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2015シーズン開幕直前特集 やっぱり、プロ野球は熱い
独占対談 松本秀夫アナ × 江本孟紀氏 前篇

2015.03.22Vol.639スポーツ
3月27日からプロ野球が開幕する。巨人のセ・リーグ4連覇はなるのか? 工藤新監督を迎えたソフトバンクはどんな野球を見せるのか? 二刀流の大谷は?広島に復帰した黒田はどこまで活躍できるのか? そして“カープ女子”“カープ芸人”といった世間を巻き込んだムーブメントも気になる。開幕を直前に控え、ニッポン放送「ショウアップナイター」の名コンビ、解説者の江本孟紀氏と実況の松本秀夫アナウンサーが今季のプロ野球を語る!

男装ユニット風男塾がニューシングルをリリース

2015.03.22Vol.639未分類
 最近では女性のみならず、男性からの支持も熱い“男装ユニット”風男塾が、2015年第1弾となるシングルをリリースする。メンバーの赤園虎次郎、雪村涼真が代表して今後の風男塾について語る。 虎「31日に発売されるシングルは、14枚目にして今年初。そして新メンバーの仮屋世来音が加入して、初のシングルでもあります。そんな今の気持ちにぴったりな、アップテンポで、どんどん前に進んでいくような背中を押される曲になりました」 涼「2015年、前を向いて7人で頑張って突っ走るぞ!っていう感じ」 虎「4月から新しい環境で生活をスタートさせる人も多いと思いますが、そんな人にも勇気を与えられるポジティブな曲だと思います」  新メンバーの加入で新7人体制に 涼「雰囲気はがらりと変わりました。来音君がいると場がすごく明るくなるんです」 虎「みんながしんどい時も、前向きな発言をするので、新メンバーですが、見習いたいと思うところがたくさんある子ですね」  現在、ライブツアーも行っている。 虎「東名阪ライブを行っていて、大阪と名古屋が終わり、29日に東京公演を新宿のレイニーで開催します」 涼「大阪では、メンバー3人が大阪出身ということもあり、めっちゃ盛り上がりました。ホーム感があって、みんな優しく迎えてくれた。乗りがよくてすごく楽しかったです」 「お客さんと向き合えるライブが好き」という2人。今後のグループの目標は? 虎「武道館の舞台に立ちたい。昨年は日比谷の野音でライブをさせてもらったので次は武道館でライブをやりたいです」 涼「今回の曲は、仕事で大変な男性にも聞いて元気になってほしいと思ってます。この曲を聞いて元気になって、ライブにも足を運んで盛り上がってほしい。まだまだ男性の方は目立つから、舞台から“おっちゃん”ってイジっちゃうかも知れないけど、それも含めて楽しんで(笑)」

日本発の香水メーカーが主催する”香水作り”を体験

2015.03.22Vol.639今日の東京イベント
 香水というと“香りがキツくて苦手”と思っている人はけっこういるはず。実は日本の香水市場は化粧品ジャンルのうち2〜3%と欧米と比べ小規模。もっと日本人に合う香水があれば香水を楽しむ人も増えるのでは…と、自然や四季をテーマに日本の気候・風土に合う香水を作っているのが、東京小平市に工房を持つ香水メーカー・武蔵野ワークス。“八重桜”“白梅”“ろうばい”など、日本人が愛する花々をテーマにした作品が多く、自然の花々のようなナチュラルな香りが人気だ。  社長で調香師の原田友子さんが大切にしているのは“フィールドワーク”。調香瓶が詰まったカバンを手にフィールドへ出かけ、その場で自然の香りを感じながら調香を行う。精油となる素材の産地を訪ねることもある。「現地を訪ねてどんな土地なのかを知ることによって調香のイメージも沸くんです」と原田さん。  そんな武蔵野ワークスが18日、メディア向け新商品発表会および香水制作体験を開催。この日のテーマは天然柚子精油をベースに「柚子の香り」の香水を作る、というもの。まずはベースの柚子精油と“グレープフルーツ”“グリーンアップル”“ムスク”などの9つの副香料をスメリング。好みの香りを見つけるだけでなく完成作をイメージするのがポイント。ベースに加える副香料を3〜5種類選んだらそれぞれの割合を考え分量を計算。香りの強さを考慮しながら分量を調節するのがコツだ。最後に計算した分量の副香料をスポイトでベースの入ったアトマイザーに加えていく。ベースが同じ“柚子”でも出来上がった香水は参加者ごとにまったく別物。ちなみに記者が作ったのはベース50%にスイートオレンジ20%、ラバンジングロッソ15%、ムスク15%を加えたもの。シトラスの爽やかさとほのかな甘さの香水が完成!  武蔵野ワークスでは不定期で制作体験セミナー(材料費込み1000円)を開催しているが予約が取れないほどの人気なので、興味のある人は小まめにホームページをチェックしてみては。

「今聞こえている音すべてが音楽劇になる」渡部豪太

2015.03.22Vol.639未分類
 小説家・いしいしんじ原作の『麦ふみクーツェ』が、渡部豪太主演で、楽しい音楽劇として上演される。観客と一緒に舞台を作る“つながる”音楽劇とは。 「日常に溢れている音や生活音を芝居に支障をきたす雑音ととらえないで、逆にそれを架け橋にして、劇中劇のように舞台と現実をごちゃごちゃにして、会場全体がつながるということです。ですから、お客さんには音の鳴るものを何かひとつ持ってきてもらい、通称・麦ふみ楽団の当事者として、一緒に参加していただきます。音楽劇って何?って言われた時に、この前やっていたあの舞台が音楽劇だよっていわれるようなものを作りたいと思っています」  原作の世界観と愛すべきキャラクター、そしてトクマルシューゴの音楽とウォーリー木下の演出で新しい舞台を作り上げていきたいという。 「この舞台はファンタジーに見えて、実は現実に近い世界だと思います。今は象だって絵をかくし、世の中は何が起きても不思議じゃないことの連続。世界で起きているいろいろなことが、新しいニュースとして、飛び込んできたという感じで見ていただければ、この舞台の世界観にすんなり入ってもらえるかも知れないですね」  その空間に飛び込んだら楽しそう。 「お客さんに音の鳴るものを持って来て下さいって言っているので“何を持っていこうかな”って考えている時から、生活の中に『麦ふみクーツェ』が入り込みます。すると、それまで気にしていなかった音が気になったり、雑音が音楽に聞こえたりするかも。そして当日は、誰が何を持ってくるかで、舞台が変わるので、間違いなくその舞台はその瞬間しか味わえない、二度とは出会えないものになる。劇場全体で笑ったり、驚いたり、ものすごく大きなエネルギーを交換するようなライブが行われるので、この今までにない音楽劇をぜひ劇場で体験してほしいですね」

格闘家イケメンファイル Vol.21 俺も、俺の筋肉も貴女を裏切らない 大尊伸光(たいそんのぶみつ)

2015.03.22Vol.639スポーツ
 昨年行われた修斗の環太平洋ウェルター級チャンピオンシップで王者に挑戦し、見事KO勝利を収め第7代王座になった修斗きっての肉体美(?)を誇る大尊伸光。チャンピオンになって、運気がアップ!? 「もう、おばあちゃんが喜んでくれて(笑)。道場のみんなはもちろん、親戚や職場の人もすごく喜んでくれましたが、おばあちゃんが喜んでくれたのがすごくうれしかった。生きてて良かったと思いました(笑)。おばあちゃんとは一緒に住んでいるんですけど、今ではすっかり僕のマネジャーみたいになって、あちこちで孫自慢をしてくれる(笑)。おばあちゃんの行きつけのカラオケバーに連れて行かれたり、人に見せるために僕のDVDを何枚も持っていてくれたり。おばあちゃんが自慢できる孫になれたのが一番うれしかったです。あとは…彼女ができたことかな(笑)。僕が対戦した選手は背も高く、イケメンで、おまけにすごく美人な奥さんと結婚されまして…。背が高くなるのとイケメンになるのは無理だけど、ベルトを巻けば何か一つだけでも手に入れられるのではと思い頑張りました(笑)」  もともと体格が良かったという大尊。トントン拍子にプロになったのかと思いきや…。 「小学校5年生の時から空手をやって、中学2年生の夏休みから顧問の先生に頼まれて、レスリング部に入りました。その後友達の誘いで総合格闘技のジムに連れていかれたんですけど、レスリングをやっていたおかげで初日から結構みんなを倒せたので、やっぱり俺強いなって(笑)。その時ですね、自分が頑張ったらどこまでいけるのか試したくなった。その後、アマチュア修斗の試合で初めて負けてから、仕事も辞めてアルバイトをしながら、格闘技をメインに生活するようになりました。でも、そこから1回遊びを覚えてしまいまして、試合から遠のいてしまっていたんです。そしたら母親から今年中にプロにならなかったらやめなさいと言われて。それから気持ちを入れ替えて練習したおかげで、アマチュア修斗の全日本大会で優勝し、2010年にプロ昇格しました」  やっとデビューしたものの、デビュー戦は苦い思い出とか。 「ものすごつまらない試合をしてしまって…。寝技が得意な相手と、パンチが得意な自分がお互いを牽制しすぎて、ずっとお見合いをしていた。一応勝ちましたが、ぶっちゃけどちらも負けでいいような試合だった。見に来てくれた友達には入場が一番良かったよって言われて、それが皮肉にしか聞こえなかったし本当に辛かった。それからは、プロとしてお客さんに魅せる試合をしなければと思い、自分らしく常にKOを狙ってガンガンいくようになりました」  自分のスタイルを決定づけたデビュー戦だが、ほかにも印象深い試合があるという。 「2012年10月にやった下石(康太)選手との試合です。もう、初めてコテンパンにやられました。それまでの負けるパターンは、自分の集中力が切れて、関節をとられてしまうというものだったんですが、下石選手には完膚なきまでに叩きのめされた。今までの中で一番凹みましたし、絶望もしました。でもそのおかげで筋トレじゃなくて、特に寝技の練習に力を入れました。今では寝技に対して苦手意識がないどころか、逆に自信があります。ですから、僕を成長させてくれたという意味では下石選手に感謝しています」

豪華アーティスト共演によるアースデイのプレミアムライブ

世界が待望した完全新作の本格アクションRPG『Bloodborne』

歩き続けた、天才たち『グエルチーノ展 よみがえるバロックの画家』

2015.03.22Vol.639ART
 イタリア・バロック美術を代表する画家、グエルチーノ(1591-1666年) の、日本国内では初めてとなる展覧会。  グエルチーノはボローニャ近郊の小都市・チェントに生まれ、ほぼ独学で絵画を学びながら“ボローニャ派”を代表する存在として名声を博した画家。ときの王侯貴族や、教皇、枢機卿などから多くの支持を得、没した後もゲーテやスタンダールといった後世の文化人らから高く評価されていた。19世紀半ばごろになると近代美術の隆盛とともに忘れられていたが、20世紀半ば以降は再評価の試みが続けられ、近年ではイタリアを中心に大きな展覧会が開催されている。  今回は、国立西洋美術館がグエルチーノの油彩画を1点所蔵していたこともあり、日本で初めての大規模展が実現。2012年に地震の被害を受けて以来閉館しているチェント市立絵画館の協力で、グエルチーノ作品など44点を展示。本展の収益の一部は同館の復興に充てられる。  ボローニャ・チェントを活動の拠点としながらも、ローマ滞在を機に画風を大きく変えるなど、新たな表現を模索していたグエルチーノ。当時のイタリア美術の変遷を知る上でも、興味深い作品となっている。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

春の訪れは上野で感じる「東京・春・音楽祭−東京のオペラの森2015−」

2015.03.22Vol.639LIVE
 桜の季節が近づいているが、上野にはすでに春が到来! 毎年、この時期に行われる音楽イベント『東京・春・音楽祭−東京のオペラの森2015−』がすでにスタートしている。  オーケストラ、歌曲、室内楽など国内外から一流アーティストが集結し、約130公演が行われる大型音楽イベント。ワーグナーのオペラを演奏会形式で上演する人気の『東京春祭ワーグナー・シリーズ』、昨年から引き続き開催される『東京春祭 合唱の芸術シリーズ』、さらには生誕100周年を迎えるピアノの巨匠スヴァトラフ・リヒテルをリスペクトする『リヒテルに捧ぐ』をはじめとした有料公演を軸に、国立西洋美術館の庭や旧岩崎庭園の洋館、JR上野駅さらにはカフェやオフィスビルなどで行われる無料のミニコンサート『桜の街の音楽会』、子ども向けの音楽ワークショップや公開リハーサルなどさまざまなプログラムが用意されており、気軽かつ楽しく音楽に触れられるのが特徴だ。  また、国立科学博物館、東京国立博物館、東京都美術館、国立西洋美術館、上野の森美術館がある上野を舞台とするだけに、開催中の展覧会にひもづいたプログラムが行われているのも、このイベントならではの趣向だ。  毎年多くの人が参加する人気イベント。まだ未体験の方は、芸術の春、音楽の春で新年度をスタートしてみてはいかが。

地方創生成功の鍵は地方の主体性と情報発信 石破茂 地方創生担当大臣

2015.03.22Vol.639未分類
「日本を元気に」をスローガンに各界のキーパーソンにお話をうかがってきた「JAPAN MOVE UP!プロジェクト」。今回は石破茂 地方創生担当大臣に「地方創生」について語ってもらった。(聞き手・一木広治)

アーティストがシーンを作る「STARLIGHT」 吉井和哉

2015.03.22Vol.639CD/MUSIC
 先日リリースしたシングル『クリア』ではオープンさとともに、変わらない美声を響かせた吉井和哉。ソロになってからはもちろん、バンド時代に遡ってみてもその圧倒的な歌唱の魅力は輝きを増し続けているように感じるが、前作から4年ぶりとなる最新作もまた、それを裏付けるような仕上がりだ。パワフルなロックサウンドに乗せてうねるボーカルは耳に絡み付き、まるでギターソロを思わせる魅力がある。その一方で、『(Everybody is)Like a Starlight』『You Can Believe』の伸びやかでまっすぐな歌声もまた、頭と心にストンと入ってくる。『クリア』のほか、話題のドラマ『山田孝之の東京北区赤羽』エンディングテーマ『TOKYO NORTH SIDE』など10曲を収録している。

アーティストがシーンを作る「ヒンターランド」ローンレディ

2015.03.22Vol.639CD/MUSIC
 英マンチェスターのホームスタジオから自身の音楽を発信する、新世代のアーティスト、ローンレディ(LONEDADY)。その名が示すように、彼女はひとりスタジオでリズム・マシンとセッションしながら音楽を作る。サウンドはディスコ・ノット・ディスコやニューウェイヴ・ファンク、インダストリアル・ミュージックからの影響を強く受けた踊れるサウンドが詰め込まれている。懐かしさと新鮮さを同時に感じさせるのは、スライ・ストーンのミキシング卓やクラフトワークやプリンスが使ったドラムマシン、ヴィンテージのシンセサイザーを使っていることも関係がありそう。さまざまなアーティストを生み出し、音楽シーンを作り出してきたマンチェスター。彼女はその遺伝子を確実に受け継いでいる。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

アーティストがシーンを作る「ヒンターランド」ローンレディ

2015.03.22Vol.639CD/MUSIC
 英マンチェスターのホームスタジオから自身の音楽を発信する、新世代のアーティスト、ローンレディ(LONEDADY)。その名が示すように、彼女はひとりスタジオでリズム・マシンとセッションしながら音楽を作る。サウンドはディスコ・ノット・ディスコやニューウェイヴ・ファンク、インダストリアル・ミュージックからの影響を強く受けた踊れるサウンドが詰め込まれている。懐かしさと新鮮さを同時に感じさせるのは、スライ・ストーンのミキシング卓やクラフトワークやプリンスが使ったドラムマシン、ヴィンテージのシンセサイザーを使っていることも関係がありそう。さまざまなアーティストを生み出し、音楽シーンを作り出してきたマンチェスター。彼女はその遺伝子を確実に受け継いでいる。

アーティストがシーンを作る「L.O.K」久保田利伸

2015.03.22Vol.639CD/MUSIC
 R&BやHIP HOP、ファンク。現在のJ-POPシーンでは人気というよりも定番となっているジャンルだ。90年代からアーティストとして、または楽曲提供者として、今も歌い継がれる多くの楽曲を生み出し続けている久保田は、日本におけるこのジャンルのパイオニアであり、生けるレジェンドだ。近年は自身の楽曲とともに、後輩たちとのコラボワークも目立つが、約3年半ぶりにオリジナルアルバムを完成させた。感謝の気持ちを込めたという本作には、久保田のファンクネスが満ちあふれ、メロウでセクシーな大人の男の魅力を感じさせる楽曲もふんだんだ。人生を重ね、酸いも甘いも噛み分ける彼だからこそ、書き、歌うことができる楽曲の数々とグルーヴに腰砕けにされる。

アーティストがシーンを作る「ヴァルニキュラ」ビョーク

2015.03.22Vol.639CD/MUSIC
 カリスマという使い古された言葉では形容しがたい唯一無二の存在、来日公演する際にも“光臨”という言葉がフィットする、ビョーク。作品で、そしてライブで、その一挙手一投足から驚きが生まれる彼女。今年も新年早々から最新作を全世界のiTunesで同時リリースするというサプライズでスタートさせた。本作はその最新作をCDフォーマットに落としたもの。このアルバム、内容もまたいい意味での驚きに満ちている。近作は国どころか世界、地球も飛び出すような壮大な作品のイメージが強かったが、本人曰く「ハート・ブレイク・アルバム」。長年のパートナーでアーティストのマシュー・バーニーとの破局が大きく関連している。フェミニンで繊細で、シンプルな言葉と美しいメロディーが連なっている。

野球ファンが注目する選手は、日本ハム・大谷翔平選手!

「選手にプレッシャーを感じずにのびのびと
プレーしてほしい」心優しきカープ芸人

2015.03.22Vol.639未分類
「アメトーク」出演を始め、「カープ芸人」として有名なTHE GEESE(ザ・ギース)尾関高文。今や「カープを語らせたら右に出る者はいない」といっても過言ではない!? そんな尾関は今シーズン注目の選手についてはこう語る。「プレッシャーを感じずのびのびプレーをしてほしいのでホントは言いたくないんですが……、やっぱり黒田ですかね」  今シーズンのカープといえば、8年ぶりに日本へ復帰した黒田博樹。オープン戦でも、圧倒的な存在感を示した。 「オフシーズンになると黒田の“帰ってくる詐欺”の時期だなって、ファンの間では一種の風物詩になっていたんですよ。これはもちろん深すぎる愛情の裏返し。期待しすぎるとダメだった時のショックが大きくて立ち直れなくなりますから。今年もそうだと思っていた分、帰ってくるとなった時の喜びは相当でしたね」  もう1人、古巣へ復帰といえばかつての本塁打王、新井貴浩も注目だ。 「カープファンの間では有名な話ですが、8年ぶりに戻ってきて地元の公園でキャッチボールしていたら管理人に追い出されちゃったんです。カープの一押しスターも今は気付いてもらえず…って(笑)。でもムードメーカー的な存在で慕われていますね。一度は阪神にいってしまったんだけど、気付いたらみんなまた受け入れている。この感覚がカープファンのいいところかもしれませんね、痛みを忘れるというか(笑)」  カープ戦の特徴といえば、応援席を真っ赤に染める熱狂的な応援と、最近話題のカープ女子だ。 「真っ赤に染まるスタンドで、赤の塊の躍動感を感じることで、野球ファンだけでなく、野球ビギナーも楽しめると思います。本当にお祭りみたいなんで! あとはユニフォームを着ている“カープ女子”もすごく可愛いんで、男性はそちらも見てください(笑)。とにかく気軽にふらっと来て、夜の球場のにおいとか、風や夏のにおいを感じてほしいですね。広島観光の際は、カープ観戦も行程に入れることをおすすめします! すぐ予約でいっぱいになっちゃうかもしれないけど、ビッグテラス席ではバーベキューをしながら野球が見られるんですから」  仕事と天王山の試合が被ったら迷わず試合を見に行くという尾関。ファンの熱が最高潮に達しつつある広島東洋カープから、今シーズンは特に目が離せない。

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