小森隼と陣の全力の感情ぶつけ合いに客席落涙 舞台『芸人交換日記』開幕


 小森隼(GENERATIONS)と陣(THE RAMPAGE)がお笑いコンビを演じる舞台『芸人交換日記』が2月20日、麹町のTOKYO FMホールで初日を迎えた。

 放送作家の鈴木おさむによる小説『芸人交換日記~イエローハーツの物語~』を舞台化したもの。お笑いコンビのイエローハーツの田中と甲本を軸にしたストーリーで、お笑いの世界に飛び込んで11年が経とうとするもまったくブレイクできずにいるなかで、甲本の発案で、お互いの思いを言い合おうと交換日記をなし崩し的に開始。後輩たちに追い抜かれて行く状況について思うこと、自分たちのネタ、お金、互いへの不満など2人が抱えている問題が噴き出す。岐路に立った2人は一念発起、自分たちの良さを発揮できるネタでコンテストに挑むが……。

 初日公演を控え、同日、公開ゲネプロが行われた。横に広い舞台の中心に置かれたポストを通じて、読んでは書いて渡し、受け取って読んで返事を書くという行動を繰り返して交換日記を続けて、お互いの思いを伝えていく。熱い甲本と低音の田中のやり取りは最初こそ淡泊だったが、徐々にエモーショナルに、観客の心を揺さぶる。

 中盤をすぎると、甲本と田中の長い独白のシーンも。届くか届かないのか互いに分からないままに吐露する思いに、そっと目元を拭う観客の姿も多く見られた。

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