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「渋谷のお土産」プロジェクト始動!

2016.11.28Vol.679今日の東京イベント
キーワードは“エシカル”。新たなカルチャーを渋谷から世界へ発信!  人間や地球環境に優しく、持続可能な社会づくりのために“エシカル”な意識が生産者にも消費者にも求められている今、渋谷原宿が、エコとファッションを両立させた新たなカルチャーを世界にアピールする“エシカルタウン原宿”として生まれ変わる!

【DJダイノジ あなたの好き、肯定します!】第8回:すごい「大」ノジ、編曲家の大村雅朗さん

2016.11.28Vol.679COLUMN
大地:11月も終わりですけど今月の「深回」、もりだくさんだったね。冒頭の『湯を沸かすほどの熱い愛』からの映画の話、大村雅朗(まさあき)さん特集で90分。前に大谷さんから新しい音楽を教えてもらってるって話をしたことがあるけど、今月の「深回」はまさにそういう回だったよ! 大村さんという人を知ることができただけですごい収穫でした。 大谷:すごい「大」の字、すごい編曲家の大村雅朗さんを特集したんだよね。大村さんはすごい編曲家。1997年に46歳で亡くなられてるんだけど、手掛けた作品を並べたらド名曲ばかりなんだよ。八神純子さんの『水色の雨』、佐野元春さんの『アンジェリーナ』とか、大澤誉志幸さんの『そして僕は途方に暮れる』、吉川晃司さんの『ラ・ヴィアンローズ 』、渡辺美里さんの『My Revolution』…! 大地:すごい人!エピソードにもグッときたし。ところで大谷さん、なぜ大村さんを特集しようと思ったのか聞いてなかったけど? 大谷:それはね、ちょっと前に、大澤誉志幸さんと大村雅朗さんという2人のすごいダイノジ、過少評価されてるんじゃないかって、ブログで書いたことがあるんだけど、いつかどこかでちゃんと話したいなって思ってたんだよね。 大地:それが今だったってことなんだ。収録しながら思ってたんだけど、自分たちは、大村さんが編曲した曲を聞きながら育ってきたんだなって。 大谷:俺もさ、最初は気にして聞いてなかったよ。だんだん、この曲もあの曲もって、自分の好きな曲は大村さんが編曲していることに気づいた。DJをやるようになってそれを再確認したりもしたしね。 大地:松田聖子さんの『SWEET MEMORIES』では作曲をされているけどってエピソードはぐっと来たねえ。 大谷:大村さんは自分は編曲が専門だからこの曲はA面にはしないでって言って、カップリングとして収録されていた曲だった。あの曲の後は、また編曲者の方向へっていうね。 大地:恥ずかしさもあったのかもしれないけど、編曲者としてプライドもあったと思うんだ。 大谷:この曲ってさ、CMで流れて、口コミでどんどん広がっていって話題になったんだよね。 大地:うわ?覚えてるよ、それ?! 誰が歌っているんだってなったね。 大谷:作詞は松本隆さん。この頃はさ、松田聖子さんが新しい一歩を出していこうって時代で、そこで出してきたのが松本さんと大村さんが組んだ、ちょっと大人びたこの曲だったんだよね…。スティーリー・ダンとか、ドナルド・フェイゲンとか、あのテイストが入っている。洋楽のアレンジメントを入れ込みながら…。 大地:歌謡曲にも落とし込んでる! 大谷:それを歌う松田聖子さんもすごいですよ。松田さんの作品に『櫻の園』という曲がありますけど、この曲は大村さんが松田さんに歌ってほしいと託した曲。作詞は松本隆さんなんです。この曲もね…。 大地:ねえ。番組でも言ったけどさ、大村さんにはもう本当に頭が上がらないです。 ※次回放送は12月25日。

魔夜峰央の大ヒット漫画『パタリロ!』が舞台化!! パタリロ役はやはりこの人だった 池田鉄洋(脚本)&加藤諒(主演)&小林顕作(演出)

2016.11.28Vol.679インタビュー
 少女漫画の枠を越え、多くのファンを持つ魔夜峰央の大ヒット漫画『パタリロ!』が12月に舞台化される。主役のパタリロを演じる加藤諒、演出の小林顕作、脚本を担当した池田鉄洋の3人に話を聞いた。 (THL・本吉英人/撮影・蔦野裕)

棚橋弘至 仮面ライダーの宿敵として新作映画に出演

2016.11.28Vol.679インタビュー
100年に一人の逸材と言われ、人気・実力ともに№1プロレスラーの棚橋弘至。その活躍はリングの上だけではなく、さまざまなメディアでも見ることができる。中でも大好評だったのが、テレビ朝日「アメトーーク!」の仮面ライダー芸人への出演。熱心なプロレスファンの間では有名だが、棚橋は大の仮面ライダーファン。そんな彼が“夢だった”という仮面ライダー映画への出演を果たした。

格闘家イケメンファイル Vol.61 グランドスラム・イズム 伊藤盛一郎(いとう・せいいちろう)

2016.11.28Vol.679格闘家イケメンファイル
 2015年2月9日の同連載Vol.18に登場した伊藤盛一郎が2度目の登場。当時フライ級タイトルマッチ前に、チャンピオンに挑む心境を語った伊藤。その試合に勝利し、チャンピオンとなった伊藤はその後も防衛し続け、ベルトを守っている。2年の間に、挑む者から守る者になった伊藤の現在。 「チャンピオンになった時の試合ははっきりと覚えています。1R目の前半、自分が押してて、ちょっとイケるかな…と思った時に、パンチをもらいました。結構ガツンともらい、これは負けちゃうんじゃないかというぐらいピンチで。でも応援に来てくれてる人の事を思い出すと、こんなところで終わってたまるかって。そこからちょっと盛り返して、なんとか1Rは終了。もらったパンチで鼻が折れて、鼻血がすごかったんですけど、逆に思い切りいこうと。たくさんの人が応援に来てくれていたし、自分も本当に勝ちたかったので、絶対にぶっ飛ばすぞって、ガツガツ前に出ました。そして飛び膝蹴りから、コーナーに詰めて、最後はパウンド。パンチの連打で勝ったんですが、その瞬間号泣です(笑)。最後殴っているところがスローモーションになり、レフェリーの人がゆっくり入ってきた。そしたらカンカンカンって鐘がなって、その瞬間気持ちが高ぶって涙がバーッと(笑)。勝村先生も飛び出して来て、2人で抱き合って泣いていました(笑)」  伊藤と師匠・勝村の熱い師弟関係は有名。 「師匠との絆は深いと思います。このジムでなければ格闘技はやらないし、勝村先生の元でしかやりたくないので。今は親よりも長い時間過ごしているんじゃないかな。先生は普段はすごくふざけていて、でも自然と周りに人が集まってくる。それは自分を犠牲にしてでも困っている人を助けてあげるなど、人格的にも素晴らしい人だから。あんなふうになりたいと思いますが、なかなか真似できないですよね」  11月3日、東京・ディファ有明で行われた「GRANDSLAM 5」で、修斗の世界バンタム級2位の内藤頌貴と対戦し勝利。ケージサイドで観戦していた榊原信行RIZIN代表に、大晦日のRIZIN参戦を直訴。榊原氏から「大晦日に待ってます」と参戦を快諾された。 「1年前に鎖骨をケガして、去年の11月の試合を欠場してしまったんです。もしかしたらですが、その試合に出場して勝っていれば、昨年の大晦日に出場できていたかな…と。ですから、昨年末からずっと今年の大晦日のRIZIN出場を目指し、1年間頑張ってきました。結構大変な1年でしたけど、なんとかここまでやってきて良かったと、今は思っています。やはり大晦日の格闘技は、まだ自分が始める前から見ていましたし、勝村先生や所さんが、戦っていた大きな舞台なので、プロになったら自分もそこで戦ってみたいと思ってました。いつも言っている事なんですけど、ZSTのファイターって、一本とかKOなどをアグレッシブに狙っていくファイトスタイルなんですね。で、ZSTの中では多分自分が一番そういうファイトスタイルだと思うので、それをRIZINの舞台でやりたい。アグレッシブに攻めて、一本、KOを狙うZSTスタイルをお見せできれば、みなさんに楽しんでもらえるんじゃないでしょうか」  前回のインタビューでは、男性のファンが多いと嘆いて(?)いたが…。 「それは変わらないです(笑)。3日の試合後、RIZINの試合が決まってから、ほとんど毎日5?6人の友達申請がフェイスブックであるんですけど、9割方男性です。男性から好きですっていうメッセージもきましたし、何でですかね(笑)。そこは2年前と変わらずですね(笑)」  この2年でぐんと成長した伊藤。今後について。 「この先は…ずっとチャンピオンでいたいです。前回取材していただいた時は20歳で、ジムの中で自分が一番年下でしたけど、最近は大学生や自分より若い後輩も増えてきました。自分は今フライ級なんですけど、そのぐらいの階級の子がいたら育ててZSTに送り込んでみたいです。自分も師匠の田沼さんからベルトを受け継いで、第3代のチャンピオンになったので、ぜひ後輩に第4代になってもらいたい。このジムでフライ級のベルトは受けついでいきたい。自分自身は、前も言いましたが、今は海外は目指していません。それよりも、日本で先輩の所さんのようになりたいです。所二世って言われたいぐらい。大晦日のRIZINには、所さんも出場するので、一緒に勝てたら最高ですね」

『僕らのごはんは明日で待ってる』試写会に15組30名 

黒谷友香「友香の素」vol.169 年齢の仕業?

世界最高峰のアイスショー「スターズ・オン・アイス」

2016.11.27Vol.679今日の東京イベント
 世界最高峰のアイスショー「スターズ・オン・アイス」。その名の通り、オリンピックメダリストや世界選手権王者を中心とした、フィギュアスケート界のトップスターによるアイスショーだ。北米を中心に毎年数多くの都市で開催される伝統あるアイスショーは、日本でも2005年から開催。スターズ・オン・アイスだけで披露される圧巻のグループナンバーや人気スケーターの演技に酔いしれよう。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

【腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ!】肌ざわりも心地いいインナー

2016.11.27Vol.679新商品
 そろそろヒートインナーが恋しくなる季節。ベルメゾンでおなじみの千趣会は、暖かさはもちろん、徹底して“着心地”にこだわった。 「ベルメゾンオリジナルのあったか発熱インナー“ホットコット”は、2011年から発売しているヒートインナーです。これまで綿混45%だった素材を、今期からリニューアル。綿混紡率を95%にし、着心地を強化しました」  実際にどこが違う? 「“肌がかゆい”“乾燥が気になる”“汗を吸わない”といったお客様の声を聞き、肌にやさしく、汗をしっかり吸いとる、着ていて不快感のないものをご提供したいと思い天然素材にこだわりました。お客様からは、以前の物より暖かく感じるという感想もいただき、着心地の良さもとても好評です」  天然素材は高級なイメージだが…。 「一部のものを除き、990円というお値段と、豊富なバリエーションで、非常にお手にとりやすくなっております(笑)。レディースのほかに、メンズ、キッズ、妊婦さん用を展開。さらに例えばレディースなら、長袖、半袖、丸首、Vネック、タートルネック、キャミソール、腹巻、腹巻付きパンツ、レギンスなどがあり、カラー展開も豊富。前後がVのインナーなどは、襟ぐりの広い服を着てもインナーが見えず、品薄になるほどの人気です」  初の店頭販売も実現。 「現在、PLAZAでも発売していますので、寒い!と思ったらすぐにお手に取っていただけます。肌触りや着心地にこだわった商品なのに、実際に触って確かめていただけないのがもどかしく、今回は店舗販売という初の試みに挑戦しています。1回着ていただくと、リピートして下さるお客様が多く、商品には絶対の自信があったので、店頭での販売が実現し、ワクワクしています。PLAZAで見かけたら、ぜひ実際に触れてみて下さい」

そうそう見られない企画 ハイバイ『ワレワレのモロモロ東京編』

2016.11.27Vol.679エンタメ
 今回の公演は「俳優が自分の身に起きたことを書き、演じる」という異色番外公演。  ハイバイはもともと主宰の岩井秀人が「自分がひどい目にあったこと」を中心に取材し、現実に起こっている「面白ひどいこと」を主な題材として作品を作ってきた。いわば「私小説」ならぬ「私演劇」。  ドラマは日常に転がっている、とはよく言うが、まさにそれを実際に行ってきたのが岩井の作品。  ゆえに題材は「ひきこもり」「家族」「夫婦」「不倫」など現実の社会問題とリンクするものが多かった。  そして岩井は2011年から全国の高校・大学・公共ホールなどで参加者が「自分で書いて、演じる」というワークショップを行い、そこで何本か作品を作ってきた。  本作はそのワークショップを起とし、俳優たちが実際に自分の身に起きたことを出し合い、それを岩井が構成・演出し一本の作品に仕上げたもの。  演劇というフィルターを通した時に、悲劇が喜劇に代わる時もあれば、その逆もしかり。演劇のダイナミックさを体験できる作品となりそうだ。  すでに前売り券は完売なのだが、当日券は毎回必ず出すとのことなので、ぜひチャレンジしたい。  15、16日には岩井のアフタートークもある。 ハイバイ『ワレワレのモロモロ東京編』 【日時】12月10日(土)?23日(金・祝)(開演は19時。17日(土)は14時の回あり。18日(日)と23日(金)は14時開演。月曜休演。開場は開演20分前。受付開始は開演40分前)【会場】アトリエヘリコプター(五反田)【料金】整理番号付自由席 前半割(10?16日)前売・当日共3300円/一般(17?23日)前売・当日共3800円、学生:前売・当日共2800円(受付にて要証明)【問い合わせ】ハイバイ(TEL:080-6562-4520 =10?20時 [HP] http://hi-bye.net/ )【構成・演出】岩井秀人【出演】荒川良々、池田亮、岩井秀人、上田遥、川面千晶、永井若葉、長友郁真、平原テツ、師岡広明

パレスホテル東京のクリスマスケーキ「ヘクセンハウス」

2016.11.27Vol.679グルメ
   東京・丸の内のパレスホテル東京は、さまざまなタイプのクリスマスケーキを12月20日(火)〜25日(日)まで(購入の3日前まで予約受付中)期間限定で販売する。「ヘクセンハウス」は、サンタクロースの足が煙突からチラリとのぞくジンジャーブレッドのお菓子の家をあけると、濃厚なチョコレートとオレンジクリームのケーキが登場する遊び心満載のケーキ。ほかにも、家族で楽しめるユーモアあふれるケーキから、大人のクリスマスパーティーにもふさわしいホテルメイドの上品なケーキ8種類を用意した。  

鎮魂と復興を願い、東北の六大祭りが虎ノ門に集結

2016.11.27Vol.679今日の東京イベント
東日本大震災が起きた2011年から、鎮魂と復興を願い東北6県で開催されてきた『東北六魂祭パレード』が、東京・虎ノ門の大通りに出現。高層ビルを背に、東北の伝統文化が東京を魅了した。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

鎮魂と復興を願い、東北の六大祭りが虎ノ門に集結

2016.11.27Vol.679今日の東京イベント
東日本大震災が起きた2011年から、鎮魂と復興を願い東北6県で開催されてきた『東北六魂祭パレード』が、東京・虎ノ門の大通りに出現。高層ビルを背に、東北の伝統文化が東京を魅了した。

美輪明宏が贈る〈恋と愛の物語〉

2016.11.27Vol.679エンタメ
   三島由紀夫と美輪明宏の美学が織り成す、ロマンあふれる物語を上演。美しく、妖しく、はかなく、悲しい幻想の世界を、美輪演出ならではのスペクタクルに、ロマンティックに、ダイナミックに、そしてドラマティックに展開。恋する女の魂の悲しくも恐ろしい物語『葵上』、美しすぎるがゆえにあまりにも悲哀に満ちた定めを負わねばならない、『卒塔婆小町』。〈美と醜〉〈若者と死〉など〈正負の法則〉に基づく2作品を贈る。チケットはローソンチケットで。  

そうそう見られない顔合わせ『どどめ雪』月影番外地 その5

2016.11.27Vol.679STAGE
『劇団☆新感線』の女優、高田聖子が1995年に劇団公演とは違った新しい試みに挑戦しようということで『月影十番勝負』というユニットを立ち上げた。  気鋭の作家、演出家、俳優に文字通り“勝負”を挑み続け、年1回のペースで作品を発表していたが、その間、高田は舞台、映画、ドラマにと引っ張りだこに。結局、12年をかけ2006年にめでたく10本目が終了。  しかし「やっぱりまだ続けたい!!」という高田やスタッフの思いとファンからの「まだまだ見たい」という声もあり、2008年に復活したのがこの『月影番外地』。本作は2年ぶりの新作公演。今回もここ2回に引き続き、脚本・福原光則、演出・木野花というここでしか見られないゴールデンコンビが実現した。  物語は谷崎潤一郎の「細雪」をかすかな下敷きとして、北関東の地方都市を舞台とした四姉妹のお話。誰よりもたくましく下世話な四姉妹でありながら、無自覚に「大きなもの」にだまされ搾取され敗れていく様を通して、「呆然と生きるなよ」という警告を笑いの中に忍ばせて送る。  その四姉妹に高田聖子、峯村リエ、内田慈、藤田記子。福原×木野もそうだが、この四姉妹もなかなかよそでは実現しない貴重な顔合わせ。 月影番外地 その5『どどめ雪』 【日時】12月3日(土)?12日(月)(開演は3・5・7・9日19時、4・10日13時/18時、6・8日14時/19時、11日13時、12日14時。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前)【会場】ザ・スズナリ(下北沢)【料金】全席指定5500円(前売り/当日共)【問い合わせ】サンライズプロモーション東京(TEL:0570-00-3337 [HP] http://sunrisetokyo.com/ )【作】福原充則【演出】木野花【出演】高田聖子、峯村リエ、内田慈、藤田記子、田村健太郎、利重剛

今田耕司「時代を切り取っている番組です」

ノイズ中村10周年フェス『おパーティ!』にスガダイローら豪華な出演者が集結

2016.11.27Vol.679音楽
 ジャズピアニストのスガダイローのマネジャーを務めるノイズ中村。今年でその名を名乗るようになって10周年ということで「ノイズ中村10周年フェス『おパーティ!』」(12月3?4日、SHIBAURA HOUSE)を開催する。 「この名前をいただいてからの10年でさまざまな方々と出会ったので、なにか記念してやっておきたいな、ということでこのイベントを企画しました。それに最近はスガダイローのマネジャーとしての僕しか知らない人も多いのですが、CDやグッズを扱うレーベルや荻窪ベルベットサンというライブハウス運営などいろいろなことをやっていて、ここで一発、別の顔も見せておいていいのかなと思いました」  会場はSHIBAURA HOUSE。外から中が見えちゃう超おしゃれなガラス張り。 「今回出てくださる方々は基本的にアンダーグラウンドな方々だから、外から丸見えなところは似つかわしくないのかもしれないですけど、あえて地下から引き揚げて、興味がない人にも見えちゃう場所で見せるということに僕がやる意味があるかな、と思いました」  出演者がものすごい数。 「1階でライブ、2階でパフォーマンス、5階でDJ。中2階ではリフレクソロジーとタロット占い(12/3限定)。フロアごとに同時進行していますので、どこの時間帯に来ても楽しめると思うし“知らないから見ない”ではなく“知らないからこそ見て”ほしいですね。スガダイローを見に来たついでに、別のフロアでパフォーマンスを見るとかいいですね」  そして「入場自由」で「ご祝儀大歓迎!」というシステム。 「そこは本当にお客さんにお任せ。どうなるのか分からない。結構ヒヤヒヤなんですが、多分みなさんそのへんは察していただけるものと期待しております(笑)」  出演者の詳細とタイムテーブルは公式サイトで要確認。  ちなみにこの名前を名乗るきっかけは? 「10年前に都内の公園でサックスを吹いていたら、謎の女性に“お前はピッチが合っていないからジャズを勉強しろ”と言われて、そのままなぜか菅平のジャズフェスに連れていかれたんです。そこでスガに会いまして、“変な奴だ”ってことでその日のスガダイローオーケストラのライブでサックスを吹くことになりました。“最後に1分間ソロの時間をやるから死ぬまで吹け”と言われたんですが、ホントに酸欠でぶっ倒れちゃって(笑)。その時にノイズ中村という名前をいただき、サックス始めて3ヶ月でプロデビューさせてもらったんです。それで気に入ってもらったのか、それ以降スガのツアーマネージャーなんかをやるようになったんです。ホント、人の縁って分からないものですよね」  縁とかいうレベルは遥かに越えてますけどね…。  

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