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突然襲った不眠、幻聴、妄想−本当に精神疾患なのか?

2014.07.05Vol.621【TOKYO HEADLINEの本棚】
 目が覚めると拘束服を着せられ、ベッドに固定されていたスザンナ。頭にはプラスチックのワイヤーがつながれ、手首には「逃走の恐れあり」と書かれたビニールバンドが…。それはある朝突然だった。ニューヨーク・ポストで記者として働いていたスザンナは、24歳の時、体に異変を感じた。最初はダニに噛まれただけだと思っていたが、やがて体が痺れ、幻聴や幻覚を体験する。さらに口から泡を吹き、全身を痙攣させる発作にも見舞われるように。病院に行くと、精神疾患と診断され、てんかん、双極性障害、統合失調症などの治療をするも病状は悪化する一方。病名も分からず、原因も不明の症状に家族は疲弊し、医師らも打つ手なしの状態。その時、治療チームに加わったある医師が、入院していたニューヨーク大学では前例のない病気であることを発見。治療が施される。入院中の記憶がほとんど抜け落ちていた著者が、記者魂を発揮し、正気と狂気の境界線を行き来していた日々を、医師や家族への聞き取り調査、医療記録や家族の看病日誌、また病院のカメラで撮影されたビデオカメラの映像から記事にした完全ノンフィクション。217人目の患者となった彼女は、ニューヨークという大都会で、最新の医療をしても見つからなかったその病気でどれだけの人が精神病院などに入院させられ、治療の機会を失っているのかと危惧する。同書は、そんな患者や家族にとり、希望の光にもなるだろう。

ベストネタDVD『回帰』を発売 流れ星

2014.07.05Vol.621未分類
 2013年のTHE MANZAIで、ワイルドカードから決勝に進出し、一躍脚光を浴びた流れ星。ネタが抜群におもしろいという前評判通り、その実力をいかんなく発揮、審査員たちを唸らせた。そんな彼らが傑作ネタばかりを集めたDVDを発売。THE MANZAI以降の活躍、また集大成のDVD『回帰』について語る。

江戸瓦版的落語案内 Rakugo guidance of TOKYOHEADLINE 「ネタあらすじ編」

2014.07.05Vol.621COLUMN
落語の中には、粗忽、ぼんやり、知ったかぶりなどどうしようもないけど、魅力的な人物が多数登場。そんなバカバカしくも、粋でいなせな落語の世界へご案内。「ネタあらすじ編」では、有名な古典落語のあらすじを紹介。文中、現代では使わない言葉や単語がある場合は、用語の解説も。

“俺の”シリーズに中華が登場! 銀座に中華の革命起こる!?

2014.07.05Vol.621今日の東京イベント
『俺のイタリアン』『俺のフレンチ』などを展開する俺の株式会社が先月27日、銀座に新店舗『俺の揚子江 銀座4丁目』をオープンさせた。立ち席をメインとした店の作りや、最高級の食材を低価格で提供するという独特のスタイルで人気を博している“俺の”シリーズ。今回はシリーズ初の中華料理店。コンラッド東京『チャイナブルー』で副調理長を務めた西浦恒二氏が同店の総料理長を務める。  同店では、銚子産のふかひれを使った『フカヒレの姿煮』(1280円)、『鮑のオイスターソース煮込み』(1980円)など、中華料理ならではの高級食材を使った本格中華を驚きの価格で提供。『大野シェフ渾身の小籠包』(320円)、『谷料理長の酢豚』(680円)といったなじみの中華料理も、凄腕シェフたちのこだわりを感じられる仕上がりだ。  ゴージャスな内装の店内には、特注で作ったという真っ赤なピアノが置かれ、1日4回の生演奏も楽しめる。  今回のオープンについて坂本孝社長は「今後も素晴らしい料理人とともに飲食業界に革命を起こしていきたい」と意気込みを語った。名店揃いの銀座にあって、こだわり中華をエンターテインメントと一緒に、気軽に味わう一軒として活用できそう。

腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ! 山崎栞さん

2014.07.05Vol.621映画
 日本の時代劇には、主役と並んで無くてはならない存在がある。それが“斬られ役”俳優だ。そんな斬られ役一筋の名優・福本清三の初主演映画『太秦ライムライト』を宣伝する山崎さん「福本さんの名前をご存じでない人でも、お顔を見れば見覚えがあると思うんです」。確かに、金さんにも桃太郎にも三匹にもたくさん斬られてました。「今回、福本さんは50年以上のキャリアで初めて主演を務めることになったわけですけど、“自分は主役をするような俳優じゃない”と5年ほど本作のオファーを辞退し続けていたらしいです(笑)。私も何度かお会いしているんですが、本当に普段から謙虚な方で。撮影現場でも、“リハーサルします”と声がかかると、クセなのかスッと端のほうに行ってしまい、監督が“主役はどこだ!?”と探していたとか(笑)」。  そんな彼の初主演作に小林稔侍や松方弘樹といった主役級俳優が“脇役”で出演しているのも感動的。「それと、ヒロインを演じる山本千尋さんとの“師弟愛”も見どころです。タイトルの“ライムライト”はチャプリンの名作から。時代が移り変わる切なさもにじむ作品になっています」。時代劇は衰退してほしくないですね。「そういえば福本さんは “時代劇はその時代に合わせて変わっていっていい”とおっしゃっていました。殺陣はもちろん、そういう器の大きさもカッコいいですよね〜」。山崎さん、目がハートに!!

地球上に、死角なし。

人気の「塩レモン・ゆず」レシピ本

本紙読者に聞いた、推しの夏フェス8強はこれだ! その8

2014.07.05Vol.621未分類
 音楽専門チャンネルのスペースシャワーTVが毎夏開催しているフェス。同局が開局25周年の記念の年で今年は3日間で開催。例年以上の盛り上がりになりそう。出演陣も、スペシャならではの若手、中堅のアーティストはもちろん、矢沢永吉、山下達郎といった巨匠も登場する。

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

本紙読者に聞いた、推しの夏フェス8強はこれだ! その7

2014.07.05Vol.621未分類
 家族で楽しめるフェスとしてスタートし、今や東京の夏を代表する夏フェスとして浸透した。その一方で、耳の肥えた音楽ファンを満足させるラインアップでも知られる。高橋幸宏 with In Phase、鈴木慶一とKERAによるNo Lie-Sense、細野晴臣といったメンバーに加え、きゃりーぱみゅぱみゅ、赤い公園、くるり、電気グルーヴらが出演。

ラジオで日本を元気にする番組 『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』

2014.07.05Vol.621今日の東京イベント
「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中の『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』。  今月のゲストは佐々木蔵之介さん(俳優)、工藤公康さん(野球評論家)。

本紙読者に聞いた、推しの夏フェス8強はこれだ! その6

2014.07.05Vol.621未分類
 国内外で活躍するバイオリニストの葉加瀬太郎が主催する、恒例の夏の音楽フェス。インストゥルメンタル、ボーカルなどさまざまなアングルから質の高い音楽演奏を楽しめるのが特徴だ。今年も葉加瀬を筆頭に、Sing Like Talking、ゴスペラーズなど常連組が名を連ねるほか、May.J、クリス・ハートらも登場し、美声を響かせる。

本紙読者に聞いた、推しの夏フェス8強はこれだ! その5

2014.07.05Vol.621未分類
 日本が誇るロックアクトが一挙に集結、毎年ソールドアウトが続き、チケットが手に入れづらい人気フェスだ。今年も若手から大御所までバラエティーに富んだラインアップ。また、今年は、映画『思い出のマーニー』(7月19日公開)の主題歌を担当しジブリの新歌姫と称されるプリシラ・アーンも出演。本フェスに新しい風を吹き込んでくれそうだ。DJ陣にも注目したい!
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

本紙読者に聞いた、推しの夏フェス8強はこれだ! その5

2014.07.05Vol.621未分類
 日本が誇るロックアクトが一挙に集結、毎年ソールドアウトが続き、チケットが手に入れづらい人気フェスだ。今年も若手から大御所までバラエティーに富んだラインアップ。また、今年は、映画『思い出のマーニー』(7月19日公開)の主題歌を担当しジブリの新歌姫と称されるプリシラ・アーンも出演。本フェスに新しい風を吹き込んでくれそうだ。DJ陣にも注目したい!

本紙読者に聞いた、推しの夏フェス8強はこれだ! その4

2014.07.05Vol.621未分類
 チャートを騒がせる人気アーティストばかりが集まる、国内最大級の音楽の祭典。今年は1週間渋谷エリアをジャックする「island」と、味の素スタジアム3デイズ「stadium fes.」の2部構成に加えて、秋には台湾、シンガポールで開催。国内では東京に集約された形だが、世界に目を移すとアジアへと大きく拡大する。 「island」では、アジア、ロック、女性アーティスト、m-floが軸となるダンサブルな1夜など7日間連続で日替わりでライブが行われる。「stadium fes.」では、浜崎あゆみ、東方神起らが日替わりでヘッドライナーを務め、エイベックス所属のアーティストを中心に豪華な顔ぶれでライブが開催される。  大きく変わる今年のa-nation。ライブ以外にも見どころ満載だ。

本紙読者に聞いた、推しの夏フェス8強はこれだ! その2

2014.07.05Vol.621未分類
 現在の日本の夏フェスのフォームを作ったといっても過言ではない、フジロックフェスティバル。アンケート結果を見ても、回数を重ね、他にたくさんの夏フェスが出現しても、「一度行ってみたい」という“あこがれ”のフェスであることは変わりがないようだ。  今年注目すべきは海外の夏フェスで軒並みヘッドライナーを務めるアーケード・ファイア。中日のグリーンステージのトリを務める。また、フジロック初出演で最終日トリ前を務める米バンド、ザ・フレーミング・リップス。ツアーのたびにド派手な演出で圧倒する彼らが苗場で何を見せてくれるのか楽しみだ。日本勢では、佐野元春&THE HOBO KING BAND。佐野が、現在の日本の音楽シーンの礎となったといっても過言ではない自身のアルバム『VISITORS』を完全再現する。また、ライブといっていいものか迷うところだが、初日の大友良英スペシャルビッグバンド・フェスティバルFUKUSHIMA!オールスターズ大盆踊り大会も外せない!

本紙読者に聞いた、推しの夏フェス8強はこれだ! その1

大島優子”TRICITYに乗りたくて、 二輪免許を取ることにしました!”

2014.07.05Vol.621未分類
「ナニコレ!?」という言葉が思わず飛び出してしまう、かつてないスタイルの三輪バイクがこの秋、ヤマハから発売決定。フロントが二輪という近未来的なデザインや二輪初心者も乗りやすい安定した走行感などで、新たな三輪ブームを巻き起こしそうだ。  1日、都内にて行われた発表会には、CMにも出演する元AKB48の大島優子がゲストとして登場。『TRICITY(トリシティ)』に魅せられて、なんと二輪免許の取得を決意し、現在“受験中”だと明かした。 「CMの撮影で初めて『TRICITY』と出会ったとき、初めて見るデザインに“何これ!”と叫んでしまいました(笑)。何これ、と思うと同時に、自分で乗りたいという気持ちがあふれてきたんです」と語り「実はすでに教習所で勉強をしまして、最後の試験に臨むところなんです。最初は怖かった技能実習もだんだん楽しくなってきて、一層『TRICITY』の新感覚のライディングを体験したくなりました。みなさんに良い報告ができるよう頑張ります!」と意気込みを見せた。免許取得後は「『TRICITY』はデザインがスタイリッシュなので横浜の元町とか、オシャレな街に繰り出したい。乗り心地を楽しむだけでなく、街の視線が釘付けになると思うので、そんなオシャレな自分を楽しむのもいいと思います(笑)」と、今から待ちきれない様子。  さらに会見後、後部座席に乗って“タンデム”で『TRICITY』の乗り心地を体験した大島。「安定していてカーブを曲がるのもスムース。気持ちが良かったです。早く自分で運転したいです。後ろに乗せるなら?…私より小さい人かな(笑)」。

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