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「禿げ上がってってもカッコいい、そんな『Dracula』を見せます」大貫勇輔

2014.10.12Vol.628未分類
 大貫勇輔は世界で踊るダンサーだ。世界で活躍する日本人ダンサーのほとんどは世界に飛び出し才能を認められて日本に凱旋、言い換えるなら、世界で踊るが日本“でも”踊るパターン。でも彼は日本で踊り世界“でも”踊る。  彼が今、取り組んでいるのはNBAバレエ団の公演『Dracula』。ブラム・ストーカーによる同名の小説が原作で、アメリカでは歩くホラーショーとも呼ばれている。大貫は主演・ドラキュラを踊る。 「クラシック作品というよりはモダン。芝居の要素も強いんです。自分がやってみたいと思っていたタイプの作品ということもあって、やりすぎじゃないかってぐらい練習してます」  モダン、ジャズ、コンテンポラリー、ストリートダンス。さらに、アクロバット、体操、そして20歳で始めたバレエ。守備範囲はとにかく広い。さらに『キャバレー』『ピーターパン』などミュージカルの経験もある。芝居の要素が強いという本作に抜てきされたのも納得だ。 「ようやく自分のドラキュラっていうのが見えてきましたけど、みなさんがこれを読まれているころは、まったく違うものになっているんじゃないかな。振付のマイケル・ピンクが来日して稽古が始まると、今まで作り上げてきたものが全部ひっくり返るらしいんです」。そう言いながらフライヤーをめくる。『トワイライト』を思わせるビジュアルだが、公演では「頭がはげあがっていてすごいんです。脱ぎませんし」と、笑った。 「凱旋じゃなくて、日本から世界に出て行って踊る存在になりたい」と話す。2013年夏の『マシュー・ボーンのドリアン・グレイ』、ラスタ・トーマス率いるダンスカンパニー「BADBOYS」の世界ツアーへの出演もその一歩。最近ではストレートプレイにも興味があるそう。さらに表現の引き出しは増えていきそうだ。

深まる秋にフィットするミュージック
DISCOVERY / DIVA

2014.10.12Vol.628CD/MUSIC
年内での解散が決定しているAKB48の派生ユニット、DIVAが2年半ぶりにリリースする最新シングルにしてラストシングル。感傷的にならず、これからの彼女たちであったり、その先の未来を感じさせる楽曲は小室哲哉の手によるもの。楽曲の構成を含めて小室フレーバー全開で、DIVAらしさが伝わるダンサブルなナンバーになっている。解散発表に伴って、グループを離れていた増田有華が復帰。伸びやかな歌声を聞かせてくれる。本作に続いて、11月にはメンバー自身が作詞に挑戦しているフルアルバムをリリースし、ラストライブも行う。

深まる秋にフィットするミュージック
C.O.S.M.O.S. 〜秋桜〜 / 三代目 J Soul Brothers

2014.10.12Vol.628CD/MUSIC
EXILE TRIBEの全国ツアーが盛り上がりを見せるなか、三代目こと、三代目J Soul Brothersが最新シングルをリリース。タイトルからも想像できるように深まる秋にぴったりと寄り添うミディアムバラードで、夏の『花火』、冬の『冬物語』に続くナンバーだ。タイトル曲は、傷つくと分かっていても止められない大切な人への想いをエモーショナルに歌い上げ、ストリングスのアレンジも相まって切なさが極まるラブソングだ。楽曲は、Samantha Tiara & Samantha Thavasaの“サマンサティアラ ジュエリー”TVCMソングとしておなじみの曲。

深まる秋にフィットするミュージック
We Loved Her Dearly / Lowell

2014.10.12Vol.628CD/MUSIC
 2014年最も注目すべきアーティストと話題を集めるカナダ出身の女性シンガー、ローウェルのデビュー作にして問題作。フェミニスト・パンクの旗手としてリスペクトされる彼女は本作で、性的暴力やレイプ、中絶、LGBTなどなどチャレンジングな内容を、耳なじみがよくポップなメロディーに載せて届ける。浮遊感のあるサウンドとソフトな歌声、何層にもなった曲が耳を傾けた人すべてを異空間へといざない、ハードでシリアスなメッセージはじわりじわりと心と体に染みこんでくる。がっつり向き合いたいタイプの音楽だが、ライトに楽しむのもまた良し。

深まる秋にフィットするミュージック
V for Vaselines / The Vaselines

2014.10.12Vol.628CD/MUSIC
 インディポップの生けるレジェンドとしてミュージシャンたちからもリスペクトを集める、スコットランド出身のザ・ヴァセリンズの最新作。1990年に解散した彼らは2010年にオリジナルアルバムを発表。本作はそれに続く作品だ。人気インストゥルメンタルバンドのモグワイが所有するスタジオで制作されたという本作品は心地よいポップアルバム。ベル・アンド・セバスチャンのスティーヴィー・ジャクソン、ティーンエイジ・ファンクラブのフランシス・マクドナルドなど、グラスゴーを拠点に活動するミュージシャンが集結している。

深まる秋にフィットするミュージック
ペーパークラフト / OGRE YOU ASSHOLE

意味深なタイトルの人間ドラマ
ONEOR8『世界は嘘で出来ている』

“しがらみ”のない世代による寺山
レパートリー新作『奴婢訓』

2014.10.12Vol.628STAGE
 舞台公演に留まらず、さまざまな実験的な試みを展開するキラリふじみ。作・演出家の多田淳之介が芸術監督の就任以降、レパートリーを創造するプログラムを作成してきたのだが、今回はその第3弾。  これまで清水邦夫の『あなた自身のためのレッスン』、シェイクスピアの『ハムレット』ときて、さてお次はなに?と思っていたら、寺山修司の『奴婢訓』ときた。  同作は天井桟敷が1978年にオランダで初演し、その後30カ国で上演された代表作。不在の主人が君臨する館の中で、奴婢たちが不在の主人役を入れ代わり立ち代わり演じながら主人の権力を手に入れようと結末のない闘争を繰り広げる物語。  寺山の死後もその作品は多くの劇団、プロデュース公演で上演されてきたが、基本的には寺山の流れをくむ人たちや縁のあった人たちの手によるものが多かった。そういう“しがらみ”的なものからは無縁の世代からのアプローチでどのような作品に仕上がるのか、興味深いところだ。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

デジタルアートで、ワタシ輝く!

2014.10.12Vol.628今日の東京イベント
 自分自身がデジタルアートの一部になれる体験型イベント「LUX 25th Anniversary“Bloom to Shine”」が9月27、28の2日間、表参道ヒルズで開催された。人気ヘアケアブランドのLUX(ラックス)の日本発売25周年を記念して企画されたもので、多くの女性が集まり、“美しく輝く”アート体験を楽しんだ。  会場は、表参道ヒルズの中央に位置する吹抜け大階段と地下イベントスペースのスペースオー。吹抜け大階段には、思わず写真を撮りたくなるような空間が広がり、スペースオーにはデジタルアート体験ができるインスタレーションブースが4台設置された。ブースでの体験は、ブースに入ってスタッフから説明を受けるだけで誰でも体験できるというもので、人気殺到。ブース前面に設置されたセンサーカメラが参加者を自動認識し、カウントダウンとともに、背後の大きなスクリーンに約50秒間、花やジュエリーなどさまざまなモチーフが映し出されるという内容。モチーフはさまざまな種類があるうえ、上下左右に体を動かすとモチーフがついてくるような動きを見せたり、形を変化させたりするうえ、動きの幅や動き方によっても変化が異なるので、参加者は自分だけのデジタルアートを作り出すことができた。参加中はミラーで自分を確認できたり、スマホなどで撮影もできるようになっていたが、体験中に撮影した参加者の静止画をつなげた「.GIF」ファイルが、ウェブ上のギャラリー(http://www.lux25.jp/)で紹介されるようになっていた。  インスタレーションブースを始め、会場に展示されたさまざまなデジタルアートは最先端のクリエイターチームが手がけた。スペースオーには、上を歩くときらめきが変化するデジタルアートも登場し、多くの人が楽しんでいた。  25周年を迎えた「LUX」は、「ラックス スーパーリッチシャイン」「ラックス スーパーダメージリペア」シリーズのほか、「LUX」初のノンシリコンシャンプーとトリートメントの新シリーズ「ラックス ルミニーク」を発売中。

東京タワーのハロウィンイベント「ハロウィン東京タワー2014」 ~東京上空”なりきり”ハロウィン~開催中

2014.10.12Vol.628今日の東京イベント
 東京タワーは、気軽にハロウィンの雰囲気が楽しめる「ハロウィン東京タワー2014」~東京上空“なりきり”ハロウィン~を開催中。高さ150mの大展望台1階の特設コーナーでは、ハロウィンの仮装ができる帽子や洋服、そしてお面や剣などを無料で貸し出すサービスを実施。それを着て廃墟をモチーフにしたセットの前で、自由に撮影を楽しむことができる。仮装して街を歩く勇気はないけど、なんとなくハロウィンの雰囲気に浸りたいという人におすすめのイベントだ。  特設コーナーでは、仮装した子どもたち同士が仲良くなって一緒に写真を撮る姿や、恥ずかしがるおばあちゃんにとんがり帽子をかぶせて写真を撮る孫、ペアの仮装をするカップルなど、思い思いにハロウィンを楽しんでいる。ゆるい感じで気軽に参加できるので、友人や家族、または恋人と一緒に仮装してみては。  また大展望台1階の展望カフェ「CAFE La TURE」では、かぼちゃのモンブランとドリンクがセットになった「ハロウィンケーキセット」も期間限定で販売中。ハロウィンの仮装のあとに、かぼちゃのケーキで、ホッと一息ブレイクタイムを楽しんで。

金本さんに「阪神に戻ってきてください」

2014.10.12Vol.628ニュース
 ラジオ番組『JAPAN MOVE UP』の公開収録イベントが今回は岡山に出張。『JAPAN MOVE UP~OKAYAMA MOVE UP×ベクトル大学』として7日、岡山市民文化会館で開催。東京での公開収録に続き、またまた豪華なスペシャルゲストが登場!

乳がんの知識を分かりやすく解説

2014.10.12Vol.628今日の東京イベント
 10月は、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推進することなどを目的にした世界的啓発キャンペーン「ピンクリボン運動」の強化月間。  現在、日本人女性の乳がん患者が急増しており、乳がんになる確率は14人に1人の割合とされている。同時に、乳がんは早期発見であるほど治る可能性が高い病気でもある。乳がんにかかる人が多い40~50代だけでなく、20代~30代の若い時期から、乳がんに対する意識を持つことは、とても有意義なこと。そんな若い世代に向けて、乳がんの知識を分かりやすく伝えてくれる本が10月5日に発行。「乳がんを知り、備えることで、安心に生きる!」をテーマに、乳がんの予防や早期発見、治療についての情報を分かりやすく解説している。また、この本の売上の一部は乳がん支援団体に寄付される。普段、乳がんを意識していない女性にこそ勧めたい一冊。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

乳がんの知識を分かりやすく解説

2014.10.12Vol.628今日の東京イベント
 10月は、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推進することなどを目的にした世界的啓発キャンペーン「ピンクリボン運動」の強化月間。  現在、日本人女性の乳がん患者が急増しており、乳がんになる確率は14人に1人の割合とされている。同時に、乳がんは早期発見であるほど治る可能性が高い病気でもある。乳がんにかかる人が多い40~50代だけでなく、20代~30代の若い時期から、乳がんに対する意識を持つことは、とても有意義なこと。そんな若い世代に向けて、乳がんの知識を分かりやすく伝えてくれる本が10月5日に発行。「乳がんを知り、備えることで、安心に生きる!」をテーマに、乳がんの予防や早期発見、治療についての情報を分かりやすく解説している。また、この本の売上の一部は乳がん支援団体に寄付される。普段、乳がんを意識していない女性にこそ勧めたい一冊。

「涼子ちゃんに”憲一”って呼ばれて…」シーズン重ね、現場は和気あいあい!

2014.10.12Vol.628未分類
『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』の初回放送を控えた9月30日、六本木のテレビ朝日で、制作発表が行われた。会見には、米倉を始め、主要キャストが白衣など劇中の衣装姿で勢ぞろい。最新版の見どころなどをPRした。  最初の作品、前作、そして今作と3作品が作られるなかで、ヒロインの米倉はもちろんのこと、シーズンをまたいで出演するキャストも増えた影響か、会見は心地よい緊張感とそれを上回る家族のような温かさと笑いに満ちたものになった。  会見では、遠藤が米倉に「憲一」と呼ばれていることを暴露。「憲一なんて、両親以外に呼ばれたことがないのですごくうれしいんです。うれしくて現場ではよく抱きついています」と暴走する遠藤に、米倉は「本当にそれ、辞めていただけませんか?(笑)」とピシャリ。米倉いわく、勝村に言われて「憲一」と呼んでいるそうだ。  また、“いたしません”“御意”など本シリーズの決め台詞もトークの話題に。そのなかで、米倉が通院している歯科の助手に「子どもがめんどうくさくなって困ります。“いたしません”って言うんです。辞めてもらえませんか?」と、愛情のこもったクレームをもらった話も。「母親が“いたしません”じゃなくて、“御意”でしょって子どもに言うっていう(笑)」(米倉)。本シリーズが小さな子どもから大人まで幅広い層に愛されていることがよく分かるエピソードだった。  また、今シリーズで最も“御意”と言われそうな役どころの北大路は「気持ちのこもってない“御意”は受け入れません」と、きっぱり。重みのあるトーンで語られるユーモアが、会場をきゅっと引き締めたのが印象的だった。  会見が行われた、同局のメインエントランスのアトリウムには、ドラマのメインビジュアルをプリントした大きな垂れ幕が下がり、ドラマに合わせて特別に制作されたピンクゴールドの大きなXをモチーフにした巨大オブジェが置かれ、会見終了後には、同局を訪れていた人たちが足を止めたり、写真撮影をして楽しんでいた。ショップには新しいグッズも登場している。

SPECIAL INTERVIEW 米倉 涼子

2014.10.12Vol.628インタビュー
「いたしません」、「私、失敗しないので」というフレーズが小さな子どもたちの間でも使われるほど、幅広い層に愛されているドラマ『ドクターX』シリーズ。通算3作目となる最新作『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』が戻ってきた。「自由にやっていきたい」。型破りなフリーランス外科医に再び挑む、米倉涼子にインタビューした。

岩田剛典 自然体で「イメージ変える」

岩田剛典が意気込み「自分と重なる役。チャーミングに演じたい」

2014.10.12Vol.628エンタメ
ドラマ『ディア・シスター』の製作発表が8日、都内で行われ、石原さとみ、松下奈緒ら主要キャストが出席、劇中のキャラクターを彷ふつとさせる装いと笑いがこぼれるトークで、“ラブコメ”ムードで会場を包み込んだ。岩田は「年齢だったり、キャラクターだったり、自分と重なる役。チャーミングに演じたい」と、意気込みを語った。  会見では、石原と松下が演じるデコボコ姉妹を軸にストーリーが展開することから、それぞれのキャストの実際の兄弟姉妹関係から特徴を読み取ってアドバイスをするという試みが行われたが、松下を除くすべての出演者が妹や弟であることが判明。松下は「私だけ長女なんですよね……。なんか、納得」とコメント。妹役を演じる石原はもちろん、母親役の片平なぎさも実際の家族構成では妹だそうで、松下は、親子というよりも「3姉妹みたいなところがある」と話していた。  実生活で兄を持つ弟である岩田は、まっすぐ、駆け引きをしないといった特徴を持つ“たけの子男子”の判定。岩田は「ひとつの事にのめり込んだら、それ以外のことや周りが見えなくなる。合ってますね」と、コメント。ちなみに、劇中で兄役を演じる田辺誠一も同じ“たけの子男子”の判定だった。  撮影を重ねるなかで、現場の雰囲気もどんどん良くなっている様子。石原は「スイッチを入れなくても、淡々とその役柄に近づいていくというか、芝居に入りやすくなっている感覚があります。気を付けているのは、妹としての顔、キャバクラ嬢としての顔、1人でいる時の顔とか、いろんな表情を見せていけたらいいなと思っています」。初回では互いに厳しすぎる言葉をぶつけ合う松下との息もぴったりなようで「今、松下さんと話す時間が大事なんです。どんどん仲良くなっちゃってますよね」。松下は「自分自身が長女ということもあって怒りすぎてしまわないようにと思っています。特に1話はすごいんですよ……。怖いヒステリックなお姉ちゃんにならないよう気を付けたいと思っています」と話した。  和やか、かつ良い緊張感のある現場で岩田は、演技の他にも筋トレにも励んでいるそう。「意外と脱ぐシーンが多いんです。前室(スタジオの控えスペース)でみなさんすいません…」と、人懐っこい笑顔で恐縮していた。

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