Kihoがミネルヴァ王者のNaoをKOで破る番狂わせ。「母vs女王様」対決は母・森川侑凜がダウンを奪って判定勝ち【KNOCK OUT】

森川の右ストレートが炸裂(撮影・上岸卓史)
第1試合ではかつてK-1グループで戦い、今回が約3年ぶりの復帰戦となる森川侑凜(J-KRANG)がBONNIE(MSJ KICK BOXING GYM)と対戦し、3Rにダウンを奪った上での判定勝ちを収めた。森川は2021年10月の松谷綺戦から3連敗中で、3年9カ月ぶりの勝利となった。
BONNIEは昨年9月に地元・福岡でKNOCK OUT福岡大会でプロデビュー。ここまでのプロ戦績は3戦1勝1敗1分。格闘家の他にSMバーの“女王様”という顔も持つ二刀流ファイター。
森川はこのブランク中に出産し一児の母になっており「母vs女王様」という異色の対決だった。
1R、ともにオーソドックスの構え。ミドルの蹴り合いからパンチの打ち合いに。互いのパンチが的確に顔面をとらえていく。BONNIEはサウスポーにスイッチして左ミドル、左ストレート。スイッチを繰り返しワンツー。森川はワンツー。森川は左右のロー。BONNIEはローを嫌がりスイッチを繰り返す。森川のパンチでBONNIEの顔が赤くはれ始める。BONNIEも打ち返し、打ち合いのままゴング。