三宅健「すべて預けて頑張りたい」劇団☆新感線のシェイクスピア『ミナト町純情オセロ』で主演


 3月の開幕を控え、少しずつ稽古が始まっている。

「いのうえさんにすべて預けて頑張りたい」と作品に臨んでいる三宅だが、関西弁のセリフに苦労しているよう。「関西弁は難しい。これが終わるころには、何を聞かれても関西弁で答えられるようになりたいですね、大阪でも上演するので関西弁に順応できるようになりたい」と苦い顔。

 ただ、いのうえの演出は楽しんでいる様子。「V6だと森田剛が(新感線に)2作ぐらい出ていて、いのうえさんが手取り足取り演出をしてくれるという話を聞いていた」といい、楽しみにしていたよう。「すごく新鮮です。いのうえさんの頭の中をのぞき見しているような気分になれて面白い。役の方向性を指示してもらえるというのは役をゼロから自分で生み出していく作業よりは一緒に作っている感じがしてすごく心強いです」


 手取り足取りの演出は松井も驚かせているようで、「動きを付けてくださる時に代わりに演じてくれるんですが、モナの動きがすごくかわいくて。じたばたして、地団駄を踏みながら3歩下がるとか…すごくかわいい。私は、このかわいさを超えられるのか、と」

 三宅も同じように感じているようで、「本当に可愛い。みなさんにお見せできないのが悔しいくらい。なんなんですかね、この愛らしさ。一度いのうえさんが動きだすとお花畑になる」。

 松井も「おさげ髪が見える」と真剣な表情だった。