サッカーW杯アジア最終予選とリオ五輪の組み合わせ決定

 

 サッカーの2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選の組み合わせ抽選が12日、クアラルンプールで行われ、日本は豪州、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、イラク、タイとのB組に入った。

 最終予選は12チームが2組に分かれ、ホーム&アウェー方式で戦い、各組2位までが本大会出場権を獲得。各組の3位同士が戦い勝ったチームが北中米カリブ海4位との大陸間プレーオフに回る。

 組み合わせ抽選の結果を目にしたハリルホジッチ監督は「簡単な試合は一つもない」と語った。
 日本は9月1日にホームでUAEと初戦を迎え、2017年9月5日のサウジアラビア戦まで10試合を戦う。
 UAEとは昨年のアジア杯の準々決勝で、圧倒的に攻めながら1点しか奪えず、PK戦で敗れている。2次予選初戦のシンガポール戦のようなことがないように祈るばかりだ。

 また14日はリオデジャネイロ五輪サッカーの男女1次リーグ組み合わせ抽選がリオデジャネイロのマラカナン競技場で行われ、日本男子はナイジェリア、コロンビア、スウェーデンとのB組に入った。各組2位までが準々決勝に進む。

 体格が大きいスウェーデン、身体能力が高いナイジェリア、技術に優れたコロンビアと難敵ぞろいのグループとなったが、手倉森監督は15日、「強豪ぞろいで、一番過酷な世界大会。成長しながら進まないとメダルにこぎつけることができない」と話し「本大会出場を危ぶまれたチーム。期待値ゼロから興奮のるつぼにしていきたい」と意欲を見せた。

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