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うどんスイーツ化!? つるとんたんが甘味のおうどん

2013.06.05Vol.592今日の東京イベント
 人気うどん店のつるとんたんに新メニュー「甘味のおうどん」が新登場した。メニューは「イタリアン・フルーツポンチ"マチェドニア風"」と「マンゴーヨーグルトのおうどん」の2種。新鮮なフルーツをたんぷりと使ったさわやかな口当たりとほのかな甘みが特徴。この夏の特選メニューとして期間限定で提供される。「イタリアン・フルーツポンチ"マチェドニア風"」は、さわやかな酸味のパッションソースが特徴。バニラアイスを溶かしていくことで味の変化も楽しめるという。また、ブランデーを加えるのもおすすめだ。「マンゴーヨーグルトのおうどん」も、キウイやオレンジ、巨峰などフルーツがふんだんに使用されており、まろやかな酸味がクセになりそう。価格は各1000円(税込)。 このキャンペーンは、関東では、「麺匠の心つくし つるとんたん 六本木店」「つるとんたん 琴しょう楼・楽精庵」 「麺匠の心つくし つるとんたん 新宿店」 で行われている。詳細は、公式サイト(http://www.tsurutontan.co.jp/)で。

ブラピ新作プレミアでアンジーと登場! 日本からはあの鉄拳が突撃

2013.06.04Vol.592映画
 ハリウッド映画『ワールド・ウォー Z』のワールド・プレミアが現地時間2日(日本時間3日)、ロンドンにて行われ、主演のブラッド・ピットが、パートナーであるアンジェリーナ・ジョリーとともに登場した。両乳房の切除手術の公表後、アンジーが公の場に姿を現すのはこれが初めて。 同作は、全人類を絶滅へと導く"謎のウイルス"が蔓延し、家族と使命の間で揺れる元国連捜査官のドラマを描くパニック・エンターテインメント大作。 会場には2万人ものファンと世界各国の報道陣が詰めかけ、ブラピもその熱狂ぶりに手ごたえを感じた様子。「これまで大事だと思っていたことすべてが 突如として無意味なものになってしまったとき、誰がこの混乱を生き抜くことができるのか、どうやって家族を守るのか、映画を見て楽しむことができる作品です」とアピール。さらに会場には、先日、乳がん予防のため両乳房の切除手術をしたことを公表したアンジェリーナ・ジョリーも姿を現し、ブラピとともに大きな歓声で迎えられた。 本作のエンディング曲を担当したロックバンド・MUSEがバッキンガム宮殿前広場にて特別ライブを行うなど、ブラピ最新作にふさわしく、盛大に行われた今回のプレミア。そこへ、日本から参加したのが、なんとお笑い芸人の鉄拳。実は以前に、MUSEのMVをパラパラ漫画で表現したことでMUSEに正式に認められた縁で、日本から特別招待されたという。額に映画のタイトルを模した"Z"を刻み、あの"正装"姿でレッドカーペットを堂々と歩いた鉄拳は、ブラピ本人にも突撃取材を行い「ブラッド・ピットさんは本当にいい人。僕なんかにもちゃんと答えてくれた。そんなブラッド・ピットさんが主演の『ワールド・ウォー Z』は見たほうがいい!!」と大感激していた。『ワールド・ウォー Z』は8月10日より日本全国公開。写真上:ブラピとアンジーの2ショットに会場も大興奮!PHOTO BY DAVE M. BENETT/GETTY IMAGES REQUIRED写真下:レッドカーペットに参加し、ブラピにも突撃インタビューを行った鉄拳(c) 2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved. 

広末涼子が高知県をPR「家族にならん?」

2013.06.04Vol.592未分類
 高知県は4日、同県をPRする「高知家(こうちけ)」キャンペーンをスタートした。「高知県は、ひとつの大家族やき。高知家」をスローガンに、同県の名所や特産品、人の気質などを紹介しながら、高知県の魅力を発信していく。 4日、その第一弾として、尾崎正直高知県知事と女優の広末涼子が共演する動画を専用サイトとYou Tubeで公開された。知事が父、広末が娘の設定で、キャンペーンスローガンを発表する記者会見風のユーモラスな内容だ。土佐弁もたっぷり聞ける。また、高知県地産外商公社の特命課長、カツオ人間も登場する。 動画およびキャンペーンについての詳細はウェブサイト(http://www.kochike.pref.kochi.lg.jp/~top/)で。

陣内孝則”史上最年長ライダー”に! 次の”対戦相手”も指名!?

2013.06.03Vol.592映画
 映画『劇場版 仮面ライダーウィザード イン マジックランド』、『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』の製作発表会見が3日、都内にて行われ、54歳で歴代最年長の仮面ライダーを演じた陣内孝則ら、キャストたちが勢ぞろいした。『劇場版 仮面ライダーウィザード-』は科学ではなく魔法によって発達した世界で、ウィザードが最強の"金の魔法使い"と激闘を繰り広げるというストーリー。『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー -』は"キョウリュウ"のパワーを得た戦隊が悪と戦う物語で、スーパー大戦シリーズ初のミュージカル映画となっている。『劇場版 仮面ライダーウィザード-』で、仮面ライダーソーサラーを演じた陣内は、自分が史上最年長の仮面ライダーだと知ると「ぜひギネスに申請しておいてください!」と大喜び。さらに「以前にピカチュウと戦ったことがありまして、いずれ仮面ライダーとも戦うことになるだろうと思っていました。今後はクレヨンしんちゃんやドラえもんなども視野に入れて芸能活動にまい進したい」と語り、会場を沸かせた。『劇場版 仮面ライダーウィザード イン マジックランド』『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』は8月3日より全国公開。

会社員の石田さんがジャッキーと共演

2013.06.03Vol.592未分類
 キリン『のどごし 夢のドリーム』キャンペーンの新TVCM『のどごし 夢のドリーム4 カンフー篇』が4日から全国一斉オンエアされる。おおよそ実現不可能と思われる夢を叶えることで話題のCMシリーズで、最新版では、会社員の石田和大さんのカンフーアクションスターになりたいという夢を実現。さらに、ジャッキー・チェン、ジャッキーファンとして知られる中川翔子も出演しての夢の実現となった。 3日都内で行われた発表会には、石田さんと中川が出席。CMは、キャスティングを含めて、石田さんのイメージをもとに制作されたそうで、石田さんは「カンフーが大好きになったきっかけが、ジャッキー・チェンさんの『酔拳2』という映画なので、(今回の企画のキャスティングは)ジャッキー・チェンさんしかいないというのが最初にありました。それとジャッキー・チェンさんのファンでもあり、かつ自分としても好きな人がいまして、それが中川翔子さんなんです・・・」。その上で、「師匠はジャッキー・チェンさん、ヒロインはと言えば中川さんしか思い付かなかったです」と、説明した。 石田さんの企画にのっかる形とはなったが、中川にとっても夢のような企画。「偶然(石田さん)に(キャスティングの1人として)名前を書いていただいたおかげで、私自身の夢もそして母の夢も、そして今まで関わってくれた人のすべての夢が一気に叶って、こんなに夢が連鎖することってなんて素敵な企画なんだろうって」と、大感激していた。 CMは、師匠ジャッキー・チェンと弟子の石田さんと中川翔子が弩裏威夢(どりいむ)道場再生のために日々精進するなかで、敵対する悪徳道場の師匠や弟子と闘うというもの。 CMの詳細は、キャンペーンオフィシャルサイト(https://nodogoshi-dream.jp/main.html)で。

上戸彩 100周年の森永ミルクキャラメル「分け分けして!」

福士蒼汰、20歳のお祝いに両親へプレゼント

ナイツ『水滸伝』宣伝漫才師に就任するも、解説は勘違いだらけ!?

2013.05.31Vol.592映画
『水滸伝』映画公開&DVDリリース直前記念イベントが30日、都内にて行われ、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之と土屋伸之、モデルの古澤未来が登場した。 DVDの予告編ナレーションを担当し"宣伝漫才師"に就任したナイツの2人は、プロモーション映像でも『水滸伝』を解説する新ネタを作るなど、すっかり『水滸伝』通になった様子。「『三国志』は武将や政治家の話なんですけど、『水滸伝』は、民衆に近い物語で、国中でつまはじきにされたアウトローな人たちが108人集結して国に戦いを挑むというところが、物語の魅力なんです」と土屋が熱く語れば、塙も「キャラの濃い108人の漢たちが集まって最後全員がひとつになっていくところはぜひ見てほしい」とアピールした。 またこの日は、ダンプカー運転手でファッション雑誌の読者モデルという異色の経歴を持つ古澤未来がゲストで登場。「パンチパーマの人が好きで、パンチパーマの人としか付き合ったことがない」という古澤が「この108人の登場人物の中からパンチパーマが似合いそうな顔の人を選びました」と、次々と好きな登場人物をあげたものの、人物解説をした塙は、勘違いを連発。酔拳でトラを倒した"武松"について「この人はすごい巨人ファン。虎を見るとつい殺してしまうんですよね」、農民の邪魔になっている大木を鳥の巣を壊さないように根っこから引き抜いた"魯智深"について「この人はビッグダディですよ! 最近子供たちが巣立って、この木を相手に柔道の練習をしているんです」と、ボケまくり、会場を爆笑させた。ところが最後「イチマルキューじゃなくて...108人でしたっけ?」と、古澤にボケを持っていかれ、塙が「それいいネタじゃないかよ。僕が間違えたいわ」と悔しがる一幕もあった。 同作は中国三大名著の1つである水滸伝を、製作費55億円を投じて映像化したスペクタクル大作。劇場用に編集された映画が現在公開中で、全86話からなるDVDが6月5日から毎月順次リリースとなる。 

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

トニー・レオンが真木よう子の”カンフー・マスター”に!?

2013.05.31Vol.592映画
 映画『グランド・マスター』のジャパンプレミアが30日、都内にて行われ、俳優のトニー・レオンと、ウォン・カーウァイ監督、ゲストの女優・真木よう子が登壇した。 同作は、1930年代の中国を舞台に、最強の武術家"グランド・マスター"の座を巡って繰り広げられる壮絶な戦いとドラマを描くアクション大作。 ブルース・リーの師である実在の武術家・葉問(イップマン)を演じたレオンは、本作のために4年もの武術訓練を受け、劇中ではスタントなしでアクションを披露。「葉問を演じることができたのはとても光栄でしたが、撮影は過酷そのもの」と振り返り「実はクランクインの日に早速、骨折してしまったんです」と明かした。 そんなレオンのカンフーアクションに感激したという真木が「ぜひ私も挑戦してみたい」と告げると、カーウァイ監督がすかさず「トニーがいいコーチになってくれますよ。特に女性に教えるのが得意だから(笑)」と答え、レオンを苦笑させていた。 映画は5月31日より全国公開。 

チームメイトも相手チームもサポーターも泣いたラストマッチ まだやれる!! でも ベッカム引退

2013.05.31Vol.592未分類
 サッカーの元イングランド代表主将で、フランス1部リーグのパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するMFデービッド・ベッカム(38)が5月16日に今季限りでの引退を表明した。  ベッカムは今年1月に5カ月の期限付きでPSGに加入。リーグ制覇などに貢献した。しかし、「プレーを続けさせてくれたPSGには感謝している。しかし、最高水準でプレーしている今が、自分のキャリアを終えるによい時期だと感じる」などと引退の理由を語った。  ベッカムは右足の正確なキックを武器に、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)やレアル・マドリード(スペイン)などでプレー。イングランド代表としても115試合に出場し、ワールドカップ(W杯)では2002年日韓大会など3大会でプレーした。  18日にパリで行われたホーム最終戦のブレスト戦にベッカムは先発出場し、現役最後のピッチに立った。  前半31分には、ベッカムのコーナーキックからMFブレーズ・マテュイディがゴールを決める。後半にも得意のクロスで見せ場を作り、「まだトップレベルでプレーできると思っている」という言葉を裏付けた。  試合終盤には涙をこぼしながらプレーを続けたベッカムは後半83分に交代。  チームメートはもとより対戦相手の選手までもが涙を流す異例の光景が見られた。そしてPSGに19シーズンぶりの優勝をもたらしたベッカムにサポーターたちは総立ちで別れを告げた。  日本でも人気の高いベッカムだけに今後の動向が気になるところだ。

武井壮がテキトー王・高田の弱点を突く!

2013.05.31Vol.592未分類
  佐々木希と高田純次ら出演者とのユーモラスなやりとりで人気のウィルコムの新CM『かけ放題』篇に、武井壮がスペシャルゲストとして登場する。CMは、武井がテキトー王・高田純二の弱点をついてシュミレーションバトルを繰り広げるという内容。撮影は、同CM史上でも異例のたった5分。武井は「本当にこれでいいんですか!?」と、現場を後にしたという。   6月1日からオンエア。同社のウェブサイトではメイキングムービーを公開中。

二十歳の視点 vol.9
「学生旅行・海外版 イタリア紀行(後篇)」

2013.05.31Vol.592今日の東京イベント
食べ物  フィレンツェを訪れた際、どうしても地元の食堂のようなところで食事がしたくて、ようやく見つけたのが『cafe』という店。嘘みたいだが本当の名前。そこで牛の胃袋をトマトソースで煮込んだトリッパの煮込みとポテト(ひき肉っぽいのも入っていた)を食べる。この地方で有名なトスカーナ料理に舌鼓。そこの常連と思われる女性客もこれまた親切で、たどたどしい英語で話す僕に優しく応じてくれた。他の食べ物のことでいうと、パプリカやナスが大きい。サイズでいうと、日本で売られているものの倍はある。焼きナスだけでもかなりのボリューム。  交通  印象的だったのは、イタリア全体に言えることなのだが、ゴミの回収車だ。ゴミ箱を回収車から伸びたアームで捕らえて回収するという。なんと全自動。イメージとしてはトランスフォーマーに近い。始め、この模様を写真に収めようとしたのだが、タイミングが悪くうまく撮れずにいたら、作業員の人が空のゴミ箱でもう1回やってくれた。そのおかげで、2回目でいい感じに撮れた。グラッチェ。また、地下鉄のなかではバイオリン弾きがいて、路上ならぬ車中ライブを決行していた。律儀にアンプにまで繋いでいて、ちょっとしたコンサートが楽しめた。それから、フィレンツェの交通標識がユニークだった。イタリアにはそこら中にスプレーのいたずら書きがあったのだが、そういう遊び心的なものを反映しているようにも感じられた。  トラブル  カプリ島から連絡船でナポリに戻り、宿泊先に向かおうとタクシーをつかまえたときだった。シートベルトをしようした途端、運転手が「ナポリ イズ ノープロブレム」と言うではないか。揚げ句、ちょっと割高なタクシー代まで請求される始末。ちょっと粘ってみたが、先方も引かない。何がノープロブレムだと嫌な気分で渋々要求をのんで、その数十分後。タクシー運転手がホテルのロビーまで来て「取りすぎた」と5ユーロ返金してきた。おい!  極めつけは、スリ未遂に遭ったことだ。ローマ・コロッセオの周りをフラフラ歩いていたら、肩から掛けていたメッセンジャーバッグがちょっと後ろに引かれた感じがして、振り向いた。そうしたら、12〜14歳くらいの女の子がちょうど僕の後ろを歩いていたのだが、片手で広げた地図の下からもう一方の手を伸ばして、ミシミシとバッグのマジックテープを解いているではないか! 目があった瞬間、そいつはサッと雑踏に消えていった。プロだ。っておーい!  学生  フィレンツェからピサ中央駅に向かう鉄道の車中、途中の駅で学生たちが乗ってきた。そのなかのある学生が、僕の斜め向かいに座ってきたのだが、そこからチラ見合戦の火蓋が切られた。あっちが「チラッ」なら、こっちも負けじと「チラッ、チラッ」といった感じで30分くらいやっていた。暇の極致。片や、他の学生は携帯から音楽をガンガン流しはじめて、誰もとがめようともしない。日本なら考えられないなぁと心でつぶやきながら、また、チラッ。  行きも帰りも飛行機はフランクフルト経由だったのだが、帰路のフランクフルトに向かう飛行機のなかでのこと。親とは別々の席だったので、隣に来るのは誰か楽しみにしていると、同年代くらいの女子学生がやってきた。早速、イタリア仕込みのレディファースト精神で重そうに持っていたノートパソコンを持ってさしあげた。そして、意を決して「Where are you from?」と聞いたところ、「I from Mexico」と女子学生。おぉ。それから「Nice to meet you」「Nice to meet you, too」と交わした。この彼女、すごいフローラルな香りを漂わせていたことを今でも覚えている。やってみるもんだ、言ってみるもんだ、人生。  ペット  イタリアでは、ペットを普通に鉄道や店に連れ込んでいいことになっているのか? またまたフィレンツェからピサ中央駅へ向かう鉄道でのこと。車両のドアを開けて中に入ると、そこでまず目に入ったのはフレンチ・ブルドッグ。思わず、え?と言ってしまった。切符を確認しに来た車掌も目の前の犬について気にする素振りを見せない。街でも、食品を扱うような店から普通に出てくる。もちろんカフェとかにも普通にいる。逆に言うと、ちゃんとしつけがされているということでもあるからいいのかと勝手に納得するしかない。まさにカルチャーショック!    今回振り返ると、フィレンツェにあるアカデミア博物館で『ダビデ像』や宗教画を見たときは、こういうことについてよく知っていればもっと面白いのかなと思う反面、変な先入観がなかったのも逆によかったと思うことも多かった。そこの地元の食堂に行った際も、おすすめは?と聞いて、出てきた料理がとてもおいしかった。ピザやパスタしか考えていなかったら、それしか食べていなかったかもしれないと思うからだ。また機会があれば、どんどん海外に行きたい。次はどこに行こうかな? (学生インターン・川合健悟)
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

二十歳の視点 vol.9
「学生旅行・海外版 イタリア紀行(後篇)」

2013.05.31Vol.592今日の東京イベント
食べ物  フィレンツェを訪れた際、どうしても地元の食堂のようなところで食事がしたくて、ようやく見つけたのが『cafe』という店。嘘みたいだが本当の名前。そこで牛の胃袋をトマトソースで煮込んだトリッパの煮込みとポテト(ひき肉っぽいのも入っていた)を食べる。この地方で有名なトスカーナ料理に舌鼓。そこの常連と思われる女性客もこれまた親切で、たどたどしい英語で話す僕に優しく応じてくれた。他の食べ物のことでいうと、パプリカやナスが大きい。サイズでいうと、日本で売られているものの倍はある。焼きナスだけでもかなりのボリューム。  交通  印象的だったのは、イタリア全体に言えることなのだが、ゴミの回収車だ。ゴミ箱を回収車から伸びたアームで捕らえて回収するという。なんと全自動。イメージとしてはトランスフォーマーに近い。始め、この模様を写真に収めようとしたのだが、タイミングが悪くうまく撮れずにいたら、作業員の人が空のゴミ箱でもう1回やってくれた。そのおかげで、2回目でいい感じに撮れた。グラッチェ。また、地下鉄のなかではバイオリン弾きがいて、路上ならぬ車中ライブを決行していた。律儀にアンプにまで繋いでいて、ちょっとしたコンサートが楽しめた。それから、フィレンツェの交通標識がユニークだった。イタリアにはそこら中にスプレーのいたずら書きがあったのだが、そういう遊び心的なものを反映しているようにも感じられた。  トラブル  カプリ島から連絡船でナポリに戻り、宿泊先に向かおうとタクシーをつかまえたときだった。シートベルトをしようした途端、運転手が「ナポリ イズ ノープロブレム」と言うではないか。揚げ句、ちょっと割高なタクシー代まで請求される始末。ちょっと粘ってみたが、先方も引かない。何がノープロブレムだと嫌な気分で渋々要求をのんで、その数十分後。タクシー運転手がホテルのロビーまで来て「取りすぎた」と5ユーロ返金してきた。おい!  極めつけは、スリ未遂に遭ったことだ。ローマ・コロッセオの周りをフラフラ歩いていたら、肩から掛けていたメッセンジャーバッグがちょっと後ろに引かれた感じがして、振り向いた。そうしたら、12〜14歳くらいの女の子がちょうど僕の後ろを歩いていたのだが、片手で広げた地図の下からもう一方の手を伸ばして、ミシミシとバッグのマジックテープを解いているではないか! 目があった瞬間、そいつはサッと雑踏に消えていった。プロだ。っておーい!  学生  フィレンツェからピサ中央駅に向かう鉄道の車中、途中の駅で学生たちが乗ってきた。そのなかのある学生が、僕の斜め向かいに座ってきたのだが、そこからチラ見合戦の火蓋が切られた。あっちが「チラッ」なら、こっちも負けじと「チラッ、チラッ」といった感じで30分くらいやっていた。暇の極致。片や、他の学生は携帯から音楽をガンガン流しはじめて、誰もとがめようともしない。日本なら考えられないなぁと心でつぶやきながら、また、チラッ。  行きも帰りも飛行機はフランクフルト経由だったのだが、帰路のフランクフルトに向かう飛行機のなかでのこと。親とは別々の席だったので、隣に来るのは誰か楽しみにしていると、同年代くらいの女子学生がやってきた。早速、イタリア仕込みのレディファースト精神で重そうに持っていたノートパソコンを持ってさしあげた。そして、意を決して「Where are you from?」と聞いたところ、「I from Mexico」と女子学生。おぉ。それから「Nice to meet you」「Nice to meet you, too」と交わした。この彼女、すごいフローラルな香りを漂わせていたことを今でも覚えている。やってみるもんだ、言ってみるもんだ、人生。  ペット  イタリアでは、ペットを普通に鉄道や店に連れ込んでいいことになっているのか? またまたフィレンツェからピサ中央駅へ向かう鉄道でのこと。車両のドアを開けて中に入ると、そこでまず目に入ったのはフレンチ・ブルドッグ。思わず、え?と言ってしまった。切符を確認しに来た車掌も目の前の犬について気にする素振りを見せない。街でも、食品を扱うような店から普通に出てくる。もちろんカフェとかにも普通にいる。逆に言うと、ちゃんとしつけがされているということでもあるからいいのかと勝手に納得するしかない。まさにカルチャーショック!    今回振り返ると、フィレンツェにあるアカデミア博物館で『ダビデ像』や宗教画を見たときは、こういうことについてよく知っていればもっと面白いのかなと思う反面、変な先入観がなかったのも逆によかったと思うことも多かった。そこの地元の食堂に行った際も、おすすめは?と聞いて、出てきた料理がとてもおいしかった。ピザやパスタしか考えていなかったら、それしか食べていなかったかもしれないと思うからだ。また機会があれば、どんどん海外に行きたい。次はどこに行こうかな? (学生インターン・川合健悟)

二十歳の視点 vol.9
「学生旅行・海外版 イタリア紀行(前篇)」

2013.05.31Vol.592今日の東京イベント
 今回、2週間遅れのゴールデンウイークを楽しむべく向かった先は、「長靴」の国イタリア。イタリアと聞いて連想するのは「ピザ」と「ちょいワルおやじ」くらいな僕は、いまさらながらもうちょっと勉強していけばよかったと後悔している。しかも、思わぬ円安の余波を受けて、慌てて換金しに行ったことは言うまでもない…。さて、なぜイタリアかと聞かれると、親の付き添いなので深い理由はない。むしろ友人のいるフランスに行きたいと思っていたくらいだ。しかし、行ってみると陽気で華やかなイタリアにすっかり魅せられてしまった。気づけば、食べ物を食べると「ボーノ!」、挨拶では「ボン・ジョールノ!」を連発していた。そんな旅の、はじまり、はじまり。

『辻静雄食文化賞』決まる

2013.05.31Vol.592グルメ
 辻調グループ創設者・辻静雄の志を受継ぎせ設けられた『辻静雄食文化賞』の贈賞式が30日、都内の会場で行われた。 同賞は、よりよい"食"を目指した活動を通じ、新しい世界を築き上げた作品、もしくは個人・団体に贈られるもの。第4回目となる今年は、半世紀以上の歴史があり、家庭料理を伝えてきたNHK「きょうの料理」とNHKテキスト「きょうの料理」が受賞した。 式に出席したNHKエデュケーショナル「きょうの料理」シニアプロデューサー大野氏は「栄誉ある賞をいただき光栄です。番組に出演してくれた講師のみなさんと視聴者に支えられて55年続けることができた。手作り料理は人と人をつなぐ力がある。これからも料理の力を伝えていきたい」と語った。  また、作り手として食文化に貢献している人に贈られる『辻静雄食文化賞 専門技術者賞』は、レストラン「NARISAWA」オーナーシェフ成澤由浩氏が選ばれた。

園山真希絵、離婚した矢口に「人生いろいろ」

観客もステージに! ミュージカル『HAIR』は自由だ!

2013.05.31Vol.592未分類
 伝説のブロードウエイミュージカル『HAIR(ヘアー)』が日本初上陸、29日に渋谷・東急シアターオーブで幕を明けた。ラブ&ピースとフリーダム、そして彼らなりの祖国への愛が詰まったステージにオーディエンスは熱狂、最後にはキャストに促されるままにステージに上がり、ダンス。ピースでラブで、フリーな世界観を共有した。 冒頭、この作品から生まれたヒット曲のひとつ『アクエリアス』に耳を傾けたのもつかの間、すぐにこの作品の魅力を感じられる場面がやってきた。キャストが客席に降りて歌い踊ったかと思えば、コール・アンド・レスポンスを要求。さらには、観客とのユーモラスなやり取りを重ね......。これぞ、自由。言い換えるなら、やりたい放題。客席にはたまらずといったふうに笑い声がこぼれた。 髪を振り乱しながらのエネルギッシュなパフォーマンスに、ちょっとエッチな演出、ハッピーなムードに満ちている。しかしその一方で、徴兵、ベトナム戦争、それを踏まえてのドキリとさせられるシーンなど重みのある作品だ。しかしその部分に焦点が当たるころまでに『HAIR』の世界にどっぷりと浸かることができさえすれば、初見であっても字幕を追わなくても最後まで作品の魅力を楽しめそうだ。  圧巻のラストは、ラブ&ピースにあふれたもの。観客が次々にステージに上がっていき、キャストと観客みなが手を取り合って歌い踊る大団円。客席の人もどんどん立ち上がって大合唱になった。さらに、字幕に「ただいまから写真撮影可能です」のメッセージも流れ、そこも含めて、既存のミュージカル作品とは一味違った、フリーダムでやりたい放題のミュージカルだった。 6月9日まで同所で。詳細は公式ウェブサイト(http://www.hairmusical.jp/)で。 ラブ&ピース、フリーダム! 伝説のBWミュージカル『HAIR』29日に渋谷で幕開け

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