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今秋から「RIZIN無差別級トーナメント」開催。シウバが参戦

2016.04.19 Vol.664

『RIZIN.1』(4月17日、愛知・日本ガイシホール)の二夜明け会見が19日、都内で開催され、9月下旬と12月31日にさいたまスーパーアリーナで大会を開催し、そこで8選手による「RIZIN無差別級トーナメント」を行うことを発表。出場選手の一人としてシウバが決定したことが合わせて発表された。
 シウバは「世界中の“シウバに勝てる”と思っている選手たち全員にチャンスを与えたかったので無差別級を提案した。このイベントが世界で最もアグレッシブなルールを持っている。このルールなら私は誰とでも戦える。参加する選手はよく準備してこないといけない。なぜなら私は対戦する全選手の頭を踏みつけますから、そのつもりで来てください」と早くもやる気まんまんだった。

『RIZIN.1』デビュー戦勝利の村田に高田本部長が際どいアドバイス

2016.04.19 Vol.664

『RIZIN.1』(4月17日、愛知・日本ガイシホール)の二夜明け会見が19日、都内で開催され、出場した桜庭和志、ヴァンダレイ・シウバらが登壇。大会について振り返った。
 デビュー戦で判定勝ちを収めた村田夏南子については、冒頭の総括の中で高田延彦統括本部長は「100%に近い形で試合を支配していた。動きが男性のもの。女性特有の体幹のブレがない。男子の試合を見ているようだった。目標はロンダ・ラウジーというが、デビュー戦を見る限り、年間4~5試合やって自分を磨き上げれば、4~5年先にはロンダを越える可能性はある。ただそのためには時間の使い方が大事。お酒はほどほどに。タバコは吸わない。変な男にだまされない。カジノに手を出さない。本気であそこを目指すならば、今日からのすべての時間をこの競技に費やす。それくらいの思いがあれば五輪にもUFCに上がっているんじゃないかと思う」と話した。
 それを受けた村田は「5分3R戦えたのは大きな経験となった。これから練習をしっかりやって、生活は自分がどこを目指してやっているのかを常に考えて、しっかり切り替えて行動していきたい。デビュー戦ということで力が入りすぎて腕がパンパンになってしまってレスリングの試合よりきつかった。でも楽しかった」と話した。
 グラップリングダブルバウトに出場した所英男は「今回はグラップリングダブルバウトということで、絶対にありえないマッチメークをしていただきました。本当に夢見心地で過ごしました。桜庭さんと一緒に練習させていただきリングで一緒に戦えたことや、シウバ選手には自分の存在を知っていただいたこと、田村選手とは回転体のような試合ができたことは凄く幸せに感じています。また桜庭さんと組んでダブルバウトがしたいです」と振り返り、「今回戦う予定になっていたクロン・グレイシー選手とぜひ年内に試合ができればと思っています」とクロン戦の実現を訴えた。
 榊原信行実行委員長は「クロンから了解はもらっていたが、ヒジの怪我で流れてしまった」としたうえで、「順当にいけば、9月に所vsクロンをセットアップしていきたい。5カ月あるので間に合うと思っている」と語った。

4・17『RIZIN.1』プロハースカが藤田に圧勝 女子レス村田は悔しい判定勝ち

2016.04.18 Vol.664

 昨年末に開催された『RIZIN』のナンバーシリーズの第1弾となる『RIZIN.1』が4月17日、愛知・日本ガイシホールで開催された。
 メーンではイリー・プロハースカが藤田和之と対戦。1R3分18秒、TKOで勝利を収めた。プロハースカは昨年行われた100kgトーナメントで準優勝し、この日出場したテオドラス・オークストリス、ワジム・ネムコフとともに“RIZIN三銃士”と称されるヘビー級期待の新星。藤田は言わずと知れた日本総合格闘技界のヘビー級を支えてきた存在。23歳vs45歳という世代の威信をかけた戦いでもあった。
 蹴りで牽制するプロハースカに対し、タックルで臨む藤田。足をつかむものの、テイクダウンには至らない。しかしプロハースカの右ハイキックを交わすと藤田はバックを取ってパンチの連打。かつての藤田だったら試合はここで秒殺決着だったかもしれない。
 しかしプロハースカはこのピンチにも動じず冷静に立ち上がる。そしてプレッシャーをかけて藤田をコーナーに追い詰めると左ジャブ、右ストレート。崩れ落ちる藤田に返しの左フックも決めダウンを奪うとレフェリーが試合を止めた。

4・17「RIZIN.1」MMAデビューの村田の相手が決定

2016.03.29 Vol.663

「RIZIN.1」(4月17日、愛知・日本ガイシホール)で総合格闘技デビューを果たす村田夏南子の対戦相手がロシアのナタリア・デニソヴァとなることが28日発表された。

 村田は幼少期から柔道を学ぶも吉田沙保里にあこがれレスリングに転向。2011年の全日本選手権ではその吉田から序盤にポイントを奪うなど後一歩まで追い込み注目を集めた。2012年には吉田欠場の全日本で初優勝。今年のリオ五輪出場こそ逃したが、「JOCネクストアスリート」に選出されるなど、2020年東京五輪への期待も高いレスリング界の至宝だ。
 デニソヴァはボクサーである父の影響で幼少時から格闘技を学び、総合格闘技ではこれまで6戦4勝2敗。男子選手との対戦経験もあるなどファイティングスピリットにあふれた選手で、スタンドの打撃から最後はチョークで一本勝ちという勝ちパターンを持つという。

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