吉成名高が3度目のOFGマッチで1RKO勝ち「純ムエタイがONEでも世界でも通用することを見せたい」【SPACE ONE×BOM】

フィニッシュとなった左ボディーストレート(撮影・上岸卓史)

 1R、サウスポーの名高とオーソドックスの構えのチョークディー。ともにジャブと蹴りで探り合う中、名高が左の蹴りから左のボディーストレートでダウンを奪う。立ち上がったチョークディーは果敢に前に出てパンチを振るが、名高はぎりぎりでスウェーでかわしていく。そして左のハイキックからの左の三日月蹴りで2度目のダウンを奪う。なおも立ち上がるチョークディーだったがダメージは明らか。最後は名高が左ボディーストレートで3度目のダウンを奪い、KO勝ちを収めた。

 試合後のマイクで名高は「今回もOFGでの試合をやらせてもらって、去年の12月に初めてOFGでやって今回で3戦目になるんですけど、自分の新しい目標が定まってきた中で自分が今までエイワスポーツジムで先生方に教わってきた純ムエタイがONEでも、世界でも通用することを自分は見せたいと思っているので、今年の自分に注目していただけるとうれしいです。エイワスポーツジムの選手はみんな自分たちのムエタイに誇りを持っていて、もっともっと格闘技、主にムエタイの素晴らしさを自分はもっと世間に広めたいと思っていて、そのために皆さんの力が必要なので、ぜひこれからも応援していただけるとうれしいです」とアピールした。