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ノッポン弟オススメ! from TOKYO TOWER vol.9

2015.02.08Vol.636COLUMN
 さて、「夜景」に3Dプロジェクションマッピング映像を投影する「TOKYO TOWER CITY LIGHT FANTASIA」が大好評の東京タワーで、またまたロマンチックなイベントを開催するよ。2月14日は…そう、バレンタインデー! ということで、バレンタインデー当日に、限定イベント「愛のステップアップ!? バレンタインデーは外階段で東京タワーに昇ろう!」を開催します。普段は土曜・日曜・祝日の11〜16時限定で開放している約600段の外階段を、2月14日に限り、21時まで延長。東京の美しい夜景を楽しみながら150mの大展望台まで歩いてのぼることができるんだ。  そして当日は9時から16時まで展望台に来てくれた中学生以下のお友達に、東京タワー塔体の形に似ている江崎グリコの「ジャイアントカプリコ〈イチゴ〉」をプレゼントするよ。そして17時以降に展望台へ来てくれた全員にはポッキーをプレゼント! さらに、外階段で歩いて大展望台までのぼった人全員に、特典として非売品の「ノッポン公認 昇り階段認定証」をプレゼント! 認定証のデザインは全10種類。どんな認定証がもらえるかな?  この日は東京タワーの塔体ライトアップもバレンタインデーを記念した色に包まれるんだ。ピンク色と赤色の「ダイヤモンドヴェール」が日没から22時まで点灯するから、東京タワーに向かう道のりでもロマンチック気分が味わえるよ。もちろん、恋人同士だけじゃなく、家族やお友達と東京の美しい夜景を楽しむのもおススメ。  1年に1度のバレンタイン限定イベントに、たくさんの人が参加してくれたらうれしいな。僕とお兄ちゃんも待ってるよ!

巨人・杉内が「勉強も野球も頑張って!!」

2015.02.08Vol.636未分類
 未来に向け、子どもに夢をあたえ「生きる」力」を考えさせるきっかけや、勇気を持って物事に立ち向かう大切さを知ってもらうため、2000年度より活動をスタートさせた「夢の課外授業」(主催:二十一世紀倶楽部)。スポーツ選手、アーティストといった著名人が、夢を持って挑戦することの大切さを子どもたちに伝えるこのプロジェクト。小学校を訪問する「学校訪問スタイル」の授業が1月16日、プロ野球、読売ジャイアンツの杉内俊哉投手を先生に迎え、鹿児島市立田上小学校で開催された。  夢の課外授業は初体験となる杉内はやや緊張気味。  まずは「どんなことでも答えようと思っています」という杉内の言葉で始まった質問コーナーでは同校の先生の進行のもと、生徒たちからさまざまな質問が飛ぶ。  一つひとつに丁寧に答える杉内。  なかでも印象に残ったのが「これまで野球を続けることができた理由は?」という質問には「練習が嫌いだった。でも野球がすごく好きだった。そして負けず嫌いだったので、この友達には負けたくない、という気持ちで頑張っていた」、「どうしたら野球がうまくなるか?」と問われれば「やはり野球が今でも好き。みなさんも野球以外でも、勉強でもサッカーでもバスケでもなんでもいいんですが、好きじゃないと続かないと思います。自分がこれをしたいというものをまず好きになって。好きになれば努力もするし、勝った時にうれしいし、負けたら悔しくなる。その時に次も負けないように頑張ろうという気持ちが出れば成長できると思います」との答え。決して大きくはない体で今も杉内が第一線で活躍できる秘密が垣間見られる答えだった。  途中では「毎日欠かさずしていることは?」と聞かれ「必ずすることはトイレ掃除。試合前にトイレとお風呂を自分で掃除して試合に挑むというのがやっていることかな」という意外な答えも飛び出した。  最後は「子供のころはホントに野球しかしてなかった。野球もできて勉強もできればすごくかっこよかっただろうなって今でも思う。みなさんには勉強にも野球にも頑張ってほしい」と締めた。  実技ではキャッチボールの実技指導。そして最後には杉内自らがマウンドに上がり、生徒の代表と“真剣勝負”を繰り広げた。  閉会式では「みなさんも必ずチャンスをつかむ時が来る。僕はそのチャンスをつかんだだけで今プロ野球選手という位置にいますけれども、みなさんにも必ずチャンスはやってきます。それを必ずつかんで、どんな苦労や報われない努力があるかもしれませんが、下を向かずに前を向いて、そのチャンスをつかんでください」と挨拶した。

テイストは違えどどちらも”大人の芝居”

2015.02.08Vol.636STAGE
MONO『ぶた草の庭』  MONOの作品を言い表すとするなら“絶妙”という言葉がふさわしい。設定の妙と笑いを交えた良質な会話劇でいつも観客をうならせる。それでいてなんともいえないペーソスや、社会的な問題を想起させるようなテーマを押し付けがましくない絶妙なさじ加減で盛り込んでくる。MONOはいわば“大人の芝居”だ。  今回の舞台は古民家を再生して作られたカフェのようなスペース。そこに集まる人たちにはある共通に抱える事情があった。それは詳細は解明されていないものの、突然死してしまう病気の患者ということ。この病気にかかった人に対しては隔離政策が取られ、このカフェもそんな施設のひとつだった。死と隣り合わせでありながら、比較的穏やかに暮らす彼らだったのだが…。  病気と死、希望と絶望…。この手の題材は取り扱いが非常に難しく、やる劇団によってはどシリアスで笑えなかったり、重すぎて見終わった後にどんよりしたり、無駄な主張が入ってしまって乗り切れなかったり…といった作品に陥りがちなのだが、多分そうはならない。あくまできっちり喜劇として成立させるところがMONOならでは。 【日時】2月21日(土)〜3月1日(日)(開演は19時30分、土15時/19時30分、日15時。21日(土)は19時30分の回のみ。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前) 【会場】ザ・スズナリ(下北沢) 【料金】指定席4200円、ベンチシート(整理番号付自由席)3800円/早期観劇割引(21、22日) 指定席3700円、ベンチシート(整理番号付自由席)3300円/U−25チケット 2000円(対象25歳以下・要証明書提示。前売りのみ) 【問い合わせ】サンライズプロモーション東京(TEL:0570-00-3337 [劇団HP]http://www.c-mono.com/) 【作・演出】土田英生 【出演】水沼 健、奥村泰彦、尾方宣久、金替康博、土田英生/山本麻貴、もたい陽子、高阪勝之、高橋明日香、松原由希子

アートの”いのち”は受け継がれていく TWS-NEXT @tobikan 「上野のクロヒョウ」

2015.02.08Vol.636ART
 2001年の開館以来、若手アーティストの発掘、育成、支援を行ってきたトーキョーワンダーサイト(TWS)。TWSの事業に参加した若手アーティストを継続的に支援するプログラム『TWS-NEXT』の展覧会を東京都美術館で実施。  本展では、リサーチをもとに作品制作を行う若手アーティストに注目。4組のアーティストが、東京都美術館がある上野の歴史に焦点を当てた新作を発表する。そのテーマとなるのが、「二・二六事件」「阿部定事件」と並んで、昭和11年の三大事件の1つとされている「上野動物園クロヒョウ脱出事件」。  歴史は1つの事象でありながら、人の認識を通してさまざまな解釈が加えられ、記憶されていく。アーティストが加える新たな視点にふれることで、図らずも歴史を伝えることのあいまいさ、危うさに気付くはず。  多摩美術大学出身の表現集団・オル太は、昭和初期の記憶をたどる映像とともに同時代に生きた画家・靉光の作品をモチーフにしたインスタレーションを発表。他、国内外でその場所に特化した作品を制作している佐藤未来、刺繍やパッチワークを用いる市川紗也子、自刻像やクラゲをモチーフにした彫刻を制作している平川正が参加する。

アートの”いのち”は受け継がれていく 岡本太郎の「生命体」

2015.02.08Vol.636ART
 生涯にわたり“いのち”を描き続けた岡本太郎。その代表的な作品が、太陽の塔の胎内に内蔵されている〈生命の樹〉だ。1970年に行われた大阪万博の後、万博記念公園に残された太陽の塔だが、その内部は原則的に一般非公開とされてきた。〈生命の樹〉は、生命がたどった進化の道のりを表現した巨大なオブジェ。塔内部公開に向けてのプロジェクトが動き出しているが、まだ公開時期は未定だ。  本展では制作当時の姿をかたどった〈生命の樹〉の模型をはじめ、岡本太郎作品の中でも特に生命のエネルギーあふれる作品を集め、太郎が表現し続けた“いのちの強さと尊さ”に迫る。  また、本展覧会の会期半ばより、第17回岡本太郎現代芸術賞で太郎賞を受賞したキョンチョメ(4月上旬から下旬までを予定)と、敏子賞を受賞したサエボーグ(5月下旬から会期終了までを予定)による新作の特別展示も行われる。  パリに留学しながらも、パリの街角や盛られた果物、横たわる裸婦といった、同世代の洋画家たちが描いたような作品を残さなかった岡本太郎。彼が描こうとしたものは何だったのか。作品の前に立った時、視覚から五感に響きわたっていく“いのち”のエネルギーを感じよう。

今週のオススメMOVE 2015.2.9〜

女性のためのオーガニックの新習慣

素材にこだわった多彩なメニューを提供

2015.02.08Vol.636未分類
 寿司をはじめ多彩なメニューを提供するスシダイニング「ツマミグイ」が東京・中目黒にオープン。看板メニューは見ためにも鮮やかな「ひとくちロールすし」。定番のまぐろやサーモンといったネタのほかにも、西洋わさびやアボカドなどを女性にも食べやすい一口サイズにした。こだわりの農園の野菜で作る「ごろごろ野菜サラダ」や小皿に盛られた「前菜ツマミグイ」などサイドメニューの種類も豊富。各テーブルのタブレット端末で、タッチパネルを見ながら注文できるオーダーシステムを導入。新しい寿司のスタイルを提供する。

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

舞鶴の牡蠣が味わえる

2015.02.08Vol.636未分類
 京都府・舞鶴市は名物料理や食材、歴史遺産を通じ舞鶴の魅力をアピールする「来てーな舞鶴2014キャンペーンを」展開。その一環として、都内の飲食店で、舞鶴の食材や特産物を使用したオリジナルメニューを提供する「おいしい舞鶴!いただきますフェア」を開催中。第1号店舗の「オイスターマーケット牡蠣市場とうきょうスカイツリー駅前店」では、毎日限定20食の「イタリアンオイスターボウル」、「舞鶴練物食べ比べセット」、「純米吟醸 池雲」を提供。舞鶴の味が堪能できる。

ちびまる子ちゃんフェア開催

2015.02.08Vol.636未分類
「あらいぐまラスカル」、「ちびまる子ちゃん」、「うっかりペネロペ」などのグッズを取りそろえ、昨年11月15日、池袋サンシャインシティの専門店街アルパにオープンした、「日本アニメーションオフィシャルショップANi★CUTE(アニキュート)」。同店では2月19日から、「ちびまる子ちゃん」関連商品を1000円以上買うと素敵なプレゼントが当たる「ちびまる子ちゃん25周年フェア」を開催。  コミックス累計3500万部を売り上げ、日曜夕方の顔として、老若男女問わず愛される国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の公式グッズが楽しめる「ANi★CUTE」で、さらにお得なプレゼントをゲットしよう!

ハワイで大人気のベーカリー 日本初上陸!

2015.02.08Vol.636未分類
 東京・神宮前に、多彩なハワイのロコフードのオリジナルメニューが楽しめる「KAKA’AKO DINING&BAR」がオープン! ハワイの人気エリア“カカアコ”をテーマに、フード×アート×ミュージックの空間を表現。ランチタイムには、ハワイでポピュラーな軽食スタイルのプレートランチを5種類提供。ディナータイムは、ハワイアンカクテルやハワイアンワインも用意、バーとしても楽しめる。また同店1階に、毎日行列ができるハワイの有名ベーカリー「カメハメハベーカリー」がインショップ形式で日本初上陸。“紫のマラサダ”として有名な「ポイ・グレーズド」が楽しめる。(数量限定、なくなり次第終了)

『星屑メリーゴーランド』をずっと歌い続けていきたい  三浦祐太朗

2015.02.08Vol.636未分類
 シンガーソングライターの三浦祐太朗がニューシングル『星屑メリーゴーランド』をリリースした。ハートフルな冬のラブソングで聴くほどに心が温まるような楽曲だ。  大切な人への想いを綴る。歌詞には、襟足をいじる癖、改札口の向こうで手を振る君——。愛しい瞬間が切り取られていてスナップ写真を見ているよう。 「空とか、星とか広がりもあるんですけど、日常を入れ込みたくて。これまでは抽象的なこと、言いことを言いたい、難しいことを言いたいっていう気持ちが強かったのかな(笑)、具体的な日常を歌詞に入れ込んでこなかった。直球を投げ込むことに怖さがあったというか。でも、それでいい、それがいいんじゃないかって思えたんです。自分のなかで新しい挑戦でした」  とはいえ、この直球さは、よくある「すべてをさらけ出す」というものではないよう。 「僕、歌詞で嘘をつくんです。言い方が悪いかもしれないけど、自分が経験していないこと、思ってもいないこと、人のことも歌ったりします。この曲も、こういう恋愛がしたいっていう妄想と過去の僕の乏しい恋愛経験から書いているんです。なんていうのかな、自分の事じゃないかもしれないけど、その歌のストーリーを演じ切れるっていう自信があるんです」  舞台で歌う、ミュージカルでも歌う。ソロになってから舞台との関係が強くなったからこその自信ともいえそう。「演じて歌にする自信の土台ができたのは舞台のおかげかもしれませんね」と、本人。  本作を携え、フリーライブやワンマンで全国各地を巡る。 「最初は、なんだ誰こいつ?っていう環境のショッピングモールでのフリーライブとか憂鬱でしたけど、今は、そういうアウェイじゃないとライブやってても怖いぐらいなんです。何をやっても喜んでもらえるワンマンとかだと逆にドキドキします(笑)。今はとにかく生歌を届けたいんです。だからいろんなところに行きたいです」
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

『星屑メリーゴーランド』をずっと歌い続けていきたい  三浦祐太朗

2015.02.08Vol.636未分類
 シンガーソングライターの三浦祐太朗がニューシングル『星屑メリーゴーランド』をリリースした。ハートフルな冬のラブソングで聴くほどに心が温まるような楽曲だ。  大切な人への想いを綴る。歌詞には、襟足をいじる癖、改札口の向こうで手を振る君——。愛しい瞬間が切り取られていてスナップ写真を見ているよう。 「空とか、星とか広がりもあるんですけど、日常を入れ込みたくて。これまでは抽象的なこと、言いことを言いたい、難しいことを言いたいっていう気持ちが強かったのかな(笑)、具体的な日常を歌詞に入れ込んでこなかった。直球を投げ込むことに怖さがあったというか。でも、それでいい、それがいいんじゃないかって思えたんです。自分のなかで新しい挑戦でした」  とはいえ、この直球さは、よくある「すべてをさらけ出す」というものではないよう。 「僕、歌詞で嘘をつくんです。言い方が悪いかもしれないけど、自分が経験していないこと、思ってもいないこと、人のことも歌ったりします。この曲も、こういう恋愛がしたいっていう妄想と過去の僕の乏しい恋愛経験から書いているんです。なんていうのかな、自分の事じゃないかもしれないけど、その歌のストーリーを演じ切れるっていう自信があるんです」  舞台で歌う、ミュージカルでも歌う。ソロになってから舞台との関係が強くなったからこその自信ともいえそう。「演じて歌にする自信の土台ができたのは舞台のおかげかもしれませんね」と、本人。  本作を携え、フリーライブやワンマンで全国各地を巡る。 「最初は、なんだ誰こいつ?っていう環境のショッピングモールでのフリーライブとか憂鬱でしたけど、今は、そういうアウェイじゃないとライブやってても怖いぐらいなんです。何をやっても喜んでもらえるワンマンとかだと逆にドキドキします(笑)。今はとにかく生歌を届けたいんです。だからいろんなところに行きたいです」

シャッター通り商店街が舞台のハートフルコメディー 

2015.02.08Vol.636STAGE
舞台『ア マンズ マン もしくは…』に出演するトクナガクニハルと芋洗坂係長。見た目は正反対(?)の2人だが、20年以上のお付き合いという気心の知れた仲間だ。出会った当時のことを聞くと…。 ト「係長になる前からの付き合いだよね」 芋「そう、平社員の時からの(笑)」 ト「当時はこんなフォルムじゃなくて、いろいろな変貌を経て、ここにたどりついた(笑)。これ、完成形?」 芋「生物の最終系だと思っています。人は進化したら太るんだと(笑)。寒さに耐えられ、暑さには…ちょっと弱いけど、食料が体にたっぷり蓄えられてる」 ト「暑さに弱いのに、最終系なんだ(笑)」  今回2人が出演する作品は再演だとか。 ト「初演は2009年ですがキャラクターも含めてもう1回台本を見直して、今回のキャストに合うように作っているので、ほとんど新作のようなものですね」 芋「僕は初演には出ていないのですが、今回は濃いめのキャラクターをやらせていただきます(笑)。2つのキャラを融合させているというか、性別もカテゴリーもいろんなものが入り混じっている。“キモ・かっこ・かわいい”といった感じでしょうか(笑)」 ト「芋ちゃんのキレキレのダンスは…出るか出ないかお楽しみにということで(笑)。フランクエイジカンパニーは、ハートフルコメディーをテーマにずっとやってきていて、今回も笑いあり、涙ありのアットーホームな、ほっこりする作品です。鑑賞後は“こんな素敵な作品に出会えて良かった”と思っていただけるような舞台にしたいです」 芋「岩手県という設定ですが、舞台は全国のどこにでもある商店街。そこがシャッター通りになってしまい、それを地元の人がどうやって乗り越えていくかという話なので、田舎がある人は感情移入できると思います。東京の人は…田舎の切実な問題を感じてもらえれば(笑)」 ト「どこの人でも、どこに行っても、人は絶対誰かとつながっています。人は支えあって生きているんだということを再認識できる作品です」  最後にお互いの素敵なところをひとつ。 ト「芋ちゃんはあったかい男です。体温的にも(笑)」 芋「トクさんは…飲まないと話が始まらない、本当にお酒が好きな人です(笑)」

平日だが下北沢演劇祭では「劇団ポニーズ」を見てほしい

2015.02.08Vol.636STAGE
 2月1日から始まっている「第25回下北沢演劇祭」には今年は32の劇団が参加する。その中でも異色の存在なのが、劇団ポニーズだ。主宰で演出を務めるのは画家の青山健一。 「2011年に風煉ダンスという劇団の美術の作業中に役者さんと“こんな芝居やったら面白いね”というバカ話をしていたんですが、それがことのほか盛り上がりまして。結局やることになりました」  というわけで、メンバーは基本的にはそのとき青山の作業を手伝っていた面々。2011年9月に『いきなりガンダーラ』という作品で旗揚げした。その作風は青山が「僕は“自由な茶番”って言ってます。気楽に、演劇って楽しいよねっていうことをやっていきたい」というように“ゆるふわ”な感じ。  作品の作り方から稽古の仕方まで、通常の演劇の現場とは違うやり方のようで、そういう既存の演劇とは違った手法で仕上がった作品はまさに独特の“ポニーズワールド”。  とはいっても舞台上はゆるゆるでも、それを作るためには稽古もしっかりしなければいけない。 「でもそのためにちゃんとしようとすると、脈々と続いている演劇のやり方で作らなきゃいけなくなってくる。僕の役目はその茶番感をどうキープできるか。そのために稽古の仕方なんかもいろいろ考えています」という。  惜しむらくはこういうスタイルゆえに、先々まで劇場を取って公演をしようという発想にならないこと。今回で12回目の公演になるのだが、平日のカフェ公演が中心になってしまい、見逃す人が多くなってしまった。ぜひその部分だけは貪欲にやってほしいものだ。

ジョニデ、日本でチュパカブラ退治!?

Krush.51 -58kg王者・武尊が3度目の防衛

2015.02.07Vol.635未分類
 立ち技格闘技「Krush.51」が6日、東京・後楽園ホールで開催された。  メーンでは「Krush -58kg級タイトルマッチ」が行われ、王者・武尊が大滝裕太を3R判定で破り3度目の防衛を果たした。戦前、リング上からの挨拶に武尊のお面をかぶって登場するなど事あるごとに武尊を挑発し続けた大滝。最初のうちは王者の風格で聞き流していた武尊だったが、試合前日の調印式には「いい感じでストレスが溜まってますね」と発言するなど怒りはMAXに達していた。  入場時からバチバチと火花を散らす両者だったが、ゴングが鳴るとリングは武尊の独壇場となった。ハイスピードのフックの連打、左ミドルにパワフルな前蹴り、ボディーへのヒザで1Rから主導権を握る。大滝の左フックで尻もちをつきスリップダウンを喫したが、「おや」と思わせたのはそのシーンくらい。むしろ大歓声で終了のゴングが聞こえず攻撃を続けた大滝に怒りが増幅。2Rも猛攻はやまず、終盤にはボディーへの左ミドルからのパンチのラッシュでダウンを奪う。なんとか立ち上がった大滝だったが、追撃のボディーからパンチの連打にもたれかかるように2度目のダウン。武尊は3Rも開始早々から前蹴り、左右のヒザを大滝のボディーに打ち込み決めにかかる。大滝は足を使って逃れようとするも、武尊は逃がさず、執拗なボディー攻撃でこの日3度目のダウンを奪った。この3Rもゴングが鳴った後も互いに手を止めることなく打ち合った2人は最後までにらみ合ったままだった。  3度目の防衛となった武尊。これまでのKrushの最多防衛記録だった卜部弘嵩に並び、「ミスターKrushと呼ばれたいので並べて良かった。4月19日のK-1 55kgトーナメント、僕、文句無いと思うんで。出たら3回ともKOするんで、見に来て下さい」とリング上でアピール。そして会見では「練習で左足を怪我して、いつもの戦いができなくて、引き出しの少なさを感じました。(卜部)功也君なら怪我をしててもうまく戦えるんで、次に向かっていい勉強になりました。今までの選手ならあのヒザで倒れていたので、大滝選手はタフで、いい選手だと思いました」と振り返り、3月から始まるWILDRUSH LEAGUEについては「アウトオブ眼中ですね」と一蹴した。  一方、大滝は「単純に相手が強くて僕が弱かっただけ。僕自身が僕に負けた感じでした。自分がチャンピオンの器じゃなかった」と振り返った。

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