるイベントとして、九都県市内のランドマークとスターバックス481店舗から明かりがなくなる、1日だけの限定企画。

【インタビュー】EXILE TAKAHIROがソロ最新作「ずっと聴き続けてもらえる作品、作りたい」

2017.12.11Vol.701EXILE TRIBE
 EXILE TAKAHIROがミニアルバム『All-The-Time Memories』をリリースした。「ずっと聴き続けてもらえる作品を作りたい」と制作したという本作は、ボーカリストとしての彼の本領を存分に聴ける作品。クリスマスソングがエンドレスに聞こえてくる街を歩きながら、時も場所も選ばない、EXILE TAKAHIROの歌声に耳を傾けたい。 親父の車には年中同じCDが入っていて、ずっと同じものを聴いている。 そんなふうにずっと……1年を通して聴いてもらえる作品を作りたいと思った。

『5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生』試写会に10組20名【プレゼント】

【編集部オススメ舞台】穂の国とよはし芸術劇場PLATプロデュース『荒れ野』

アートなキャンドルが大集合するクリスマスマーケット/12月10日(日)の東京イベント

2017.12.10Vol.Web Original東京ライフ
 クリスマスシーズンにぴったりなキャンドルや雑貨、体に優しいフードなどのお店が並ぶクリスマスマーケット『GOOD SUNDAY MARKET~Christmas Candle Market~』が本日10日、代々木VILLAGE by kurkkuにて開催。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

牧平が平山破り、塚越への挑戦権獲得【12・9 Krush.83】

2017.12.10Vol.Web Originalスポーツ
2度のローブローで試合が 中断  Krushの2017年最後の大会となる「Krush.83」(12月9日、東京・後楽園ホール)で「Krush−67kg次期挑戦者決定戦」牧平圭太vs平山迅戦が行われ、延長にもつれ込む接戦となったが、牧平が判定勝ちで挑戦権をつかんだ。  試合は1Rから牧平が得意の左ロー、ミドルをひたすら蹴りまくり、平山は攻撃の糸口をつかめない。しかし2R、そんな展開の中、平山がワンチャンスを生かし、左フックで先制のダウンを奪う。なおも平山はKO勝ちを狙い攻め込むが、牧平はなんとかしのぐ。  後がない牧平は3Rも徹底的に蹴りまくる。平山も距離を詰め、パンチで応戦。ここで牧平の左のヒザが平山の下腹部付近に。リングに倒れこみローブローをアピールする平山とセコンド。それでもダウンカウントが数えられ、いったんはゴングが鳴ったが、時計を止め審判団が協議。ビデオ判定の末、平山の抗議が認められ、ローブローのジャッジで試合を再開。再開後は牧平のローと平山のパンチが乱れ飛ぶ展開に。平山はローで大きなダメージを受けながらも最後まで立ち続け、パンチを放ち続けた。試合は判定に持ち込まれ、3者とも28-28で延長へ。  延長ラウンドも牧平のキックと平山のパンチが乱れ飛ぶ展開となったが、牧平の左ミドルがまたもローブローとなり中断。再開後も互いに意地の蹴り合い殴り合い。2人は最後までリングに立つ続け、判定となったが、ジャッジ3者とも10-9で牧平を支持。牧平が3-0で勝利を収めた。

KANAが王座奪還。そして「K-1に女子の階級を作る」【12・9 Krush.83】

2017.12.10Vol.Web Originalスポーツ
“独眼竜”KANAが今年1月のリベンジに成功  Krushの2017年最後の大会となる「Krush.83」(12月9日、東京・後楽園ホール)はダブルメインイベントで女子のタイトル戦が2試合組まれた。  ダブルメインイベントの第2試合で行われた「Krush女子−50kgタイトルマッチ」は王者・メロニー・ヘウヘスに前王者のKANAが挑戦。KANAが3-0の判定で勝利を収め、王座に返り咲いた。  2人は今年1月にKANAにヘウヘスが挑戦する形で初対戦。プロ入り以来、全勝街道を突っ走っていたKANAだったが、初のダウンを喫したうえで判定負け。王座を明け渡した。ヘウヘスはその後、紅絹を相手に防衛を果たし、今回が2度目の防衛戦。一方、KANAは5月に復帰戦を飾るや8月にもKO勝ちを収め、今回の挑戦にこぎつけた。  1Rから激しい打ち合いの2人。パンチを中心に攻撃を組み立てるKANAに対し、ヘウヘスはパンチに時折繰り出す右ハイキックが効果的。1R終了時にはヘウヘスの強烈なジャブを受けたKANAの右目が腫れ始める。2RになるとヘウヘスはKANAの右目に左ジャブを集め始める。KANAは左右のボディーフックで反撃。嫌がるヘウヘスにープレッシャーをかけコーナーに追い込んではパンチの連打。しかしヘウヘスのジャブでKANAの右目はどんどん腫れ上がっていく。3Rが始まるころにはKANAの右目は大きく腫れ上がり、ほとんど視界ゼロ。なおもヘウヘスのジャブがKANAを襲うが、KANAの左右のボディーフックは左目だけでも的確にヘウヘスのボディーをとらえ続ける。  ともにダウンこそ奪えなかったものの、観客にはっきり伝わる激しい打撃戦を繰り広げた末に試合は判定に。30-29、29-28、30-27の3-0でKANAが勝利を収めた。

インタビューシリーズ【 LDH バトン ~ 夢 ~Vol.4】山下健二郎(三代目J Soul Brothers)

2017.12.10Vol.Web Original夢の叶えかた【LDHバトン】
 EXILE、三代目J Soul Brothers、E-Girlsなどが所属するLDH JAPANは、音楽やダンスだけでなく、映画やお芝居、アパレルや飲食など、さまざまなプロジェクトを展開して「Love, Dream, Happiness」のメッセージを届けます。【LDH バトン】では、LDH JAPANに所属するアーティストやタレント、アスリートたちに、Dream(夢)について聞いていきます。  今回登場するのは山下健二郎(三代目 J Soul Brothers )さん。12月13日にニューシングル『J.S.B. HAPPINESS』と最新DVD&Blu-ray『三代目 J Soul Brothers LIVE TOUR 2016-2017 “METROPOLIZ”』のリリースを控え、大みそ日まで加速します!

変貌するアジア太平洋地域と日本の安全保障(その八)/連載コラム「長島昭久のリアリズム」

2017.12.09Vol.701長島昭久のリアリズム
「現状維持(status quo)」という言葉は、台湾海峡の平和と安定においては死活的に重要なキーワードです。過度な対中傾斜で台湾内の世論から拒否された国民党の馬英九政権に代わって8年ぶりに政権に復帰した民進党の蔡英文政権ですが、それとて大陸中国との適度な距離感をつかみ損ねれば途端に台湾の人々からの支持を失ってしまうことは確実です。台湾海峡両岸の関係が台湾の政権にとりその死命を制する重大問題であることは、馬前政権が「ひまわり学生運動(※馬政権が強行しようとした事実上の中台FTAである両岸サービス貿易協定への反対運動)」を中心とした「天然独」と呼ばれる台湾新世代の猛烈な批判にさらされ政権を追われた事実がある一方で、その前の陳水扁民進党政権が過激な独立志向を米国から痛烈に非難されて政権の求心力を喪失していった事実をも併せて想起すれば明らかでしょう。  その意味において、予測不可能なトランプ政権の外交姿勢は、当事者の台湾のみならず同盟国たる日本にとっても頭の痛い問題です。とくに、大統領就任前にトランプ氏が異例にも蔡総統からの祝福電話を受け、その後のテレビ・インタビューで、リチャード・ニクソン政権以来40年ちかく米中関係を規定してきた「一つの中国」政策(”One-China” Policy:「原則」ではない点は注意を要する)からの離脱を示唆した発言は、関係国を少なくとも2カ月余り翻弄しました。結局、トランプ大統領は今年2月の日米首脳会談直前に大統領就任後初の米中電話会談を行い、あっさりと「一つの中国」政策を尊重すると表明し、その背後でどのような戦略的なディール(取引)がなされたのかという疑心暗鬼を各国に招きました。そして、それが今後の両岸関係にどのような影響を及ぼすのか予断を許しません。  これは、米国内法である台湾関係法に基づく米国の対台湾武器供与の行方をも左右するという意味で、台湾の安全保障にとって死活的な問題です。中台の軍事バランスは、1990年代後半以降、年々その格差が拡大しており、2015年時点で中国の公表国防費は台湾の約14倍となっています。そのような情勢下で、台湾が予てから希望しているF-16C/D戦闘機や通常動力型潜水艦などの供与が円滑に進められるかどうか、注視していく必要があります。圧倒的な陸軍力を誇る中国ですが、台湾本土への着上陸侵攻能力はいまだ限定的といわれています。しかし、近年、中国は大型の揚陸艦を建造するなど侵攻能力の向上に努めており、圧倒的なミサイル攻撃能力と併せ考えれば、米国による台湾への軍事支援とともに、台湾独自の防衛努力も加速化させる必要があるでしょう。        (衆議院議員 長島昭久)
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

変貌するアジア太平洋地域と日本の安全保障(その八)/連載コラム「長島昭久のリアリズム」

2017.12.09Vol.701長島昭久のリアリズム
「現状維持(status quo)」という言葉は、台湾海峡の平和と安定においては死活的に重要なキーワードです。過度な対中傾斜で台湾内の世論から拒否された国民党の馬英九政権に代わって8年ぶりに政権に復帰した民進党の蔡英文政権ですが、それとて大陸中国との適度な距離感をつかみ損ねれば途端に台湾の人々からの支持を失ってしまうことは確実です。台湾海峡両岸の関係が台湾の政権にとりその死命を制する重大問題であることは、馬前政権が「ひまわり学生運動(※馬政権が強行しようとした事実上の中台FTAである両岸サービス貿易協定への反対運動)」を中心とした「天然独」と呼ばれる台湾新世代の猛烈な批判にさらされ政権を追われた事実がある一方で、その前の陳水扁民進党政権が過激な独立志向を米国から痛烈に非難されて政権の求心力を喪失していった事実をも併せて想起すれば明らかでしょう。  その意味において、予測不可能なトランプ政権の外交姿勢は、当事者の台湾のみならず同盟国たる日本にとっても頭の痛い問題です。とくに、大統領就任前にトランプ氏が異例にも蔡総統からの祝福電話を受け、その後のテレビ・インタビューで、リチャード・ニクソン政権以来40年ちかく米中関係を規定してきた「一つの中国」政策(”One-China” Policy:「原則」ではない点は注意を要する)からの離脱を示唆した発言は、関係国を少なくとも2カ月余り翻弄しました。結局、トランプ大統領は今年2月の日米首脳会談直前に大統領就任後初の米中電話会談を行い、あっさりと「一つの中国」政策を尊重すると表明し、その背後でどのような戦略的なディール(取引)がなされたのかという疑心暗鬼を各国に招きました。そして、それが今後の両岸関係にどのような影響を及ぼすのか予断を許しません。  これは、米国内法である台湾関係法に基づく米国の対台湾武器供与の行方をも左右するという意味で、台湾の安全保障にとって死活的な問題です。中台の軍事バランスは、1990年代後半以降、年々その格差が拡大しており、2015年時点で中国の公表国防費は台湾の約14倍となっています。そのような情勢下で、台湾が予てから希望しているF-16C/D戦闘機や通常動力型潜水艦などの供与が円滑に進められるかどうか、注視していく必要があります。圧倒的な陸軍力を誇る中国ですが、台湾本土への着上陸侵攻能力はいまだ限定的といわれています。しかし、近年、中国は大型の揚陸艦を建造するなど侵攻能力の向上に努めており、圧倒的なミサイル攻撃能力と併せ考えれば、米国による台湾への軍事支援とともに、台湾独自の防衛努力も加速化させる必要があるでしょう。        (衆議院議員 長島昭久)

【インタビュー】アガサ・クリスティーのひ孫が選ぶベスト“ポアロ”役は?

2017.12.09Vol.701インタビュー
僕が自分の曽祖母が偉大な人なんだと認識したのは彼女が亡くなった日のことでした。その日のニュースに“アガサ・クリスティー死去”と出て、そんなすごい人だったんだと理解したのです」  そう語るのはミステリー界の女王アガサ・クリスティーのひ孫であるジェームズ・プリチャード氏。クリスティーの代表作をハリウッドのオールスターで映画化した、現在公開中の映画『オリエント急行殺人事件』で製作総指揮も務めているプリチャード氏に話を聞いた。 「僕自身は曽祖母についての記憶はほとんど無いんです。けれど家族から聞いた話では、彼女はとにかく好奇心が強くて、レストランに行けば隣のテーブルの人の会話にも耳を澄ませているほどだったそうです。とても穏やかで知的な女性だったそうで、彼女の作品とのギャップが興味深いですよね(笑)」  日本では近年も『オリエント急行殺人事件』がドラマ化されるなどクリスティー人気は衰えることがない。 「ですが世界的に見ると一時期、クリスティー作品の映画化やドラマ化が少なくなっていたこともあったんです。ですから今回のように豪華なキャストをそろえハリウッドで映画化されるというのはとてもうれしいことですね。監督のケネスは本作の映画化に並々ならぬ情熱を持っており、ポアロ役も自身で演じたいと申し出るほどでした。実際、彼のポアロは最高でしたね! 品格もありユーモアもあって。ケネス以外だと、やはり原作に最も近いポアロと呼ばれているデヴィッド・スーシェのポアロが好きです。日本でもポアロというと彼のイメージが強い人は多いのではないでしょうか。それゆえに今回の映画作品は結末を知っている人も新鮮さとクリスティー作品ならではのだいご味を両方、感じることができると思います」

神谷健太さん、与那嶺瑠唯さん「11.8に新曲をリリース」【JAPAN MOVE UP】

2017.12.09Vol.700ラジオ【JAPAN MOVE UP】
「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中の『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』。今回のゲストは神谷健太さん、与那嶺瑠唯さん(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)。

こだわりの自然派食品が揃うマルシェ/12月9日(土)の東京イベント

Jr.宮近がラジオの現場描く舞台「いつかはパーソナリティになりたい」

2017.12.08Vol.Web Originalエンタメ
 舞台『太陽のかわりに音楽を。』が上演中だ。7日、初日公演前に公開リハーサルが行われ、ラジオパーソナリティを演じる宮近海斗(Travis Japan/ジャニーズJr.)、高田翔(ジャニーズJr.)、そして伝説のラジオパーソナリティを演じる別所哲也が取材に応じた。    ストレートプレイは初めてという宮近は「台本を読んだ時点で、物語の軸となるのは僕だと、自分が崩れたら全体が崩れるんじゃないかと勝手に思っていて、台詞もこんなに入るかな?って思いましたが、(台詞が頭のなかに)入るんですね! ひとつひとつステップアップしていくのがすごうれしくて、こういう作り方をしていくんだ、と学べたので、大きな一歩、そして糧になりました」  高田は「今回大変だったのは、ダンス(笑)。役らしさを出すために、無邪気に楽しく踊らさせていただいてます」と話した。  別所は、伝説のラジオパーソナリティ・糸居志郎を演じる。 「自分の役(糸居志郎)は、実在の人物がモデル。その方の想いや当時番組を作られた方、番組のファンの方もたくさんいらっしゃって、当時の資料をたくさん読みました。同時に、それが今回の物語の大切なエッセンスでもあるので、それを稽古場で作り上げてきました。オールナイトニッポンを聴いて、助けられた人はたくさんいらっしゃると思いますので、そういった方々にぜひ見ていただきたいですし、新しい世代がオールナイトニッポンをどう引っ張っていくのかも、この舞台でドラマとしてみることができるので、ぜひご覧ください」 「僕らの世代は、あまりラジオになじみがないと思いますが、この舞台がきっかけとなって、いろんな人にラジオに接してもらえれば」と、宮近。本公演への出演することで、『オールナイトニッポンR』にも出演したそう。「そこで感じたことが勉強となって生かせたと思うので、いつかは「オールナイトニッポン」のパーソナリティにもなりたいと思っています」と、意気込んだ。  この舞台は、ラジオの人気深夜番組「オールナイトニッポン」の50周年を記念した作品。ラジオが好きでもないのに「オールナイトニッポンZERO」のパーソナリティを務めるミュージシャンが50年前にタイムスリップ、伝説のアナウンサーがパーソナリティを務める「オールナイトニッポン」の現場でラジオの力を知っていく。  銀座・博品館劇場にて、17日まで。全15公演。  詳細は公式サイト http://event.1242.com/special/midnight_radio/ で。

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