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友香の素 vol.129 黒谷友香はガリバーだった?!

2013.09.02Vol.599黒谷友香「友香の素」
 この前、道を歩いていた時にふと目に入ってきたものがあり、立ち止まって見てみた。  足元に何やら黒い帯状の物体。しかも、波を打ったように全体がざわざわとうごめいている。「ん?これは一体何だろう」と、屈み込んで地上に顔を近づけて見ると、アリの行列! すごい数! 普段、見かけるような、一列の細っこい行列ではなくて、3センチはある。アリには、噛まれたら痛いだろうなと思う1センチくらいの大きいのから、それに比べると5ミリくらいの、か弱そうに見える小さめのもいるけれど、その行列は小さめサイズのほうのアリ。それぞれがお互いが前後左右、一馬身ならぬ、一(いち)アリ身!? も離れず、ひたすらに黙々と、ずらずらずらずら前進していたのである。時折、何かちいこい白い物をくわえているアリもいて、目を凝らしてみて見ると、幼虫らしきものに見える。う〜ん‥‥アリの引越か?!  しばらく座り込んで観察していた私だが、用事があったのを思い出して、「こりゃいかんっ」と立ち上がる。  そのアリ話を友達と集まった時にすると、虫を触れるか、触れないかの話になった。アリ話の時も友達の1人は「え〜、アリとか小さい物がいっぱい集まってるのは気持ち悪い〜」と顔をしかめている。じゃあ、今度は虫で何が触れて、何が触れないかという話に。すると、バッタやカマキリは何とかぎりぎり持てるとか、蝶々の鱗粉がイヤとか、いろいろ。「じゃあ、セミは?」と聞くと「ギャ〜! セミなんて持てないよ。カブトムシとかカナブンもちょっとダメかも」「え、私も〜」ともう一人の友達。 女子って思った以上に、虫については、か弱いのねん。何だかちょっとだけ、そんな彼女たちが可愛く思えて羨ましくなる。そう、私はがっつり持ててしまうのだった。子供のころから海や山の中で自然と触れ合ってきたから? いや、単にわんぱくだから? まあ、持てるものは仕方ない。一度なんて、まだ脱皮する前の状態のセミの幼虫を助けたこともあった。夜道をジョギングしていたら、アスファルトの上をヨタ、ヨタっと歩いていた幼虫を見付けたのだ。「こんな所にいたら踏まれるよ」と私は優しく掌に乗せて、木のある場所まで運んだのだ。なんて可愛い、大きなまん丸い目。その目で見つめられた私は、心の中で会話する。「助けてくれてアリガトウ」と幼虫。そして私は「立派なセミになるんだよ」、と。その時、私は自分をガリバーかと思ったことを覚えている。

熊本マリ ピアノコンサート Concierto de piano Mari Kumamoto

2013.09.02Vol.599今日の東京イベント
 多彩な活躍をする個性派ピアニスト、熊本マリが9月3日と5日、アルゼンチンのブエノスアイレスでピアノコンサートを行う。日本・アルゼンチン芸術文化交流特使として、日本とアルゼンチンの曲を演奏。5日のソロコンサートでは、『さくらさくら』や『おてもやん』など、童謡や民謡も含め全21曲を演奏予定。“情熱のピアニスト”が奏でる2カ国をつなぐ魂の演奏に期待!

江戸瓦版的落語案内 Rakugo guidance of TOKYOHEADLINE

2013.09.02Vol.599今日の東京イベント
落語の中には、粗忽、ぼんやり、知ったかぶりなどどうしようもないけど、魅力的な人物が多数登場。そんなバカバカしくも、粋でいなせな落語の世界へご案内。まずは、寄席や噺の中で使われるさまざまな用語を解説する「らくごのいろは編」。

今日も食べ過ぎ東京グルメ探偵 MOTHER’S(六本木)

2013.09.02Vol.599今日の東京イベント
おいしいものがあると聞けば、調査に行かずにはいられない「東京グルメ探偵」。メタボを気にしつつも食べ過ぎてしまうのがたまにキズ。さて、今日のタレコミは…?

今度のお相手は柳家三三。『彦いち落語組み手 17』開演!

2013.09.01Vol.599未分類
 落語界きっての武闘派といわれる林家彦いちが定期的に続けている「彦いち落語組み手」。落語会で組み手とは一体…? 「先輩、後輩を問わず組んでみたいと思う噺家さんをゲストに招いて、2年前から続けている会です。基本的には取っ組み合いでやっていただきたい気持ちもあるので、その先輩に教わったネタやその方が得意としているネタをやることもあります。組み手って、空手でいうところの手と手を交えてがっちり組むことです。それにより、洗練されていくんです」 “組み手”という言葉を使う事で単なる“二人会”とは違った感じになると言う。「手は抜けませんし、大怪我することもありますが(笑)、それは次に進むための組み手になるんです。で、こちらがそういう意識で取り組むと、相手の噺家さんも組み返してきて、そこで思わぬ化学反応が起きることがある。さん喬師匠が新作やったり、雲助師匠なんかは、ものすごくかっこよくて、その後に出た僕の前にはペンペン草も生えてなかった(笑)。ベテランの方のスイッチが入って揺れる瞬間というのが分かるので、そうなると組み手は成立するんです」  次回の組み手のお相手は、若手ながら古典に定評のある柳家三三。 「三三さんは僕よりキャリアはちょっと下ですが、すごくいいです。三三さんみたいな人がいるから、僕みたいな噺家が好き勝手にできるところもあるので、頑張っていただきたい人ですね。以前、地方でやった時に、面白かったんですよ。演芸神経っていうのかあって、それは場数をこなしてるというのもあるんだけど、面白い人です。やっぱりお客様には喜んで帰っていただきたいので、どんな組み手を見せようかというのは考えますが、三三さんとはいい組み手ができる気がします。そこで化学反応が起きて、また面白いことが起きそうな予感がするので、ぜひそのミラクルをご体験下さい!」

ミッテラン大統領の専属料理人から南極調査隊シェフまで!–ダニエル・デルプシュ

日本が誇るモデルが集結! アジア最大級のガールズファッションショー

今週のオススメMOVIE 9/2〜

2013.09.01Vol.599映画
『貞子3D2』 謎の大量自殺を引き起こした“呪いの動画”事件から5年。安藤楓子は兄・孝則と鮎川茜の間に生まれた娘・凪を引き取って育てていたが…。 監督:英勉 出演:瀧本美織、瀬戸康史他/1時間36分/角川映画 配給/8月30日(金)より角川シネマ新宿他にて公開 3D/スマ4D同時上映  http://www.sadako3d.jp ©2013『貞子3D2』製作委員会 『マン・オブ・スティール』 自分が地球の人間ではなく特別な力を秘めていることを知ったクラーク少年は育ての親との約束で能力を封印。成長し己の使命を知るが…。 監督:ザック・スナイダー 出演:ヘンリー・カビル他/2時間23分/ワーナー・ブラザース映画配給/8月30日(金)より東劇他にて公開 2D/3D  http://wwws.warnerbros.co.jp/manofsteel/ TM &©DC COMICS. ©2013 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED. 『夏の終り』 妻子ある年上の作家・慎吾と穏やかに暮らしている知子。ある日かつての恋人・涼太が現れ知子は2人の男の間で揺れ動く。 監督:熊切和嘉 出演:満島ひかり、綾野剛他/1時間54分/クロックワークス 配給/8月31日より有楽町スバル座他にて公開 http://natsu-owari.com/ ©2012年 映画「夏の終り」製作委員会 『美輪明宏ドキュメンタリー 黒蜥蜴を探して』 『黒蜥蜴』の美輪明宏に魅せられたフランス人監督が本人への密着取材や著名な知人たちのインタビュー、コメント映像などで美輪の真実に迫る。 監督:パスカル=アレックス・ヴァンサン 出演:美輪明宏、横尾忠則他/1時間3分/アップリンク配給/8月31日より東京都写真美術館他にて公開 http://www.uplink.co.jp/miwa/ ©KIREI 『日本の悲劇』 自分の年金を頼りに暮らす失業中の息子との2人暮らしの中、余命を知った父は自室を封印し食事も水も経ってしまう。 監督:小林政広 出演:仲代達矢、北村一輝他/1時間41分/太秦配給/8月31日よりユーロスペース他にて公開 http://www.u-picc.com/nippon-no-higeki/ ©2012 MONKEY TOWN PRODUCTIONS 『アップサイドダウン 重力の恋人』 “二重引力”によって貧困層の住む“下の世界”と富裕層の住む“上の世界”に分かれている星で、禁断の恋に落ちた恋人同士の運命は…。 監督:フアン・ソラナス 出演:ジム・スタージェス、キルスティン・ダンスト他/1時間48分/角川映画配給/9月7日より角川シネマ有楽町他にて公開 http://upside-down.jp ©2011 / UPSIDE DOWN FILMS- LES FILMS UPSIDEDOWN INC -ONXY FILMS -TRANSFILM INTL -STUDIO37-KINOLOGIC-FILMS-(UD)-JOUROR PRODUCTIONS -FRANCE 2 CINEMA 『キャプテンハーロック』 ある密命を帯びた青年・ヤマは宇宙海賊・キャプテンハーロックの戦艦・アルカディア号に乗組員を装い潜入。そこでハーロックの真の目的を知る。 監督:荒牧伸志 声の出演:小栗旬、三浦春馬、蒼井優他/1時間55分/東映配給/9月7日より丸の内TOEI他にて公開 2D/3D http://harlock-movie.com/ ©LEIJI MATSUMOTO/CAPTAIN HARLOCK Film Partners 『スーサイド・ショップ』 自殺者が後を絶たない街で唯一繁盛する老舗の“自殺用品専門店”。店を営む一家は超ネガティブ思考だったが末っ子・アランは超ポジティブに成長。 監督:パトリス・ルコント 声の出演:ベルナール・アラヌ他/1時間19分/コムストック・グループ配給/9月7日よりヒューマントラストシネマ有楽町他にて公開 2D/3D http://suicideshop.jp/ ©2012 Diabolo Films, La Petite Reine, ARP, France 3 Cinema, PCF Magasin des Suicides le film Inc., Entre Chien et Loup, RTBF

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

MOVIE 時空ジャーナリストとともに、安土城焼失の謎に迫れ!

2013.09.01Vol.599映画
 混乱の戦国時代をスクリーンで“体感”! 未来の通信社の記者=時空ジャーナリストがタイムワープ技術を使い、教科書に載らない名もなき人々に“密着取材”して、歴史の真実をドキュメンタリータッチの取材映像であぶり出していくという、かつてないコンセプトで、爆発的人気を博しているNHK『タイムスクープハンター』シリーズがついに映画化。  劇場版では、織田信長が天下統一の拠点とするも、謎の焼失を遂げた“安土城”のミステリーに迫りながら、同シリーズならではの歴史トリビアを臨場感満点に描き出す。テレビシリーズに続き、時空ジャーナリスト・沢嶋雄一役に要潤、沢嶋をサポートする本部スタッフ・古橋役に杏。加えて、名もなき侍役に時任三郎、新人ジャーナリスト・細野ヒカリ役に夏帆らが出演。  さらに今回のストーリーでは、テレビシリーズのファン垂涎の見どころが満載。その時代の取材対象者を取り巻くドラマだけでなく、タイムスクープ社内部が関わるサスペンスも展開され、社内の様子が登場したり、“スパイダーカム”“フリーズガン”“小型タイムワープ装置”といった新ガジェットも続々登場。映画版ならではのスケールやアクション、ドラマティックな展開もあり、本作からシリーズにハマる人も出現しそう。

ART ”光”がもたらすアートたち

2013.09.01Vol.599ART
 全国を回り、累計で約50万人を動員した話題の展覧会がついに東京で開催される。  国内外で活躍するアーティスト11組が集結し、光をモチーフにしたアート作品を展示する展覧会。アナログな手法から最新技術を取り入れたデジタルな手法までを用いた計19点が登場する。本展の見どころは“見る・触る・参加する”を基本に制作された作品が揃っているところ。アーティストグループ・アトリエオモヤは、一枚の布ごしに、たくさんのビー玉を触って動かし、色と光の変化を楽しむ作品を出展。メディア・アーティストの児玉幸子は、バーチャルとリアルの融合を体感できる作品を出展。アーティスト・森脇裕之は、手をかざすと光が波紋のように広がる不思議な作品を出店。  イマジネーションを刺激する双方向性を重視した作品たちは“難しい”“分からない”という現代アートのイメージを一新させてくれるはず。子供も大人も、楽しみながらアートを体感することができるはず。 【時間】10〜17時(入場は閉館の30分前まで)【休】会期中無休【料金】一般および大学生1200円 小中高校生600円【問い合わせ】03-3833-4191【交通】JR上野駅 公園口より徒歩3分【URL】http://www.mahou-museum.com/

DVD 幸せは、毎日の中にある…たぶん。

2013.09.01Vol.599DVD & Blu-ray
 沖縄県宮古島に残る“古謡(アーグ)”と“神歌”を歌い継ぐ島の人々の姿を通して、神や自然とともに生きることの豊かさを伝えるドキュメンタリー。  厳しい暮らしや信仰から生まれた歌は、宮古島に点在する村々で何世紀にもわたり、口伝で受け継がれてきた。そんな歌に出会った音楽家・久保田麻琴は、この貴重な歌が絶滅の危機に瀕していることを知る。ここから、宮古島の古き歌たちと歌い手たちの壮大な旅が始まった。90歳を超えた老婆たちは、東京へと渡りコンサートホールを埋め尽くした観客の前で奇跡の歌を歌いあげる…! カメラは、生きることと信仰と歌が1つだった時代を知る老人たちと寄り添いながら、いまだ原初の姿が残る宮古島の姿を鮮やかに映し出していく。  公開時には全国で大きな反響を呼び、特に渋谷アップリンクでは3カ月にも及ぶ異例のロングランを達成。第64回ロカルノ国際映画祭ではグランプリに次ぐ〈批評家週間賞 審査員スペシャル・メンション2011〉を受賞。『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』のライ・クーダーも絶賛のコメントを寄せている。 販売元:マクザム 発売中 DVD4200円(税込)©Koichi Onishi 2011

LIVE 一足お先に音楽の秋

2013.09.01Vol.599LIVE
 秋の雰囲気をわずかながらも感じる時期になってきた。それならばクラシック音楽で一足お先に秋の気分を堪能してみては?  音への探求心の塊とも呼ばれる、実力派ピアニストの及川浩治が、「悲壮」「月光」などベートーヴェンの5大ピアノ・ソナタと誰もが知っているといっても過言ではない『エリーゼのために』を弾くリサイタルを開く。  及川とベートーヴェンの関わりは、ピアニストと作曲家というだけではなく、まさに“運命”でもある。生後病院から自宅に戻ったときに『運命』で迎えられ、少年時代にはベートーヴェン作品を番号順に一日中聞いていたなど、及川のピアニスト人生にベートーヴェンは欠かせない存在。このリサイタルも「ベートーヴェンを聴いて感じた初めての感動をクラシック初心者の方々にも伝えたい」という熱い想いがベースだ。  会場はサントリーホール。第12回ショパン国際ピアノ・コンクールで最優秀演奏賞に輝き、国内外で活躍する及川による、ピアノの名曲やド定番の演奏を、最高の環境で楽しんで。
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

LIVE 一足お先に音楽の秋

2013.09.01Vol.599LIVE
 秋の雰囲気をわずかながらも感じる時期になってきた。それならばクラシック音楽で一足お先に秋の気分を堪能してみては?  音への探求心の塊とも呼ばれる、実力派ピアニストの及川浩治が、「悲壮」「月光」などベートーヴェンの5大ピアノ・ソナタと誰もが知っているといっても過言ではない『エリーゼのために』を弾くリサイタルを開く。  及川とベートーヴェンの関わりは、ピアニストと作曲家というだけではなく、まさに“運命”でもある。生後病院から自宅に戻ったときに『運命』で迎えられ、少年時代にはベートーヴェン作品を番号順に一日中聞いていたなど、及川のピアニスト人生にベートーヴェンは欠かせない存在。このリサイタルも「ベートーヴェンを聴いて感じた初めての感動をクラシック初心者の方々にも伝えたい」という熱い想いがベースだ。  会場はサントリーホール。第12回ショパン国際ピアノ・コンクールで最優秀演奏賞に輝き、国内外で活躍する及川による、ピアノの名曲やド定番の演奏を、最高の環境で楽しんで。

今週の一言 & KEYWORD 2013.8.30〜2013.9.12

2013.09.01Vol.600未分類
今週の一言  FIFA会長、カタールW杯開催について「間違いかも」(9日・サッカーサイトでのインタビューで)→中東の情勢はこれでまた悪化…なんてことないですよね。  五輪開催で消費増税に追い風? 政府高官「(税率を)上げない理屈を探すほうが大変だ」(10日・産経新聞)→日本を取り戻すよりも庶民感覚を取り戻して。  NHK松本正之会長“あまちゃん”続編に言及「内部で話している」(5日・定例会見)→続編はないと雑誌のインタビューで答えているクドカンにはまさに“じぇじぇじぇ!”の展開。  菅義偉官房長官、消費増税について、内閣官房参与の名前を挙げ「2人の意見は安倍晋三首相の判断に大きな影響力がある」(5日・札幌市の講演)→しれっと責任転嫁した?   川勝平太静岡県知事「読解力がないのは子供に全く責任はない。ひとえに先生に責任がある」「下位校の校長名を公表する」(9日・定例記者会見)→首長までモンスター・ペアレント状態。教師のみなさまの心中お察しします。  朝日新聞の公式ツイッターで誤報「東京、落選しました」(8日)→中国メディアも「イスタンブール開催」と誤報したが、東京開催をよく思っていない人たちに映ってしまうのが不思議。  バレンティン、55号に王手! 小川監督「あんなくそボールを」(10日・神宮球場)→まるで『ドカベン』に出てくる“悪球打ち”の岩鬼。ぜひ次から葉っぱをくわえてバッターボックスに入ってください。  曽野綾子の雑誌への寄稿論文「出産したら退職を」(8月31日・週刊現代)→できるものならしている。  松本人志、50歳を迎えて「有終の美を飾る準備を始める年齢」「これからは今まで以上にこだわって仕事をしていこうと思う」(9日・映画試写会)→秋からTBSとフジで始まる新番組、期待してます。

カラオケって日本の誇るべき文化のひとつだよね

2013.09.01Vol.599未分類
いま、もっとも熱い視線を集めているグループのひとつ、THE SECOND from EXILE。彼らの言葉を借りるなら、「ヤバイ」ライブパフォーマンスで、日本各地を沸かせている。グループの始動とともに彼らは、オンリーワンのエンターテインメント、表現を追求することを目標に掲げた。それに向かって日々精進する彼らを支え、アゲるのは、オフステージの時間。そのひとつには、打ち上げなどでのカラオケもあるそう。エンターテインメントを追求する彼らは、どう盛り上がるのか、そのアゲ方とは? 5人に聞いた。(聞き手/TOKYO HEADLINE 酒井紫野)

DiVA’s Happy Life Vol.43  井上結菜

蜷川幸雄演出の舞台『ヴェニスの商人』で悪役を演じる

2013.09.01Vol.599未分類
蜷川幸雄演出・監修「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の第28弾『ヴェニスの商人』が9月5日から上演される。主演は蜷川と3度目の顔合わせになる市川猿之助。前回の『じゃじゃ馬馴らし』では女形を演じた猿之助が、今回は悪役シャイロックに挑む。

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