タモリ、渾身の3度注ぎを飲んでもらいたいのは「いろいろあったバッハ会長に…」

 キリンビールの新ジャンル『新しい「本麒麟」新CM発表会』が21日、都内で行われ、タレントのタモリ、俳優の杏、高畑充希、國村隼、滝藤賢一が登壇した。

『新しい「本麒麟」新CM発表会』でタモリ(中央)に3度注ぎのレクチャーを受ける滝藤賢一(左)と國村隼

 ドイツ産ヘルスブルッカーホップを増量し、品質とおいしさをさらに進化させた新しい「本麒麟」。22日より放映の新CM「一杯だけご用意しました ティザー」篇では、一杯だけ用意された新しい「本麒麟」を口にした感想をそれぞれの言葉で語る。

 イベント後半にスペシャルゲストとして登場したタモリは、「本麒麟」の3度注ぎをゲスト全員に伝授することに。「これは皆さんもやっていることで、僕が開発したわけじゃないんですけどちょっとしたコツがあります」とその場で披露した。

 まずは、タモリが「冷凍庫でグラスを冷やしておいて、最初はこのへんからそろっと上に注ぎ上げて、泡が上のほうに上がってくるまでしばらく待ちます。ちょっと儀式化すると期待感が高まってウマイんです」とレクチャー。けっこうな量の泡にも涼しい顔で「このタイプは泡も一緒に楽しむ方法がいいと思うので、高くから注ぐことで泡の中にも旨みが溶け込むという“おまじない”」「一日が終わって“これから飲もう”という時に“シュパッ、グーッ”じゃダメですね。もったいつけないと」と自論を展開した。

「これくらいまできたら、グラスの淵からゆっくりゆっくり注いでください。また、泡が上がるまで少し待って……この時間に期待が高まるんです」

 司会者にいつもこの注ぎ方なのか問われると、タモリは「いつもやりますよ。毎日やって毎日待ってます。泡を立てないようにグラスを斜めにする人がいるんですが、新ジャンルの場合はダメです。あ、そういうこと言っちゃあいけないか。人それぞれです」と語るなど新ジャンル論まで飛び出した。仕上げに「これくらいまできたら、さらにゆっくり注ぐとコップの上まで泡が盛り上がってきます。これくらいで飲むとウマイんです」とひと注ぎしてタモリ流3度注ぎ「本麒麟」が完成した。

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