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STAGE デスロック4年ぶりの東京公演で僕たちは何を感じ取れるのか

2013.01.07Vol.578STAGE
 東京デスロックと名乗っておりながら、2009年より東京公演を休止。主宰の多田淳之介が芸術監督を務める埼玉県富士見市民文化会館キラリ☆ふじみのレジデントカンパニーとして、同所を中心に「地域」という概念をテーマに活動を続けてきた東京デスロックが4年ぶりに東京公演を再開するという。  彼らはこの間、韓国、フランスといった国外、国内では青森、北九州といった地の劇団や団体と作品作りにとどまらない、演劇の可能性を追求する活動を行ってきた。その中で導き出されたものは、地域も世界であり、世界は地域なのかもしれないということ。そもそも日本というものは地域の集まりであり、地域という言葉も、地方という意味ではなく、作品の中における地域を表すものでしかない。  東京ノートは劇作家・平田オリザが1994年に書いた作品で、2024年の近未来の美術館を舞台に、家族や人間関係の緩やかな崩壊を描いている。戦争という大きな背景を前に、日々の生活を送る日本人の姿が克明に描写され、現代社会のさまざまな問題点と危機があぶり出された作品だ。平田の提唱する現代口語演劇の原点ともいわれる作品なのだが、多田の手にかかるとどんな作品に仕上がるのか…。

新春から気になる!女優たち 橋本愛

2013.01.07Vol.578映画
 昨年は『貞子3D』『桐島、部活やめるってよ』など、声優含め8本の出演映画が公開され、若手女優の中でもダントツの存在感を示した橋本愛。そんな彼女だけに2013年も注目必須。今年の橋本愛は“音楽ミステリー”から幕を開ける!

「ならぬことはならぬ」綾瀬はるか

2013.01.07Vol.578未分類
柔らかな雰囲気はしばらく封印? 今年の綾瀬はるかは戦う女だ! 主演する大河ドラマ『八重の桜』で、幕末から昭和まで激動の時代を「ならぬことはならぬ」の精神で生き抜いた新島八重を演じる。「たくさんの人に愛されるドラマになれば」と、日々、全力投球中の綾瀬に注目だ。

2013年気になるアイテム10「福島の今を知ることが復興の手助けに!」

2013.01.07Vol.578今日の東京イベント
 福島県では昨年、県が主催するモニターツアーを開催。首都圏の消費者を招待し、農産物の安全確保対策の説明と視察、旬の農産物の味覚体験、生産者等との交流を通じ、県産米への理解を促進した。  11月に行われた第3回目のモニターツアーでは、米の全量全袋検査が行われているあいづ農業協同組合 40号農業倉庫の猪苗代町内検査施設も見学。検査が行われている様子を視察した。  ほかにも、東京・銀座のレストラン「KIHACHI(キハチ)銀座本店」で、首都圏の消費者を対象に、福島県産の食材を使ったメニューの試食会を行うなど、さまざまな取り組みをして食の安心・安全を訴えた。  ツアーの案内をしてくれた福島県農林水産部農産物流通課長・吉田肇さんは、「私たちは“リスクコミュニケーション”が大切だと思っております。CMは一方通行ですがモニターツアー、イトーヨーカドーや西友などの店頭での説明会、KIHACHIさんで行ったような懇談会は今後も続けていきたいと思っています。そして、こうしたさまざまな取り組みを広く知らせることも効果があると考えております」とコメント。  東京にいる私たちができることは、こうした企画に積極的に参加し、福島県の今の姿を知ること。そこから自分たちにできることが、きっと見つけられるはず。

2013年気になるアイテム10「東京ディズニーリゾート30周年”ザ・ハピネス・イヤー”始まる!」

2013.01.07Vol.578今日の東京イベント
 1983年4月15日に東京ディズニーランドが開園して30年。今年は、東京ディズニーリゾート全体で、30周年を盛大にお祝い! 新規イベントや新アトラクションなども続々登場する。  東京ディズニーランドでは、4月15日から新しい昼のパレード「ハピネス・イズ・ヒア」がスタート。さらに、「スター・ツアーズ」を全面リニューアルした新アトラクション「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ」も、この春オープンする予定だ。  東京ディズニーシーでは、メディテレーニアンハーバーを中心に繰り広げる新しいスペシャルイベントが登場予定。  また「東京ディズニーランドホテル」「ディズニーアンバサダーホテル」「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」でも30周年のお楽しみを用意。「東京ディズニーランドホテル」ではルームアメニティーやルームキーが30周年限定のデザインになるほか、3つのディズニーホテルのレストランでは30周年の特別メニューを展開。もちろん、夏祭りやハロウィーン、クリスマスなどのイベントにも30周年の“ハピネス”が、ちりばめられている。東京ディズニーリゾート史上最大の“ハピネス”を満喫しよう。

2013年気になるアイテム10「結局みんな見ちゃうんだ!! 野球の世界一決定戦WBC開催!」

2013年気になるアイテム10「超人気の”朝食系”そろい踏みで”原宿パンケーキ戦争”が過熱!」

2013年気になるアイテム10「2020年オリンピック9月7日に開催都市決定」

2013.01.07Vol.578今日の東京イベント
 2013年9月7日に2020年夏季オリンピック・パラリンピックの開催都市が決定する。東京は2016年に引き続いての立候補。今回のライバルはトルコのイスタンブールとスペインのマドリード。東京は2016年時もプラン自体は高い評価を受けており、それをより改善しているわけで、実務的な面では他候補を大きく上回っている。加えて、治安の問題、政府による支援体制なども同様で、普通に考えれば楽勝してもおかしくはないのだが、都民の支持率が低いという大きな問題が残ってしまっている。  支持率アップに向け、ロンドンオリンピック・パラリンピックに出場した選手をはじめとしたオリンピアンがさまざまなイベントで東京で開催することのメリットをアピールするなど、懸命な招致活動が繰り広げられている。  12月21日には2020年東京五輪招致委員会の理事会が開かれ、新都知事に就任した猪瀬直樹氏が招致委会長に選任された。猪瀬氏は1月に招致活動のためロンドンを訪問するという。  また同日はヤフーとグリーという日本を代表するインターネットとソーシャルゲームの企業が、2020年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会とオフィシャルパートナー契約を結んだことが発表された。早速、2社が共同で設けた特設サイトを舞台とする『楽しい公約プロジェクト』というキャンペーンが大々的にスタート。このプロジェクトはオリンピックの日本代表や各界の著名人などが2020年の東京招致達成に願いを込めたユニークな公約を掲げたもので、パソコン、スマホなどから閲覧可能。またグリー、ツイッター、フェイスブックといったSNSでフィードし、それらの公約に賛同したり、同サイト内で一般の人もオリジナルの公約を作成して投稿することができるというもの。  早速、女子レスリングの吉田沙保里は「東京招致できたら、8年後、止められても出ます。」、なでしこジャパンの沢穂希は「銀座のホコ天でサッカーの試合をやっちゃいます。」という公約を発表した。  一方、演出家のテリー伊藤の「欧米人に負けないよう、胸毛を植毛します。」という公約を見ると、どうやらなんでもありなようだ。  今後は、まず1月7日までに立候補ファイルをIOCに提出。1月にはIOCによる国民支持率調査が行われる予定で、その後3月4日から4日間の日程でIOCが東京に現地視察に来るという。  1月に支持率調査って、もうホント目の前じゃない!!

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

2013年気になるアイテム10「食のプロが教える「今年はコレがうまい!」」

2013.01.07Vol.578今日の東京イベント
今年はどんなおいしいものに出会えるか。毎年それを考えただけでワクワクするという食いしん坊のあなた。小紙では食のプロに前のめりでリサーチ! 「ヘルシーブームは、まだまだ加速しそう。ダイエットカフェ的なものや、雑穀ものの惣菜や料理、乾物、デトックス系食材(玄米、雑穀、海藻、水素水など)、野菜料理も根強い人気でしょう。また、お肉にも注目。エイジドビーフ、グラスフェッドのステーキを食べさせるところや、肉料理をメインにしたレストランやビストロが増えそう(フードビジネスコンサルタント・村上由)。 「お店は朝食、もしくは朝から通し営業の店が今年から来年にかけて、まだまだ増えそうです。ほかには、週の半分か、それ以上の時間はケータリングや料理教室など別業態の、よりプライベートな感じの完全予約制の店も人気が出そう」(食雑誌編集者・中川節子)。 「昨年はクラフトビールが流行りましたが、その延長で、プレミアムビールの人気が高まりそう。エノテカが輸入を始めたイタリアのプレミアム・ビール「コレージ」など、香りの華やかなエールタイプのビールは、お料理とのマリアージュを考える楽しみもあります。注目してみて下さい」(フードライター・小松めぐみ)。 肉あり、野菜あり、お酒あり! 今年もおいしいものを食べて幸福&口福に!

2013年気になるアイテム10「祝!東京タワー55周年」

2013.01.07Vol.578今日の東京イベント
 東京、いや日本のシンボルとして愛されてきた東京タワーが55周年を迎えた。これまで、日本の放送の拠点として活躍してきたが、東京スカイツリーが開業し、その役割を一部譲ったものの、観光の拠点、そして文化やスポーツの発信拠点として、これからもさまざまな情報を発信し続ける。 今年は55周年ということで、毎年100以上行っている特別イベントや企画展のほかに、さまざまな企業や地方、国などとコラボした企画を展開予定。また、ニュースでも話題になったあの「謎のボール」も常設展示する。「謎のボール」とは、平成23年7月10日にタワーの先端の支柱、地上306mで発見された野球のボール。建設以来一度も支柱を開けていないことから、半世紀以上そこにあったことになり、どうやってそこに入り込んだのか、知る者がなくメディアでも大きく報道された。一体なぜ?誰が?なんのために?いつから? そんな夢とミステリーにあふれたボールは大展望台2階で見ることができる。  そして55周年記念のオリジナルワインの販売も開始。東京タワーの女性職員が中心となり、開発された同ワインは「マドモアゼル・ラトゥール」と名付けられ、展望台2階グッズショップとフットタウン3階タワーショップで発売。甘口で飲みやすい白と赤は、食前酒や食後酒としても楽しめる。55周年イヤーの今年、東京タワーから目が離せない。

2013年気になるアイテム10「落語、この二つ目に注目!」

2013.01.07Vol.578今日の東京イベント
 毎年恒例(?)の「この二つ目に注目!」のコーナー、今年は2人の女性落語家をピックアップ。立川談春の弟子・立川こはると、春風亭小朝の弟子・春風亭ぴっかりだ。奇しくも2人とも入門が2006年で、二つ目になったのが、ぴっかりが2011年11月、こはるが2012年4月と、ほぼ同時期。そう、2人とも二つ目になりたてほやほやのフレッシュな噺家だ。2人に共通しているのが、きちんと分かりやすく丁寧に演じる姿。若手のうちは当たり前だと思う人もいるかもしれないが、これがなかなか…。癖もあるし、個性も出てしまう人も多いのだが、この2人の素直なこと。そうかといって、一本調子というわけでもなく、高座に流れる落語的おかしさもちゃんと持ち合わせている。しかし、2人のイメージはまったく違う。その名の通り明るくて、高座に上がるや、会場を華やかにするぴっかり。ボーイッシュで、ちょっと頑固な職人気質が師匠の談春を思わせるこはる。どちらも長い目で見、追いかけたい魅力ある落語家だ。近い境遇のライバルが身近にいる幸運も2人を成長させてくれるばず。

2013年気になるアイテム10「新しい東京のシンボル「GINZA KABUKIZA」が開場」

2013.01.07Vol.578今日の東京イベント
今年4月、いよいよ新しい歌舞伎座が、東京・東銀座に開場する。明治22年に誕生以来、125年にわたり歌舞伎の殿堂として多くのファンに愛され、伝統と歴史を継承してきた歌舞伎座は、今後も歌舞伎とその精神を伝えていく。 「GINZA KABUKIZA」は、歌舞伎座と共に竣工されるオフィスタワー「歌舞伎座タワー」と歌舞伎座との複合施設の名称。名称をアルファベットにすることで、日本だけではなく、世界へ日本の文化を発信する拠点になってほしいという思いが込められている。 また、1年間かけて行われる柿葺落(こけらおとし)公演の4月から6月の演目も発表。4月から6月は3部制で上演され、多くの人気役者が登場する。 4月は、坂田藤十郎らベテランが「壽祝歌舞伎華彩(ことぶきいわうかぶきのいろどり)」で開幕を華やかに飾る。さらに「熊谷陣屋(くまがいじんや)」「弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)」「将門」「盛網陣屋(もりつなじんや)」「勧進帳(かんじんちょう)」など、おなじみの演目を藤十郎、菊五郎、幸四郎、吉右衛門、團十郎、仁左衛門、梅玉、玉三郎らの豪華な顔ぶれで上演。 また、昨年亡くなった中村勘三郎を追悼する舞踊「お祭り」も盟友の三津五郎はじめ、義弟の福助、橋之助、そして息子の勘九郎、七之助らで上演。 5月、6月も引き続き、新しい歌舞伎座の幕開けにふさわしい華やかで楽しめる演目、俳優がそろい踏みする。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

2013年気になるアイテム10「新しい東京のシンボル「GINZA KABUKIZA」が開場」

2013.01.07Vol.578今日の東京イベント
今年4月、いよいよ新しい歌舞伎座が、東京・東銀座に開場する。明治22年に誕生以来、125年にわたり歌舞伎の殿堂として多くのファンに愛され、伝統と歴史を継承してきた歌舞伎座は、今後も歌舞伎とその精神を伝えていく。 「GINZA KABUKIZA」は、歌舞伎座と共に竣工されるオフィスタワー「歌舞伎座タワー」と歌舞伎座との複合施設の名称。名称をアルファベットにすることで、日本だけではなく、世界へ日本の文化を発信する拠点になってほしいという思いが込められている。 また、1年間かけて行われる柿葺落(こけらおとし)公演の4月から6月の演目も発表。4月から6月は3部制で上演され、多くの人気役者が登場する。 4月は、坂田藤十郎らベテランが「壽祝歌舞伎華彩(ことぶきいわうかぶきのいろどり)」で開幕を華やかに飾る。さらに「熊谷陣屋(くまがいじんや)」「弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)」「将門」「盛網陣屋(もりつなじんや)」「勧進帳(かんじんちょう)」など、おなじみの演目を藤十郎、菊五郎、幸四郎、吉右衛門、團十郎、仁左衛門、梅玉、玉三郎らの豪華な顔ぶれで上演。 また、昨年亡くなった中村勘三郎を追悼する舞踊「お祭り」も盟友の三津五郎はじめ、義弟の福助、橋之助、そして息子の勘九郎、七之助らで上演。 5月、6月も引き続き、新しい歌舞伎座の幕開けにふさわしい華やかで楽しめる演目、俳優がそろい踏みする。

鈴木寛の政策のツボ 第二十一回

2013.01.07Vol.578COLUMN
 以前本紙でもお知らせしましたが、先月25日のクリスマスに「Cheer! NIPPON」を国立競技場にて開催致しました。  国立競技場の聖火台にはロンドンオリンピックのメダリストたちがつないだ聖火が灯され、「Cheer! NIPPON」はスタートしました。  午前中は為末大さんが総合司会を務める「東京スポーツサミット」が開かれ、朝原宣治さん、卓球の松下浩二さん、ビーチバレーの朝日健太郎さん、競輪の長塚智広さんらとともに、日本のスポーツの未来について話し合いました。  午後1時からは、実行委員長の川淵三郎さん、元バレーボール女子日本代表監督の柳本晶一さん、元ヤクルトスワローズの古田敦也さん、為末さんらと特別シンポジウムを開催し、私も「スポーツとコミュニティの創発」についてスピーチさせていただきました。  時を同じくして、グラウンドやクラブハウスでは「スポーツ体験“神ワザ”への挑戦」と題して、陸上競技、ラグビー、野球、卓球、バレーボール、フェンシング、ボクシング、ブラインドサッカーのオリンピックメダリストが子どもたちにスポーツ体験の機会を届けました。子どもたちはとても真剣な顔で、オリンピアンから直接指導を受けることができました。その後の「絆リレー」では、被災地から招待した子どもたちとオリンピアンやアスリートたちがともにバトンをつなぎ、国立競技場のグラウンドを走り抜けました。  そして夜19時からは、今回の目玉である東日本大震災チャリティマッチが行われました。前半は澤穂希選手率いるなでしこジャパン主力チーム(21歳以上)とヤングなでしこチーム(U-20)が対戦し、なでしこ主力チームが澤選手、熊谷紗希選手、鮫島彩選手のゴールで見事3—0で勝利を収めました。後半は両チーム連合の女子チーム対男子OBの“レジェンドチーム”の対戦が行われ、なでしこチームの大儀見優季選手が最初にゴールを決めましたが、その後レジェンドチームの北澤豪選手、前園真聖選手がゴールを決め、男子チームが意地を見せて2—1で競り勝ちました。  夜のスペシャルマッチには3万674名もの観客にお越しいただき、たいへんな盛り上がりを見せました。スポーツの力で被災地を、日本を元気にしたいという熱気が伝わってきたようでした。そして、2020年のオリンピック・パラリンピック招致に向けて大きな一歩を踏み出せた一日でもあったと思います。お越しいただきました皆様、誠にありがとうございました。これからも、スポーツの力を信じて、ニッポンの元気を湧かしていきましょう。 (元文部科学副大臣・参議院議員)

日体大 30年ぶり箱根路制覇

2013.01.07Vol.578未分類
 第89回東京箱根間往復大学駅伝で、日体大が30年ぶりの総合優勝を果たした。日体大は予選会をトップ通過しての出場。その勢いのまま往路を好走。山上りの5区で、2位でたすきを受け取った主将の服部翔太(3年)がトップでゴール。復路は終始一人旅で、ゴールに飛び込んだ。

大晦日「DREAM.18 & GLORY 4」で川尻がエースの貫禄

サッカー天皇杯で柏が37年ぶりの優勝

2013.01.07Vol.578未分類
 サッカーの第92回天皇杯の決勝が1日開催され、J1の柏レイソルがガンバ大阪を1−0で破り、前身の日立製作所時代の第55回大会以来、37年ぶりの優勝を果たした。柏はこれで2年連続2度目となるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場権も獲得した。柏は天皇杯の決勝ではG大阪に第88回大会で0−1で敗れており、4年ぶりにその雪辱を果たした格好だ。  柏はJ1最終節の退場処分で3試合の出場停止を受けていたレアンドロ・ドミンゲス、累積警告で準決勝を出場停止となっていた茨田陽生、橋下和の3選手の出場停止が解け、G大阪もポイントゲッターのレアンドロが準決勝の出場停止が解け先発出場。  立ち上がりからG大阪がボールをキープ。細かいパスをつなぎチャンスをうかがうが、なかなかシュートへはつなげられない。前半8分には右サイドで得たコーナーキックからレアンドロがゴールネットを揺らしたが、オフサイドで幻の先制点に。レアンドロの見せ場は結局この場面だけだった。  押し込まれる場面が目立つ柏だったがネルシーニョ監督の素早い決断が功を奏す。前半32分、MF水野を下げFW田中を投入。その2分後、トップ下に下がったFW澤が強烈なミドルシュート。G大阪のGK武田の好セーブで得点はならなかったものの、コーナーキックを獲得。ジョルジ・ワグネルのカーブのかかったCKをDF渡部がドンピシャのヘディングで合わせ、35分に先制点をあげた。  1点を追うG大阪は後半10分に家長、14分に佐々木を投入し、攻撃陣を厚くする。しかし長くボールを保持し、一見主導権を握っているようには見えるものの、決定機では攻撃の枚数が足りず、引いて守りを固めた柏を最後まで崩せなかった。  試合後、G大阪は松波監督の退任と長谷川健太氏の監督就任を発表した。

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