井上咲楽「優勝して帰ってきて」世界に挑む工学院大学ソーラーチームの応援団に

左から、工学院大学ソーラーチームの中川立土さん、宮城弥生、井上咲楽、濱根洋人監督

 タレントの井上咲楽が5日、都内で行われた、工学院大学ソーラーチームの新車両発表会に登壇した。同チームは、10月にオーストラリアで開催される世界最高峰のソーラーレース「2023 ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ(BWSC)」に出場することになっており、井上は、同じ事務所の後輩の宮城弥生と共に同チームの応援団を務める。

 新車両「Koga」が披露されると、井上は「未来の乗り物! 近未来を感じさせてくれるようなスタイリッシュでかっこいいデザイン!これが世界で戦うんだと思うと感動しますね。すごく格好いいですね」と感激。宮城も「これに人が乗るんですね」と驚いた。


 発表会では、井上と宮城は、井上の「安全」の文字が入ったリストバンドと安全ベストを贈呈。

 学生リーダーでドライバーの中川立土さんは「オーストラリアでは安全ベストとリストバンドをずっと身に着けているので、常に井上さんと宮城さんと一緒に戦っているなと思える」と、笑顔を見せた。

 井上は「オーストラリアはすごく過酷な環境で厳しいレースだと思います。とにかく皆さん、まずは安全を第一に優勝して帰ってきてほしい」とエール。

 宮城も「ソーラーカーや工学院大学さんの取り組んでいることに興味を持ちました。世界で戦うソーラーチームの皆さん、頑張ってくださいね」と話した。

車のレースはまだここから」と、チームの監督で同大学の工学部機械システム工学科の濱根洋人教授。「レーススタート直前までが勝負で、そこで大体結果が決まります。最後の最後までスタートの1秒前までまずベストを尽くしてやり尽くしたい。応援団の2人に熱いエールをもらいましたので残りの日々を頑張っていきたい」と意気込んだ。

 BWSCは、オーストラリア北部のダーウィンを出発し、5日間をかけて、アデレードまで約3000キロメートルを縦断するもの。世界23カ国から全43チームが参加する。

 

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