王座獲得の大沢文也が自身の負けを予想したラウンドガールに「この野郎!バカ」。6月の代々木大会への出場もアピール【KNOCK OUT】

大沢も左ボディー(撮影・上岸卓史)

 大沢は試合後のマイクで「大沢です。気持ちよく終わりたいんで、最初に毒舌吐きます。俺の(勝ちを)予想しなかった、くそラウンドガール、この野郎、俺の予想しろ、バカ。アンジー、お前もだぞ」と試合前の勝敗予想で自身を予想しなかったKNOCK OUTガールズと放送席のアンジーひよりに毒づいた。

 そして「今回の試合前にいろいろありまして。今までの試合の中でも一番ピリピリしていて。仲のいい先輩ともケンカしちゃって。仲直りしたんですが。こういうことはリングでは言いたくなかったんですけれど、今日だけは言わせてください。自分はファザコンなんですが、自分のお父さんが(ガンの)ステージ4で、12月のKNOCK OUTの試合の時が最後かなって覚悟していたんですが、あの試合に勝って、お父さんのガンが小さくなったんですよ。いい試合じゃなかったかもしれないけど、多少なりとも、1人でも2人でもの力になればうれしいです。今回は自分だけのために戦いました。でも、いつも応援してくれている皆さん、ありがとうございます。本当に感謝しています」と父親の病気を明かしたうえで、周囲の感謝の言葉を述べた。