小田尋久が初防衛に失敗。王者となったアビラルが引退を止めた周囲に感謝し「K-1王者に絶対になります」【Krush】

アビラルの右フック(©K-1)

 アビラルは2016年にネパールから来日し日本でキックボクシングを始め、HEATを主戦場としてキャリアを重ね2020年1月にはHEATミドル級王座を獲得。K-1グループには同年12月のK-1両国大会で初参戦し、いきなり木村“フィリップ”ミノルと対戦。先制のダウンを奪ったものの逆転KO負けを喫した。K-1グループでの戦績は8戦3勝(3KO)5敗と一見振るわないが、それは木村、和島大海、ジョムトーン・ストライカージム、ジョーダン・ピケオーといったトップファイターとの対戦が続いたこともあり、やむを得ない部分も。ホームのHEATではその間も6戦6勝(6KO)と全勝でミドル級王座を3度防衛し、昨年10月にはISKAインターコンチネンタル スーパーウェルター級Kルール王座を獲得している。