オードリーが24時間生放送のラジオチャリティを完走「来年もやって萩ちゃん目指す」

 ニッポン放送『第43回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』の生放送が25日正午に終了した。目の不自由な方が安心して街を歩けるように「音の出る信号機」を設置する募金を募るチャリティの番組で、24日の正午から24時間生放送。今年はお笑いコンビのオードリーがパーソナリティを担当した。

 25日の正午の放送終了時間を、番組で元気な『ジングルベル』の合唱を聴かせてくれた筑波大学付属特別支援学校の生徒たちらの拍手と歓声のなかで迎えたオードリーは、番組終了後に報道陣の取材に対応。

 若林は「真ん中すぎたあたりから永遠に終わらないんじゃないかなと思っていたので、やっぱりちゃんと終わるんだなって。無事終わることができたのでほっとしているのと、みなさんのおかげだなっていう感謝の気持ちです」と、コメント。

「我々が好きな人たちがたくさんゲストで来て助けてくれた」と春日。「楽しくてそのままエンディングまで突っ走っていくのかなって思ってたら、今日も早朝に築地(の中継)で悲しいこともありまして、いろんなこともあるなと。でも、完走出来たんでね。みなさんの力があって、春日の力もあって、見事なミュージックソンになったんじゃないかと思います」。

 春日は早朝5時に雨の築地に、愛を届けるために「降臨」。募金を募った。

 番組のラストでは、放送開始から起きたことを振り返る漫才を披露。漫才を披露しているあいだは笑い声が湧きっぱなし。若林は「思ったよりできたというか、お客さんが温かかった。あそこまで迎え入れてくれるお客さんもない」。春日は「いただいた台本をやるだけなので。若林君できるんだ、力あるなって思いました。それと、受けるというのは、お客さんが番組を聴いていてくれたとこうことだと思う」と満足げな表情だった。そのうえで若林は「短い時間で(漫才を)作れるんだって所属事務所が思うと、スケジュールがきつくなるので、特例だぞと言っておきたい」と、しっかりとクギを刺すのも忘れなかった。

 3度目のパーソナリティはあるかと問われると「やりたい」と乗り気。春日は「7年周期にこだわらなくてもいいんで、来年だってやりたい。来年以降もずっとやってね、萩ちゃん(萩本欽一のこと、ゲストで登場)が12回(パーソナリティを)やられているいうことなのでそこを目指したい」。若林は「ぜひやりたいんですけど、最後の漫才は勘弁していただきたい」と、強調した。

 最新の募金金額は5千898万7743円。募金は2018年の1月31日まで受け付ける。募金の方法などは公式ページ http://www.1242.com/radio/musicthon2017/ で