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エロメンたちの新たなる挑戦。劇団Rexy『ロミオとジュリエットですが…』

2015.11.08Vol.654未分類
 女性向けのアダルトコンテンツに出演するイケメン俳優「エロメン」たちがなんと劇団を結成。映像の世界から抜け出し舞台でファンの前に姿を現すことになった。  稽古場には台本片手にいつもと違う彼らの姿。「台詞覚えが悪いので不安しかないですね」と月野帯人がいきなり本音を語れば「映像だと撮り直しがきくけど…」と北野翔太が思わず同調。そしてふだんは女性監督のもとで女性を相手にすることが多いことから、月野が「僕は女性とのほうがテンション上がりますね」と言えば、北澤剛は「逆にやりやすい。女性用だと気をつけなければいけない部分がいっぱい出てくるんですけど、今回はそういうわけでもないので」と人それぞれ。そんな真面目な空気の中、「やっぱりオッパイを見ないとテンションが上がりませんよ(笑)」と北野が笑わせる。  7人のメンバーの中で舞台の経験のあるのが一徹、有馬芳彦、渡部拓哉。一徹が「今回、プロの脚本・演出家の方がいらっしゃって、改めて基礎を底上げさせてもらういい機会だなって思います」と語れば、有馬は「他の舞台ではほぼ悪役。久々に悪役じゃない役をやるのは僕自身楽しみ」、渡部も「僕らのやっていることがちょっとずつ世間に浸透してきたなかで、もっと盛り上げていこうというメンバーが集まった。僕としては一表現者として新たなジャンルへの挑戦」とそれぞれ語る。  初舞台の小田涼も「自分としては新しいジャンルを開くいい機会になればいい。でも自分たちが面白いと思うこととお客さんが面白いということが一致して面白い作品になればいいなって思っています」と前向きだ。  タイトルを見るとロミオとジュリエットをモチーフとしたものが想像される。でも女優は出ない。「そこはみなさんのご想像にお任せします。シチュエーションコメディーになっているので、みなさんに楽しんでいただける作品になると思います」(一徹)とのこと。

宇宙、地球、そして人々の歴史『光のノスタルジア』『真珠のボタン』

2015.11.08Vol.654映画
 南米ドキュメンタリーの巨匠パトリシオ・グスマン監督が“宇宙視点”の映像美で、混迷する文明社会に疑問を投げかける壮大なドキュメンタリーが現在、岩波ホールで上映中。世界の天文学者が集う天文観測拠点であり、独裁政治の犠牲者が眠る場所でもあるチリ・アタカマ砂漠を舞台にした『光のノスタルジア』と、地球規模の絶景を誇るチリ・西パタゴニアの海底で発見されたボタンの背景を語る『真珠のボタン』。宇宙の神秘と人間の愚行を対比させた巨匠の眼差しに絶賛が集まっている。  上映期間中、岩波シネサロン(岩波ホールのビル9F)にて、ゲストを招いてのトークイベントも開催。映画と合わせて専門家のトークを楽しんでみては(各回先着50名)。

富士の麓で繰り広げられる熱戦に注目!

2015.11.08Vol.654未分類
「2015三井住友VISA太平洋マスターズ」が今年も開催。第43回を迎える今回も、世界遺産の霊峰・富士の麓で真の精鋭たちが、最高峰トーナメントの栄冠をかけて熱い戦いを繰り広げる。前回チャンピオンのデビッドオー、国内賞金王争いを繰り広げる池田勇太など国内外トッププロに加え2012年・2014年マスターズチャンピオンのバッハ・ワトソンも参戦が決定。世界屈指の飛ばし屋に日本が誇る実力派選手が挑む。同トーナメントは、TBSの地上派、BS、CSと3波合わせて4日間で28時間を放送。また、BS-TBSでは第2日目から最終日まで日中のライブ放送と、夜のダイジェスト放送を行う。

江戸瓦版的落語案内  長屋の花見(ながやのはなみ)

2015.11.08Vol.654COLUMN
落語の中には、粗忽、ぼんやり、知ったかぶりなどどうしようもないけど、魅力的な人物が多数登場。そんなバカバカしくも、粋でいなせな落語の世界へご案内。「ネタあらすじ編」では、有名な古典落語のあらすじを紹介。文中、現代では使わない言葉や単語がある場合は、用語の解説も。

今日も食べ過ぎ東京グルメ探偵 「うに屋のあまごころ」(東京)

2015.11.08Vol.654今日の東京イベント
おいしいものがあると聞けば、調査に行かずにはいられない「東京グルメ探偵」。メタボを気にしつつも食べ過ぎてしまうのがたまにキズ。さて、今日のタレコミは…?

人気ゲームシリーズの最新版、ゾンビモードも登場!「コール オブ デューティ ブラックオプスIII」

軌跡をたどって触れる、アートの奇跡「オノ・ヨーコ 私の窓から」

日本初上陸のパイ専門店

2015.11.08Vol.654未分類
 オーストラリア発祥で、ミートパイを中心としたパイ専門店「パイフェイス」が日本初上陸する。商品に描かれたバラエティー豊かなかわいらしい顔が特徴で、口の形でパイの中身を表している。日本では、オーストラリアで人気の「クラシックミンスビーフ」(ミートパイ)などを含むセイボリー(総菜)パイ9種と和の素材などを使った日本オリジナルのスイーツパイ7種の計16種類を販売。また、ドリンクはこだわりの豆をオーストラリアから直輸入し、パイフェイスブレンドコーヒーとして提供する。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

原作者が語る、今なお続く“美術と戦争”

2015.11.08Vol.654映画
 第二次世界大戦中“芸術”のために命をかけた男たちがいた…! 大戦当時、ナチス・ドイツからヨーロッパの美術作品を守るべく、芸術家や博物館学芸員などによって結成された“モニュメンツ・メン”の実話を、ジョージ・クルーニーが監督・主演で描く話題作『ミケランジェロ・プロジェクト』。この奇跡の物語を発掘したのが原作者のロバート・M・エドゼル氏だ。この、知る人ぞ知る歴史的秘話をエドゼル氏が書籍化したことによってモニュメンツ・メンの活動も再注目された。 「実際のところ、美術館関係者やユダヤ人コミュニティーはあまり協力的とはいえず、取材は大変でした。私が美術のプロではなかったからというだけでなく、戦時中に略奪された美術品の話題は、彼らにとって今なお非常にデリケートな問題だからです。兵士でもない美術館スタッフが戦地を渡り歩きながら、ゴッホやミケランジェロの作品をナチスから守るという一見、実に痛快な物語のようですが、実際は今なお見つかっていない作品や所有権、賠償問題が解決してない作品も多く、ある意味タブーともいえるエピソードなんです」  しかしクルーニーは映画化を熱望。 「初めて話をしたとき、ジョージがこの作品にものすごい情熱を持っていることを感じました。私が長年かけて、当事者や関係者と会い取材したことについても、評価してくれましたね。そして今回の映画化によって、モニュメンツ・メンの実話はまさに世界中の人の知るところとなったわけです」  一つの美術品の過去をたどるとき、そこには芸術的価値に加え、歴史のドラマが浮かび上がってくる。 「もしかしたら今もどこかに、失われた傑作が眠っているのかもしれませんね」

今週のオススメMOVIE 11/9~ vol.2

2015.11.08Vol.654映画
『サヨナラの代わりに』  突然、難病・ALSと診断されたケイトは、介助の素人どころか家事すらできない女子大生・ベックを新たな介助人に選ぶ。介助人としてではなく友人としてそばにいてほしいというケイト。やがて2人は絆を深めていく…。 監督:ジョージ・C・ウルフ 出演:ヒラリー・スワンク、エミー・ロッサム他/1時間42分/キノフィルムズ配給/新宿ピカデリー他にて公開中  http://sayonarano-kawarini.com/

クオリティーの高い戯曲に“できる”役者たちが揃えばつまらないわけがない KAKUTA『痕跡《あとあと》』

2015.11.08Vol.654STAGE
 作・演出の桑原裕子は緻密に練られたプロットと台詞で重層的な作品を描く。かといって出来事としてのドラマに傾倒はしない。登場人物の内面を丁寧に描くことによって見る者にドラマを感じさせてくれる。  2014年に上演されたこの作品で桑原は「第18回鶴屋南北戯曲賞」を受賞し「第59回岸田國士戯曲賞」の最終候補となった。新たな代表作。待望の再演だ。  物語はある嵐の夜に起こった中年男の自殺未遂と幼い少年のひき逃げ事件が発端となる。少年は川に落ち、行方不明に。その2つの事件を目撃したバーテンダーの男は直後の落雷で目を負傷する。それから10年の時が経つ。ガンを患い余命を悟った少年の母は、最後の捜索を始める。協力を申し出た男はその模様をドキュメンタリーとして撮影しようとし、彼女を心配する元義妹も無理やり同行を申し出る。母はその過程でさまざまな者たちに出会う。そのなかにはもちろん目撃者も。一見関わりのないように見える人々の人生が交差したとき、10年前に起きた2つの事件の真相があぶり出される。 「罪」とか「秘密」とか、そして「真実」とか。日常ではあまり気に留めないさまざまな単語が頭の中をぐるぐるめぐりそうな作品。

「いかすぜ日本」~クールなJAPANを世界に売り込もう! 第五回 海外に「ウケル」2020年東京五輪開会式の心得

2015.11.08Vol.654COLUMN
 2020年東京五輪の開会式はクールジャパンを世界にアピールする絶好のチャンスです。JOCは全力を挙げて準備に取り掛かっていることでしょう。成功するために重要なのはアピールしたい相手、即ち「ターゲット」を明確にし、主催者側の自己満足に陥らないことです。国内では喜ばれたのに、海外では冷笑される可能性があるからです。  2012年ロンドン五輪の開会式は200カ国で放送され、約9億人が視聴したそうです。芸術監督を務めたダニー・ボイル氏はアカデミー賞受賞経験がある映画監督ですが、開会式の演出を担当する上でイギリス文化や歴史を布石としつつ、人間性、ユーモア、ドラマ性などを表現することを心がけたとのこと。007でおなじみ、ボンド映画の風刺コントにエリザベス女王がヘリコプターでサプライズ出演したり、元ビートルズのポール・マッカートニーが8万人の観客とあの名曲、「ヘイ・ジュード」を大合唱したり、国内外の観客を魅了するいたりつくせりの内容でした。また、イギリスの植民地の歴史や、多くの自国民を犠牲にした産業革命についても反省的な演出を取り入れて世界を驚かせたのです。「反省=自虐」と日本では見なされる傾向があるようですが、ボイル氏はそれを見事に覆しました。その結果、国内はもちろん、国際批評も概ね好評で、欧米、インド、中国、ロシアなどの主要メディアでは肯定的に報道されました。世界のソーシャルメディアでも好意的なコメントが目立ちました。北京の開会式が「口パク」問題や国家権威などに拘ったとの国際報道に苦戦したのとは対照的ですね。普遍的なコミュニケーション能力に長けた、イギリス演劇の勝利と言えます。  東京の開会式でもさっそくだれが芸術監督になるのか、どのアーティストが登場すべきか、議論が始まっています。どなたが演出を任され、どのアーティストが選抜されても注意してほしいのは日本を外から見据える視座です。自国を相対的に理解するには、日本と少し距離をおき、冷静かつ客観的に考察する術が不可欠だと言えます。  マーケティング的に企画を練る際に重要なのは、コミュニケーションの対象とする方々から忌憚ない意見を頂戴することです。主な手法としてフォーカス・グループ・インタビューという定性調査があります。商品やサービスの対象消費者を集め、モデレーターをおいて「お茶会」のような雰囲気の場で見解を収集するのです。ターゲットの反応を見計らう有効な手段です。  そこで提案。鎖国された環境で開会式の内容を決断するのではなく、開会式を見てもらう海外視聴者を対象にクールジャパンについてのフォーカス・グループ調査を実施してはいかがでしょうか? いくつかの開会式企画オプションを海外視点で分析するよい機会になるでしょう。  ちなみに、JOCが実施した14万人以上を対象とした国内世論調査の結果、出演が期待されるアーティスト1位はサザン・オールスターズ、2位は嵐、7位にAKB48が入りました。AKB48をプロデュースした秋元康氏は2020年東京五輪組織委員会の理事を務めていますが、開会式における「JAPAN48」の出演には公私混合の立場から否定的だとしつつ、「違う方がプロデュースしていたら推薦するかも知れないけど」と発言しています。まんざらでもないようです。  しかし、演出内容を後悔しないために、ぜひ、海外の皆様にも意見を聞いてもらい、世界に誇れる素晴らしい開会式になることを望みます!
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

「いかすぜ日本」~クールなJAPANを世界に売り込もう! 第五回 海外に「ウケル」2020年東京五輪開会式の心得

2015.11.08Vol.654COLUMN
 2020年東京五輪の開会式はクールジャパンを世界にアピールする絶好のチャンスです。JOCは全力を挙げて準備に取り掛かっていることでしょう。成功するために重要なのはアピールしたい相手、即ち「ターゲット」を明確にし、主催者側の自己満足に陥らないことです。国内では喜ばれたのに、海外では冷笑される可能性があるからです。  2012年ロンドン五輪の開会式は200カ国で放送され、約9億人が視聴したそうです。芸術監督を務めたダニー・ボイル氏はアカデミー賞受賞経験がある映画監督ですが、開会式の演出を担当する上でイギリス文化や歴史を布石としつつ、人間性、ユーモア、ドラマ性などを表現することを心がけたとのこと。007でおなじみ、ボンド映画の風刺コントにエリザベス女王がヘリコプターでサプライズ出演したり、元ビートルズのポール・マッカートニーが8万人の観客とあの名曲、「ヘイ・ジュード」を大合唱したり、国内外の観客を魅了するいたりつくせりの内容でした。また、イギリスの植民地の歴史や、多くの自国民を犠牲にした産業革命についても反省的な演出を取り入れて世界を驚かせたのです。「反省=自虐」と日本では見なされる傾向があるようですが、ボイル氏はそれを見事に覆しました。その結果、国内はもちろん、国際批評も概ね好評で、欧米、インド、中国、ロシアなどの主要メディアでは肯定的に報道されました。世界のソーシャルメディアでも好意的なコメントが目立ちました。北京の開会式が「口パク」問題や国家権威などに拘ったとの国際報道に苦戦したのとは対照的ですね。普遍的なコミュニケーション能力に長けた、イギリス演劇の勝利と言えます。  東京の開会式でもさっそくだれが芸術監督になるのか、どのアーティストが登場すべきか、議論が始まっています。どなたが演出を任され、どのアーティストが選抜されても注意してほしいのは日本を外から見据える視座です。自国を相対的に理解するには、日本と少し距離をおき、冷静かつ客観的に考察する術が不可欠だと言えます。  マーケティング的に企画を練る際に重要なのは、コミュニケーションの対象とする方々から忌憚ない意見を頂戴することです。主な手法としてフォーカス・グループ・インタビューという定性調査があります。商品やサービスの対象消費者を集め、モデレーターをおいて「お茶会」のような雰囲気の場で見解を収集するのです。ターゲットの反応を見計らう有効な手段です。  そこで提案。鎖国された環境で開会式の内容を決断するのではなく、開会式を見てもらう海外視聴者を対象にクールジャパンについてのフォーカス・グループ調査を実施してはいかがでしょうか? いくつかの開会式企画オプションを海外視点で分析するよい機会になるでしょう。  ちなみに、JOCが実施した14万人以上を対象とした国内世論調査の結果、出演が期待されるアーティスト1位はサザン・オールスターズ、2位は嵐、7位にAKB48が入りました。AKB48をプロデュースした秋元康氏は2020年東京五輪組織委員会の理事を務めていますが、開会式における「JAPAN48」の出演には公私混合の立場から否定的だとしつつ、「違う方がプロデュースしていたら推薦するかも知れないけど」と発言しています。まんざらでもないようです。  しかし、演出内容を後悔しないために、ぜひ、海外の皆様にも意見を聞いてもらい、世界に誇れる素晴らしい開会式になることを望みます!

ラグビー トップリーグ13日開幕

2015.11.08Vol.654未分類
 ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会でグループリーグで南アフリカを破るという歴史的勝利を挙げ、3勝1敗という好成績を残した日本代表。  南アフリカ戦の勝利で日本は、ラグビーの国際統括団体ワールドラグビー(WR)の年間表彰式で、ファン投票による「最高の瞬間」部門を受賞。FB五郎丸歩は日本人として初めてドリームチームに選出された。  今回の戦いっぷりによって日本国内でのラグビーへの注目度は一気に上がった。  そんななか13日から「ジャパンラグビー トップリーグ」が開幕する。  2日には全16チームの監督(ヘッドコーチ)とキャプテン、それに日本代表選手10人が参加してプレスカンファレンスが行われた。多くのメディアが駆け付けるなか「初めてラグビーの試合を見るという方もいると思うので、そういう方にがっかりさせないようないい試合をしたい」(畠山健介)、「日本中で熱い試合を展開して、ワールドカップに負けないような熱気を日本中で作りたい」(大野均)、「世界で与えた衝撃を国内でみなさんに見てもらう機会があると思いますので、ぜひ会場に足を運んでください」(五郎丸)などと、それぞれ思いを語った。  今年は16チームを8チームずつの2グループに分け1回戦総当たりのリーグ戦を行い、各グループの1〜4位の計8チームによる1〜8位決定トーナメント(LIXIL CUP 2016)を行い優勝を決める。  また今年は「ゴジラ」がトップリーグ応援キャラクターに就任。この日も会場に姿を現し、選手たちと1枚の写真に収まった。12月19日に東京・秩父宮ラグビー場で行われる試合を「ゴジラ・デイ」として開催。さまざまな企画が催される予定だ。  なお五郎丸の世界最高峰リーグ・SRのレッズ加入が4日、所属するヤマハ発動機から正式発表された。トップリーグとシーズンが重ならないことから日本でもプレーするというから日本のファンも安心!?

鈴木寛の「2020年への篤行録」 第26回 ロボットと共生する社会を目指す

2015.11.08Vol.654COLUMN
 みなさんは「コンビビアリティー」(conviviality)という言葉を聞いたことがあるでしょうか? おそらく東大生でも知っている方は少ないでしょう。ご存知という方がいたら、現代哲学や社会思想に強い関心をお持ちだと思います。  コンビビアリティーは、オーストリア出身の思想家イヴァン・イリイチ(1926〜2002年)が提唱した概念で、日本語では「共悦」「共愉」、つまり“みんながワイワイ楽しく、生き生きとしている様子”を言います。もともとは効率を何かと優先する産業主義的な考え方を批判する視点から生まれたものなのですが、2020年以降、私はコンビビアリティーが非常に重要になってくると、最近考えています。  2020年の東京オリンピック・パラリンピックを契機にいま注目されているのが自動運転の普及です。先ごろ、トヨタ自動車が2020年頃を目処に高速道路での実用化を目指す方針を明らかにしました。またDeNAも2020年のロボットタクシー実用化構想をぶち上げました。  自動運転を巡っては既存の自動車産業だけでなく、世界的にはグーグルも研究開発に力を入れており、遠くない将来、私たちの移動の概念を根底から変えていくイノベーションになります。ロボットが運転をしてくれれば、人間がいままで運転に充てていた時間を使って、車内で仕事なり、家族とのコミュニケーションなり、時間をより生産的に使えるようになります。飲酒運転も過去のことになるでしょう。  一方で、未来の働き方を占った世界的ベストセラー「ワークシフト」でも論じられたように、テクノロジーによる社会のアップデートは同時に既存の雇用を奪うことになります。多くの国でタクシー運転手は、所得が比較的低い人たちが担っており、ロボットに運転の役割を取って代わられると、職を失ってしまいます。 「ワークシフト」では、暗い未来を論じていますが、「人間VS機械」のような単純な二項対立はある意味、欧米的な言説のようにも思えます。しかし私は、日本人は古来、外国からの文物を巧みに取り入れる多様性があることから、ロボットと仲良くなりながら、より豊かな社会を作れるのではないかと考えています。  9月に「ユニバーサル未来社会推進協議会」を設立しました。目指しているのはロボットの力を借りて、障害の有無、言語の壁を取り払い、誰もが生き生きと(コンビビアルに)生活できる社会。ロボットや人工知能研究の第一人者にお集まりいただき、今後、民間企業をも巻き込んで日本から人間・ロボットが共生する社会のロールモデルを打ち出していきたいと思います。 (文部科学大臣補佐官、東大・慶応大教授)

食欲全開!秋の味覚に舌鼓

魅惑の「フカヒレ」体験。宴会シーズンに憧れの“本格フカヒレ” デビュー 〜銀座『鹿鳴春』〜

2015.11.07Vol.654今日の東京イベント
“医食同源”の代表食材・フカヒレ  中華料理の高級食材として知られるフカヒレ。しかしその本当の魅力を知っている人は、意外と少ないのでは? 「そもそもフカヒレは美食というだけでなく薬膳料理の素材として重宝されてきたという歴史があるんです」と語るのは、フカヒレ料理の名店〈銀座 鹿鳴春〉の戸張マネジャー。 「フカヒレは年齢によって失われていくコンドロイチンやコラーゲンを豊富に含んでおり、健康や美容を意識する現代人も注目したい食材です。当店では“医食同源”をテーマにさまざまなメニューを用意しておりますが、中でも気軽に楽しめる本格フカヒレ料理はとても人気があります」

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