王座獲得の大沢文也が自身の負けを予想したラウンドガールに「この野郎!バカ」。6月の代々木大会への出場もアピール【KNOCK OUT】

大谷の左ボディー(撮影・上岸卓史)

 3R、大谷がワンツーも大沢はガードを固めしのぐと右ロー。大谷が左インロー、大沢は右ロー。大谷は右カーフから前に出るが、大沢は足を使ってかわして距離を取って挑発。そして左右のロー。大沢は左ボディーを立て続け。大谷は前に出るが力んでパンチの的確さに欠ける展開が続く。大沢は的確にロー、左ボディー。大谷が詰めると大沢は体を寄せて攻撃を止める。そしてロー、左ボディー。追う大谷に足を使って回る大沢。そして時折り、右の強烈なパンチを当てていく。

 判定は29-30、28-30、29-30で大沢。大沢はレフェリーに手を挙げられる前にロープに飛び乗り喜びを爆発させ、涙を流すセコンドと抱き合った。