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【インタビュー】吉村昭の哲学を食と酒を軸に描く『食と酒 吉村昭の流儀』谷口桂子さん

2021.08.16Vol.744インタビュー
 綿密な調査や徹底した取材に基づいた歴史小説、記録小説で知られる作家・吉村昭。没後15年となる今もなお愛される作家の素顔を食と酒、旅にまつわる作品を切り口にまとめたのが『食と酒 吉村昭の流儀』(小学館文庫)だ。著者で俳人でもある谷口桂子さんに聞いた。 「吉村昭さんの著書を読み返して、『食と酒』に関する作品がこんなにあることが意外だったんです。池波正太郎さんは、亡くなられたあと食を切り口にした本が何冊も出ていて、てっきり吉村さんもそうだと思って調べたら、まだ出ていないというので驚きました。お店の名前が具体的に出ているのでお店案内としても、地方への旅のガイドとしても成立します。たくさんの作品があって、なぜ今までこのテーマに誰も注目しなかったのかな、と不思議に思いましたね」  読んでいくと吉村の飲食哲学が身近なものに感じられ、これは行ってみたい、食べてみたいという気持ちが沸いてくる。 「東京の下町はもちろんですが、吉村さんの味やお店へのこだわりが強く出ているのはやはり地方です。長崎の皿うどんを手放しで称賛していて、そんなにおいしいのかなと思ったり、田野畑村(岩手)のしぼりたての牛乳を沸かしてご飯にかけたグラタンのような料理などは、いったいどんな味がするのか聞いてみたいですよね」  第三章の「下町の味」では、谷口さんが実際の記述に従って散策する場面も。 「80代、90代になってもお店に立つ女将たちが印象に残っています。話し始めると止まらなくて、誰に対してもそんな感じなんです。元気の秘訣はお客さんと会話することだとおっしゃっていて、人と触れ合って会話する人はこんなに元気なんだなと思いました。  吉村さんの文章に『地酒というものは、その地の土壌にしかはえぬ茸のようなもの』という描写があります。それは人も同じで、吉村さんは下町の生まれで世間様のご迷惑にならないようにと言われて育ち、片や妻の津村節子さんは福井の打たれ強い女性です。2人を見ていると土壌というものを強く感じますね」

伊藤麻希が「東京プリンセスカップ」を初制覇。10・9大田区で山下実優のプリプリ王座に挑戦へ【東京女子プロレス】

2021.08.15Vol.Web Original格闘技
伊藤デラックスで中島を破る  東京女子プロレスが8月15日、東京・後楽園ホール大会を開催。同団体の最強女王を決めるトーナメント「第8回東京プリンセスカップ」決勝戦で伊藤麻希が中島翔子を破り、涙の初制覇を飾った。伊藤は東京女子プロレス年間最大の祭典「WRESTLE PRINCESS Ⅱ」(10月9日、東京・大田区総合体育館)で、プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優に挑戦することが決まった。  1回戦シードだった伊藤は、2回戦でらく、準々決勝で鈴芽、準決勝で2連覇中だった瑞希を下して、決勝にコマを進めたが、鈴芽戦で顔面を骨折。ケガは完治しておらず、この日も強行出場となった。対する中島は14年、15年(優勝)、16年、20年に続く5度目の決勝進出で、6年ぶりの優勝を期していた。  序盤はスタンド、グラウンドでのレスリングの攻防でスタートするも、伊藤はエプロンでDDTを見舞うと、場外でボディースラム、そしてフェンスに投げつける。リングに戻った中島はトペを皮切りに、619、串刺し式ドロップキック、顔面攻撃などで猛反撃。その後は一進一退の展開となり、20分過ぎ、伊藤のフライング・ビッグヘッドを自爆させた中島はダブルアーム式DDT、ノーザンライト・スープレックスを繰り出すもカウントは2。伊藤は逆さ押さえ込みの体勢から伊藤パニッシュへと切り替えるも、中島はエスケープ。中島がウラカンラナから619にいこうとすると、ここで捕獲した伊藤が伊藤デラックスで絞り上げると、たまらず中島がタップして勝負が決した。

佐藤健 生活保護制度の課題を問う最新作に「今の日本に投げかける意義のある作品」

2021.08.15Vol.Web originalエンタメ
   映画『護られなかった者たちへ』の完成披露試写会が15日、都内にて行われ、佐藤健、阿部寛、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、緒形直人、瀬々敬久監督が登壇。佐藤は「みんなでより良い国に、より良い生活を目指すにはどうするべきか、考えるきっかけとなる作品」と、生活保護制度の課題を見つめた本作への思いを語った。  東日本大震災から10年目の仙台で相次いで発生した不可解な殺人事件の裏に潜む、切なくも衝撃の真実に迫る第一級のヒューマンミステリー。  避難所で出会った老女のために生活保護を申請しようとしてトラブルになり放火事件を起こして服役していた容疑者・利根を演じた佐藤健は「東日本大震災がどれほどの被害と悲しみを我々にもたらしたか、今や日本中だけでなく世界中の人々が知るところとなっていますが、実際には震災そのものだけでなく、そこから波及したさまざまな問題が我々の日常を侵食していて、本作ではそのうちの、生活保護という制度に焦点を当て、撮影させていただきました」と語り「今の日本に投げかける意義のある作品になったと思います」と意気込みを見せ、瀬々監督も「『護られなかった者たちへ』というこのタイトルが現実にならないよう、この映画が少しでも力になれたら」。

ふぉ~ゆ~主演で『BORN 2 DIE』井上三太の伝説的作品を舞台化

2021.08.15Vol.Web Originalボーイズグループ
 ふぉ~ゆ~の最新主演舞台『BORN 2 DIE』の上演が決まった。『TOKYO TRIBE』『隣人13号』などの井上三太によるコミックスを舞台化するもの。  出演は、ふぉ~ゆ~のメンバーに加えて、前野朋哉、野澤祐樹(ジャニーズJr.)、楢木和也(梅棒)、田中穂先(柿喰う客)のおなじみのメンバー。三倉茉奈と三倉佳奈が声の出演をする。演出は小林顕作、脚本は川尻恵太が担当する。  辰巳雄大は「ぶっ飛んだ作品です! それをふぉ~ゆ~始めぶっ飛んだカンパニーと作り上げます! いや! 作り上げられないかもしれない! どんな状態で本番を迎えるかわかりません。しかし劇場でライブ感のあるとにかくパワフルな作品を皆様に届ける事はお約束いたします!」と意気込む。  松崎祐介も「正直わくわくが止まりません。また演出の小林顕作さんとできるということ! 安心ですね(笑)。細かいところまで笑える事間違いなしの作品になると思います」と胸を張る。 『BORN 2 DIE』は、ヒップホップやストリートといったカルチャーを散りばめながら、世相や風俗なども色濃く織り込んだ物語と、唯一無二の強烈な世界観で支持を集める井上の伝説的作品。シャッターが下ろされて密室と化したコンビニエンスストアで、一見関連性のない複数の死体が発見される事件が発生。現場には少年がたった一人生き残っていて……。  越岡裕貴は「漫画原作で、人間の不条理、グロテスクな描写などがあって厨房男子とはまったく違った作品を、演出の小林顕作さんの世界観でどう作られるのかが今から楽しみです」 「傑作続きのふぉ~ゆ~舞台界隈ですが、ここでまた傑作になるであろう舞台の発表です」と、福田悠太。「ダークな作風のBORN 2 DIEと、ふぉ~ゆ~のコラボレーション。ぜひご体感ください」とアピールしている。  東京公演は、11月3~8日がよみうり大手町ホール、11月17日~12月1日が銀座・博品館劇場。大阪公演は12月4・5日で松下IMPホール。

言語が消滅する世界を描いた傑作 筒井康隆『残像に口紅を』

2021.08.15Vol.744【TOKYO HEADLINEの本棚】
 夏の文庫フェアの季節が到来した。読む機会のなかった古典や名作に触れられるのは、文庫本の良さでもあるだろう。中でもロングで売れ続け、最近改めて話題を呼んでいるのが、1995年に刊行された筒井康隆の『残像に口紅を』(中公文庫)だ。 『残像に口紅を』はある「ことば」がひとつ、またひとつと消えていく世界を舞台にした実験的長篇小説。たとえば「あ」が使えなくなれば、文中の「愛」も「あなた」も消えていく。評論家の津田は言う。 「そして当然のことだが、ことばが失われた時にはそのことばが示していたものも世界から消える。そこではじめて、それが君にとっていかに大切なものだったかということが」  2017年にも「アメトーーク!」でカズレーザー氏が絶賛してブームが巻き起こり、今回はTikTokで紹介されたことをきっかけにヒット。言語が消え、表現が消える不条理な世界で何が残るのかを描いた傑作は、新しい読者によって何度でもよみがえるのだ。

「東京プリンセスカップ」決勝は中島翔子vs伊藤麻希【東京女子プロレス】

米国の大手団体AEWから帰国の坂崎ユカが凱旋勝利。「帰ってきたら、みんなたくましくなってるな」【東京女子プロレス】

性依存女子の婚活に今どきの「こじれ」を垣間見る…内田理央主演の『来世ではちゃんとします2』第1話<ドラマでしゃべりたい>

2021.08.14Vol.Web Originalドラマ
 内田理央が主演するのドラマ『来世ではちゃんとします2』(テレビ東京、毎週水曜深夜0時40分)。人気漫画が原作のこのドラマ、テーマは”性の多様性”。内田理央演じる主人公は、デザイン会社で働く普通のOL……と見せかけて、なんとセフレ5人持ちの”性依存系女子”だ。会社の同僚たちも、それぞれが”性のこじれ”を抱えている問題作の第1話は、主人公のアラサー婚活エピソードだった。 性依存系女子の性生活の乱れにあ然…? 都会で働く妙齢の男女の、性や恋愛の”こじれ”を描いていく『来世ではちゃんとします2』。1話ではしょっぱなから、平日5日かけて、かわるがわるセフレに抱かれていく、主人公の大森桃江(愛称:桃ちゃん)を演じる内田理央のベッドシーンが連続。 セフレの肩書きも、本命から順番に「性癖のこじれた商社勤務イケメン」「性格の屈折した広告代理店マン」「体力と性欲のすごいメーカーマン」「イケメンフリーター」「元非モテの投資家」と、文字面を見るだけでも圧巻だ。本作は2020年に放映された前作の続きからのスタートになるので、桃ちゃんとセフレたちとのこじれエピソードは、前作を見たほうが詳しく知ることができるかもしれない。 一般的な性の倫理観を持った人々からしてみると、桃ちゃんの乱れた性生活は一見、目を疑うような光景に見えるだろう。しかし、性の多様性が進む世の中のどこかでは、桃ちゃんと同じように性を謳歌する女性も、いるのかもしれない……そんな”多様性”にふれることができるのが、本ドラマのひとつの醍醐味なのである。 リアルすぎる婚活事情に共感の嵐 そんな桃ちゃんだが、同僚との会話の中で急に、自分の”先延ばしグセ”を自覚する。ああだこうだと言いながらセフレばかりが増え、27歳時点で本命彼氏がいないことに焦りを感じた桃ちゃんは突如「婚活」を宣言するのである。その流れで人生ではじめての「回転寿司系婚活パーティ」に出席するが……このへんの流れはすごくリアルで、アラサー女子や婚活勢なら共感しちゃう人も多そうだ。 勢い勇んで、清楚風ワンピースで婚活パーティーに参戦するも……回転寿司のようにまわってくる、リアルすぎる「地味メン」たちに、男好きの桃ちゃんですら気が滅入る。婚活パーティという場所は、たしかに結婚願望の強い人と出会うことはできるのだが、そもそも5分かそこらしかない自己紹介タイムで、婚活パーティに来るような特徴のうす〜い異性に興味を持つなんて、甚だ不可能に近い話なわけで。初対面なんて、結局は外見やスペックでしか、相手を判断しようがない。しかし、婚活パーティに来ている人々は突出したスペックを持たない人たちばかりなので、男女ともに見た目のいい人、稼ぎのいい人に人気が集中し、大規模なパーティに行っても、誰ともマッチングせずにとぼとぼ帰る男女も多い。 桃ちゃんも結局見た目から入って、パーティで一番のイケメンに目をつけるも、痛い目を見て帰る羽目になる。最後は「どうでもいい人の本命になるより、好きな人に遊ばれていたい!」なんて言って、結局またセフレに会いに行ってしまうのだ。 本当は地味でも、優しくて自分を愛してくれる男性を選んだ方が、最終的には結婚に近いはず……そう分かっているのに、桃ちゃんにはそれができない。いわゆる「こじれ女子」な思考回路にズブズブハマっているわけだが、これには世の中のこじれ女子、全員が首を縦に振りまくっているはず。「幸せになれるっぽい人」がどういう人かは分かっていても、自分の好みや理想は簡単に曲げられないし、曲げてみようとすら思えないから、何回やっても空振りの恋愛。同じミスを繰り返しちゃうワケである。 「自分を幸せにはしてくれない、自分の好きな人」と折合をつけながら過ごしていく日々と「自分を幸せにしてくれる、あまり興味のない人」と過ごす日々……果たして、どちらの方が幸せなのだろうか。 「こじらせ女子」の裏側にいる「こじらせ男子」たち こじらせ桃ちゃんを定点観察することで、こじらせ女子と関わる男子の「こじらせ」を垣間見ることができるのも、本ドラマの隠れた見どころだ。5人もセフレがいる桃ちゃんだけど、最推しの「性癖のこじれた商社勤務イケメン」、A君にはガチ恋だ。しかし、彼には本命彼女がちゃんといて、桃ちゃんとの情事の後でも、平然と彼女からの電話を取って「仕事中だよ」と大嘘をつく。そんな光景を横目に、セフレとしてわきまえた聞き分けのいい行動を取ってしまう桃ちゃん。 婚活パーティのイケメンといい、ハイスペ商社マンのA君といい、見るからにレベルの高い男性にはやっぱり本命がいるものだし、しかもその上平気で浮気をしている……ということなのだ。世の中すべてのイケメンがこうではないかもしれないが、言われてみると自分の周りのイケメンも、こういうことをしている時期があったような気もする。 イケメンはイケメンなりに、女性とは異なる「こじらせ」を抱えているのだろうが、彼らと関わることで泣きを見るのは、セフレである桃ちゃんもそうだし、時と場合によっては本命彼女かもしれない、というのが恐ろしいところである。外見やスペックなど、人柄以外の部分で異性から人気を集める人間は、どうも恋愛的にこじらせを抱えやすくなる傾向が強い。 しかも、こういう男性たちの「こじらせ」をより助長させていくのもまた、桃ちゃんのような”都合のいい女”たちなのだ。作中では桃ちゃんがA君を好きな理由、というのはあまり詳しく語られないのだが、桃ちゃんから出るA君への心の賛辞といえば「顔がいい!」「ハイスペ!」くらいなので、結局はA君もぶら下がっているスペックでモテているのだろう。その結果かどうかは定かではないが、A君は性癖を相当にこじらせており、その欲求を発散するために、夜な夜な自分の都合のいいタイミングで、桃ちゃんを自宅に召喚するのである。 結局、カラダを武器に”膣モテ”してしまい、本命彼氏ができず悩む桃ちゃんも、スペックを武器にモテた結果、性癖をこじらせてしまっているA君も、ある意味同じ穴のムジナというわけである。ハイスペ男を抱けば抱くほど、桃ちゃんのような女の恋愛観はこじれていくし、桃ちゃんのようなセフレを作れば作るほど、A君のようなモテ男の倫理観もこじれていくのだ。 まさに、こじらせのループ。どちらも救いようはないのだが、多くの場合女性の方が焦りを感じはじめるのが早いものなので、無難な30代を平穏に過ごすためには、桃ちゃんも早く目を覚ました方がいいのかもしれない。これがなかなか難しい、というところもまた、共感ポイントの一つではあるわけだが。 独身キャラクターばかりのこじれラブコメに安心感 『来世ちゃん』は原作漫画も若者からの指示が強く、SNSではドラマ化に関して「ナイスキャスト」「原作に忠実で面白い」などのコメントが多く寄せられているた。登場するキャラクターは独身ばかりなので、未だ道半ば、人生に悩んでいる最中の独身たちにとっては、いろいろなモデルロールモデルを見ることができる作品だ。 深夜枠ドラマということもあり性描写はちょっぴり過激だが、うまく笑えるくらいの範囲で収まっているところもいいよかった。深夜枠ドラマはシリアスな不倫モノも多いが『来世ちゃん』はテーマこそ尖っているものの、全体はコメディ調なので安心して見られるることができた。 『来世ちゃん』では今後も、さまざまな性の価値観を持つキャラクターたちの日常がリアルに描かれていく。人生にも価値観も正解なんてものはないが、誰かの一例を見ることで、共感できたり安心できたり、価値観が広がったりするということはある。誰でも一度は考える「結婚」という岐路の曲がり方に悩む人、または結婚してしまって、刺激的な恋愛からは遠ざかっているという人の目から見ても楽しめるかもしれない。

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

加藤&千葉のダークソウルが難攻不落のリッキー&大和を破りWBCタッグ王座奪取【バリアフリープロレスHERO】

2021.08.14Vol.Web Original格闘技
 バリアフリープロレスHEROの8月13日、東京・新宿FACE大会で、加藤茂郎、千葉智紹のダークソウルが、WBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)タッグ王者のリッキー・フジ、大和ヒロシ組を破り、悲願の王座奪取を果たした。  加藤はパイルドライバー、足4の字固めなどで大和を攻め立てるなど、ダークソウルが試合を優勢に進めた。しかし、10分過ぎ、リッキーと大和がダブルのカミカゼを決めると、大和は加藤にミサイルキック、投げ捨てジャーマンを見舞い、強烈なヘッドバットをたたき込んだ。だが、ここでうまく切り返した加藤は逆さ押さえ込みで大和を丸め込んで電撃フォールを奪い、王座を手にした。  加藤は「ワンチャンで獲ったぞ。次の大会、決まってないらしいけど、防衛戦が組まれれば永遠に防衛してやる。やっとつかんだベルトだ。絶対手放さない」とマイク。

“ミスター聾プロレス”友龍が藤波辰爾との夢タッグで惜敗も次回は“対戦”を熱望【バリアフリープロレスHERO】

2021.08.14Vol.Web Original格闘技
 バリアフリープロレスHEROが8月13日、東京・新宿FACEに初進出し、メインイベントでは同団体のエースで聾レスラーの友龍が“レジェンド”藤波辰爾と夢のタッグを結成も惜敗。それでも、次は藤波との初対戦に夢を馳せた。  元新日本プロレスの練習生で藤波ともスパーリングでともに汗を流した、同団体創設者の故ヤミキさんの思いも背負って、藤波とタッグを組んだ友龍は田中稔、土方隆司の元バトラーツコンビと激突。藤波が聾レスラーと同じリングに立つのは初めてのこととなった。

都の新規感染者は5094人 重症者は245で過去最多

2021.08.14Vol.Web Original東京のニュース
 東京都は14日、新型コロナウイルスの新たな陽性者が5094人報告されたことを発表した。入院している重症者数は245人となり過去最多を更新した。  陽性者がもっとも多かったのは20代で1568人。以降は30代1079人、40代824人、50代583人、10代は468人、10歳未満は271人だった。

イケメン二郎がイケメンスラッシュ不発でウォーラーに無念の敗戦【WWE】

2021.08.14Vol.Web Original格闘技
 WWEのクルーザー級を舞台とした「205 Live」(日本時間8月14日配信)で“ジャパニーズ・ハンサム・スタイル”イケメン二郎がグレイソン・ウォーラーと再戦した。二郎はウォーラーを追い詰めたものの、イケメンスラッシュを空振りするとウォーラーに豪快なジャンピング・ストンプを決められて無念の敗戦を喫した。 「この試合も勝ってみせる! 準備万端だ」と意気込んだ二郎はサイドヘッドロックからジャケット掌底で殴り合うとウォーラーもスナップ・スープレックスやニー・ドロップを決めて白熱の攻防を展開。続けて二郎はレフェリーと揉めたウォーラーのすきを突いてクローズライン2発、ジャケット掌底5連打を放つと続けてトペ・コンヒーロ、スワントーンボムと怒涛の連続攻撃で追い詰めるも、とどめを狙ったイケメンスラッシュはウォーラーにかわされて空振り。  終盤、二郎はチキンウィング・アームロックからパワースラムを決めるも決定打とはならず、最後はウォーラーのジャンピング・ストンプを食らって敗戦となった。
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日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

イケメン二郎がイケメンスラッシュ不発でウォーラーに無念の敗戦【WWE】

2021.08.14Vol.Web Original格闘技
 WWEのクルーザー級を舞台とした「205 Live」(日本時間8月14日配信)で“ジャパニーズ・ハンサム・スタイル”イケメン二郎がグレイソン・ウォーラーと再戦した。二郎はウォーラーを追い詰めたものの、イケメンスラッシュを空振りするとウォーラーに豪快なジャンピング・ストンプを決められて無念の敗戦を喫した。 「この試合も勝ってみせる! 準備万端だ」と意気込んだ二郎はサイドヘッドロックからジャケット掌底で殴り合うとウォーラーもスナップ・スープレックスやニー・ドロップを決めて白熱の攻防を展開。続けて二郎はレフェリーと揉めたウォーラーのすきを突いてクローズライン2発、ジャケット掌底5連打を放つと続けてトペ・コンヒーロ、スワントーンボムと怒涛の連続攻撃で追い詰めるも、とどめを狙ったイケメンスラッシュはウォーラーにかわされて空振り。  終盤、二郎はチキンウィング・アームロックからパワースラムを決めるも決定打とはならず、最後はウォーラーのジャンピング・ストンプを食らって敗戦となった。

サーシャ・バンクスが調印式で王者ビアンカ・ブレアをバンクステートメント葬【WWE】

2021.08.14Vol.Web Original格闘技
 WWE「スマックダウン」(日本時間8月14日配信、オクラホマ州タルサ/BOK・センター)で“ボス”こと挑戦者サーシャ・バンクスがPPV「サマースラム」で行われるスマックダウン女子王座戦の調印式で王者ビアンカ・ブレアをバンクステートメントで痛めつけた。  WWEオフィシャルのソーニャ・デビルの呼び込みでサーシャとビアンカが調印式に登場すると、ビアンカは「準備できているの? また逃げたり、背後からバックスタバーを決めるのかしら」とサーシャを皮肉って2人は舌戦を展開。ソーニャがサインするように促すとサーシャは「サインの前に証人が必要よ」と現れたカーメラとゼリーナ・ベガを従えて調印書にサインした。  一方、3対1の数的不利なビアンカはサインした調印書をサーシャに投げつけると3人相手に攻撃を仕掛けたが、サーシャがバックスタバーでビアンカを返り討ち。さらにサーシャはテーブル上の攻撃でビアンカを沈めるとビアンカの髪を使ったバンクステートメントを決めて「サマースラムで会いましょう」とあざ笑った。  王者ビアンカ vs サーシャのスマックダウン女子王座戦が行われるPPV「サマースラム」は日本時間8月22日にWWEネットワークで配信される。

中邑真輔がクルーズをキンシャサで沈めてIC王座を戴冠「キングとしてIC王者になったぞ」【WWE】

2021.08.14Vol.Web Original格闘技
 WWE「スマックダウン」(日本時間8月14日配信、オクラホマ州タルサ/BOK・センター)で“キング”中邑真輔(with リック・ブーグス)が因縁の王者アポロ・クルーズ(with コマンダー・アジーズ)をキンシャサで沈めてIC王座を戴冠した。 「別のゴールドが欲しい」と王座奪取を狙う中邑はライダーキックやニー・ドロップで攻め込むとクルーズもドロップキックやヘッドバットを放って反撃した。  試合途中には介入を狙うセコンドのブーグスとアジーズが退場処分となるとクルーズがスーパープレックスや延髄切りを次々に決めて勢いづいたが、中邑もスピンキックからのファルコンアローでクルーズを止めると最後は渾身のキンシャサを炸裂させて3カウント。中邑がクルーズとの激闘を制して2度目となるIC王座を戴冠した。  試合後、中邑は戻って来たブーグスのギター演奏と共にベルトを掲げるとバックステージのインタビューでは「俺は史上初、キングとしてIC王者になったぞ」と身に着けた王冠とベルトを誇った。

ジョン・シナが「サマースラム」を前に王者ローマン・レインズと舌戦「1・2・3と王座奪取だ」【WWE】

映画『全員切腹』主演の窪塚洋介が壮絶切腹シーンに「1回死んだんだと思う」

2021.08.14Vol.Web OriginalNEWS HEADLINE
豊田利晃監督、切腹ピストルズらと初日舞台挨拶  窪塚洋介が主演を務める映画『全員切腹』の初日舞台あいさつが8月14日、東京・渋谷のユーロスペースで行われた。  同作は製作資金を従来のクラウドファンディングプラットフォームで集めるのではなく、豊田組のショップサイトを開設し、その売り上げを活用するという形を取った。また支援金額によって映画の上映時間が変わるという新しい観客参加型の製作に挑んだことでも話題となっていた。  この日は豊田利晃監督、主演の窪塚、音楽を担当した切腹ピストルズが登壇した。  豊田監督はこのタイトルについて「思いついたのは去年。その意味をいろいろと問われるかと思ったが、まさか五輪をやってこんなにコロナが増えるとは思っていなかったので、誰もがこのタイトルの意味を問わなくなった。みんな分かっているみたいな(笑)。”その通りだろ”みたいなことになっているんですけど、でもそれだけの映画じゃなくて、この国のトップとかリーダーだけではなくて、それぞれ個人に、侍の儀式のなかで行われる“切腹”で、みんなが責任を取っているのかということを自分自身を含めて問いたかった」などと語った。  窪塚は「“自分”と書くと“自由の分身”と読める。こんな時代に、自分らしく、なるたけ自由に人生を生きたいと思う人たちの何かの支えだったり、道しるべのようなものにこの作品がなれたら幸せだと思う」と挨拶。

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