城戸康裕「69できりがいい」と次戦でのタイトル挑戦を希望【K-1一夜明け会見】

入場時からこのテンションで会場を盛り上げる城戸

この日も「かがせたいくらい屁が臭くない」と断食をアピール
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」(3月21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)の一夜明け会見が22日、都内で開催された。

 ウェルター級のスーパーファイトでイッサム・チャディッドを破った城戸康裕は「いやいやいやいや、むくむよね(笑)。ホントに、タンタンメンって1ミリも食べなかったんで、ラーメン食べるよね(笑)」と試合そっちのけの第一声。

 タンタンメンというのは公開練習で行ったラーメン屋での特訓のこと。当時は減量中ということもあり、タンタンメンを作るだけで城戸は一口も食べることができなかった。そんな城戸を救ったのが今回の減量時に行ったファスティング。この日も「みんなにかがせたいくらい屁が臭くない。代謝が良くなる。ずっとやろうと思う。みんな真似しないで」と再度アピールした。

 試合については「勝てて良かった。ほっとしている。ああいう選手は勝ち癖がついているので、ここぞというときのパンチがめちゃくちゃ重くて、それは本当にきつかった」と振り返った。試合中には「始まってから“これいけるの? まさかかませ?”と思ったんですが、左フックをもらった瞬間に“やばい”と思った。右のハイキックをもらった時はアラゾフ選手がやっているのを真似して、こうやったんですけど(両手を広げて、効いていないというアピール)、俺の場合は“効いてるよ~”って意味で両手を広げたんだけど、それを見て審判の方が“おっ、効いてないんだ”って思ってくれたみたい(笑)」などといつもの城戸節で会場の笑いを取った。

 これでウェルター級にめどがついたことから前日は王者・久保優太への挑戦を表明。「僕は次が69戦目。シックスナイン。いい切れ目なのでタイトルマッチをやらせてもらったらテンションが上がると思う」と話した。