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“見れば見るほど、世界が広がる”エリック・カール展 The Art of Eric Carle

2017.05.08Vol.690ART
 ベストセラー絵本『はらぺこあおむし』で知られる、アメリカの絵本作家エリック・カールの世界を、貴重な原画・作品で伝える展覧会。米国・マサチューセッツ州にあるエリック・カール絵本美術館の全面協力を得て、選りすぐりの絵本原画など約160点の作品を展示する。  展覧会は2部構成。第1部では、カールが世に送りだした80タイトルにおよぶ作品の中から『はらぺこあおむし』や『こぐまくん こぐまくん なに みているの?』など、日本でもよく知られた絵本の原画を展示。第2部では、影響を受けたフランツ・マルク、パウル・クレー、交流のあったレオ・レオニらゆかりのある美術家、作家の作品や、日本の絵本作家いわむらかずおとの共作絵本の原画の他、舞台の衣装デザインや立体作品なども展示。カールのアーティストとしての側面に迫る。 『はらぺこあおむし』が生まれてからおよそ50年。今なお、その輝きは失せることなく、親から子へ受け継がれ続けている。永遠の名作絵本を生み出したエリック・カールの真髄に触れて。

“見れば見るほど、世界が広がる”ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展  16世紀ネーデルラントの至宝 — ボスを超えて —

2017.05.08Vol.690ART
 旧約聖書の物語を題材にした、巨匠ピーテル・ブリューゲル1世の傑作『バベルの塔』をはじめ、16世紀ネーデルラントの重要作品が集結。『バベルの塔』は24年ぶりの来日となるほか、巨匠ヒエロニムス・ボスの油彩画2点『放浪者(行商人)』『聖クリストフォロス』も初来日。代表的な巨匠に加え同時代の作家たちも数多く紹介。宗教から風景や人々の暮らしまで題材を広げていった、16世紀ネーデルラント芸術の豊かさを知ることができる。  本展では『バベルの塔』に、かつてない視点で迫ったプロジェクトも見どころ。今回、東京藝術大学COI拠点の持つ高精度の複製技術により制作された、実物比約300%の巨大複製画を展示。実物の鑑賞では見えにくい細部まで、じっくり堪能できる。また会場では『バベルの塔』のなかの見どころの部分をCGにし、動画で見せるスペシャル映像も上映。ブリューゲルより前にバベルの塔を題材にした作品なども紹介しながら、同作が傑作と呼ばれる理由を徹底解説する。  また今回はブリューゲルにも影響を与えたとされる奇想の画家・ボスにも焦点をあてる。ボスの模写や、モチーフを借りた作品なども紹介。ボス作品の魅力だけでなくその影響力にも注目する。

あのはみ出し者たちがさらにゴキゲンなノリで復活!『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』

2017.05.08Vol.690映画
 宇宙の落ちこぼれチームが繰り広げる常識破りの活躍を懐かしのヒット曲に乗せて描き、世界中で大ヒットした前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が再びスクリーンに帰ってきた!  おなじみのキャスト陣も再集結。“永遠の思春期リーダー”スター・ロードことピーター・クイル役に、前作出演後、大作『ジュラシック・ワールド』で主演を務め、今やスター俳優の座についたクリス・プラット。“セクシーなツンデレ暗殺者”ガモーラ役に『スター・トレック』シリーズのゾーイ・サルダナ。さらに“銀河一凶暴な毒舌アライグマ”のロケットの声を『アメリカン・スナイパー』でオスカーにノミネートされたイケメン俳優ブラッドリー・クーパー。そして前作で仲間を守るために犠牲になるも挿し木され身長25cmまで成長した樹木型ヒューマノイド、ベビー・グルートのわずかなセリフを『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼルが担う。彼らに加え実力派俳優カート・ラッセルが新たに参加。  もちろん今回も、ノリで行動する彼らのスタイルは相変わらず。ゴキゲンな70年代ヒットソングのオンパレードで、前作ファンも存分に楽しませてくれる。  2018年公開予定の超大作『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー(原題)』に、ピーター率いるガーディアンズの参戦も決定。ますます彼らから目が離せない!

編集部オススメMOVIE『ラストコップ THE MOVIE』

2017.05.08Vol.690映画
 30年の昏睡状態から突如目覚めた、熱すぎる昭和の刑事・京極浩介と、バディーを組むことになった草食系の平成刑事・望月亮太。これまで幾多の危機を乗り越えてきた京極の不死身のパワーが限界に到達。そんなとき、最新鋭の人工知能がある大事件を巻き起こす…! 監督:猪股隆一 出演:唐沢寿明、窪田正孝、佐々木希、藤木直人他/1時間45分/松竹配給/全国公開中  http://lastcop-movie.jp/

【鈴木寛の「2020年への篤行録」】第44回「東大よりもハーバード」の流れに対抗するには

2017.05.08Vol.690COLUMN
 東大進学実績ナンバーワンの開成高校で、今春の大学合格実績がこのほど公表され、ハーバードなど海外の名門大学の合格数を20人輩出したことが話題になっています。ネット上では「日本の大学の凋落」「教育現場での急速なグローバル化」と受け止めた方が多いようです。  しかし、私から見ると、ようやく世間の皆さんが気づき始めたことに複雑な思いです。私の教え子でも近年、灘高校を卒業して、国内ではなく、ハーバードに進学した人がいました。「頭脳流出」はすでに始まっているのです。今回の世間の反応には「むしろ遅いくらいだ」と半分は冷めたような気持ちもある反面、もう半分は「これで教育改革に本気で向き合う機運が少しは高まってくれれば」という期待が入り混じっています。  石油が取れない日本は「人こそ資源」であるはずなのに、教育に関するGDP比の公的支出は先進各国でも最低クラスが続き、超高齢化による社会保障負担の大きな縛りがある財政事情にあって、今後も国家として教育への投資は望めません。それでいて、工業化社会時代の知識偏重型モデルから抜け出せていないわけですから、将来は世界で勝負しようというトップ集団の高校生が危機感を覚えて、野球やサッカーの一流選手と同じように早い時期から「海外志向」になるのは当然の流れです。  だからこそ、大胆な投資が望めないのであれば、グローバル化やAI(人工知能)の発達といった社会構造の変化を見据えた教育制度に変えるくらいはしておかないとなりません。そして、子どもたちだけでなく、親御さん、学校現場の教師たちが、新しいことにチャレンジするインセンティブを働かせるには、どうすればいいか。長年試行錯誤した末に、「大学入試を変えれば、高校以下の学校現場も、塾産業も、当然親たちも変わる」と確信して、現在まで取り組んでいるのが、まさに一連の大学入試改革というわけです。  5月21日13時30分から、東大の五月祭で行われるNPO法人、日本教育再興連盟の「五月祭教育フォーラム」では、大学入試改革をテーマに、大学生たちと、私や陰山英男さんなどの専門家がとことん議論します。フォーラムでは、大学入試改革はそもそも何を変えるのか、あらためて問い直します。事前受付は、例年以上の反響らしく、このコラムが掲載される頃には「満員札止め」になっているかもしれませんが、今後もこうした機会が増えていってほしいと思います。(文部科学大臣補佐官、東大・慶応大教授)

新しい数字パズル!『Dr.SUM』

編集部オススメMOVIE『追憶』

K-1大会前恒例の「大決起集会」を5・20スカイツリーで開催

2017.05.07Vol.690格闘技
 K-1の大会前の恒例イベントとなっている東京スカイツリーでの「大決起集会」。  今回も「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ?第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント?」(6月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナ)を前に、5月20日18時30分から東京スカイツリータウン・ソラマチイーストヤード5Fの「J:COM Wonder Studio」で開催される。  今回もトーナメントに参加する選手はもちろん、大会に出場する選手が多数参加の予定。  試合直前の選手の生の声を身近で聞ける貴重なチャンスとあって、毎回多くのファンが詰めかけている。  ファンとの交流という面もあることからリラックスムードで臨む者もいれば、同席しないまでも対戦相手が至近距離にいることで発言が過激になる者、あえて淡々とした態度に終始する者など選手の個性が出るイベントとなっており、そんな観点で見るのも一考だ。  昨年は最後のフォトセッションでの武尊と小澤海斗の乱闘、主催者側があえて同席させた卜部弘嵩と大雅の微妙な空気など、ある意味“迷場面”を生み出すこのイベント。今回の注目は対戦発表会見で乱闘になりかけた大雅と皇治か? 2人が参加すれば片時も目の離せないことになりそうだ。

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

ZST王者・柏﨑がRIZINのバンタム級トーナメント出場希望を表明

2017.05.07Vol.689ニュース
 総合格闘技「ZST.56」(5月6日、東京・新宿FACE)でZSTバンタム級王者・柏﨑剛が今秋開催されるRIZINのバンタム級トーナメントへの出場をアピールした。  この日の休憩時間明けにフライ級王者・伊藤盛一郎、フェザー級王者・加藤惇とともにリング上から挨拶した柏﨑は「去年11月にZSTのチャンピオンとしてたくさんの期待を背負って試合をしたにもかかわらずふがいない結果になってしまって申し訳ありません。その罪滅ぼしといってはなんなんですけど、RIZINのバンタム級トーナメントに出ます! 有名になるためとかではなく、ZSTを高みに持っていくため、そして強くなるためにRIZINに出ます」と明言した。今後はRIZINからのオファーを待つこととなる。4月に行われたRIZINでは伊藤がRIZIN常連の才賀紀左衛門を判定ながら危なげなく破り、ZSTのタイトルホルダーの実力は示しているだけに参戦の可能性は十分にありそうだ。  また加藤は5月12日に行われる修斗公式戦に出場し魚井フルスイングと対戦。こちらも「ZSTのチャンピオンとして負けられない試合。プライドを持って試合をしたい」と話した。

濱田岳がちびっこと合唱団を結成!

2017.05.07Vol.690ニュース
  「アサヒ おいしい水プラス 『カルピス』の乳酸菌」がリニューアル、新TVCMの発表イベントが行われた。  イベントにはCMキャラクターの濱田岳が登場。新CMのお披露目と撮影の裏話が語られた。CMでは、商品を飲んでいる濱田の上から落ちてくるボトルキャップ風の帽子をかぶるという演出があったが、商品を飲むタイミングと帽子が落ちてくるタイミングを合わせるのに苦戦。「帽子をかぶるシーンのカットは何度も何度もやりました。映画にはない、短い時間で表現することがすごく難しかった。CM中の歌も歌っているので、日本全国の方に見てもらうのはすごく恥ずかしいが、ぜひ注目してほしいです」とコメント。  また、同商品の特徴でもある“甘酸っぱい”と“すっきり”にかけて、それぞれの思い出を聞かれると「“甘酸っぱい”思い出は、大阪で撮影していた時に、僕に会いたくてずっと待っていてくれた小さい男の子が、会った時に涙を流して喜んでくれたこと。男の子の涙を見て、すごく胸がきゅっとなって甘酸っぱい思い出になりました。“すっきり”の思い出は、バイクの免許を取得するために通っていた教習所を卒業したこと。すごくすっきりしています。今年はバイクで海へ行きたいですね」と答えた。

編集部オススメMOVIE『カフェ・ソサエティ』

2017.05.07Vol.690映画
 1930年代。もっと刺激的で心ときめく人生を送りたいと願う青年ボビーは憧れのハリウッドにやってきた。全米から明日の成功を目指す人々が集まる熱気に包まれたこの地で、ボビーは映画業界の大物エージェントとして財を築いた叔父のもとで働き始める。 監督:ウディ・アレン 出演:ジェシー・アイゼンバーグ、クリステン・スチュワート他/1時間36分/ロングライド配給/TOHOシネマズ みゆき座他にて公開中  http://movie-cafesociety.com/

【今週の“人”】鈴木宗男 新党大地代表

2017.05.07Vol.690ニュース
「新党大地」の鈴木宗男代表の公民権が4月29日、回復された。  鈴木氏は同日、札幌市で開いたパーティーで「選挙がいつあるか分からないが、その時期が来たら最善の判断をしたい」と次期衆院選での国政復帰に意欲を示した。鈴木氏は「私にはやり残したことがある。北方領土問題の解決だ」と訴えている。  鈴木氏は第2次橋本改造内閣で北海道開発庁長官・沖縄開発庁長官、小渕内閣では内閣官房副長官を務めた。衆院議員だった平成22年に受託収賄罪などで懲役2年の実刑判決が確定。失職、収監され、23年12月に仮釈放された。刑期満了から5年間は選挙に立候補できなかったが、4月29日に公民権を回復した。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

【今週の“人”】鈴木宗男 新党大地代表

2017.05.07Vol.690ニュース
「新党大地」の鈴木宗男代表の公民権が4月29日、回復された。  鈴木氏は同日、札幌市で開いたパーティーで「選挙がいつあるか分からないが、その時期が来たら最善の判断をしたい」と次期衆院選での国政復帰に意欲を示した。鈴木氏は「私にはやり残したことがある。北方領土問題の解決だ」と訴えている。  鈴木氏は第2次橋本改造内閣で北海道開発庁長官・沖縄開発庁長官、小渕内閣では内閣官房副長官を務めた。衆院議員だった平成22年に受託収賄罪などで懲役2年の実刑判決が確定。失職、収監され、23年12月に仮釈放された。刑期満了から5年間は選挙に立候補できなかったが、4月29日に公民権を回復した。

価値感をぐらつかせる作品 イキウメ『天の敵』

2017.05.07Vol.690演劇・ミュージカル
 SFやオカルト、ホラーといった題材を自由自在に操るイキウメ。作・演出の前川知大の作る作品は見る者の立ち位置を不安にさせ、そして「ない」とは分かっていながら「あってもいいんじゃないか…」とついつい思わされてしまうような価値観をぐらつかせるもの。  今回は2010年に上演した短篇集『図書館的人生Vol.3 食べ物連鎖』の中の一篇をベースとした作品。  ライターの寺泊は、食事療法の取材中、戦後まもない1947年に「完全食と不食」について論文を書いた医師、長谷川卯太郎を知る。その卯太郎の写真が料理家の橋本和夫に酷似していたことで、寺泊は二人の血縁を疑い、橋本に取材を申し込む。橋本のルーツは、食事療法を推進していた医師、卯太郎にあると考えたのだ。そこで橋本は寺泊に「長谷川卯太郎は私です。今年で 122 歳になる」と言ったのだった…。  完全食を求めて生き延び、ついには人ではなくなってしまった男が世界の観察者となっていく物語。短篇集では駆け足にならざるを得なかったが、今回は男の100年間がじっくりと描かれる。 また今年は劇団を代表する作品である『散歩する侵略者』が7月に文庫化、9月に映画の公開、10月には舞台で再演される。8月には前川の作品を長塚圭史が演出する(Bunkamuraシアターコクーンほか)など、大きな話題がごろごろしている。

心地よいアルバム『in・ter a・li・a 』At The Drive In

2017.05.07Vol.690カルチャー
 米バンド、アット・ザ・ドライヴ・インが17年ぶりに放つ最新アルバム。メンバーのオマー・ロドリゲス・ロペスと、オマーの別プロジェクトのマーズ・ヴォルタを始め、ミューズ、シガーロスなどを手掛けたプロデューサーのリッチ・コスティがタッグを組んだ作品。メンバーが「信頼をすべてオマーにすべて託した」という本作では、2017年にアップデートされた彼らのロックが聞ける印象。17年のインターバルで否応なく盛り上がった期待感には、リリース前に発表してきた収録曲数曲のミュージックビデオを通じて、じわじわ少しずつ答えてくれてきた印象があるだけに、アルバムがリリースされれば待ちかねていたファンには熱狂が訪れそう。全11曲を収録。

心地よいアルバム『BEST SELECTION “blanc”/“noir”』Aimer

新たな歴史を刻むフェスティバル『横浜レゲエ祭』

2017.05.07Vol.690LIVE
 日本最大級のレゲエフェスティバル「横浜レゲエ祭」が今年も開催決定。昨年、サウンドシステムのMIGHTY CROWNの結成20周年と、横浜レゲエ際の20周年というWアニバーサリーのスペシャルなフェスとなったが、今年はMIGHTY CROWNにとってもフェスにとっても新たな一歩を踏み出すタイミングになる。例年以上に記録や記憶に残るフェスとなりそうな今年のレゲエ祭は、間違いなく音楽シーンにしっかりと爪あとを残すだろう。  出演は、FIRE BALL、PAPA B、そしてMIGHTY CROWNを筆頭に日本のレゲエシーンを支える強力ラインアップが決定。さらにジャマイカからTARRUS RILEY with DEAN FRASERも参加する。   一般発売は6月10日?。

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