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岡田将生、土下座に涙!舞台挨拶でMC買って出るも「ゆとりゼロ」

2023.10.13 Vol.web original

 

 映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』の初日舞台挨拶が13日、都内にて行われ、岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥らキャスト陣と水田伸生監督が登壇。岡田が登壇者にサプライズで司会を務め、会場を大いに沸かせた。

 冒頭、司会として最初に登壇したのは主演の1人、岡田将生。「ちょっと緊張しています」と言いつつ場内アナウンスや報道陣への業務連絡までこなしていたが、岡田が司会を務めることを直前まで知らされていなかった松坂桃李から「だから今日(岡田の)口数少なかったんだ」、水田監督から「何やってんの」、安藤サクラからは「かわいいね~泣けてくる」と、一同から総ツッコミ。さらに岡田は、仲野太賀を紹介しようとして役名を言い間違え「本当にごめん!」と土下座し、会場も爆笑。

 ニセの台本や司会まで用意し、サプライズで司会することを自ら提案したという岡田。共演者たちに「一番の撮影の思い出は?」と司会を進めていたが、松坂が回答している間に水を飲んだり、登壇者の回答に1人だけ大ウケしたり、突然独り言を始めたりとてんやわんや。松坂は「ゆとりゼロ?」とニヤリ、安藤は「これ誰が提案したの」と苦笑。

 そんな岡田の迷司会ぶりにも、柳楽は「これもまた思い出に刻まれる」、松坂は「司会、素晴らしかったですね。彼の魅力を実感していただけたのでは。彼の作品に対する向き合い方、純粋に向かって行く姿を尊敬しています」。仲間からの温かい言葉に、目をうるませ始めた岡田は嗚咽交じりに。最後は、松坂、柳楽も最後の場内アナウンスを手助けし、3人で舞台挨拶を締めくくった。

 この日の登壇者は岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、安藤サクラ、仲野太賀、木南晴夏、吉原光夫、水田伸生監督。

映画『ゆとり』岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥に吉田鋼太郎が嫉妬爆発

2023.09.19 Vol.web original

 

 映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』の完成披露舞台挨拶が19日、都内にて行われ、主演の岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥をはじめ豪華キャスト陣と水田伸生監督が登壇。“ゆとり”の3人の仲の良さに吉田鋼太郎が嫉妬を爆発させ会場の笑いをさそった。
  
 2016年4月期に放送され人気を博した連続ドラマ「ゆとりですがなにか」の劇場版。アラサーになったゆとり世代の男子3人が仕事に家族に、恋に友情に迷いあがきながらも人生に立ち向かっていくストーリー。

 ホールに響く大歓声に、岡田は「熱気がすごくてびっくり」、松坂は「“ゆとり”でこの規模感はすごい。海外ロケをやったわけでもないのに(笑)」、柳楽は「本当に大切な大好きな作品」と、ゆとり世代の主人公を演じた3人をはじめ豪華キャスト陣も感激しきり。

 安藤サクラは「歓声を浴びてる3人の姿を見てトリハダが立ってました」、仲野太賀も「連ドラのときはゆとりモンスターと言われ嫌われに嫌われていたんですがなんとか劇場版に参加できた(笑)。あのときと変わらず輝き続ける3人とこの場に立てて光栄」、吉岡里帆も「私は7年前、このドラマが民放ドラマ初出演で緊張していて、今回もあのときにグンと戻されて。こんなにエモいことってあるんだなと」と目を輝かせた。

 豪華なプレミアイベントにも、相変わらずの主人公3人。「7年ぶりで不安はありましたがこの2人に支えられました」と言う岡田が松坂に「どうですか、お父さんみたいな顔で私を見てましたけど」と振ると、すぐに松坂が「いや~、うれしかったよ、成長したな!」とお父さんキャラで返し、さらに柳楽も「本当に楽しかったわね~」とお母さん口調で参加。即興で寸劇を始める3人に会場も大笑い。

 そんな3人の仲の良さに、吉原光夫が「この中に入っていくのは地獄だった」と言うと、吉田鋼太郎も「嫉妬した」と言い「連ドラのときからそうだったんですけど、特に今回は顕著。出番が少ないんです。映画だから仕方ないのは分かるが、にしても宮藤(官九郎)の脚本はオレをないがしろにしている」と脚本の宮藤官九郎に不満を爆発させ、一同を爆笑させていた。

 この日の登壇者は岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、安藤サクラ、仲野太賀、吉岡里帆、島崎遥香、木南晴夏、吉原光夫、吉田鋼太郎、水田伸生監督。

『ゆとりですがなにか インターナショナル』は10月13日より公開。

木南晴夏「アニョハセヨ~」念願の劇場版『ゆとり』現場は「楽しむゆとりがなかった」

2023.09.19 Vol.web original

 

 映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』の完成披露舞台挨拶が19日、都内にて行われ、主演の岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥をはじめ豪華キャスト陣と水田伸生監督が登壇。映画からの新キャスト・木南晴夏が“ゆとり”との共演に感激した。

 2016年4月期に放送され人気を博した連続ドラマ「ゆとりですがなにか」の劇場版。アラサーになったゆとり世代の男子3人が仕事に家族に、恋に友情に迷いあがきながらも人生に立ち向かっていくストーリー。
  
 韓国企業のスーパーバイザーという役どころで劇場版から参加した木南晴夏は冒頭「アニョハセヨ~」とあいさつ。

「私も皆さんんと同じ側で『ゆとり』を見ていた側なので今こちら側に立って不思議な感覚です。今日改めて、ああやっぱりこの作品はこんなに愛されてるんだ、と感動が戻ってきてプルプルしてます」と会場の熱気に大感激。

 ドラマ時からのファンだったという木南は「撮影前は、すっごい楽しみ~『ゆとり』の世界に入れる!とノリノリだったんですけど、入って見たら、韓国語と英語と、韓国語なまりの日本語と、セリフに神経を持っていかれていたら皆と楽しむゆとりもなく、気づいたら撮影が終わっていました。頭がこんがらがってしまっていて」としょんぼり。

 そんな木南に岡田が「まったく感じなくて、僕はすごく楽しかった」と言うと、木南が唐突に「岡田くんがプリントされたTシャツを着て行ったことは記憶にあります」と言い、岡田は「ちょっと待ってください、どういうことですか」とキョトン。

 木南が「岡田将生の写真をプリントしたTシャツを持っているんですけど、最終日に、これ着て行かなきゃと思って。岡田将生にだけ見せました」と明かすと岡田は「オレだけいっぱい汗かいたヤツだ。そんなTシャツ作りましたね(笑)」と、木南の“ファン”ぶりに苦笑していた。

 この日の登壇者は岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、安藤サクラ、仲野太賀、吉岡里帆、島崎遥香、木南晴夏、吉原光夫、吉田鋼太郎、水田伸生監督。

『ゆとりですがなにか インターナショナル』は10月13日より公開。

岡田将生「友達だと思ってた」ライバル?松坂桃李は「ずっと気になる存在」、柳楽優弥は「刺激的な仲間」

2023.08.23 Vol.web original

 

 映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』(10月13日公開)完成報告会見が23日、都内にて行われ、俳優の岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥と脚本・宮藤官九郎、水田伸生監督が登壇。連ドラ以来、交流を持ち続けていたという岡田、松坂、柳楽が互いの関係について語った。

 2016年4月期に放送され人気を博した連続ドラマ「ゆとりですがなにか」の劇場版。アラサーになったゆとり世代の男子3人が仕事に家族に、恋に友情に迷いあがきながらも人生に立ち向かっていくストーリー。

 松坂の「『ゆとり』で(ハリウッド映画の)『ハングオーバー!』ができないか」という提案で始動したという劇場版。「タイトルにインターナショナルとありますが何も変わってません。全く同じスケールです」と笑いをさそった宮藤は、コロナの影響もあり当初考えていた海外ロケをやめたと言い「『ゆとり』の人たちだったら、いつもの八王子から高円寺の間で、インターナショナル感出せるんじゃないかと。だから、海外に行くつもりだった、というインターナショナルです。名残ですね」と『ゆとり』らしいエピソードを明かし、一同爆笑。

 一方で成長した姿も見せる3人。中国から帰ってきたという設定の柳楽が「(中国語は)全然、文法なども分からないので耳で覚えてひたすら練習しました」と振り返ると、岡田が「すごかったです、さすが柳楽優弥、と思うくらい完璧」とたたえ、柳楽は照れつつ「謝謝(ありがとう)」。岡田が「そこだけ“インターナショナル”が残ってる(笑)」と言うと、宮藤が柳楽の劇中セリフについて「中国語で“おっぱいいかがですか”と言ってるんですけどね」と明かし、さらなる笑いをさそう一幕も。

 終始、笑いに包まれながらも、互いへの信頼を語っていた一同。水田監督が「現場でのあうんの呼吸が生まれる理由は、彼らがとてつもなく深い準備をしてくるから。この3人はこの世代の俳優の中でも図抜けている。お互いに影響を与え合っている」と称賛。

 互いへのライバル意識について聞かれ、松坂が「意識してました」と答えると、岡田は「なんか僕、友達だと思ってた(笑)」。松坂から「なんだよ!」とツッコミが入ると岡田はタジタジとなりつつ「ごめんなさい、めちゃくちゃライバルです!刺激し合える俳優でありたいし友人でもありたい」と言い「インタビュー記事で、松坂くんが“岡田将生はライバル”と言っているのを読んで、ライバルって言ったほうがいいんだと思った」と苦笑。

 すると松坂も「僕も2人のことを友とも思っているし、ライバルというか戦友みたいな感覚もある。ずっと気になる2人」と言い、柳楽も「僕もそう思います。より成長した姿で会えているというのが、刺激的な仲間だなと感じます」。

 そんな深い絆で結ばれた3人だが「共通点は」と聞かれると、松坂が「気遣いし過ぎて、この3人でご飯に行く約束をしても何も決まらない」と明かし笑いをさそっていた。

『ゆとり』再会に岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥が感激「7年前の衣装が残ってた」

2023.08.23 Vol.web original

 

 映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』(10月13日公開)完成報告会見が23日、都内にて行われ、俳優の岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥と脚本・宮藤官九郎、水田伸生監督が登壇。一同が、2017年のスペシャルドラマ以来の再結集を喜んだ。

 2016年4月期に放送され人気を博した連続ドラマ「ゆとりですがなにか」の劇場版。アラサーになったゆとり世代の男子3人が仕事に家族に、恋に友情に迷いあがきながらも人生に立ち向かっていくストーリー。

 坂間正和役の岡田将生、山路一豊役の松坂桃李、道上まりぶ役の柳楽優弥は、それぞれ「時代の波に乗り切れていない男」「未だ女性経験ゼロの小学校教師」「中国での事業に失敗し結局出戻り」といったクセの強すぎるキャラクター紹介に苦笑しつつ再結集に感激。

 以前から「また『ゆとり』をやりたい」と言っていたという3人。宮藤に『ゆとり』版の『ハングオーバー!』ができないかと持ち掛けたという松坂は「会う前にたまたま『ハングオーバー!』を見ていたんです。普通にゲラゲラ笑いながら見ていたら途中から何かに似ているな、と。『ゆとり』の3人だと気づて、宮藤さんに話をした」と明かし「言ってみるもんだなと(笑)」とニヤリ。
 
 まさかの映画化決定に驚きつつ、メンバー最結集を喜んだという岡田と柳楽。柳楽が「俳優としても実生活でも一緒に成長してきた大切な仲間」と言えば、岡田も「ご褒美だなと思いながら現場にいました。この会見も今までで一番楽しく会見できています」とリラックスムード。

 そんな3人に水田監督が「この3人はサッカー日本代表のゴールゲッター。3人がポジションを入れ替えながら目くばせもせず位置取りを変えてゴールを決めてくれる」と絶大な信頼を寄せると、3人も「『ゆとり』チームはキャスト、スタッフが家族のよう」。

 松坂は「7年前の衣装がそのまま残っているんです。それが本当にすごい。スタッフの皆さんもストイックで、いつどういう球が来ても大丈夫という万全な体制を取ってくださっているのでこちらも安心して飛び込むことができる。今回の衣装合わせでも、7年前の衣装を着れてるんだ、と。みんな着てるし違和感ないし」と感嘆した。

 宮藤は「コロナ前から書き始めた脚本を、世の中が変わっていくのに合わせて地道に書き直していった」と振り返り「今の時代に、ゆとりの彼らが何を考え、どう行動するかを描いた作品になった」と手ごたえを語っていた。

二宮和也「友達が少ない方なので」主演作の大反響をSNSで実感

2022.12.09 Vol.web original

 

 映画『ラーゲリより愛を込めて』公開初日舞台挨拶が9日、都内にて行われ、二宮和也、北川景子らキャストと瀬々敬久監督が登壇した。

 辺見じゅんによる『収容所から来た遺書』を原作に、第二次世界大戦終了後、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留され、過酷な日々の中でも希望を失わずに生きた山本幡男(やまもと はたお)の半生を描く。

 公開初日ながら「泣ける」と反響の声が続々寄せられていることに一同も感激。主人公・山本幡男役の二宮和也は、周囲の反応はと聞かれると「友達が少ない方なのでそういったことはないですけども…」と苦笑しつつ「SNSの反響で、始まったんだなと感じますし。泣けるからいい映画と言うわけではないですけど、我々が伝えたいことが伝わって響いたんだなと感じていますね」と喜んだ。

 共演陣も周囲の反響に感激。松坂桃李が「僕のメイクさんがお昼ごろ見に行ってくれて、劇場でティッシュを配られたと。何に使うのかなと思っていたら、見終わった後全部使っていたと」と明かすと、中島健人も「僕のメイクさんもちょうど今日の昼時に見に行ってくれて。ハンカチが(涙で)いつもより重かったと言ってました」。

 この日は、山本幡男の息子・顕一の壮年期を演じた寺尾聰からの音声メッセージも届いた。

 寺尾は、約30年前のドラマで山本幡男を演じたことや、ドラマ『優しい時間』で二宮と親子役を演じたことを振り返り「ニノの主演作の応援が少しでもできればと思い、出演させていただくことになりました。青年だったニノも今やすっかり日本を代表する俳優になって、いつも遠くから見てうれしく思っていました」とメッセージ。

 さらに寺尾は顕一氏本人からの手紙を代読。「見れば見るほど感心させられた」とつづりつつ「二宮さんの姿が父にそっくりで驚きました。何気ない仕草や表情が私が記憶している父を彷彿とさせるのです。父を偉人としてではなく普通に生きた1人の男として演じられたことは私にとって非常にうれしいことでした」という、顕一氏の思いのこもった言葉に一同感無量。

 二宮は寺尾のメッセージに「お前が出てるから、何かあったら自分は行くよと言ってくれていたので」と主演作の出演を快諾した寺尾に感謝。顕一氏の言葉にも「オレもちょっと(幡男さんに)似てる感じしていて。息子さんもそう思っていてくださったというのはうれしかったですね」と感激。

 そこに劇中で抑留者たちがかわいがっていた犬のクロを演じた“大吉”も登場。大吉は中島に抱きかかえられると喜んで中島の顔を舐め、中島は「12月のキスです(笑)」とメロメロになっていた。

 この日の登壇者は二宮和也、北川景子、松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕、瀬々敬久監督、犬の大吉。

『ラーゲリより愛を込めて』は公開中。

二宮和也「来年は忙しくなるぞと8年くらい言われ続けた」北川景子、中島健人ら“希望をくれた言葉”明かす

2022.11.08 Vol.web original

 映画『ラーゲリより愛を込めて』のプレミアイベントが8日、六本木にて行われ、主演・二宮和也と共演の北川景子、松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕、瀬々敬久監督が舞台挨拶に登壇。豪華キャスト陣が“希望をもらった言葉”を明かした。

 辺見じゅんによる『収容所から来た遺書』を原作に、第二次世界大戦終了後、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留され、過酷な日々の中でも希望を失わずに生きた山本幡男(やまもと はたお)の半生を描く。

 先月に行われた第35回東京国際映画祭のレッドカーペットを瀬々監督と2人で歩いた二宮は「全員そろってほっとしています。前は2人だったので」と笑いつつ「一枚画でこの人たちが収まっているのはもう見られないんじゃないかというくらい貴重」と豪華な布陣に胸を張った。

 この顔ぶれを「俳優界のアベンジャーズ」と評した中島が「自分はスパイダーマン的な立ち位置」と言うと、桐谷が「アイアンマンとしては…」、安田が「アベンジャーズを作った博士としては…」とノリノリであいさつし会場も大盛り上がり。

 二宮が演じる主人公・山本幡男の妻を演じた北川が、過酷な収容所シーンを演じきった男性陣を絶賛しつつ「見学に行きたいと言ったら、来ない方がいいと二宮さんに言われました」と明かすと、二宮が「危ないからダメだと。(北川が来ると)皆、変な頑張り入っちゃうから」と弁解し笑いをさそう一幕も。

 さらにこの日は、キャスト一同に「つらい時に希望を与えてくれた言葉は?」という質問。

 安田は家賃を借りようとしたときに2人の人から言われた言葉を、桐谷は「命をかけてあなたを大成させる」と言った事務所の社長の言葉を、中島は「自分の仕事に誇りを持ちなさい、昨日までの自分を否定すると今日の自分が頑張れない」という母の言葉をあげ、松坂は肺炎で入院せざるを得なくなり「いろんな人に迷惑がかかる、と涙がドバーっと出た。その時にマネージャーさんが大丈夫大丈夫と声をかけてくれた」と、それぞれ感動的なエピソードを披露。

 さらに北川は「“DGDG”という言葉があるんですけど(笑)。作品を終えて自分の演技がこれでよかったかなと不安になることがあって(夫のDAIGOに)見てもらうことがあるんですけど“DAIGO、大号泣”と言ってくれる(笑)」とほほえましい夫婦エピソードを明かした。

 感動的なエピソードの数々に「そっちの方向か…」と頭をひねっていた二宮は「事務所の偉い人に言われた言葉ですね。来年から忙しくなるぞ、というのを8年くらい言われていました。8年目で本当に忙しくなったからよかった」とブレイク前を振り返り「聞いてもないのに毎日言ってくるので何を根拠に…と思うんですけど、意味のない言葉で救われることもあるじゃないですか。続けてこられてよかった」とブレイクするまで言われ続けたという言葉に感謝していた。

『ラーゲリより愛を込めて』は12月9日より公開。

二宮和也 六本木で“大雪”に感動!主演映画プレミアで純白カーペットに登場

2022.11.08 Vol.web original

 映画『ラーゲリより愛を込めて』のプレミアイベントが8日、六本木にて行われ、主演・二宮和也と共演の北川景子、松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕、瀬々敬久監督が登場。映画の舞台をイメージした“スノーカーペット”を歩き、会場を魅了した。

 辺見じゅんによる『収容所から来た遺書』を原作に、第二次世界大戦終了後、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留され、過酷な日々の中でも希望を失わずに生きた山本幡男(やまもと はたお)の半生を描く。

 映画の舞台シベリアの雪景色を思わせるような白いカーペットが敷かれた大階段を、ドレスアップした姿で降りてきた一同。その華やかな光景に会場もすっかり魅了されていた。

 雪が降り注ぐような演出に迎えられた一同。主人公・山本幡男を演じた二宮和也も、六本木の“雪景色”に「すごいですね」と感激。

 二宮は「この作品は実話に基づいた作品となっており、こういうことがあったんだ、ということもそうですが、その先にある希望だったり絆、愛を感じられる作品となっています」と映画の公開に向けアピールした。

『ラーゲリより愛を込めて』は12月9日より公開。

中島健人 人生初の丸刈りとふんどしに挑み“先駆者”二宮和也のかっこよすぎる言葉に感激

2022.08.17 Vol.web original

 

 映画『ラーゲリより愛を込めて』完成報告会見が17日、都内にて行われ、主演・二宮和也をはじめ北川景子、松坂桃李、中島健人、瀬々敬久監督ら豪華キャストスタッフが登壇。中島が二宮との撮影エピソードを笑いたっぷりに明かした。

 辺見じゅんによる『収容所から来た遺書』を原作に、第二次世界大戦終了後、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留され、過酷な日々の中でも希望を失わずに生きた山本幡男(やまもと はたお)の半生を描く。

 冒頭、平野隆プロデューサーは「コロナ禍の前、閉塞感の中で山本さんの存在に出会い、この映画を作りたいと思った。その後、コロナ、ロシアのウクライナ侵攻が始まり、このときにこの映画を届けられることを運命のように感じる」と語った。

 主人公・山本幡男を演じる二宮和也をはじめ、キャスト一同、実話をもとにした愛の物語の誕生に感無量。愛する夫を信じて待ち続ける山本幡男の妻・山本モジミ役の北川景子は「人の愛が人間を突き動かして、人を生かすんだと思えた」。ラーゲリの仲間たちを演じた松坂桃李は「戦後も終わらない戦争が11年以上続いていたということに衝撃を受けました」、同じく中島健人は「僕たち未来を引っ張っていく世代が継承していかないといけないと思った」、桐谷健太は「この当たり前の日々は奇跡なんだなと感じられる作品」、安田顕は「言葉にできないくらいの感動があった」と語った。

 収容所のロケ撮影も過酷だった様子。二宮は「野球をするシーンの前に、収容所の全チームが駆り出されて(撮影の前に)雪をどかすという作業をすることになった。僕はそれがやりたくなくてギリギリまで部屋に隠れていました」と告白。すると桐谷が「オレと健人はちゃんとやったからね、雪かき」、中島も「みんな、二宮さんどこかなって探していました」とチクリ。司会から、ひとかきでも雪かきしたのか問われた二宮は「こう、ですね」と片足で雪をどけるしぐさをし会場を笑わせた。

 そんな二宮を「心から尊敬している役者であり先輩」とたたえる中島は今回の撮影で「人生で初めて丸刈りにしたんですよ。プラス、人生で初めてふんどしもはいたんです。かなり寒い中での撮影だったんですけど、瀬々監督もいるし、二宮大先輩もいるし、負けられないなと、待ち時間にロケジャン着るのやめたんです。ずっと裸で、オレは強いんだと見せようとしたんですけど監督にすぐ“着ろ!”って怒られたんです(笑)」と振り返り「で、目の前の二宮くんに、ロケジャン着てくださいと言ったら“後輩がこんなに寒がっているのにオレがロケジャンを着ることは絶対にない”って。裏でもメチャメチャ映画スターで。本当にかっこいいなって」と二宮に尊敬のまなざし。

 二宮は「だって素っ裸の人に服来てくださいと言われて着れます?」と苦笑。中島は「二宮先輩は丸刈りの先駆者なので僕が後継としてそのヘアスタイルができて光栄でした」と目を輝かせていた。

 この日の登壇者は二宮和也、北川景子、松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕、瀬々敬久監督、平野隆プロデューサー。

 映画『ラーゲリより愛を込めて』は12月9日より公開。

15回鑑賞した人も!松坂桃李と李相日監督『流浪の月』ティーチインで「話し過ぎた」

2022.06.12 Vol.web original

 

 公開中の映画『流浪の月』ティーチインイベントが12日、都内にて行われ、松坂桃李と李相日監督が登壇。鑑賞回数8回、15回という観客からのマニアすぎる質問に2人も感謝しつつ驚いていた。

 凪良ゆうによる同名小説を『フラガール』『悪人』『怒り』などの李相日監督が映画化。10歳のころに“誘拐の被害者”となった少女・更紗(広瀬すず)と、その“加害者”となった青年・文(松坂桃李)が再び出会うことで動き出す宿命を描く。

 この日は、李監督自らがティーチインを進行。冒頭、李監督は「松坂桃李トークショーへようこそ。司会の李相日です」と会場の笑いをさそい、松坂は「2人のですよ」と苦笑。

 客席には、複数回鑑賞しているという観客も多数。李監督は「これは当たり障りのない話より濃い話をしていくべきだよね」と言い、さっそく、重要シーンの話題に。

 李監督から、本作の舞台挨拶でかつてないほど緊張する背景を問われた松坂は「文が(少女時代の)更紗の口のケチャップをぬぐうシーン、皆さん、どう思われましたかね? あのシーンを見て“やっぱり文は小児性愛者だったんだ”という感想を耳にして、そういう解釈をした人もいたんだ、と思って」と、文の人物像について、見た人の間でもいろいろな感想が出ているシーンに言及。

 松坂は「僕は、文が、いっそ小児性愛者になれたら自分が抱えている問題から解放されるのではと淡い期待を抱いて更紗に触れたものの、そういう感情は湧き上がってこなくて、また自分の真実に引きもどされた、絶望のような気持ちを持って演じていました」と語った。

 すると李監督は「原作にもその思いは記されているからね。実は僕の解釈はそれとも違っていて」と明かすと、松坂も驚いた様子。李監督は「あの瞬間が、文が更紗という光に触れた一番最初の瞬間だったんじゃないかな。更紗自身も、あのときは分からなくても、あとあと、あの感触ってなんだったんだろう、と。2人が、同じ神秘に触れた瞬間だった。あそこから始まっているともいえるし、あそこですでに生まれていたともいえる。そこには、小児性愛も何もなくて、ただ2人の魂が触れた瞬間だったんじゃないかな、と」と語り、松坂も観客と一緒にうなずいていた。

広瀬すず「制服もリコーダーも姉と兄のおさがり」でも「お姉ちゃんのほうにしてあげる」で納得

2022.05.24 Vol.web original

 映画『流浪の月』大ヒット御礼舞台挨拶が24日、都内にて行われ、広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子、李相日監督が登壇。大ヒットを喜びつつ、映画にまつわるトークを繰り広げた。

 凪良ゆうによる同名小説を『フラガール』『悪人』『怒り』などの李相日監督が映画化。10歳のころに“誘拐の被害者”となった少女・更紗(広瀬すず)と、その“加害者”となった青年・文(松坂桃李)が再び出会うことで動き出す宿命を描く。

 公開以来、周囲からも大きな反響を得ているという広瀬は「いろんな方から連絡いただいて、会う人会う人に今見てきたよ、と言われるのが、私の中で“過去一”多くて」と振り返り「流星くんのことを嫌いになりかけたという話を聞きました(笑)」。二面性のある恋人を演じた横浜は迫真の演技を評価されたことを喜びつつ「僕ではないので、嫌いにならないでほしいです(笑)」。

 この日は、物語にちなみ、子供のころに反対されたことは?という質問。松坂は「最初、漫画家を目指していたんです。小学校のころ、描いた絵を姉に見られたときのひと言が…。“絶望的にヘタクソだね”と言われ漫画家をあきらめました。(その絵は)泣きながらゴミ箱に入れました(笑)」と切ない過去を明かした。

 一方、横浜は「ないです」という回答。「人任せにせず自分でやりたいことをやれという家族だったので。否定されることはなかったけど、失敗したら自分のせいだ、という。習い事をやれば、というくらいで。球技が全然できないので、空手を選びました」。それを聞いた松坂は「意外! 運動神経すごく良さそうだし、実際いいだろうから。なんかうれしくなりました(笑)」。

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