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「色で老人を喰う」恐ろしき稼業、戦慄の犯罪小説

2015.02.08Vol.636【TOKYO HEADLINEの本棚】
 妻に先立たれた後期高齢者の耕造は、結婚相談所の紹介で知り合った69歳の小夜子と同居し始めるが、夏の暑い日に脳梗塞で倒れ、一命を取り留めるも重体に陥る。実は小夜子は、その結婚相談所の経営者・柏木と結託し、これまで何人もの高齢者と結婚しては、遺産をかすめとる“後妻業”と呼ばれる女だったのだ。  小夜子の態度や金への執着心、そして言葉では説明できない不信感を持った耕造の2人の娘は、知り合いの弁護士に頼み小夜子の素性を探ることに。すると出てくるのは、何回もの結婚歴と、その相手の不審な死。警察に疑問を抱かせないために、生命保険は掛けず、あくまで遺産を狙うという狡猾な手口。耕造もそんな小夜子の毒牙にかかってしまったのか。弁護士に頼まれて、小夜子の調査を始めた元刑事の本多は、直感的に悪のにおいを嗅ぎとり、ジリジリと小夜子と柏木を追い詰めていく。  黒川博行による直木賞受賞第一作である同書が刊行されてから事件が明るみになった「京都青酸連続不審死事件」。その手口や容疑者の女の経歴が同書にそっくりだと話題になったが、実際に読むと報道されている事件を元に書かれた本なのではと錯覚するほど、細部まで類似点が多い。ということはこの“後妻業”という仕事、私たちが知る以上にそれを生業としている人がいるのかも知れない。ここまで極端な例は少ないかも知れないが、高齢化社会と貧困が増えると、手っ取り早いのは誰かのお金で生きること。そう考える人がいてもおかしくない。しかし、人として超えてはならない線があるはずだ。身近に忍び寄っているかもしれない新たな“悪”にのみ込まれないためのバイブルにもなる一冊。

チョコレートをより深く味わう “ビーン トゥ バー”スタイルが人気上昇中

2015.02.08Vol.636今日の東京イベント
 近年、チョコレート界のトレンドワードといえば「タブレット」と「bean to bar(ビーン トゥ バー)」。どちらも、世界的に高まるカカオへのこだわりと深く関係している言葉。バレンタインシーズンには、有名ショコラティエが意趣を凝らしたボンボンやトリュフといったチョコレート菓子が目を引くが、近年は菓子にする前の板チョコ、いわゆる「タブレット」タイプのチョコも人気が高い。カカオを味わうことを優先させているタブレットは、産地やカカオの含有率が明示されることも多く、その違いを食べ比べる楽しみも人気の理由。  もちろん、これまで以上にカカオにこだわるプロも増えている。その中で注目されているのが、チョコレートメーカーがカカオ豆の焙煎からチョコレート作りを行う“ビーン トゥ バー”というスタイル。チョコレート職人がカカオをはじめとする原料にこだわり、焙煎から一貫して携わることでクオリティーを追求できるとして人気が高まっている。今年、日本上陸した「ウィリーズカカオ」も、そんな“ビーン トゥ バー”のチョコレートメーカー。シングルエステート(特定の産地で生産されたカカオのみを使用)にこだわり、乳化剤やバニラ香料などは一切不使用のため、それぞれのカカオ産地の違いを味わえるタブレットとして、プロにもファンが多い。ビーン トゥ バーの産地別タブレットを味わえば、カカオの魅力をより深く知ることができるはず。 写真:「ゴールドレンジ シングルエステート ダークチョコレート」シリーズ。単一産地のカカオのみを使い、軽めに焙煎し、高品質のココアバターと砂糖を使い、カカオの素質を最大限に味わうことができるチョコレートに仕上がっている。「ウィリーズカカオ」取扱い:日仏貿易(0120-003-092) 〈ベネズエラン・ゴールド ラス・トリンチェラス72〉ベネズエラのラス・ロリンチェラス産のカカオを使った濃厚でコクのある風味が特長。カカオ分は72%

TOKYOバレンタインは みんなで一緒にチョコ祭り【ネット編】

2015.02.08Vol.636今日の東京イベント
 バレンタインフェアに出かける時間がなかなかとれないという人は、通販を活用してみるのもあり。楽天市場やAmazon.co.jpなどでは、バレンタイン特集ページを開設。お取り寄せランキングやレビューを参考にしながら、自宅でゆっくりチョコ選びを楽しもう。ちなみに、楽天市場が行ったアンケートによると、去年のバレンタインの不満点として「予算がかけられなかった」に続いて「チョコ選びに時間がかけられなかった」「事前に自分で味を試せなかった」という答え。そんな声に応えるべく楽天カフェでは、楽天市場で人気のチョコ4種をセットにした「楽天39CHOCOお試しプレート」を期間限定販売。ギフト用に注文する前に自分で味わってみては。

TOKYOバレンタインは みんなで一緒にチョコ祭り【ホテル編】

2015.02.08Vol.636未分類
三ツ星シェフのショコラ  三ツ星シェフとして世界的に名高い巨匠ピエール・ガニェールがプロデュースする、ANAインターコンチネンタルホテル東京のパティスリー、ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー。今年もバレンタインシーズンに合わせ、期間限定スイーツを用意。バレンタイン・ショコラは、ピエール・ガニェールならではの上質さを堪能できる5つのフレーバーの詰め合わせ。他にも、2人で食べるのにぴったりなアントルメ、クール・ショコラや、キュートなプチガトーも登場。  また、ホテル内レストランではさまざまな特典付きプランやキャンペーンがあるので記念日ディナーにもおススメ。 【期間】〜2月14日(土)【場所】ANAインターコンチネンタルホテル東京 2F 「ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー」【URL】http://www.anaintercontinental-tokyo.jp

TOKYOバレンタインは みんなで一緒にチョコ祭り【スポット編】

2015.02.08Vol.636今日の東京イベント
2人のデートを演出する仕掛けを用意!  今年はバレンタインチョコやバレンタインメニューに加え、参加型イベントを初開催する。ウェストウォーク2階には、恋人たちが愛を込めた南京錠を飾り付けることで有名なフランスの橋をイメージしたブリッジを設置。対象店舗のチョコを購入すると、特別な“縁結びリボン”がもらえるので、ブリッジに飾り付けて。 『Roppongi Hills Sweet Valentine 2015』 【期間】〜2月15日(日) 【場所】六本木ヒルズ【URL】http://www.roppongihills.com/

TOKYOバレンタインは みんなで一緒にチョコ祭り

YOKOSUKA MOVE UP!「横須賀市」

ノッポン弟オススメ! from TOKYO TOWER vol.9

2015.02.08Vol.636COLUMN
 さて、「夜景」に3Dプロジェクションマッピング映像を投影する「TOKYO TOWER CITY LIGHT FANTASIA」が大好評の東京タワーで、またまたロマンチックなイベントを開催するよ。2月14日は…そう、バレンタインデー! ということで、バレンタインデー当日に、限定イベント「愛のステップアップ!? バレンタインデーは外階段で東京タワーに昇ろう!」を開催します。普段は土曜・日曜・祝日の11〜16時限定で開放している約600段の外階段を、2月14日に限り、21時まで延長。東京の美しい夜景を楽しみながら150mの大展望台まで歩いてのぼることができるんだ。  そして当日は9時から16時まで展望台に来てくれた中学生以下のお友達に、東京タワー塔体の形に似ている江崎グリコの「ジャイアントカプリコ〈イチゴ〉」をプレゼントするよ。そして17時以降に展望台へ来てくれた全員にはポッキーをプレゼント! さらに、外階段で歩いて大展望台までのぼった人全員に、特典として非売品の「ノッポン公認 昇り階段認定証」をプレゼント! 認定証のデザインは全10種類。どんな認定証がもらえるかな?  この日は東京タワーの塔体ライトアップもバレンタインデーを記念した色に包まれるんだ。ピンク色と赤色の「ダイヤモンドヴェール」が日没から22時まで点灯するから、東京タワーに向かう道のりでもロマンチック気分が味わえるよ。もちろん、恋人同士だけじゃなく、家族やお友達と東京の美しい夜景を楽しむのもおススメ。  1年に1度のバレンタイン限定イベントに、たくさんの人が参加してくれたらうれしいな。僕とお兄ちゃんも待ってるよ!

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

巨人・杉内が「勉強も野球も頑張って!!」

2015.02.08Vol.636未分類
 未来に向け、子どもに夢をあたえ「生きる」力」を考えさせるきっかけや、勇気を持って物事に立ち向かう大切さを知ってもらうため、2000年度より活動をスタートさせた「夢の課外授業」(主催:二十一世紀倶楽部)。スポーツ選手、アーティストといった著名人が、夢を持って挑戦することの大切さを子どもたちに伝えるこのプロジェクト。小学校を訪問する「学校訪問スタイル」の授業が1月16日、プロ野球、読売ジャイアンツの杉内俊哉投手を先生に迎え、鹿児島市立田上小学校で開催された。  夢の課外授業は初体験となる杉内はやや緊張気味。  まずは「どんなことでも答えようと思っています」という杉内の言葉で始まった質問コーナーでは同校の先生の進行のもと、生徒たちからさまざまな質問が飛ぶ。  一つひとつに丁寧に答える杉内。  なかでも印象に残ったのが「これまで野球を続けることができた理由は?」という質問には「練習が嫌いだった。でも野球がすごく好きだった。そして負けず嫌いだったので、この友達には負けたくない、という気持ちで頑張っていた」、「どうしたら野球がうまくなるか?」と問われれば「やはり野球が今でも好き。みなさんも野球以外でも、勉強でもサッカーでもバスケでもなんでもいいんですが、好きじゃないと続かないと思います。自分がこれをしたいというものをまず好きになって。好きになれば努力もするし、勝った時にうれしいし、負けたら悔しくなる。その時に次も負けないように頑張ろうという気持ちが出れば成長できると思います」との答え。決して大きくはない体で今も杉内が第一線で活躍できる秘密が垣間見られる答えだった。  途中では「毎日欠かさずしていることは?」と聞かれ「必ずすることはトイレ掃除。試合前にトイレとお風呂を自分で掃除して試合に挑むというのがやっていることかな」という意外な答えも飛び出した。  最後は「子供のころはホントに野球しかしてなかった。野球もできて勉強もできればすごくかっこよかっただろうなって今でも思う。みなさんには勉強にも野球にも頑張ってほしい」と締めた。  実技ではキャッチボールの実技指導。そして最後には杉内自らがマウンドに上がり、生徒の代表と“真剣勝負”を繰り広げた。  閉会式では「みなさんも必ずチャンスをつかむ時が来る。僕はそのチャンスをつかんだだけで今プロ野球選手という位置にいますけれども、みなさんにも必ずチャンスはやってきます。それを必ずつかんで、どんな苦労や報われない努力があるかもしれませんが、下を向かずに前を向いて、そのチャンスをつかんでください」と挨拶した。

テイストは違えどどちらも”大人の芝居”

2015.02.08Vol.636STAGE
MONO『ぶた草の庭』  MONOの作品を言い表すとするなら“絶妙”という言葉がふさわしい。設定の妙と笑いを交えた良質な会話劇でいつも観客をうならせる。それでいてなんともいえないペーソスや、社会的な問題を想起させるようなテーマを押し付けがましくない絶妙なさじ加減で盛り込んでくる。MONOはいわば“大人の芝居”だ。  今回の舞台は古民家を再生して作られたカフェのようなスペース。そこに集まる人たちにはある共通に抱える事情があった。それは詳細は解明されていないものの、突然死してしまう病気の患者ということ。この病気にかかった人に対しては隔離政策が取られ、このカフェもそんな施設のひとつだった。死と隣り合わせでありながら、比較的穏やかに暮らす彼らだったのだが…。  病気と死、希望と絶望…。この手の題材は取り扱いが非常に難しく、やる劇団によってはどシリアスで笑えなかったり、重すぎて見終わった後にどんよりしたり、無駄な主張が入ってしまって乗り切れなかったり…といった作品に陥りがちなのだが、多分そうはならない。あくまできっちり喜劇として成立させるところがMONOならでは。 【日時】2月21日(土)〜3月1日(日)(開演は19時30分、土15時/19時30分、日15時。21日(土)は19時30分の回のみ。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前) 【会場】ザ・スズナリ(下北沢) 【料金】指定席4200円、ベンチシート(整理番号付自由席)3800円/早期観劇割引(21、22日) 指定席3700円、ベンチシート(整理番号付自由席)3300円/U−25チケット 2000円(対象25歳以下・要証明書提示。前売りのみ) 【問い合わせ】サンライズプロモーション東京(TEL:0570-00-3337 [劇団HP]http://www.c-mono.com/) 【作・演出】土田英生 【出演】水沼 健、奥村泰彦、尾方宣久、金替康博、土田英生/山本麻貴、もたい陽子、高阪勝之、高橋明日香、松原由希子

アートの”いのち”は受け継がれていく TWS-NEXT @tobikan 「上野のクロヒョウ」

2015.02.08Vol.636ART
 2001年の開館以来、若手アーティストの発掘、育成、支援を行ってきたトーキョーワンダーサイト(TWS)。TWSの事業に参加した若手アーティストを継続的に支援するプログラム『TWS-NEXT』の展覧会を東京都美術館で実施。  本展では、リサーチをもとに作品制作を行う若手アーティストに注目。4組のアーティストが、東京都美術館がある上野の歴史に焦点を当てた新作を発表する。そのテーマとなるのが、「二・二六事件」「阿部定事件」と並んで、昭和11年の三大事件の1つとされている「上野動物園クロヒョウ脱出事件」。  歴史は1つの事象でありながら、人の認識を通してさまざまな解釈が加えられ、記憶されていく。アーティストが加える新たな視点にふれることで、図らずも歴史を伝えることのあいまいさ、危うさに気付くはず。  多摩美術大学出身の表現集団・オル太は、昭和初期の記憶をたどる映像とともに同時代に生きた画家・靉光の作品をモチーフにしたインスタレーションを発表。他、国内外でその場所に特化した作品を制作している佐藤未来、刺繍やパッチワークを用いる市川紗也子、自刻像やクラゲをモチーフにした彫刻を制作している平川正が参加する。

アートの”いのち”は受け継がれていく 岡本太郎の「生命体」

2015.02.08Vol.636ART
 生涯にわたり“いのち”を描き続けた岡本太郎。その代表的な作品が、太陽の塔の胎内に内蔵されている〈生命の樹〉だ。1970年に行われた大阪万博の後、万博記念公園に残された太陽の塔だが、その内部は原則的に一般非公開とされてきた。〈生命の樹〉は、生命がたどった進化の道のりを表現した巨大なオブジェ。塔内部公開に向けてのプロジェクトが動き出しているが、まだ公開時期は未定だ。  本展では制作当時の姿をかたどった〈生命の樹〉の模型をはじめ、岡本太郎作品の中でも特に生命のエネルギーあふれる作品を集め、太郎が表現し続けた“いのちの強さと尊さ”に迫る。  また、本展覧会の会期半ばより、第17回岡本太郎現代芸術賞で太郎賞を受賞したキョンチョメ(4月上旬から下旬までを予定)と、敏子賞を受賞したサエボーグ(5月下旬から会期終了までを予定)による新作の特別展示も行われる。  パリに留学しながらも、パリの街角や盛られた果物、横たわる裸婦といった、同世代の洋画家たちが描いたような作品を残さなかった岡本太郎。彼が描こうとしたものは何だったのか。作品の前に立った時、視覚から五感に響きわたっていく“いのち”のエネルギーを感じよう。
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

アートの”いのち”は受け継がれていく 岡本太郎の「生命体」

2015.02.08Vol.636ART
 生涯にわたり“いのち”を描き続けた岡本太郎。その代表的な作品が、太陽の塔の胎内に内蔵されている〈生命の樹〉だ。1970年に行われた大阪万博の後、万博記念公園に残された太陽の塔だが、その内部は原則的に一般非公開とされてきた。〈生命の樹〉は、生命がたどった進化の道のりを表現した巨大なオブジェ。塔内部公開に向けてのプロジェクトが動き出しているが、まだ公開時期は未定だ。  本展では制作当時の姿をかたどった〈生命の樹〉の模型をはじめ、岡本太郎作品の中でも特に生命のエネルギーあふれる作品を集め、太郎が表現し続けた“いのちの強さと尊さ”に迫る。  また、本展覧会の会期半ばより、第17回岡本太郎現代芸術賞で太郎賞を受賞したキョンチョメ(4月上旬から下旬までを予定)と、敏子賞を受賞したサエボーグ(5月下旬から会期終了までを予定)による新作の特別展示も行われる。  パリに留学しながらも、パリの街角や盛られた果物、横たわる裸婦といった、同世代の洋画家たちが描いたような作品を残さなかった岡本太郎。彼が描こうとしたものは何だったのか。作品の前に立った時、視覚から五感に響きわたっていく“いのち”のエネルギーを感じよう。

今週のオススメMOVE 2015.2.9〜

2015.02.08Vol.636映画
『ミュータント・タートルズ』 特ダネを追うレポーターのエイプリルは犯罪組織・フット軍団に何者かが立ち向かう場面に遭遇。それはニンジャの技を身に着けた4人のカメ=タートルズ。エイプリルは彼らの存在を報道しようとするが…。 監督:ジョナサン・リーベスマン 出演:ミーガン・フォックス他/1時間41分/パラマウント ピクチャーズ ジャパン配給/2月7日よりTOHOシネマズ日本橋他にて公開 http://www.turtles-movie.jp/ 2D/3D ©MMXIV Paramount Pictures. All Rights Reserved. 『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』 ムーミン谷を抜け出して南の海へバカンスへやってきたムーミン一家。ところがフローレンとムーミンパパが貴族の豪華で贅沢な暮らしの虜になってしまう。そんな2人に腹を立てたムーミンとムーミンママはホテルを飛び出し一家はバラバラに…。 監督:グザヴィエ・ピカルド 声の出演:高山みなみ他/1時間17分/ファントム・フィルム配給/2月13日(金)よりTOHOシネマズみゆき座他にて公開 http://moomins-movie.com/ ©2014 Handle Productions Oy & Pictak Cie ©Moomin Characters TM 『悼む人』 週刊誌記者・蒔野は死者を”悼む”ために全国を放浪している青年・静人と出会う。猜疑心の塊のような蒔野はそんな行動を不可解に思い静人の身辺を調べ始めるが、静人の行為は残された人に大きな影響を与えていく。 監督:堤幸彦 出演:高良健吾、石田ゆり子他/2時間18分/東映配給/2月14日より丸の内TOEI他にて公開 http://www.itamu.jp/ R15+ ©2015「悼む人」製作委員会/天童荒太 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』 大学生のアナ・スティールは親友の代わりに学生新聞の取材で若手企業家クリスチャン・グレイにインタビューすることに。グレイに会った瞬間強く引き付けられるアナだったが彼には衝撃的な秘密があった…。 監督:サム・テイラー=ジョンソン 出演:ジェイミー・ドーナン、ダコタ・ジョンソン他/2時間5分/東宝東和配給/2月13日(金)より全国公開 http://fiftyshadesmovie.jp/ ©2014 UNIVERSAL STUDIOS 『フォックスキャッチャー』 ロサンゼルス・オリンピックで金メダルに輝いたレスリング選手マーク・シュルツは大財閥の御曹司ジョン・デュポンが自ら率いるチームに勧誘される。しかし2人の関係はしだいに狂いはじめマークの兄・デイヴをも巻き込み悲劇へと突き進む。 監督:ベネット・ミラー 出演:スティーブ・カレル他/2時間15分/ロングライド 配給/2月14日より新宿ピカデリー他にて公開 http://foxcatcher-movie.jp/ ©MMXIV FAIR HILL LLC. ALL RIGHTS RESERVED. 『マッハ!無限大』 タイの村で象とともに暮らす古式ムエタイ兵士の末裔・カームは動物密輸組織のボス・スチャートにさらわれた象の救出に向かうがスチャートは何者かに殺害、その容疑をかけられてしまう。追われながら象を追うカームはある地下格闘場にたどり着く。 監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ 出演:トニー・ジャー他/1時間44分/クロックワークス配給/2月14日より新宿武蔵野館他にて公開 http://mach-infinite.com/ ©2013 SAHAMONGKOLFILM INTERNATIONAL CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 『味園ユニバース』 大阪。広場で行われていた広場で行われていたバンド・赤犬のライブにふらふらと現れた男は圧巻の歌声でその場に衝撃を与える。バンドマネのカスミは記憶喪失だというその男にポチ男と名付け、ボーカルに迎えようとする。 監督:山下敦弘 出演:渋谷すばる、二階堂ふみ他/1時間43分/ギャガ配給/2月14日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ他にて公開 http://misono.gaga.ne.jp/ ©2015『味園ユニバース』製作委員会 『リトル・フォレスト 冬・春』 都会で自分の居場所を見つけられず東北の小さな集落・小森に戻ったいち子は田畑で作物を育て旬の食材から食べ物を作る暮らしを送っていた。そんなある日、5年前に突然失跡した母・福子から手紙が届く。『夏・秋』編に続く完結編。 監督:森淳一 出演:橋本愛、三浦貴大他/2時間/松竹メディア事業部配給/2月14日より東劇他にて公開 http://littleforest-movie.jp/ ©「リトル・フォレスト」製作委員会

女性のためのオーガニックの新習慣

2015.02.08Vol.636未分類
 スキンケア、ヘアケア、ボディーケア、コスメ、入浴剤など身の回りで使用する商品を全国のバラエティーショップを中心に展開している石澤研究所。昨年創業25周年を迎えた同社の人気商品とは? 「イタリアから輸入しているオーガニックコスメブランド“アルジタル”です。このブランドのほとんどの商品に入っているシチリアのシクリの丘で採掘されるグリーンクレイは、もともと海が隆起して出来た土地のため、ミネラルが豊富に含まれているのが特徴。クレイのはたらきで、毛穴を清潔にしながらも、しっかりと潤いを残してくれます。そこに創設者のフェラーロ博士が、肌の悩みに合わせたハーブを配合して作られたのが、“アルジタル” です」  その“アルジタル”シリーズの中でも隠れた(?)ヒット商品があるという。 「2013年の12月から発売されている“デリケートハイジーンソープ”です。女性のデリケートゾーン用のソープですが本国、アルジタル社の中の150以上ある商品の中でも必ずベスト5に入るぐらいの人気商品なんです。日本で売れるかどうかは正直分かりませんでしたが輸入をして販売してみたら、予想を超えた反響で、あっという間に在庫がなくなりましたた(笑)。お客様に聞くと、“そういった悩みを話す場所がなかった”、“ケアする商品がなかった”っておっしゃるんですね。それを聞いて、本当に発売して良かったと思いました。ボディーソープと同じように使用でき、何より安全なオーガニックですので、ニオイやかゆみなど、トラブルに悩んでいる方がいたら、ぜひこの商品を使ってみてほしいです。正しいケア商品は、女性が快適に、そして健康的に過ごすお手伝いをしてくれるはず!」

素材にこだわった多彩なメニューを提供

舞鶴の牡蠣が味わえる

2015.02.08Vol.636未分類
 京都府・舞鶴市は名物料理や食材、歴史遺産を通じ舞鶴の魅力をアピールする「来てーな舞鶴2014キャンペーンを」展開。その一環として、都内の飲食店で、舞鶴の食材や特産物を使用したオリジナルメニューを提供する「おいしい舞鶴!いただきますフェア」を開催中。第1号店舗の「オイスターマーケット牡蠣市場とうきょうスカイツリー駅前店」では、毎日限定20食の「イタリアンオイスターボウル」、「舞鶴練物食べ比べセット」、「純米吟醸 池雲」を提供。舞鶴の味が堪能できる。

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