薄毛、抜け毛が気になる人に…勇気を出して初めての「AGA治療」【スタート篇】

 感染対策と社会経済活動を両立する「新しい生活様式」に移行したことで、通勤や通学など外出する機会が増えてきている。折しも紫外線や汗で髪や頭皮には過酷な季節に突入し、抜け毛や薄毛に悩んでいる方も多いのでは? 気になるけれど知らないことも多い「AGA治療」について、AGA専門外来を設置する東京・丸の内「Dクリニック東京 メンズ」の小林一広院長に聞いた。
AGA専門外来を設置する東京・丸の内の「Dクリニック東京 メンズ」
 そもそも「AGA」とは何ですか? 「AGA治療」はどのようなことを行うのでしょうか。

小林一広(以下、小林)「『AGA』とはAndrogenetic Alopecia、つまり男性型脱毛症のことです。日本の成人男性の1/3程度、およそ1260万人の方が薄毛を意識していると言われ、そのうち実際に気にしている人が約800万人、薄毛対策をしている人が約650万人、『AGA治療』を行っている人は約500万人いるとのデータもあります。日本人の毛髪の平均本数は約10万本あり、1カ月に1cm程度伸びて平均寿命は6年程度、1カ月に100本程度が抜けていきます。

『AGA』は髪の毛の成長する期間が短くなって、太く長く成長できないうちに抜けてしまうことを繰り返すうちに、だんだん細く短く軟毛化して産毛のようになっていきます。毛周期の途中で飛び級するようなもので、成長しないで抜けていってしまうのです。薄毛の進行パターンによる分類があって、だいたい額の生え際と頭頂部から進行します。最終的には同じ状態になってしまうのですが、必ず全員が同じ流れで進行するわけではありません」

 「AGA」の原因にはどういったことが考えられますか?

小林「今、一番言われているのはテストステロンという男性ホルモンが、5αリダクターゼという酵素と結びつくとジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、そのDHTが増加すると髪の成長が妨げられるということです。この影響には個人差があって、若くして薄毛になってしまうこともありますし、同じ人の頭部でもDHTの感受性が高い部分とそうでない部分で違いが出てしまいます。テストステロンは年齢とともに減少していくのですが、それが男性更年期障害の原因やDHTの増加にも影響を及ぼすと言われています。ストレスが原因で抜け毛が増えるかというと、医学的な因果関係は今のところ解明されていません」
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