世代を超えてSDGsを考える【SDGsピースコミュニケーションproject】

豊島区の高野之夫区長

 天道が、自分自身がLGBTの当事者であるとしたうえで、気になる項目としてジェンダー平等をあげ「家族を持ちたいとか、子育てをしてみたいとか夢があるのですが今の状況だと実現できないことがあるので、私もこのプロジェクトに参加させていただいて、日本をもっと住みやすい国にしていきたい」と話すと、三戸は「服飾の学校の現場はかなりさらけ出しやすいというか、受け入れる環境はあるんですよね。それが一般的に広まればいいな」と共感。天道も「場所によるんですよね。エンターテインメントでもダンスだと言いやすいとか、服飾とかヘアメイクとか。そうじゃない業界にいってもオープンにできる環境ができればもっといいですよね」と同意していた。

 高野区長は「SDGsは社会と経済と環境の三層がある。2030年のゴールを目指して、豊島区も誰もが主役になれる、町全体が舞台の、多様性をもったまちづくりが、私たちが目指す都市だと思っています」と話していた。