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【全日本フットサル選手権】3月18日〜20日・国立代々木競技場第一体育館

2017.03.13Vol.686スポーツ
ペスカドーラ町田の連覇なるか?  フットサルの「第22回全日本フットサル選手権大会」の決勝ラウンドが3月18日(土)?20日(月)に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される。  この大会は1996年に第1回が開催。プロ・アマチュアを問わず、全国の各地区予選を勝ち抜いたチームがトーナメント方式で戦う、サッカーでいうところの「天皇杯」のような大会だ。  日本のフットサルの歴史をひもとくと、かつては「ミニサッカー」という名で呼ばれていたのだが、やがて「フットサル」と名称が変更され、日本サッカー協会が1996年に全日本選手権を開催したことをきっかけに全国に急速に普及することとなった。以降、全日本選手権は日本のフットサルの歴史と寄り添う形で発展する。  初期は優勝チームには地域リーグの名前が並ぶが、2007年の全国リーグ「Fリーグ」誕生以降は軒並みFリーグのチームが優勝。  Fリーグでは創設以降、名古屋オーシャンズが9連覇。今シーズンはシュライカー大阪が初優勝とリーグ戦では地力のあるチーム、選手層の厚いチームが強いのだが、1発勝負のトーナメントでは必ずしもそういう結果には終わらない。2009年大会などはその典型。当時、関東フットサルリーグだった「FUGA MEGURO」がFリーグ勢を破り優勝を果たすなど、大波乱を巻き起こし、フットサルファンの間では今も語り草になっている。  昨年はペスカドーラ町田が初優勝を飾った。町田は今年はFリーグでもプレーオフのFinal Roundに進出。惜しくも優勝は逃したが、第1戦で勝利を収めるなど絶好調。プレーオフの無念を糧に全日本2連覇を果たせるか、注目が集まる。 シュライカー大阪の2冠達成か?

マイクをバトンにつなごう日本の未来 スナックから日本を元気に!

2017.03.13Vol.686今日の東京イベント
 玉袋筋太郎が会長を務める全日本スナック連盟が、事業拡大の各種施策の発表と『スナックで日本を元気にする宣言』を6日、都内の会場で行った。発表会には連盟サポーターのスナックのママとアルバイトレディーも同席。さらに1日限定ママのフリーアナウンサー脊山麻理子も登場。スナックトークを繰り広げた。

中村勘九郎×中村七之助×蓬莱竜太 赤坂の街を華やかに彩る「赤坂大歌舞伎」、今年は新作に初挑戦!

2017.03.13Vol.686インタビュー
2008年9月に十八代目中村勘三郎の“芸能の街・赤坂で歌舞伎を!”という思いから始まった「赤坂大歌舞伎」。これまで古典歌舞伎で観客を魅了、赤坂の街を盛り上げてきた。2013年からは、勘三郎の意志を継ぎ、中村勘九郎、中村七之助が中心となり赤坂大歌舞伎を継承。5回目となる今年、人気の劇作家・蓬莱竜太作・演出の新作歌舞伎『夢幻恋双紙 赤目の転生』を上演。歌舞伎ファンだけではなく、演劇ファンからも注目を集めている。

【鈴木寛の「2020年への篤行録」】 第42回 平尾誠二さんの遺志実現へ 思い新たに

2017.03.13Vol.686COLUMN
 日本ラグビー界のスーパースターだった平尾誠二さんが亡くなられてから、早いもので5ヶ月が経ちます。2月10日に神戸で、平尾さんに「感謝する集い」が開かれ、私も伺いました。  献花の前ごろから、目頭が熱くなり、涙がとまりませんでした。何人もの方々が平尾さんを偲ぶお言葉のなかで「英雄」という言葉が出てきましたが、平尾さんは、私の一学年上でしたので、まさに、私たちの世代の英雄でした。弔辞で、岡田武史さんが、「平尾さんの『スポーツを通じて社会を変えたい』という思いに触発され、その後の人生が変わった。そして、今につながり、FC今治のオーナーをやっている」とおっしゃっていましたが、私も、平尾さんのその思いに心揺さぶられた一人です。  まだ政治家になる前、慶應義塾SFC助教授だった1999年頃。当時の神戸は阪神大震災が起きてから数年という時期で、ハード、インフラの復興はなんとか軌道に乗った段階でしたが、平尾さんと私は、スポーツの力で地域コミュニティに活力を吹き込み、復興を後押ししたいという思いを共に抱いていました。そして、日本初の本格的な総合型地域スポーツクラブSCIX(スポーツ・コミュニティ&インテリジェンス機構)を創設し、無名の私をパートナーとして信頼してくださり、副理事長に選んでくださいました。SCIXをモデルに今では、1000を超える、総合型地域スポーツクラブが全国に誕生し、学校スポーツではなく、市民が支えるスポーツクラブの文化が根付きました。  その日の会場で、展示されていた平尾さんの遺品のなかに、大切にされていた四枚の名刺の一つにSCIX理事長の名刺を拝見して、また、SCIXのTシャツを着て一緒にラグビーをした写真やご一緒に作ったSCIXの憲章をみて、こんなにもSCIXのことを大切に考えておられたのかと思うと、涙が止まりませんでした。  私が政界に転身してからも本当に助けていただきました。最初の選挙でなかなか決まらなかった後援会長をご紹介いただいたばかりか、私が文部科学副大臣在任中のオリンピック・パラリンピック招致では、孤立無援のなか国立競技場の霞ヶ丘での建て替えを決断できたのも、平尾さんから授かった、さまざまな人脈や知見があったからです。改めて、平尾さんとのご縁のおかげで、私のライフワークのいくつかが始まり、強化されたことを再認識しました。  今、我々にできるのは、平尾さんの思いをしっかりと引き継ぎ、実現させること。平尾さんにぜひとも見届けていただきたかった2019年ラグビーワールドカップ日本開催を成功させ、後世にそのソフトレガシーを残すことです。そして、スポーツを通じた社会改革を実現すること、そのための次世代人材を育成することだと思っています。平尾さん、本当にありがとうございました。 (文部科学大臣補佐官、東大・慶応大教授)

『カフェ・ソサエティ』試写会に10組20名 

2017.03.13Vol.686映画
 昨年のカンヌ国際映画祭を沸かせた、名匠ウディ・アレン監督の最新作。『ミッドナイト・イン・パリ』で真夜中のパリに魔法をかけたウディ・アレンが、今度は見る者をゴールデン・エイジのハリウッドへと誘う!  世間知らずの主人公ボビー役には『ソーシャル・ネットワーク』『グランド・イリュージョン』の若手演技派ジェシー・アイゼンバーグ。ボビーが恋するヴェロニカ、愛称ヴォニー役には『トワイライト』シリーズでブレイクしたクリステン・スチュワート。ボビーの前に現れるもうひとりのヴェロニカ役にファッションアイコンとしても人気のブレイク・ライヴリー。黄金期のハリウッドを舞台に、恋と夢が行き交う、ビタースウィートでゴージャスな大人のおとぎ話。  1930年代。もっと刺激的で心ときめく人生を送りたいと願う青年ボビーは憧れのハリウッドにやってきた。全米から明日の成功を目指す人々が集まる熱気に包まれたこの地で、ボビーは映画業界の大物エージェントとして財を築いた叔父フィルのもとで働き始める。フィルの秘書ヴォニーの美しさに心奪われ、距離を縮めるボビーだったが、実は彼女には交際中の男性がいて…。  5月5日(金・祝)より TOHO シネマズ みゆき座ほかにて全国公開。

ゲストご登壇あり!『ゴースト・イン・ザ・シェル』特別試写会に15組30名 

戦うビッグダディ 闘士【格闘家イケメンファイル Vol.68】

そこまでやるか! フツウじゃないから刺激的『ソーセージ・パーティー』

2017.03.12Vol.686DVD & Blu-ray
 R15+指定のCGアニメーションにも関わらず、アメリカはもちろん日本でもスマッシュヒットをはたした話題作。声の出演には主人公フランク役のセス・ローゲンに加え、サルマ・ハエックやジェームズ・フランコ、エドワード・ノートンら一流俳優も参加。この豪華な顔ぶれが喜々としてお下劣ネタを連発!  ソーセージのフランクは恋人でパンのブレンダと外の世界で結ばれる日を夢見ていた。ある日ついにお客様のカートに運ばれたと思いきや、アクシデントで取り残されてしまう。しかし彼らは自分たちが“食材”であり、命拾いしたことを知る…。 販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 発売中 4743円(税別)

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

錦織一清演出の舞台『三太かわら版売り』が上演【インタビュー】

2017.03.12Vol.686インタビュー
 錦織一清が、2014年に立ち上げた“QTプロジェクト”の公演が開催。キャストの天舞音さらと川口真五が演出家としての錦織について語る。 天「演出している時は誰よりも笑っています(笑)。ご自分で演出をつけられて、ご自分が一番笑って、椅子から転げ落ちそうになっていますね。ですから、錦織さんがいらっしゃる前に、みんなで合わせていて笑い声がないとドキドキしてしまう(笑)」 川「面白いのかどうか不安になるよね(笑)」  QTプロジェクト3回目となる今回は、江戸を舞台とした時代劇だ。 天「江戸庶民の人情劇で、喋り口調が落語っぽい感じの作品です」 川「脚本の松田さんが落語にお詳しいので“時そば”とか落語の演目も出てくる」 天「セリフの量も膨大で、1人でどんどん回していくところとか、落語のテイストが入っているんじゃないでしょうか。それを錦織さんがエンターテインメントと融合させて立体にしている作品だと思います」 川「とにかく脚本は面白いので、あとはこっちの問題(笑)。笑えるように頑張ります」 天「私はめだかとおみつという二役。この物語の中では、ある程度ストーリーのキーとなる役なので、一回見終わった後に、もう一回最初から見てみたいなって思えるような感じになれたらいいなと思います」 川「自分は悪い人。単純に悪くて、器が小さい男。まるで自分を見ているよう(笑)。ダメだし格好悪いけど、それを思いっきり楽しんで演じたい。ただ、稽古の中でひとつだけ可愛いところを見つけられたらと思っています。無理かも知れないけど(笑)」 天「こんな2人をはじめ個性豊かな人がいっぱい出てくるので、いろいろ見るところがあって面白い舞台です」 川「登場人物全員に見せ場があるので、それぞれに感情移入して見ていただける作品です。一つひとつの役に注目して見ると、何度でも新鮮な気持ちで楽しめるので、ぜひ足をお運びください」

そこまでやるか! フツウじゃないから刺激的『ジェイソン・ボーン』

2017.03.12Vol.686DVD & Blu-ray
 主演マット・デイモン×監督ポール・グリーングラスのタッグによる現代スパイアクションの金字塔“ボーン”シリーズが復活。前作から9年、待望のマット=ジェイソンによる新章が始動!  記憶を取り戻しCIAと訣別したジェイソン・ボーンが消息を絶って数年。元同僚のニッキーから、CIAが世界中の情報を監視し操作する極秘プログラムを始動させたと知らされたボーンは、再び姿を現した。CIAエージェントのリーはボーンが最も求めているものを提供すれば再びCIA側に取り込めるのではないかと考え始めるが…。  共演は『エクス・マキナ』で注目を集めたアリシア・ヴィキャンデル。他、トミー・リー・ジョーンズ、ヴァンサン・カッセルら。 販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント  発売中 ブルーレイ+DVDセット3990円(税別)

北翔海莉 宝塚を退団した北翔海莉が本格始動

2017.03.12Vol.686エンタメ
 2016年11月に21年間を過ごした宝塚歌劇団に別れを告げて、ソロという新たな帆を上げた北翔海莉。 4月26日に卒業後初となるファーストアルバム『Alrai/エルライ』(2枚組)のリリースが決定した。それにともなって行われる『北翔海莉 1stアルバム 22曲オールソングコンサート』は、日本が誇る世界遺産・富士山の麓にそびえたつ “コロシアム式音楽大劇場”河口湖ステラシアターで、たった2日間だけ行われるスペシャルなコンサートだ。また、アルバムを携えての初の全国コンセプトツアーも決定した。こちらは、5月13日千葉公演を皮切りに計14公演で行う。

巧みな脚本と物語の裏に隠されたテーマが実は結構ヘビー? ONEOR8『世界は嘘で出来ている』

2017.03.12Vol.686演劇・ミュージカル
 本作は2014年に初演され、岸田戯曲賞、鶴屋南北戯曲賞にノミネートされた、田村孝裕にとっても代表作ともいえる作品。現代の日本でも大きな社会問題となっている「孤独死」を扱ったこともあり、観劇後に深く考えさせられる作品だった。  日常にある「嘘」をテーマに、バカ正直に生きてきた兄と嘘ばかりついてきた弟の40年に渡る人生を描く。  舞台は、とある1DKのアパート。ある男が孤独死をした。警察の現場検証、遺体の引き取りも終わり、2人の清掃人がやってきた。これから特殊清掃が行われるのだ。実は死んだのは清掃人のうちの一人、滝口の弟だった。遺品を整理しながら、滝口は弟の人生を思い返すのだった。  初演時のキャストがほぼ勢ぞろい。甲本雅裕が演じる兄の実直さと恩田隆一の演じる弟のどうしようもなさのコントラストが鮮やか。現代と過去を行ったり来たりする形で物語を進ませることで、2人の人生がなぜこんなにも違ったものになってしまったのかが丁寧に描かれる。そして「嘘」というフィルターを通して見ると、兄弟どちらに肩入れするかは人によって分かれそう。
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

巧みな脚本と物語の裏に隠されたテーマが実は結構ヘビー? ONEOR8『世界は嘘で出来ている』

2017.03.12Vol.686演劇・ミュージカル
 本作は2014年に初演され、岸田戯曲賞、鶴屋南北戯曲賞にノミネートされた、田村孝裕にとっても代表作ともいえる作品。現代の日本でも大きな社会問題となっている「孤独死」を扱ったこともあり、観劇後に深く考えさせられる作品だった。  日常にある「嘘」をテーマに、バカ正直に生きてきた兄と嘘ばかりついてきた弟の40年に渡る人生を描く。  舞台は、とある1DKのアパート。ある男が孤独死をした。警察の現場検証、遺体の引き取りも終わり、2人の清掃人がやってきた。これから特殊清掃が行われるのだ。実は死んだのは清掃人のうちの一人、滝口の弟だった。遺品を整理しながら、滝口は弟の人生を思い返すのだった。  初演時のキャストがほぼ勢ぞろい。甲本雅裕が演じる兄の実直さと恩田隆一の演じる弟のどうしようもなさのコントラストが鮮やか。現代と過去を行ったり来たりする形で物語を進ませることで、2人の人生がなぜこんなにも違ったものになってしまったのかが丁寧に描かれる。そして「嘘」というフィルターを通して見ると、兄弟どちらに肩入れするかは人によって分かれそう。

編集部オススメMOVIE『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』

2017.03.12Vol.686映画
 県立福井中央高校に入学した友永ひかりは中学からの同級生・孝介を応援したいためだけにチアダンス部へ入部。ところがひかりを待ち受けていたのは顧問の女教師・早乙女による「目標は全米大会制覇!おでこ出し絶対!恋愛禁止!」というスパルタ始動だった!

巧みな脚本と物語の裏に隠されたテーマが実は結構ヘビー? MONO『ハテノウタ』

2017.03.12Vol.686演劇・ミュージカル
 MONOの作品を一言で言うと、現実にはあり得ない非日常の設定の中で繰り広げられる、軽妙かつ絶妙な会話劇といったところか。  作・演出の土田英生の描く台詞とそのやり取りは、どのような設定においてもニヤリとさせられ、クセになる。そしてその作品を熟知したメンバーたちが具現化した舞台はMONO“ならでは”としか言いようのない、とても中毒性の高いものになっている。  今回はボーカリストの浦嶋りんこをゲストに呼ぶなど、これまでの会話劇に音楽劇の要素をプラスした新境地ともいえる作品。  ある薬の普及で100歳間近になっても若いままの人々がいた。服用の度合いによって老け方が違うため見た目はバラバラなのだが、みな同じ年というなんとも不可思議な風景。みんなは集まって歌い、そして懐かしい思い出話で盛り上がる。しかし未来のことを語る奴はいない。それはみな今年中に死ななければいけない運命にあるからだった…。 「死を前にした元気な人間」「元気なのに未来を考えられない」??この大いなる矛盾が生み出すシチュエーションはおかしいことはおかしいのだが、むしろほろっとさせられる。  作品中にちょっとした社会問題を潜ませるのが土田のやり方だけに、今回もいろいろ考えさせられそうな予感。

さようなら、お台場「ガンダム」…。 でも秋には新たな「ガンダム」が登場

日本映画の特撮、アニメは“ジャンル”を越える! 〈第40回日本アカデミー賞 授賞式〉リポート

2017.03.12Vol.686映画
その年に公開された優れた日本映画を表彰する日本アカデミー賞の、記念すべき40回目の授賞式が3日、都内にて開催。今年、対象となるのは2015年12月16日〜2016年12月15日の間に東京地区で劇場公開された新作映画。異例の大ヒットを遂げた作品がいくつも誕生するなか、どの作品がどの賞に輝くのかという点にも大きな注目が集まった。授賞式の見どころと賞の結果をリポート!

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