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NY崩壊で地下に残された9人の運命は!?(係名:「ディヴァイド」)

2012.06.04Vol.554未分類
 次世代型リアル・シチュエーション・スリラー映画『ディヴァイド』が公開される。同作は、突然の爆撃により崩壊したニューヨークの地下シェルターに取り残された9人の男女に迫る世界終焉の余波を描いた作品。シェルターが逃げ場のない閉鎖空間へと変わる時、外部世界の扉から防護服の侵入者が。彼らの正体は...。監督は『フロンティア』『ヒットマン』を手がけたフランスの鬼才ザヴィエ・ジャン。公開を記念し、『ディヴァイド』×ビンセントベガコラボTシャツ(Mサイズ)を読者1名にプレゼント(係名:「ディヴァイド」)。 Covert Affairs Season 2: copyright ©2010 R & D FILM 1, LLC. All rights reserved. 『ディヴァイド』6月9日(土)、シアターN渋谷ほか全国ロードショー 【URL】http://www.divide-movie.jp/

日本人クリエイターと初コラボ

2012.06.04Vol.554未分類
 プレミアムライチリキュール「ディタ ライチ」は、さまざまなクリエイターとコラボレートし、斬新なデザインボトルを発表する「ディタ ライチ デザインボトル プロジェクト」の第6弾を、日本限定で発売開始。国際的に活躍するイラストレーター"Izumi Nogawa"(野川いづみ)デザインの「DITA LIMITED EDITION」が1万4040本限定で販売中だ。プロジェクト初の日本人クリエイターとのコラボとなったボトルは、楊貴妃が愛したフルーツとして知られるライチのエキゾティックでオリエンタルなイメージと"Japonesque"(日本らしさ)を表現。ライチの強く魅力的な香りのようなインパクトのあるデザインだ。 【価格】3612円(税込) 【URL】http://www.dita.jp

朝マスクでメイクのりの良い肌に!(係名:「マンダム」)

2012.06.04Vol.554未分類
 新発想のマスク『マンダム 朝マスク』(2タイプ)が好評発売中。洗顔後、化粧水7回分を含んだ大判のシートを顔にのせ、手のひらで10秒包み込むようにラッピングするだけで潤いが肌に浸透、メイクのりの良い肌にしてくれる。『朝マスク しっとりタイプ』は、コエンザイムQ10(保湿)配合で、しっとり柔らかなうるおい肌に。また『朝マスク すっきりタイプ』は、ハマメリスエキス(肌ひきしめ)とユキノシタエキス(保湿)を配合。すっきりさわやかな肌に整える。同商品を2つセットで読者5名にプレゼント(係名:「マンダム」)。 【価格】2タイプともに20枚入り473円(税込) 【問い合わせ】マンダムお客さま相談室 TEL:0120-37-3337 【URL】http://www.mandom.co.jp

Reggae Super Power ~キセキ2012~

2012.06.04Vol.554LIVE
 フレッシュなラインアップが特徴のレゲエフェス「Reggae Super Power ~キセキ2012~」が、今週末、所沢航空公園で開催される。2009年からスタートし、今年で4回目。開催回数を重ねるほどに人気も高まっている。  毎年、ここでしか見られないライブパフォーマンス!とオンリーワンの存在を目指しているこのフェス。今回も、それぞれの出演アーティストは、パッションと笑顔に溢れたステージで、来場者を楽しませようと待ち構えている。というのも、このフェスが目指すのは、"笑顔と拍手が溢れるレゲエフェス"。とにかく、オーディエンスと一緒に楽しい時間を作り出すのが目的だからだ。ゆったりとしたレゲエ、エネルギッシュなダンスホールレゲエなど、さまざまなレゲエを一挙に味わえるイベント。ぜひ、足を運んでみて! 【日時】6月10日(日) 12時開場(18時終演予定) 【会場】所沢航空記念公園 野外ステージ 【料金】前売3800円、当日4000円(オールスタンディング・税込) 【出演】HAN-KUN、NG HEAD、MUNEHIRO、KEN-U、MICKY RICH、DOMINO-KAT、HIBIKILLA、笑連隊、TAK-Z、RUEED、FOO、心G、SWEETSOP、THE BK SOUND、HUNTER CHANCE、CHANNEL LINKS、CHOP STICK、MAI FROM 努 【URL】http://www.reggaesuperpower.com/

アップサイド・ダウン:クリエイション・レコーズ・ストーリー

2012.06.04Vol.554DVD & Blu-ray
 昨年の「SUMMER SONIC'11」でプレミア上映され、その後全国の劇場でスマッシュヒットを記録したクリエイション・レコーズのドキュメンタリー。  ノエル・ギャラガー、ボビー・ギレスピー、ケヴィン・シールズ...クリエイションのミュージシャンたちが、創始者アラン・マッギーについて、さらにはレーベルの歴史に隠された秘蔵エピソードを語りつくす。 販売元:キングレコード 発売中 DVD4935円(税込) © Document Films 2010

家族八景 Nanase,Telepathy Girl’s Ballad

1911

@Reverend_Makers / REVEREND AND THE MAKERS

2012.06.04Vol.554CD/MUSIC
ROCK ALBUM  アークティックモンキーズのフロントマン、アレックス・ターナーの盟友で、英ロックシーンにおける現代のカリスマとも称される、ジョン・マックルーアが率いるダンスロックバンドが最新作を発表し再始動。さわやかさや明るさのあるメロディーラインを持つ"踊れるロック"サウンドからは、マッドチェスタームーブメントの香りが漂ってくる。この夏、チェックしておきたい作品&バンドだ。 COOKING VINYL / Beat Records 6月13日(水)発売 2100円(税込)

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

In Our Heads / Hot Chip

2012.06.04Vol.554CD/MUSIC
ROCK ALBUM  英ロンドンを拠点とし、ワールドワイドな活動を展開するエレクトロポップバンドの最新作。今作から、フランツ・フェルディナンドやアークティックモンキーズなどさまざまな才能を送り出す、英有数のレーベル・ドミノに移籍、新天地で送り出す本作は宇宙レベル! シングル『ナイト・アンド・デイ』のミュージックビデオには宇宙船が登場。ニューチャプターへの突入を祝っているようだ。 Domino / Hostess 6月6日(水)発売2490円(税込)

DR.DEE / DAMON ALBARN

2012.06.04Vol.554CD/MUSIC
ROCK ALBUM  デーモン・アルバーンは多才な人だ。ロックバンドのブラー、カートゥーンバンドのゴリラズ、さらにはワールドミュージックのプロデュースを手掛けたり、いくつものプロジェクトに関わりながら、それぞれまったく異なる音を届けている。そんな彼の最新の企てがこの作品。数年前に映画監督で演出家のニコラス・ハイトナーとともに、英国をテーマにした舞台を作る企画を持ちかけられたことでスタートしたものだそうで、クラシカルかつシアトリカルな作品だ。アルバーン自身も彼特有のアンニュイなボーカルも聞けるが、聞きどころはサウンドそのもの。民族楽器や天国を思わせるようなストリングスの重なりに癒される。 EMIミュージック 6月6日(水)発売 2500円(税込)

特別展「浮世絵猫百景 -国芳一門ネコづくし-」 浮世絵 太田記念美術館

2012.06.04Vol.554ART
開催中~7月26日(木)  現代人と同じように、江戸時代の人々にもペットとして愛されていたネコ。当時の浮世絵にも、多くのネコが登場する。庶民たちの生活風景のなかに描かれているものや、ネコをモチーフとしたもの。リアルに描かれているものや、デフォルメや擬人化されているものなど、さまざまな表現で描かれるネコたちに会える展覧会。ネコ好き絵師の代表格・歌川国芳と、その弟子たちの作品をはじめとする浮世絵243点を前後期に分けて紹介する。登場するネコはなんと2321匹! ネコの曲芸師がユーモラスな「流行猫の曲鞠」や、ネコの絵で"かつを"の文字を作る「猫の当字 かつを」など、有名な国芳作品も多数登場するほか、月岡芳年、歌川芳藤、落合芳幾ら、弟子たちの作品も揃う。さらには、現在では1点しか確認されていない国芳作「流行猫じゃらし」などの貴重な作品も展示。浮世絵だけでなく、幕末から明治半ばにかけて作られた「おもちゃ絵」や人形なども紹介される。  浮世絵ファンでなくとも、楽しめること請け合い。 【時間】10時30分~17時30分(入館は17時まで) 【休】月曜および6/27~29、7/17(7/16は開館) 【料金】一般1000円 大高生700円 中学生以下無料 【問い合わせ】ハローダイヤル:03-5777-8600 【交通】地下鉄駅 明治神宮前駅5番出口より徒歩3分 【URL】http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/ ※前期:~6月26日、後期:6月30日~7月26日 前後期展示替えあり

夜ふかしの会コントライブ『嬉々』

2012.06.04Vol.554STAGE
 主宰を務める岡田幸生を中心とした5人の役者と2人の放送作家により結成されたコントユニット。お笑いライブやイベントへの出演はもちろん、年に1~2回ペースでコンスタントに単独ライブも開催している。  そのかたわらでメンバーは映画、舞台にも出演するなど、演劇とお笑いをまたにかけ活動中。その芸風は演劇にもお笑いにもカテゴライズできない、不可思議なものとなっている。  ライブは基本的にオムニバス形式で進行。5~10分のコントをメインに、時には5秒のショートコントが混ざったりコントとコントがつながっていたり。6人でやるときもあれば、たった1人でやるときも。はたまた映像コントだったり文字だけだったりと、パターンは変幻自在。構成の妙で飽きることのないライブとなっている。  ちなみにメンバーの鬼頭真也は「本の紹介をする」というなんというか、誰も思いつかないネタでピン芸人日本一を決める「R-1 ぐらんぷり2009」のファイナリスト(7 位)となった男。といえば、このユニットのポテンシャルはただならぬものと分かってもらえるのでは。  【日時】6月14日(木)~17日(日)(開演は平日20時、土14時/19時、日13時/17時。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前から発売) 【会場】駅前劇場(下北沢) 【料金】全席自由 整理番号付き 前売3000円/当日3500円 【問い合わせ】K-PRO(TEL:045-532-2219 〔HP〕http://yofukashi.jp/)/ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:33938) 【作】夜ふかしの会 【演出】岡田幸生、内田崇文 【出演】鬼頭真也、三宅十空、砂川禎一朗、大重わたる、原慎一
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

夜ふかしの会コントライブ『嬉々』

2012.06.04Vol.554STAGE
 主宰を務める岡田幸生を中心とした5人の役者と2人の放送作家により結成されたコントユニット。お笑いライブやイベントへの出演はもちろん、年に1~2回ペースでコンスタントに単独ライブも開催している。  そのかたわらでメンバーは映画、舞台にも出演するなど、演劇とお笑いをまたにかけ活動中。その芸風は演劇にもお笑いにもカテゴライズできない、不可思議なものとなっている。  ライブは基本的にオムニバス形式で進行。5~10分のコントをメインに、時には5秒のショートコントが混ざったりコントとコントがつながっていたり。6人でやるときもあれば、たった1人でやるときも。はたまた映像コントだったり文字だけだったりと、パターンは変幻自在。構成の妙で飽きることのないライブとなっている。  ちなみにメンバーの鬼頭真也は「本の紹介をする」というなんというか、誰も思いつかないネタでピン芸人日本一を決める「R-1 ぐらんぷり2009」のファイナリスト(7 位)となった男。といえば、このユニットのポテンシャルはただならぬものと分かってもらえるのでは。  【日時】6月14日(木)~17日(日)(開演は平日20時、土14時/19時、日13時/17時。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前から発売) 【会場】駅前劇場(下北沢) 【料金】全席自由 整理番号付き 前売3000円/当日3500円 【問い合わせ】K-PRO(TEL:045-532-2219 〔HP〕http://yofukashi.jp/)/ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:33938) 【作】夜ふかしの会 【演出】岡田幸生、内田崇文 【出演】鬼頭真也、三宅十空、砂川禎一朗、大重わたる、原慎一

麿赤兒

2012.06.04Vol.554STAGE
大駱駝艦・天賦典式 創立40周年公演『ウイルス』 世界の舞台芸術の中でも異才を放つ、日本の"舞踏"。その中でも国際的評価の高い大駱駝艦を率いる舞踏家・麿赤兒(まろ あかじ)が、創立40周年公演作品を語る! 撮影・宮上晃一  今や海外でもよく知られている、日本の前衛的舞台芸術・舞踏。舞踏というと白塗り、剃髪、不思議な動きといった言葉で語られるが、ときとしてそこに"スペクタクル"が加わるのが大駱駝艦の舞台だ。しかし今回は"ウイルス"というミクロの世界がテーマだという。もはや、どんな舞台になるのか想像もつかない。そもそも麿当人が「どんな作品になるんでしょうねえ」と笑う。だが、その目は楽しげだ。 「そういうものをやるからには一応勉強しようと(笑)、科学の雑誌や文献を読んでいるんですけどね、これが面白いんですよ。ウイルスが生き物に対してどう作用するかなんて話を読むと、そこにものすごいドラマがあって。ときにホラーだったり、エロチックだったりね。自分の預かり知らぬところで、細菌だのウイルスだのが作用して、体にいろいろな変化が起こるわけだけど。ウイルスというと悪いモノというイメージだけど、実際は生物の多様性や進化にも関係しているそうですよ。しかもこれがまたすごい戦略性を持っている」  ちなみに細菌とウイルスは別物でね...と、すっかり科学にハマっている様子。 「だって、踊るもとになる情念さえも科学的な作用といえるわけでしょ。うれしいとか悲しいとかいった感情はホルモンの影響だとか、FOXP2という遺伝子が言葉を操る力に関わっているとかね。なーんだ、結局科学的な現象なのか、と(笑)」  が、もちろん舞踏家である麿が、科学的な結論で留まるはずもない。 「あらゆる生き物はDNAを運ぶ器みたいなものだ、という人もいるでしょ。単なる器という言い方もできるけど、一方で、今生きている人間は何万年という時を背負っているともいえる。ウイルスに至っては何十億年も前に誕生したといわれているわけで。それはすごい物語になると思うんですよ。人間にもウイルス的な面があるしね。星に寄生して食い尽くして他を探そうとしたり、やっぱり自然は大事だといって木を植えたり...実にウイルス的ですよ。人間がそんなことをするのも、本当のウイルスの作用かもしれないけど(笑)」  麿の中では科学と芸術が森羅万象のひとつとして、ごく自然に融合する。 「なんでも踊るネタになるんですよ。そこからどんな"をどり"が出てくることやら分かりませんが(笑)」  今度の舞台には、創設40年という時の重みも加わる。 「こんなことを40年もやっているなんてバカだなあと思いますけどね(笑)。でも人間が面白くてね。動きも形もひとつとして同じじゃないし、見る度に違ったりして。それでまたウイルスがこの先、人間をさらに進化させるかもしれないし(笑)」  思えば舞踏という表現には"型"や"ルール"が無いが、踊り手たちの"進化"はどこに現れるのか。 「型にはめて踊るものじゃないから、難しいところなんですけどね。例えば、目の前の湯呑茶碗をつかむとすると、若い時は普通にすっとつかみますよね。でも年をとると手がズレて茶碗にぶつかったりする。そこで距離感というものを初めて意識する。ショックでもあるんだけど、ちょっと新鮮で面白い(笑)。若い時は何も考えないで茶碗をつかめるけど、それでは"をどり"としては、つまらないんですね。どこかにズレや迷いがあるほうが、リアリティーが出たりする。若い人はなんでもすぐできちゃうけど"できる"って面白くないんですよ。それは本当に年をとらないと分からないだろうなあ。ざまあみろってね(笑)。生き物にはいろいろな呪縛があるけれど"をどり"では、呪縛されている様を見せたり、呪縛から逃れようとする様を見せたり。何が正解で何が間違いかなんてことがないですから」  麿がいざなう"ウイルスの世界"で、我々は自分たちの遺伝子に組みこまれた"希望"を見つけることができるかもしれない。 (本紙・秋吉布由子) 撮影・荒木経惟 大駱駝艦・天賦典式 創立40周年公演 『ウイルス』 振付・演出・出演:麿赤兒 音楽:土井啓輔、ジェフ・ミルズ 【公演日時】7月5日(木)~8日(日) 【会場】世田谷パブリックシアター 【チケット】発売中 S席(1F・2F全席指定)前売4500円 当日5000円 チケット販売窓口:大駱駝艦 0422-21-4984 

マーケットを広げ、ダンスをビジネスに

2012.06.04Vol.554未分類
JSDA 日本ストリートダンス協会を設立し、ダンスとビジネスを結びつけているエイベックス・プランニング&デベロップメント株式会社。同社の社長であり、JSDAの理事長をつとめる青木義人氏が設立の経緯と今後の展望を語る。 撮影・蔦野裕 エイベックス・プランニング&デベロップメントについて 「夢をキーワードにアーティスト開発育成事業、コンテンツエージェント事業、空間開発事業の3つの事業を展開しています。まず、アーティスト開発育成事業は、全国展開するエイベックス・アーティストアカデミーを中心に、人材発掘の他、アーティストやダンサーを目指す人や、自社アーティストのスキルを高め、より質の高いエンタテイナーへの育成・支援をしています。次にコンテンツエージェント事業ですが、人や物、知財をグループ内外のコンテンツと結びつけ、新しい価値、ビジネスを創りだしていくという事業です。例えば、エイベックス・アーティストアカデミーで開発されたダンスカリキュラムをエイベックス・ダンスマスターという形でライセンス化し、現在全国140店舗で展開、今も成長を続けています。さらに、育成しているエンターテインメント人材をさまざまな企業にキャスティング・派遣を行う、エイベックス・プロワークスというサービスも展開しています。例えば急きょ100名以上のダンサーやエキストラが必要となった場合でも、現在1万4000名の人材がいるので全国規模で迅速に対応が可能です。これは受講生の活躍の場を創出すると同時に、満足度も高まるという利点もあり、ダンスマーケットの拡大と共に、今後の成長を支える事業となると考えています」 JSDA 日本ストリートダンス協会の設立経緯 「以前ダンス番組を手掛けた際、ダンスの仕事をしたい、ダンスで食べていきたいなど、多くの思いや、話をダンサーから聞きました。私たちは音楽とダンスでさまざまな恩恵を受けてきました。でも一方で好きなダンスでは食べていけない人たちが数多くいる。そんなダンサーたちの思いを何とかしたい、ダンスで食べていける、仕事としてダンスを確立するというのが、JSDA 日本ストリートダンス協会設立のきっかけです。しかし、ただ協会を作っただけでは、ダンサーとして食べていくことはできません。その実現のプロセスとして作ったのが実はエイベックス・アーティストアカデミーです。これは、弊社のアーティストスキルを高める必要性、新人発掘、育成など複合した目的がありました。そして、それを一般に開放すると同時に、ダンスにおいて、教育という形でインストラクターの仕事の創出をしたわけです。そして、今少しずつ形となり、次のステージに向かい始めたと感じています」 JSDAストリートダンス検定やJSDA会員について 「まず検定は、単なる試験ととらえると、目的とする本質は見えません。ダンスマーケットの拡大、ビジネス化を考えた時、その先に必要性を感じたからです。他のスポーツでも、より上を目指すには基礎、土台がしっかりしていなければいけません。それには、学ぶプロセスが明確で、整理・体系化された基準を作ること。より多くの人に受け入れられる環境を整えることが必要です。そして、それが実現することで、ダンスにおける全体的なレベル向上に加え、ビジネスニーズに的確に対応する事ができると思ったからです。例えば現在、ダンスワークのオファーが増えています。人気の高いものは何百人ものダンサーの応募があります。その都度オーディションをするのは現状、時間的、物理的にも困難な状況になっています。そこに明確なレベル把握あれば、企業からのニーズにも迅速に対応が可能となり、より機会を生かす事ができます。もちろん好きに、自由にダンスをする、という事を否定するものではありません。あくまでJSDA 日本ストリートダンス協会が目指すダンスを仕事にする、ダンスをビジネスとして成立させるためのひとつであると思っています。次にJSDA会員についてですが、多くのメリットを用意しています。個々のダンスライフを充実させる、各種イベントや舞台を見る機会、出演する機会、そして著名ダンサーによるワークショップ、会報誌などで情報提供を定期的に行っています。しかし、本質にあるのはダンスを共に成長、発展させるという考えの共感共有です。私たちはダンスバリューサイクルという考えを持っています。ダンスに貢献していく中で、もっとダンスが発展し、それがまたダンスに還元されて広がっていく。価値の連鎖を循環させ、成長していくということです。その中でもっとダンスのマーケットが広がれば、新しいダンスの仕事も生まれるだろうし、活躍の場も生まれる。それが実現される事が私たちの考えるダンスの未来です」 今後の展開 「今後はもっと企業や、他のダンススタジオとネットワークを広げていきたいと思っています。これからスタジオネットワークアライアンスという推奨スタジオ制度をスタートさせます。これはJSDA 日本ストリートダンス協会のサービスを全国のスタジオに開放し、共に発展していくという仕組みです。ダンスというのは言葉の壁もない、実はすごくグローバルなものです。そう考えるとこのネットワークは想像以上に大きくなる可能性があります。将来、日本から世界へより多くのエンターテインメントを発信していけたらと思っています。ダンスをビジネスに変えることは、まだ始まったばかりです。ダンスを趣味、遊びから事業、そして共に産業に発展させていけたらと思います」

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エアアジア・ジャパン就航記念で片道5円の航空券を1万席

2012.06.04Vol.554今日の東京イベント
 全日空とエアアジアの合弁会社、エアアジア・ジャパンが30日、都内にて会見を行い、8月から就航する国内3路線の運賃を発表した。成田間の各片道最低運賃は、8月1日就航の新千歳で4580円、福岡で5180円。3日就航の那覇では6680円となる(支払手数料は別途)。登壇した岩片和行社長は「これまで飛行機は特別な人のための特別な乗り物でした。これからは、バスや電車と同じ感覚で飛行機に乗ることができる時代です」と語った。また、岩片社長は「安心安全に一切手を抜くつもりはない」と、大手航空会社と同様の安全基準を守るエアアジアの安全性もアピールした。エアアジアのトニー・フェルナンデスCEOも海外観光客の日本国内移動など、需要の広がりに期待を寄せた。会見では、就航記念特別運賃として31日午前0時より限定1万席を5円で販売すると発表されたが、予定より早く、31日10時の時点で完売が確認された。

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