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元環太平洋王者の竹中大地が約7年ぶりの参戦で現王者・藤井伸樹に判定勝ち。現在33歳も「まだまだこれから」【修斗】

2023.07.24 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.5」(7月23日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで修斗バンタム級環太平洋王者の藤井伸樹(ALLIANCE)が王座戴冠後の初戦で敗れるという波乱が起こった。

 藤井は約7年ぶりの修斗参戦となる竹中大地(パラエストラ和泉)と対戦し、0-3の判定で敗れた。

 竹中は2013年にデビューし、無敗のまま新人王を獲得。2016年には環太平洋バンタム級王座を獲得した(第5代)。その後は主戦場をONEChampionshipに移し活躍。試合は2021年10月の「ROAD to ONE」で和田竜光に1-2の判定で敗れて以来、約2年ぶりとなる。

 藤井は昨年11月に王者・石井逸人に挑戦し、全ラウンドフルスロットルの大激戦の末、2-1で判定勝ちを収め第11代王者となった。なお、この試合は満場一致で2022年度「ベストバウト賞」を獲得している。

マニラの大観衆の中で日本人選手が3勝3敗。若松がONE初勝利〈ONE「DAWN OF HEROES」リポート〉

2019.08.08 Vol.Web Original

 2019年8月2日(金)フィリピン、マニラのMALL OF ASIA ARENAにてONE championship「DAWN OF HEROES」 が開催された。

 本大会には日本から三浦彩佳選手、岡見勇信選手、竹中大地選手、若松佑弥選手、和田竜光選手、松嶋こよみ選手ら計6人の選手が出場した。

 地元フィリピンからは5人の選手が出場した。

 ほかにもタイトルマッチが2つ、世界でも人気の高いDJ(デメトリアス・ジョンソン)、エディ・アルバレスも出場するなど非常に豪華な対戦カードだった。

 以前からONEの映像を見るとき、なぜあれほどアジアの人々が熱狂的にONEを観戦するのか理由を知りたいと思っていた。実際体験してみて、理由は明確には知ることができなかったが、マニラの観衆の熱は充分に感じることができた。

 彼らは、地元フィリピンのファイターの試合を見ながら一喜一憂し、感情を動かされていた。

 大音量で流される音楽と、大掛かりなライティングが非日常的な空間を作っていた。

 プレミム第2試合目には、三浦彩佳選手が登場した。対戦相手はブラジルのサマラ・サントス選手。2R開始直後に三浦は両足タックルでのテイクダウンに成功し、袈裟固めからのアメリカーナで、見事な一本勝ちを飾った。いつもの勝ちパターンの変形型でONE2連勝を決めた。

3・21修斗 竹中が無敗で環太平洋フェザー級王座奪取

2016.03.22 Vol.662

 プロフェッショナル修斗公式戦が3月21日、東京・後楽園ホールで開催された。
 メーンで行われた「環太平洋フェザー級チャンピオン決定戦」で竹中大地(同級1位)が小蒼卓也(同級5位)を1R2分41秒、スリーパーホールドで下し第5代王者となった。
 竹中は2013年の修斗デビュー以来、無敗。昨年11月には土屋大喜、安藤達也といったフェザー級のトップ選手を破った佐藤将光を完封し、この舞台に上がってきた。
 小蒼は昨年行われたインフィニティリーグで優勝し、挑戦権を獲得した。
 試合は竹中の強烈な左ミドルからスタート。続けざまの左ハイキックにバランスを崩した小蒼だったが、タックルからバックを奪う。しかし竹中は体勢を入れ替え、コーナーに押し込むと足をかけテイクダウンに成功。小蒼はスイープして上を取り、パウンドを落とすが竹中は跳ね上げスタンドへ。すぐにタックルへいった小蒼を竹中がつぶしてバックを奪うとスリーパーホールドへ移行。これがズバリとはまって小蒼は無念のタップ。竹中が勝利を収めた。

11・29修斗 扇久保がバンタム級タイトルに照準 来年はフェザー級戦線が熱い!?

2015.11.30 Vol.655

 プロフェッショナル修斗公式戦(29日、東京・後楽園ホール)では来年以降の各階級の動向を占う好カードが揃った。

 セミファイナルではバンタム級世界1位の猿田洋祐と元世界フェザー級王者の扇久保博正が対戦。扇久保が3-0の判定で勝利を収めた。

 扇久保は序盤から左ハイ、右ローといったキック、タックルでテイクダウンを奪うやバックをキープしスリーパーを狙うなど一本勝ちを狙い積極的に仕掛けていく。ラウンド後半にポジションを悪くして反撃を許す場面も見られたが、試合をリードし、小差ながら勝利を収めた。

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