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失敗しない家具・インテリアの選び方(8) ソファの選び方(3) スプリングとクッションで変わる座り心地|住まいの大学

2016.03.15Vol.17ニュース
「インテリア」「デュアルライフ」「海外暮らし」をはじめ、不動産にまつわる様々な情報をご紹介。

3・13「WRESTLE-1」KAIがハヤシを強引に同士扱い? 火野が2度目の防衛

2016.03.14Vol.632スポーツ
 プロレスリング「WRESTLE-1」の「WRESTLE-1 TOUR 2016 TRANS MAGIC」(3月13日、東京・後楽園ホール)のメーンで「WRESTLE-1チャンピオンシップ」が行われ、王者・火野裕士に近藤修司が挑戦。16分6秒、Fucking BOMBからの体固めで火野が2度目の防衛に成功した。  前回の後楽園大会で挑戦表明した近藤に対し、火野は河野真幸、近藤組の持つ「WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ」への挑戦を条件に対戦を受諾。そのタッグ戦が3・6宮城大会で行われ、火野がFucking BOMBからの体固めで近藤から直接フォールを奪い、タッグベルトを強奪。この結果を受けてのこの日の対戦だった。  ともにパワー殺法に定評のある2人は試合開始から肉弾戦を展開。REAL DESPERADOとTriggeRの軍団の威信をかけた戦いでもあり、場外戦になると両軍団のセコンドが小競り合いを繰り広げる。  体格で劣る近藤は火野の左足に攻撃を集中させ、キックにラリアットで追い込むが、今の火野にはそんな攻撃のセオリーを踏みにじる勢いがある。  打撃戦では近藤の手刀と火野の逆水平の打ち合いとなり、会場に大きな音が響き渡る。近藤はキングコングラリアット、セカンドロープからのブレーンバスターで追い込むが、そのたびに火野は逆水平、ラリアット、セントーンで流れを変えてしまう。いよいよ手詰まりとなった近藤がパワーボムを狙うが、持ちあがらない。逆に火野が鬼殺し式のパワーボムで投げ捨てると、逆水平の4連発、ラリアットからFucking BOMBとつないで3カウントを奪った。  タッグのベルトを奪われ、近藤が火野に2連敗と緊急事態に陥ったTriggeRは試合後、河野が挑戦を表明した。

“魔法少女”が引き金を引く、ダークでマジカルなフィルム・ノワール!

2016.03.14Vol.662映画
 白血病で余命わずかな少女アリシアは、日本のアニメ『魔法少女ユキコ』の大ファン。失業中の父ルイスはアリシアが欲しがっているユキコのコスチュームを手に入れようと、ある危険な行動に出る。やがてルイスの行動は、心に闇を抱える女性バルバラ、訳ありの元教師ダミアンを巻き込み、予想もしない悲劇的結末へと向かっていく…。 「そう、僕は日本のアニメや漫画の大ファンなんだよ(笑)」と笑うカルロス・ベルムト監督。イラストレーター、漫画家としてキャリアをスタートさせ、劇場用映画第1作目となる本作で、サン・セヴァスチャン国際映画祭グランプリと監督賞をW受賞するというまれに見る快挙を達成。巨匠ペドロ・アルモドバル監督からも大絶賛された逸材だ。 「僕は何度も日本に来ていて、実はこの作品の脚本も、日本滞在中に書いていたんだ。友人の家に泊まり込んでね。昼ごろ起き出して、原稿書いて、たまに近所のコンビニや飲み屋に行ったりして、明け方寝て…。東京は僕のような人間が暮らすのに最適な場所だね(笑)」  架空のアニメ『魔法少女ユキコ』をはじめ、日本のコンテンツが随所に仕込まれている。 「スペインのアニメは単純な子供向けのものがほとんどだったからね。日本のアニメに出会って夢中になったよ。『ドラゴンボール』とか『新世紀エヴァンゲリオン』とか」  本来ファンシーな“魔法少女”という要素で、不穏さを醸し出す演出に観客は思わず絡め取られていく。 「そのギャップが面白いと思ったんだ。魔法少女から始まった連鎖がどう転んでいくのか。悲劇とみるかブラックユーモアとみるかは見た人しだいなんだ」

サッカーU‐23日本代表ポルトガル遠征のメンバー発表

2016.03.14Vol.662スポーツ
 日本サッカー協会は14日、都内で会見を開き、3月下旬よりポルトガルに遠征するU‐23日本代表のメンバーを発表した。  会見には霜田正浩技術委員長(強化担当) とU‐23日本代表の手倉森誠監督が登壇。  メンバー発表は手倉森監督の「神がかり的な勝ち方でオリンピックを決めただけに、今日の発表は“紙”で発表させていただきます」という言葉でスタート。  今回の遠征では3月25日にU‐23メキシコ代表と国際親善試合で対戦。28日にはポルトガルの強豪クラブ、スポルティングリスボンと練習試合を行う。  手倉森監督は「メキシコは前回のチャンピオンチーム。世界で戦ううえでの(日本ンの)現在地が分かるいい相手。スポルティングも外国人と戦えるということ、年齢が上の選手、いろいろなタイプの選手が交じったクラブチームとやれるというのは非常にいい経験になる。中2日のスケジュールも本戦を見据えて組んでもらった」と語った。  メンバーの中で目を引くのがオランダのFCドルトレヒトでプレーするファン・ウェルメスケルケン・際。ファンについて手倉森監督は「オリンピックの最終予選のエントリーにもすでに入れていた。映像を集めてもらって見た時にものすごく興味がわいた。ヨーロッパに行ってメキシコと対戦するというタイミングはオランダでプレーしている彼を招集するチャンス。縁があるのではないのかと思って選んだ。ファンは両サイドもボランチもこなせる。ロングスローもある。U‐23が武器として持てなかった部分を彼が可能性として落とし込んでくれるのではないかと期待している」と語るなど期待の大きさが感じられる。  また室屋、松原らが怪我で離脱したこともあって、今回は6人の新顔が名を連ねたが「最終予選が終わった1回目のキャンプでこれだけ多くの選手が入れ替わるということは、今回選ばれなかった選手にも可能性があるということを示唆しているということをぜひ感じてほしい」と多くの選手の競争意識を刺激した。  この日発表されたのは22人だが、「これからは18人に絞っていかないといけない。本戦では間違いなくフィールドプレーヤーは2試合でまるっきりメンバーを代えるターンオーバーはできるわけではないので、連戦をさせたいという狙いもある。一気に減らすよりは今回は22人でやらせてもらいたいという話を俺のほうからしました」とより本番に近い条件での戦いを志向しているよう。また選手の選考については「さらなるクオリティーを高めたいという狙い。アジアでの割り切った戦いを覚悟したメンバーがあの23人。世界では違った持ち味で戦わないといけない。例えばアジアでは浮いたボールが多かったかもしれないが、世界では地上戦が増える可能性がある。そうなったときに、下のパスで崩せるようなクオリティーを高めておきたい。そういう観点で鎌田、関根という選手はアジアでは起用できなかったが世界と戦ううえでは起用する可能性も出てくる。そういったところも探っていきたい」と語った。  FWは3人だけの選出だが、これについても4-4-2以外のシステムも念頭にあるようで、「4-4-2をベースに戦ってきたアジア予選から違うオプションを本大会に向けて作っていかないといけない。トップ下を置くオプションというのは本来、A代表でもある。これを準備することによって、よりA代表とつながる強化をすることができる」と話した。

炊飯器で1食完成!カオマンガイ(シンガポールチキンライス)|コマギレシピ|ライフシアター(Life THEATRE)

2016.03.14Vol.0レシピ
お役立ち料理レシピ動画メディア。
「30分で3品レシピ」「動画で安心離乳食」「コマギレ時間で時短レシピ」「おうちパーティレシピ」「フライパンひとつで1食レシピ」などなど盛りだくさん!

TGCプロデュースのミュージックフェスが誕生! 東京ガールズのパーティーは Fashion × Music!

根木慎志「元気の源は“人”。出会った人  みんなと友達になるのがライフワーク」

今日も食べ過ぎ東京グルメ探偵 「M’s Steak」(表参道)

2016.03.14Vol.662おいしいを調査【東京グルメ探偵】
おいしいものがあると聞けば、調査に行かずにはいられない「東京グルメ探偵」。メタボを気にしつつも食べ過ぎてしまうのがたまにキズ。さて、今日のタレコミは…?

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

早見あかり『夢の劇−ドリーム・プレイ−』で本格舞台に初挑戦

2016.03.14Vol.663インタビュー
 ドラマ、映画などで活躍してきた早見あかりが、本格舞台に初挑戦する。4月に幕開けする『夢の劇−ドリーム・プレイ−』で、神の子を演じる。白井晃、長塚圭史、そして森山開次、豪華な共演陣も含め、初挑戦の場はとても豪華なもの。「こんな“初めて”はもうないかもしれない」。そんな想いを胸に、早見は稽古に励んでいる。

【鈴木寛の「2020年への篤行録」】第30回 「大学生読書ゼロ時代」の入試改革

2016.03.14Vol.662コラム
 本稿の締め切り直後、東京大学の入試前期日程の合格発表を迎えました。後期日程の入試は今回から廃止されましたが、新たに始まった推薦入試の合格者と合わせ、約3,000人の新入生が決まります。皆様、おめでとうございます。  そんな大学入試シーズンど真ん中の時期に、気になるニュースが流れていました。全国大学生活協同組合連合会が毎年行っている生活実態調査において、1日の読書時間が「ゼロ」と回答した大学生の数が過去最高となる45%を超えたというのです。  本を読まない大学生は以前から一定数存在します。同調査では30%台で推移していました。しかし2013年調査で初めて40%台に達し、今回一気に5%も増加したのです。一方、スマートフォンの利用時間は平均155分といいますから、メディア環境の影響は大きいのではないでしょうか。少なくとも一定割合の学生が、本を読まずにスマホに流れていることは容易に想像できます。  彼らは子供時代からもともと「本嫌い」だったのでしょうか。そんなことは決してありません。文部科学省や様々な民間機関の調査では、小・中学生の時点では本を読んでおり、その成果を裏付けたのがOECD(経済協力開発機構)のPISA調査。日本の15歳は、2012年に加盟国34カ国中、読解力リテラシーは1位でした(総合1位)。ところが高校生になると、本を読まない学生が半数近くに増えてきます。  本を読まなければ、当然、文章を書く力は身につきません。ベネッセが2013年に大学に行ったアンケートで「文章を書く基本的なスキルが身についていない学生がいるか」を尋ねたところ、「半分以上」と答えた大学が37.2%、「3割くらい」と答えた大学39.8%に上ったそうです。書く力は大学で論文の提出で必要ですし、社会に出てもビジネス用の文書作成が要求されます。  読書力は文章力と表裏一体なわけですが、私が大学入試改革で、マークシート偏重を改め、記述式をもっと増やしていこうと取り組んでいるのは、「文章力を入試で問うようになれば、生徒も学校も予備校も本気で文章力を身につけようと意識が変わる。本に向き合う気持ちも自ずとわく」と考えるからです。  ところが、不思議なことに一部の新聞メディアは、大学入試改革で記述式を導入することに「改革ありきの迷走は止めよ」だとか「見切り発車が混乱を招く」などと、ずいぶん批判的です。もう10年余りも教育行政や学校現場では、学力(この場合は文章力や読解力)向上に試行錯誤しているのに、本を読まない大学生が半数近くいる現実を変えることこそ待ったなしではないでしょうか。  NHK放送文化研究所が先日発表した調査で、平日に新聞を読んでいる20代男性は8%、女性は3%などと若年層の新聞離れが顕著に示されました。若者たちの読書力・文章力を底上げすることは、新聞社の皆さんと“利害”が一致するはずですが……。(文部科学大臣補佐官、東大・慶応大教授)

国家と安全保障を考える(その12)/連載コラム「長島昭久のリアリズム」

2016.03.14Vol.662長島昭久のリアリズム
 2009年、オバマ大統領は、就任早々「アメリカ合衆国は、太平洋国家である」と高らかに宣言しました。20世紀初頭、西部開拓をほぼ完了した米国は太平洋を超えてさらに西進を開始、ついにフィリピンを占領し大陸アジアに迫りました。以来、米国は、必然的に西太平洋においてアジアの覇権国家と衝突することになりました。1920-40年代には大日本帝国と、大戦後1990年までソヴィエト連邦と、そして21世紀には中華人民共和国と地政戦略的なせめぎ合いを演じています。そのバランス・オヴ・パワーの最前線は、今も昔も「第一列島線」(日本列島から台湾、フィリピン、ボルネオに至る)と「第二列島線」(小笠原諸島からテニアン、グアム、パプアニューギニアに至る)です。  大日本帝国の「絶対国防圏」は第二列島線に沿って設定されていましたし、朝鮮戦争の引き金を引いたといわれる「アチソン・ライン」は第一列島線に沿って画されました。そして、今、中国は、第一列島線の内側を「内海化」(つまり聖域化)しようとして南シナ海に巨大な人口島を造成し急ピッチに軍事要塞化を進め、その海軍艦艇や長距離爆撃機等の活動範囲は第二列島線まで到達する勢いを見せています。  もちろん、米国も日本も国際社会も、手を拱いてそれを傍観しているわけではありません。米国は、クリントン国務長官(当時:現在、大統領予備選に出馬)が提唱した「アジア・リバランス」(アジアにおけるパワー・バランスの再均衡を目指す)政策を鋭意実行に移しています。その軍事的な核心は、いかにして中国が築き上げている「接近拒否」能力(自国領域への相手国兵力の接近を拒否する能力:例えば、潜水艦や空母、弾道・巡航ミサイル等)を相殺するための対抗手段を確立し得るかです。米太平洋軍では、陸海空海兵隊の統合機動展開能力の開発と同盟国や友好国との連携の更新に全力を挙げています。  日本も、米国の主導するリバランス政策を補完・支援するため、集団的自衛権の限定行使を含む戦後最大の安全保障法制の改革に着手し、日米防衛協力の指針(ガイドライン)を18年ぶりにアップデートしました。同時に、経済分野では環太平洋経済連携協定(TPP)の推進に日米が中心的な役割を果たしています。さらには、南シナ海における法の支配を確立するため、日米豪が中心となりASEAN諸国を巻き込んだ国際協調の促進が図られています。これら一連の動きは、中国の目覚ましい軍事的、経済的台頭に対するパワー・バランスの確保を通じて地域秩序の安定化を図ることにその主眼を置いています。  次回はいよいよ今シリーズの最終回。今後のアジア太平洋地域の平和と安定をどう維持発展させて行くべきか、我が国の安全保障戦略の要諦について考えます。(衆議院議員 長島昭久)

紗倉まな 処女作『最低。』で小説家デビュー

2016.03.14Vol.662インタビュー
 もともとは雑誌の取材で会った編集者に「小説を書きませんか?」と声をかけられたのがきっかけ。初めて小説を書くにあたって、題材は身近なものにしたほうが書きやすいと思った? 「以前エッセイを出していたので、業界とは別のことを書きたいなって思っていたんですが、小説としての処女作なので今の私にしか書けないものを書くべきなのでは、という意見をいただきました。確かに私は社会人経験がこの業界でしかないので、やはり私に書けるのはこれしかないかなって思いました」  4つの物語。第1章は北海道の釧路出身のAV女優のお話。出てくる子たちのエピソードや設定は、AVの世界で実際にあるようなもの? 「登場人物については、この業界に絶対いるだろうなっていう女性が書けたような気はします。土地に関しては、北海道がもともと好きだったうえに、好きな作家さんの作品の舞台が北海道とか東北が多かったので、どんどん北海道に興味を持つようになりました。そして実際に行ったりしているうちに、いつか小説を書くならここ出身の主人公で書きたいなって思うようになりました。釧路にはプライベートでも行ったことがあるんです。釧路湿原に行ったんですが、あの感じがすごく好き。冬で、雪があって、壮大な景色過ぎて一人で涙して帰ってきたくらい。湿原まではタクシーで行ったんですが、運転手さんに“この子一人で釧路湿原に行くなんて、ひょっとして自殺するんじゃないか?”って思われたみたいで、すごく気を使ってくれて(笑)、帰るまで待ってくれていたんです。 “大丈夫です、自殺しないんで。見に来ただけなんで”って(笑)」  人気AV女優がAVを題材に小説を書くと聞くと、エピソードは体験したこと、登場人物は分身というふうにとらえられがちだが、この作品は決してそういう造りにはなっていない。 「最初プロット通りに書いていったんですが、定型文のようなものになってしまったんです。なので、次の段階では自分が好きな台詞を入れるときにはどういうシーンだったらこの子は動いてくれるかな?といったことを考えて書くようにしていったら、書きながら登場人物が動いてくれるようになりました」  紗倉と登場人物が二人三脚で動いている感じ。 「歩み寄ってくれた気はします。相性が悪い子もいましたが、すっと書けた子もいた。第1章の彩加は釧路から、第2章の桃子は札幌から東京に連れてきた。第3章の美穂は撮影で三島に連れていきました。みんなを私の事情でいろいろと振り回してしまいました(笑)」  タイトルはなぜ『最低。』に? 「小説の中にも1個も最低というワードは出ていないし、話の流れ的にも“そんなに最低かな?”と感じる方もいらっしゃると思います。でも、どの仕事にも表と裏があるように、この業界にも明るいところと暗いところがあって、この仕事を選んだからには、なにかしら誰かを傷つけて、頑張ってる方がいらっしゃると思うんです。エッセイでは自分のことばかりで、主に業界の明るいところを書いていたんですが、今回は私ではない、全く違う4人の女性の話を書きたかった。そしてその子たちだったら、暗い部分についてどう思いながら活動しているんだろうって考えた時に、“最低”というつぶやきは心の葛藤や親などに対しての罪悪感、恋人に対しての裏切りのような感覚などが、あふれ出ている言葉なのかな?と思って、このタイトルにしました」  周囲の感想は? 「ふだん本を読まれる方からはいろいろな感想を聞かせていただいているんですが、いつもイベントなんかに来てくださるファンの方は活字が好きじゃない方が多いみたいです(笑)。アダルト関連だと年齢制限があるんですが、こちらはないので中高生の男女のグループがよくサイン会に来てくださっています。そういった意味でも感想の幅はだいぶ広い、いつもとは違うなって実感しています」  時間が許す限り、徹底的に校正などにこだわってしまい、出版社に缶詰になって作業した時期もあったという。 「クリスマスは角川さんにいました。三が日は実家に帰ったんですが、空気の読めない母親の“遊びに行こうよ”という誘惑との戦いでした(笑)。母親からはLINEで感想が送られてきたんですが、長すぎるのと連投されまくっていて、ちょっと読む気にならなくてまだ読んでいないんです(笑)」  今後、小説家や物書きとしての活動も増えてきそう。2作目も早く読んでみたい。 「できたらいいなとは思っているんですが、小説を書いてみて人生経験がそんなに豊富じゃないということを実感しましたので、今後は自分のプライベートを充実させることができたらいいなとは思っています。最近はずっと、休日があってもぐうたらして家に閉じこもって、ルンバを飛ばして寝るというだけの日々だったので、次の本を書くときはいろいろなところに行って、感性を養ってからやりたいなって思っています」  この小説で初めて紗倉まなを知る人も多い。そして紗倉にはこれをきっかけに今後さまざまな分野での活躍が期待される。 「エロ屋としての活動がほとんどなので、本屋さんで見られた方も誰だろう?って思っていると思います。私はこうなりたいというビジョンが明確にあるわけではないので、いただける評価のまま、いただけるお仕事があるなら、そのひとつひとつに挑戦していきたい。やりたいことは全部できたらいいなと思ったりもしているので、“何でも屋” になりたいと思っています」  自らを“エロ屋”と称する紗倉の考える“何でも屋”は紗倉のツイッターを見てもらえればなんとなく分かる。AV作品に関するつぶやきと小説に関するつぶやきが入り乱れ、ちょっとしたカオス状態! 小説をきっかけに紗倉のエロ屋の部分にも興味を持った人は、せっかくの出会いなので取りあえず一本見てみることをお勧めしたい。 (THL・本吉英人)
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

紗倉まな 処女作『最低。』で小説家デビュー

2016.03.14Vol.662インタビュー
 もともとは雑誌の取材で会った編集者に「小説を書きませんか?」と声をかけられたのがきっかけ。初めて小説を書くにあたって、題材は身近なものにしたほうが書きやすいと思った? 「以前エッセイを出していたので、業界とは別のことを書きたいなって思っていたんですが、小説としての処女作なので今の私にしか書けないものを書くべきなのでは、という意見をいただきました。確かに私は社会人経験がこの業界でしかないので、やはり私に書けるのはこれしかないかなって思いました」  4つの物語。第1章は北海道の釧路出身のAV女優のお話。出てくる子たちのエピソードや設定は、AVの世界で実際にあるようなもの? 「登場人物については、この業界に絶対いるだろうなっていう女性が書けたような気はします。土地に関しては、北海道がもともと好きだったうえに、好きな作家さんの作品の舞台が北海道とか東北が多かったので、どんどん北海道に興味を持つようになりました。そして実際に行ったりしているうちに、いつか小説を書くならここ出身の主人公で書きたいなって思うようになりました。釧路にはプライベートでも行ったことがあるんです。釧路湿原に行ったんですが、あの感じがすごく好き。冬で、雪があって、壮大な景色過ぎて一人で涙して帰ってきたくらい。湿原まではタクシーで行ったんですが、運転手さんに“この子一人で釧路湿原に行くなんて、ひょっとして自殺するんじゃないか?”って思われたみたいで、すごく気を使ってくれて(笑)、帰るまで待ってくれていたんです。 “大丈夫です、自殺しないんで。見に来ただけなんで”って(笑)」  人気AV女優がAVを題材に小説を書くと聞くと、エピソードは体験したこと、登場人物は分身というふうにとらえられがちだが、この作品は決してそういう造りにはなっていない。 「最初プロット通りに書いていったんですが、定型文のようなものになってしまったんです。なので、次の段階では自分が好きな台詞を入れるときにはどういうシーンだったらこの子は動いてくれるかな?といったことを考えて書くようにしていったら、書きながら登場人物が動いてくれるようになりました」  紗倉と登場人物が二人三脚で動いている感じ。 「歩み寄ってくれた気はします。相性が悪い子もいましたが、すっと書けた子もいた。第1章の彩加は釧路から、第2章の桃子は札幌から東京に連れてきた。第3章の美穂は撮影で三島に連れていきました。みんなを私の事情でいろいろと振り回してしまいました(笑)」  タイトルはなぜ『最低。』に? 「小説の中にも1個も最低というワードは出ていないし、話の流れ的にも“そんなに最低かな?”と感じる方もいらっしゃると思います。でも、どの仕事にも表と裏があるように、この業界にも明るいところと暗いところがあって、この仕事を選んだからには、なにかしら誰かを傷つけて、頑張ってる方がいらっしゃると思うんです。エッセイでは自分のことばかりで、主に業界の明るいところを書いていたんですが、今回は私ではない、全く違う4人の女性の話を書きたかった。そしてその子たちだったら、暗い部分についてどう思いながら活動しているんだろうって考えた時に、“最低”というつぶやきは心の葛藤や親などに対しての罪悪感、恋人に対しての裏切りのような感覚などが、あふれ出ている言葉なのかな?と思って、このタイトルにしました」  周囲の感想は? 「ふだん本を読まれる方からはいろいろな感想を聞かせていただいているんですが、いつもイベントなんかに来てくださるファンの方は活字が好きじゃない方が多いみたいです(笑)。アダルト関連だと年齢制限があるんですが、こちらはないので中高生の男女のグループがよくサイン会に来てくださっています。そういった意味でも感想の幅はだいぶ広い、いつもとは違うなって実感しています」  時間が許す限り、徹底的に校正などにこだわってしまい、出版社に缶詰になって作業した時期もあったという。 「クリスマスは角川さんにいました。三が日は実家に帰ったんですが、空気の読めない母親の“遊びに行こうよ”という誘惑との戦いでした(笑)。母親からはLINEで感想が送られてきたんですが、長すぎるのと連投されまくっていて、ちょっと読む気にならなくてまだ読んでいないんです(笑)」  今後、小説家や物書きとしての活動も増えてきそう。2作目も早く読んでみたい。 「できたらいいなとは思っているんですが、小説を書いてみて人生経験がそんなに豊富じゃないということを実感しましたので、今後は自分のプライベートを充実させることができたらいいなとは思っています。最近はずっと、休日があってもぐうたらして家に閉じこもって、ルンバを飛ばして寝るというだけの日々だったので、次の本を書くときはいろいろなところに行って、感性を養ってからやりたいなって思っています」  この小説で初めて紗倉まなを知る人も多い。そして紗倉にはこれをきっかけに今後さまざまな分野での活躍が期待される。 「エロ屋としての活動がほとんどなので、本屋さんで見られた方も誰だろう?って思っていると思います。私はこうなりたいというビジョンが明確にあるわけではないので、いただける評価のまま、いただけるお仕事があるなら、そのひとつひとつに挑戦していきたい。やりたいことは全部できたらいいなと思ったりもしているので、“何でも屋” になりたいと思っています」  自らを“エロ屋”と称する紗倉の考える“何でも屋”は紗倉のツイッターを見てもらえればなんとなく分かる。AV作品に関するつぶやきと小説に関するつぶやきが入り乱れ、ちょっとしたカオス状態! 小説をきっかけに紗倉のエロ屋の部分にも興味を持った人は、せっかくの出会いなので取りあえず一本見てみることをお勧めしたい。 (THL・本吉英人)

その絆は揺るがない『トランスポーター イグニション』

2016.03.14Vol.662DVD & Blu-ray
 最速最強の運び屋、トランスポーターが帰ってきた。リュック・ベッソンが生んだ大ヒット・カーアクションが新たに始動! 2代目フランク・マーティン役は、いま大注目の新星エド・スクレイン。海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のダーリオ・ナハリス役で大ブレイクし、2016年公開のMARVELのヒーローアクション『デッドプール』では宿敵エイジャックスを演じることも決定。ルール1:契約厳守、ルール2:名前は聞かない、ルール3:依頼品は開けない、という前シリーズのルールを継承し、新たな運び屋の戦いが幕を開ける。 販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテインメント 発売中  【初回仕様】トランスポーター イグニション (特製ブックレット付)ブルーレイ4990円(税別)

新肌男のハライチ澤部、菅田将暉の裸にドキドキ

2016.03.14Vol.662エンタメ
 メンズビオレ 新「肌男」就任・新CM発表会が14日、都内で行われ、新たに肌男に決まった菅田将暉とお笑いコンビ・ハライチの澤部祐が出席した。  共に肌男を務めることになった2人。初披露されたCMや、発表会では終始笑顔だったものの、競争心はメラメラ。クイズやトークで自分のほうが秀でていると競い合った。お笑い界ナンバーワンの美肌だという澤部は、選出されたことについて「最初はどっきりだと思った」と低姿勢だったが、「菅田君はきれい……でも、どっこいぐらいの自信はある」。そんな澤部に対して菅田が「でも、パパでしょ? こちとらピチピチの20代ですよ!」。澤部も「こっちも20代! ずっと純粋に肌を大事に生きてきた!」と対抗心を燃やした。  2人が出演するCMは2パターンで、「メンズビオレ 泡タイプ洗顔 新肌男」篇が15日からオンエア、「メンズビオレ ボディウォッシュ 新肌男」篇は5月からになる。ボディウォッシュのCMでは、2人は裸姿も披露。澤部は「菅田将暉と澤部の裸が見られるのは地球上でこれだけ」とPR。撮影は、ポスター、泡タイプ洗顔、そしてボディウオッシュの順番で進められたそうで、徐々に近づいていく距離に「最後に裸を見てドキドキ…。好きになっている」という。

菅田将暉、Wデート報道を否定「…Wデートしたいですよ」

米国の新カルチャーVapeが日本上陸 Beyond Vape Japan

2016.03.14Vol.662ニューオープン
   アメリカ西海岸生まれの電子タバコ「Vape(ベイプ)」が体験できる「Beyond Vape Japan」が東京・原宿にオープン。Vapeは、煙の代わりに“リキッド”と呼ばれるフレーバーのついた液体を電気で水蒸気化、その味や香りを楽しむ新しい形のリラクゼーション。リキッドは自分好みに調合でき、デバイスも好きなデザインにカスタマイズできるなど、タバコに比べ個性が出せ、幅広く楽しむことができる。クリエイティブ性とファッション性を持つVapeは、カルチャーとしてアメリカのストリートセレブの間では高い人気を誇り、西海岸を中心に「Vapeカルチャー」として広がりを見せている。そんなVapeのアメリカ最大手「BeyondVape」は、リキッドやデバイス、アクセサリーなどVapeに必要なものをすべて自社生産しているのが特徴。今回の日本一号店もそれらのこだわりの自社製品を中心に、厳選された30ブランド200種類以上のリキッドをはじめ充実の商品展開を誇る。  健康的でファッショナブル、そして日本においてもカルチャーの広がりが予想されるVapeをぜひ体験してみて! 3月20(日)には、12〜21時までの終日、グランドオープンイベントを開催。本場アメリカのVapeカルチャーの紹介やリキッドのトライアル、ドリンクのフリーチケットやサンプルの配布などが行われる。詳細は店舗まで。

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